
ガンダム、大阪・関西万博に建つーー!「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」開館式・内覧会をレポート|ここでしか味わえない映像体験は必見!
2025年4月13日(日)~2025年10月13日(月・祝)の期間で開催される「2025年日本国際博覧会(大阪・関西万博)」。アニメファンが最も気になっている展示のひとつは「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」でしょう。
2024年4月9日(水)に行われたメディアデーでは、「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の開館式・内覧会が行われ、数多くのメディアが取材に駆けつけていました。
本稿では、開館式・内覧会の模様をレポートしていきます。ガンダムファンなら絶対に見てほしい内容になっていましたが、ネタバレに配慮して最低限度の内容でお届けします(でも、本当は早く全部話したい……!)。
ガンダムの前でテープカット
開館式では、株式会社バンダイナムコホールディングス 代表取締役社長・浅古有寿氏による挨拶が行われた後、グループ各社の代表者とともにテープカットが行われました。
巨大なガンダムの横で行われるテープカットは、さながら作品内の出来事のようです。
合わせて、ガンダムの胸にある排熱ダクトから蒸気が吹き出す演出も披露されました。
モビルスーツの平和利用
気になる「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」での展示は、大阪・関西万博がある人工島・夢洲(ゆめしま)に「夢洲ターミナル」が存在しており、そこから軌道エレベーターで宇宙ステーション「スタージャブロー」に移動する体験ができる、というもの。
会場内のモニターでは、簡単な宇宙世紀の説明から、戦争の道具であったモビルスーツが農業用や工業用機械として平和利用されている姿が映し出されます。
特に印象的だったのは、ビームサーベルの活用方法。ビームサーベルから発せられる窒素を利用して化学肥料に変え、作物の収穫量や品質を向上させるというもの。
特別展「GUNDAM NEXT FUTURE SCIENCE展 ~未来の豊かな暮らしのために~」でも語られていた内容がここでも活かされているようです。
そこからは軌道エレベーターに乗り、スタージャブローを目指すことに。軌道エレベーター内は、四方八方に窓(モニター)が設置されており、夢洲がある地上からスタージャブローがある宇宙へと徐々に上へ上へと向かっていきます。
上昇する振動が伝わってきて、本当に軌道エレベーターに乗っているような感覚になりました。
その間も様々なモビルスーツなどが顔を見せ、本当にガンダムの世界に入り込んだような気分にさせてくれます。
そして何と言っても大迫力だったのが、スタージャブロー内。スペースデブリを回収する様々なモビルスーツたちが窓から見て取れます。
しかし、ただで終わらないのがガンダムです。スペースデブリかと思った物体が……!!!
ここからはぜひあなたの目でご覧ください。
とにかく、世界観に没入できる作りが素晴らしく、取材を忘れて展示に見惚れるばかりでした。
しかも、一度見ただけでは全てを楽しめないくらいに作り込みが素晴らしく、何度体験しても新たな発見がありそうです。
あそこにあのモビルスーツが! あそこにも! など、一瞬しか見えないものもあって、目がいくつあっても足りません。本当に楽しいの一言につきました。
展示が終わるとガンダムの裏側へ。ガンプラのランナーで作られたスペースコロニーのオブジェなども圧巻ですので、ぜひお見逃しなく。
ちなみに、ミャクミャクも隠れているので、ぜひ探してみてくださいね。
ガンダムファンなら絶対に見てほしい展示でした。また絶対に行きたいです!
パビリオン詳細
パビリオン名:GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION(ガンダムネクストフューチャーパビリオン)
出展期間:2025年4月13日(日)~10月13日(月・祝) ※万博期間に準ずる
出展社:株式会社バンダイナムコホールディングス
大阪・関西万博の入場チケットのご購入・ご予約とは別で「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」の「パビリオン予約(抽選)」のお申し込みが必要となります。
入場チケットのご購入・ご予約や、パビリオン予約については「大阪・関西万博 チケットインフォメーション | EXPO 2025 大阪・関西万博公式Webサイト」をご確認ください。