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『葬送のフリーレン』第35話「神技のレヴォルテ」振り返り

ついに会敵! 命をかけた戦闘が始まる──2026年冬アニメ『葬送のフリーレン』第35話(第2期7話)「神技のレヴォルテ」を振り返ろう! 第36話「立派な最期」の見どころもご紹介します。

小学館の少年漫画誌「週刊少年サンデー」にて連載中の漫画『葬送のフリーレン』(原作原案:山田鐘人/作画:アベツカサ)。勇者が魔王を倒した後の世界を描いた独創的な世界観を舞台にした人気のファンタジーです。

2023年にファン待望のアニメ第1期が2クールにわたって放送され、物語はもちろん、映画さながらの美しい作画や音楽も大きな話題に。そんな本作の第2期が1月16日より放送中です。

本稿では、各話の注目シーンやファンが盛り上がった話題の場面をSNSに寄せられたファンの声とともにその内容を振り返っていきます。今回は第35話(第2期7話)「神技のレヴォルテ」。

本話ではついに魔族の将軍・神技のレヴォルテと配下の魔族たちが姿を現しました。レヴォルテはもちろん、その配下たちもかなりの手練れ。これは一級魔法使いといえど簡単に倒せる相手ではないようです。一体どんな激しい戦いとなるのでしょうか……。

※本稿には第35話のネタバレ要素が含まれます。

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勇者ヒンメル一行によって魔王が倒された世界。ヒンメルらと共に平和をもたらした千年以上生きるエルフの魔法使い・フリーレンは、寿命を迎えたヒンメルの死を受けての涙とその想いから、“人の心を知る旅”に出る。道中に出会った、かつての仲間ハイターに育てられた魔法使いフェルン、同じく仲間のアイゼンの弟子である戦士シュタルクと共に、魂の眠る地《オレオール》を目指すフリーレン。旅の中で出会う人々との交流、狡猾な魔族や魔物との戦い。時に穏やかに、時にくだらなく、時に激しく、時に胸に迫る…。その全てが、その一瞬一瞬が、3人のかけがえのないものとして積み重ねられていく。この旅の先に待っているものは、果たして――――。作品名葬送のフリーレン第2期放送形態TVアニメシリーズ葬送のフリーレンスケジュール2026年1月16日(金)~日本テレビ系にてキャストフリーレン:種﨑敦美フェルン:市ノ瀬加那シュタルク:小林千晃ヒンメル:岡本信彦ハイター:東地宏樹アイゼン:上田燿司南の勇者:井上和彦ゼーリエ:伊瀬茉莉也レヴォルテ:三木眞一郎スタッフ原作:山田鐘人・アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)監督:北川朋哉副監督:原科大樹監督協力:斎藤圭一郎シリーズ...

いよいよ始まった命のやりとり

前話では回想で登場するにとどまった神技のレヴォルテが、本話ではついに姿を現しました。視界を覆うマスクに4本の腕、引き締まった上半身と大蛇のような下半身、加えて声優を務めるのが三木眞一郎さんということで、息をのむような強者感をまとっています。

レヴォルテはただ強いだけではなく、かなり用心深く頭も切れる様子。「勝てない数ではありませんよね」と話す子どもの魔族・ユンに対し、戦力が分散するまで待つよう指示。自分のこれまでの経験から、死体を守るために村に残るものがいるはずだと踏んだのです。

そしてその読みは的中。ゲナウが故郷の村と村人たちの遺体を守るため村に残ることに。こうして、フリーレン、フェルン、メトーデの3人が魔族探索へ出発、ゲナウとシュタルクは村で遺体を護衛することになりました。

 
魔族たちは思惑通り分散した戦力をそれぞれ襲撃。フリーレンたちを襲ったのはレヴォルテの配下の魔族たち。レヴォルテのように目を覆った長髪のゾリーダと青年のような見た目のヘモンです。ちなみにユン共々原作では彼らの名前は明かされておらず、今回アニメに登場したことで判明しました。

ゾリーダもヘモンも戦い慣れした魔族のよう。上空からの先制攻撃でフリーレンとフェルンはメトーデと分断されてしまいました。フリーレンは彼らの戦い方を「まるで魔王軍の連中のようだ」と形容しています。

しかし、彼女はそんな敵の相手を弟子1人にさせるつもりのよう。相手の方が格上だと不安気なフェルンに対し「私はそうは思わない。」「大丈夫。フェルンなら勝てるよ」と背中を押します。師匠から与えられた試練にフェルンはどう立ち向かっていくのでしょうか。

