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潘めぐみら登壇『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第三章』舞台挨拶公式レポート

『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第三章 群青のアステロイド』上映記念舞台挨拶の公式レポートが到着! 潘めぐみさん、久川綾さん、 畠中祐さん、上村祐翔さんらが登壇

『ヤマトよ永遠に REBEL3199 第三章 群青のアステロイド』が2025年4月11日(金)より全国の劇場にて上映開始。

このたび、本作の上映を記念して、4月11日(金)に初日舞台挨拶、4月12日(土)上映記念舞台挨拶が実施されました。

初日舞台挨拶は総監督の福井晴敏氏、監督のヤマトナオミチ氏、脚本の岡 秀樹氏が登壇し、進行は桐生美影役・中村繪里子さんが担当。

12日の上映記念舞台挨拶にはサーシャ役の潘めぐみさん、新見 薫役の久川 綾さん、土門竜介役の畠中 祐さん、揚羽 武役の上村祐翔さん、そして福井晴敏総監督も登壇し、本作が完成した喜びや本章に込めた想いなどを語りました。

初日舞台挨拶オフィシャルレポート

この日の司会は桐生美影役の声優・中村繪里子が担当。本編上映後、大勢の観客で埋まった会場内に、福井総監督、ヤマト監督、脚本の岡が劇場グッズの法被 【サーシャ推しver】を着て登場。背中にあしらわれたサーシャのイラストを観客にアピールすると、会場は大いに沸いた。

第三章の初日を迎えた現在の心境を「よくぞ間に合った、というところですね。本当に一カ月前の自分は、今日という日が来るなんて信じられなかった。まずはホッとしております」としみじみ語った福井総監督。それを受けたヤマト監督も「いつもギリギリだと言っていますが、けっして絵コンテが遅れているわけじゃないんです。2023年にはあがっているんで。やはりこれだけのものをつくるためには、これだけの時間と、皆さんの協力と力が結集しているということなので。そういう意味でも皆さんにも楽しんでいただきたい」とコメント。

さらに岡が「僕は今日という日をものすごく穏やかな気持ちで迎えました。皆さんにも楽しんでいただけるような仕上がりになっている確信があります。そしてここから先、ヤマトは反撃に転じます。ここから先の章は尻上がりに面白くなっていきます」と力強く呼びかけた。

今回の第三章の見どころについて「多くの戦闘が繰り広げられていますが、同じような戦闘はしていない。そのためにスタッフの皆さんの力を結集しているのですが、それが一番わかりやすいのが、この第三章だと思います」と語るヤマト監督。福井総監督は「『宇宙戦艦ヤマト』を長年ご覧になってきた方もおられると思いますが、まさか小学校の教室が出てくるとは思わなかったのではないでしょうか? これからの章でも今まで『宇宙戦艦ヤマト』では見たことがない風景がどんどん出てきます」とコメントすると、「なんだかんだでこれは5、6年前に書いたプロットなんですけど、不気味なほどに今のご時世に合致しているところもある。これからシリーズが続く中で、現実の世界がどうなってしまうのか、という不安もあります」と付け加えた。

一方の岡は、第三章の見どころを「揚羽(武)と土門(竜介)の関係性」だと語る。「原作の『宇宙戦艦ヤマトIII』でふたりは親友設定だったんですけど、実は具体的に親友だったという描写はそんなになくて。惑星ファンタムの草原でふたりが寝そべる、というシーンはありましたが、長い間、頭の中でファンが補完して楽しんでいたというところがありました。そこを福井さんが深堀りしていった。長い間抱えていた宿題をひとつ、形にして皆さんに返せたかなという気がしています」。

ちなみに第三章では揚羽と土門をつなげるアイテムとしてカップ麺が大きくフィーチャーされていたが、岡がその裏話を明かすひと幕も。「福井さんは毎回、構成メモというものを書いているんですけど、最初はそこにカップ麺の“カ”の字も書いてなかった。そのメモをもとに台本に落とし込んでいったんですが、それを福井さんに返した時に突然、カップ麺のエピソードをあれだけの尺で突っ込んできたんです。あれは読んだ瞬間にやられたと思いました。でもすばらしいシーンになりましたね」。

4月11日に公開された第四章の特報を踏まえて岡が「皆さんが見たかったこと、知りたかったこと、こんなことになっているの? というようなことが目白押しとなっています」と語ると、福井総監督も「その一方で地球側の物語は、皆様がご覧になったことがない領域にどんどん踏み込んでいきます。これ本当に収拾がつくの? ということになっていきます」と続ける。

そんな第四章の進捗具合だが、「音響作業は、第六章の頭の部分まで終わっています。なのになぜ第四章の絵が真っ白なんだろう」と笑った福井総監督。それに補足するように岡も「ラジオドラマとしては完璧です」とコメント。それを受けた中村が「進捗率50%ということで、やりました!」と語ると、会場からも大きな拍手が鳴り響いた。

最後に岡が「『宇宙戦艦ヤマトIII』と『ヤマトよ永遠に』をベースにした今回のシリーズなんですが、すばらしかった場面や、たくさんの宿題が残されたな、という昔からの思いを、スタッフ全員でちょっとずつ答えを出しながら、新しい価値観をそこに加えてこのシリーズはつくられています。きっと最後まで楽しんでご覧になっていただけると確信しております」と挨拶。ヤマト監督も「冒頭でも言った通り、物量もあって、ポイントも多いのがこの章。隅々まで楽しんでいただけたら」と続けると、最後に福井総監督が「第一章を上映する時に、“俺史上、最高傑作”といったんですけど、今日、第六章の頭の部分の音響作業をしていたときに、本当にそうなりそうだなと思いました。自信をもっておすすめできます」とメッセージを送った。

開催概要

■日時
4月11日(金) 初日舞台挨拶 20:55~21:25 ※上映後舞台挨拶

■場所
丸の内ピカデリー シアター2 (東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン9F)

■登壇者(敬称略)
福井晴敏(総監督)
ヤマトナオミチ(監督) 
岡秀樹(脚本)
中村繪里子(進行/桐生美影役)


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