 
一方、村に残ったゲナウとシュタルクを神技のレヴォルテが襲撃。レヴォルテの剣とシュタルクの斧がぶつかり合って散る火花や巨体を駆使して猛攻を繰り出すレヴォルテ、素早く駆け回るゲナウとシュタルクの動きは迫力抜群でしたね。

特に人間たちの視点で見たレヴォルテの姿や動きが原作で見るよりはるかに悍ましく、そして恐ろしく感じられました……。

そんな中視聴者の注目が集まったのはゲナウの独自魔法「黒金の翼を操る魔法(ディガドナハト)」。自身の背中に黒い翼を生やしたゲナウの姿に「厨二病くすぐられる魔法だ…カッコよすぎる…」「あの翼でどうやって戦うんだろ、楽しみ」「ゲナウさんめっちゃ強者感あっていい!!」と様々な感想が寄せられていました。

双方魔族と会敵し、いよいよ命をかけた戦いが幕を開けた本話。見応えたっぷりのバトルが期待されると同時に、ゲナウが放った「いい奴は長生きできない」という言葉に不穏な空気を感じるという声も。一級魔法使いたちの魔族討伐はどのような結果を迎えるのでしょうか。

緊張感がなさすぎる!? メトーデの趣味が大爆発

ストーリー全体を通してシリアスな雰囲気だったものの、探索チームのフリーレン、フェルン、メトーデは敵の襲撃を受けるまでは和やかなムードでした。

道中、「お話でもしながら歩こう」とフリーレンが促したところ、「それでしたらフリーレンさん。なでなでしてもいいですか?」と真面目な顔で突拍子もないことを言いだしたメトーデ。

彼女は大魔法使いで師匠であるゼーリエでさえ、「小っちゃくて可愛い子」としてなでなでしているというのです。しかもゲナウから「一日十分まで」と制限されているようであることから、止められなければずっと撫で続けている可能性も浮上。やはりとんでもない女性です……。

初めは「私はメトーデよりもずっとお姉さんなんだからなでなでなんて許さない」と難色を示していたフリーレン。フェルンも師匠を取られたくない一心でフリーレンに味方していました。ところが、なでなでの対価として「卵を割った時に殻が入らなくなる魔法」の魔導書が差し出されると「好きなだけ撫でていいよ」と態度は急変。

手に入れた魔法をよほど気に入ったのか、「少しだけぎゅーってしてもいいですか?」という追加のお願いにも「もう好きにしていいよ」ともうガードはゆるゆる。

メトーデに好き放題撫でられ抱きしめられる師匠に、フェルンはむっすーと不機嫌をあらわに。なでなではまだしもぎゅーは看過できなかったようで、引っ張って取り返そうとする姿もとっても可愛かったです。

「女子三人緊張感なさすぎるw」「さすがやべー女メトーデ」「やきもち焼いちゃうフェルンかわいかった」「フリーレンが魔導書一冊でちょろくなるの最高だったw」と緊張感のあるストーリーの中で視聴者をホッと癒してくれました。

そんな和やかな雰囲気は敵から魔力探知された瞬間一変し、即座に臨戦態勢に。彼女たちが強者だからこそ、戦いに向かう最中でもあんなほのぼのとしたやりとりができるのだと改めて感じさせられました。このギャップが彼女たちの魅力ですよね。

今回のアニメオリジナルシーンは?

原作の世界観が忠実に再現されている本作ですが、アニメオリジナルのシーンも続々登場! ここからはアニメだけのカットをご紹介していきます。もちろん、下記のもの以外にも細かな部分で違うところやアニメだけの台詞もあるのでぜひ原作と見比べてみてくださいね。

レヴォルテと人間に関心を示すユンの会話

レヴォルテとユンのやりとりのシーンは原作にも登場するのですが、「人間は時々理屈の通らない不可解な行動を取ります」など人間に高い関心を示すユンの台詞や「人間に関心があるのか 変わったやつだ」などのレヴォルテの台詞はアニメオリジナルのものです。

「そういえば人類について研究している変わり者の魔族がいると聞いたことがある」というレヴォルテの台詞は、実は今後の展開の伏線のひとつ。アニメで楽しんでいる方はぜひ楽しみにしていただきたいと思います。

「なでなでは一日十分までだ」

フリーレンを撫でるメトーデが、ゲナウになでなでを制限されたことを思い出しているシーンは、原作の本編には登場せず、コミックスの挿絵として描かれているものです。ゲナウの影に隠れるゼーリエがかわいかったですね。

 

上空からの攻撃をかわすシーン

ゾリーダらの攻撃をフリーレン達がかわすシーンはアニメオリジナル。フリーレンがフェルンを抱えて逃げるシーンもメトーデが走って逃げるシーンも原作には登場しません。フリーレンとメトーデがフェルンよりも先に攻撃に気づいている描写が印象的でした。

ゾリーダと対峙するメトーデ

メトーデが会敵するシーンはアニメだけのカット。原作では「ドォン」という大きな音を聞いたフリーレンがメトーデの会敵を察知するだけに止められており、実際に2人が対峙したシーンは描かれていません。

高い塔から飛び降りて襲撃するレヴォルテ

レヴォルテが高い塔から飛び降りてゲナウたちを襲撃するシーンはアニメオリジナル。原作は襲撃した瞬間は描かれているのですが、どこから来たのかは描写されていませんでした。他にも戦闘の細かい動きがアニメで補完されています。

第36話「立派な最期」の見どころは?

何て不穏なタイトル……そう思った方もきっと少なくないでしょう。いよいよ始まった魔族との戦いは双方熾烈な争いとなりそうですが、弟子に試練を与える余裕のあるフリーレンがいる女性チームに比べて、神技のレヴォルテを相手取る男性チームの方が苦戦を強いられそうな予感がします。

「いい奴は長生きできない」というゲナウの言葉や予告に響くユンの「やりました!」という歓声。「立派な最期」とは一体誰の最期のことなのでしょうか……。次回は全編通して迫力ある戦闘シーンが楽しめること間違いなし。さらに深掘りされるゲナウの人柄にもきっと心を掴まれることでしょう!

作品情報

葬送のフリーレン 第2期
作品名 葬送のフリーレン 第2期
スケジュール 2026年1月16日(金)~
日本テレビ系にて
あらすじ 勇者ヒンメル一行によって魔王が倒された世界。ヒンメルらと共に平和をもたらした千年以上生きるエルフの魔法使い・フリーレンは、寿命を迎えたヒンメルの死を受けての涙とその想いから、“人の心を知る旅”に出る。道中に出会った、かつての仲間ハイターに育てられた魔法使いフェルン、同じく仲間のアイゼンの弟子である戦士シュタルクと共に、魂の眠る地《オレオール》を目指すフリーレン。旅の中で出会う人々との交流、狡猾な魔族や魔物との戦い。時に穏やかに、時にくだらなく、時に激しく、時に胸に迫る…。その全てが、その一瞬一瞬が、3人のかけがえのないものとして積み重ねられていく。この旅の先に待っているものは、果たして――――。
キャスト フリーレン:種﨑敦美
フェルン:市ノ瀬加那
シュタルク:小林千晃
ヒンメル:岡本信彦
ハイター:東地宏樹
アイゼン:上田燿司
南の勇者:井上和彦
ゼーリエ:伊瀬茉莉也
レヴォルテ:三木眞一郎
スタッフ 原作:山田鐘人アベツカサ(小学館「週刊少年サンデー」連載中)
監督:北川朋哉
副監督:原科大樹
監督協力:斎藤圭一郎
シリーズ構成:鈴木智尋
キャラクターデザイン:高瀬丸 小嶋慶祐 藤中友里
コンセプトアート:吉岡誠子
デザインワークス:小橋弘侑 原野瑠奈 瀬口泉 原科大樹
美術監督:高木佐和子
美術設定:杉山晋史
色彩設計:大野春恵
3DCGディレクター:今垣佳奈
撮影監督:伏原あかね
編集:木村佳史子
音響監督:はたしょう二
音楽:Evan Call
アニメーション制作:マッドハウス
主題歌 OP:「lulu.」Mrs. GREEN APPLE
ED:「The Story of Us」milet
電子書籍 『葬送のフリーレン』電子書籍(コミック)

(C)山田鐘人アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

 

1990年生まれ、福岡県出身。小学生の頃『シャーマンキング』でオタクになり、以降『鋼の錬金術師』『今日からマ王!』『おおきく振りかぶって』などの作品と共に青春時代を過ごす。結婚・出産を機にライターとなり、現在はアプリゲーム『アイドリッシュセブン』を中心に様々な作品を楽しみつつ、面白い記事とは……?を考える日々。BUMP OF CHICKENとUNISON SQUARE GARDENの熱烈なファン。

この記事をかいた人

わたなべみきこ
出産を機にライターになる。『シャーマンキング』『鋼の錬金術師』『アイドリッシュセブン』と好きなジャンルは様々。

担当記事

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