
伏黒対レジィの熾烈な戦いはクライマックスへ! 仙台結界参加中の乙骨憂太も登場!――TVアニメ『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」第58話「東京第1結界⑤」(第3期第11話)を振り返ろう! 第59話「仙台結界」の見どころもお届けします!
人の負の感情から生まれる化物・呪霊と戦う呪術師たちの奮闘を描いた大人気漫画『呪術廻戦』(著・芥見下々先生)。2020年にテレビアニメ化されて以降、劇場版を含めたアニメシリーズは公開・放送されるたびに大きな話題となりました。
そんな本作のテレビアニメシリーズ第3期目となる「死滅回游編」が2026年1月より放送開始。本稿では各話ごとにファンが注目したポイントや盛り上がった箇所を中心にその内容を振り返っていきます。
今回は第58話(第3期第11話)「東京第1結界⑤」。伏黒恵が領域展開「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」を発動したところから始まります。伏黒とレジィ・スターの戦い。伏黒は無事レジィを倒すことができるのか? 一方、苛烈を極める仙台結界。その結界で死滅回游に参加中の乙骨憂太も登場! 髙羽や麗美も姿を見せる盛り沢山の第58話を、一緒に振り返りましょう!
※本稿にはネタバレ要素が含まれます。
「嵌合暗翳庭(かんごうあんえいてい)」VS「彌虚葛籠(いやこつづら)」
第58話は、苦戦を強いられていた伏黒が領域展開「嵌合暗翳庭」を発動するところから始まります。伏黒が領域を展開できるステージの術師だったことに驚愕するレジィですが、彼もまたそれに対抗し、奥義「彌虚葛籠」(いやこつづら)を繰り出します。
「彌虚葛籠」(いやこつづら)はシン・陰流「簡易領域」の原型であり、領域を中和し必中効果を打ち消す性能を持ちます。彌虚葛籠を繰り出し「残念でした♡」と余裕を見せるレジィですが、すぐに伏黒の攻撃を受け、「何故……必中る(あたる)!?」と動揺を隠せません。分身や式神を使った伏黒の猛攻を受け、レジィは圧倒されます。迫力の戦闘シーンでは、炎の演出や、レジィが回復の“再契象”をすかさず行う様子も描かれており、アニメならではの演出がより2人の戦いを盛り上げてくれました。
レジィの反撃、重量の押し合い
伏黒の猛攻を受け、追い詰められたレジィでしたが、攻撃を受けながらも伏黒の領域について思考を止めませんでした。押されながらもレシートを放ったレジィ。影に格納した物の“重さ”を自身で引き受けるという伏黒の領域の仕組みを見破り、潰しにかかるべく乗用車3台の重さを足してきました。しかしここは伏黒の領域。上から万象が現れ、「上も影」であることを見逃していたレジィは下敷きになってしまいます。
一般的に人間は5~6G(ジー)で失神すると言われています。伏黒の体重を60㎏とすると、3台分の車2.4トンは40Gの負荷に相当します。アフリカ象の体重も成体で3~6トン。レジィにも相当の負荷がかかっており、両者共にいつ圧殺されてもおかしくない状況に。
しかしまだ“とっておき”を残してあるレジィ。足の骨にひびが入るほどの負傷を受けながらも再契象を行おうとしますが……「プチッ」という音と共に影に堕ちてしまいました。
伏黒の影の中は、レジィの予想通り、酸素も浮力も抗力もありませんでした。しかし一筋縄ではいかないレジィ。自分の出した自動車に「俺を連れて上がってこい」と命令し、命からがら影の中から脱出してきました。そしてすかさず、レジィの“とっておき”を「再契象」します。
レジィとぎりぎりの押合いをする伏黒ですが、戦闘中の所々で「伏黒甚爾の面影が…」「伏黒パパに似ている」という声がSNS上で話題になりました。
『呪術廻戦』第2期「懐玉・玉折」では“星漿体(せいしょうたい)” 天内理子を殺す血も涙もない殺し屋でしたが、『呪術廻戦』第2期「渋谷事変」では息子・伏黒恵と闘っている事に気付くや否や「禪院じゃなくてよかったな」と自害。他でもない恵の父親の姿を見せました。
出し抜かれるレジィ
レジィの“とっておき”、それは30トンはくだらない建築面積40坪の2階建ての家でした。今度こそ伏黒を潰したと思ったレジィでしたが、次の瞬間、水の中へ。家を再契象された伏黒は、領域を解いて床を家で破壊させ、地下のプールにレジィを落としたのでした。
領域で疲弊した伏黒と、レシートが濡れてしまったレジィ。ここからはシンプルなド突き合い……!と錯覚させて隙を突こうとするレジィに、想定外の玉犬がとどめを刺します。
美しいサンサーンスの「白鳥」が流れる中、レジィは戦闘を振り返ります。「領域」「水責め」「玉犬」のカードはなくしたと思わせて伏せておいた伏黒の勝利。「こんなガキに出し抜かれるとはね」と負けを認め、自身の持ち点を自ら伏黒へ譲渡します。天元のことを“あのひきこもり”と言い、羂索とも仲良し小好しではないと告げるレジィは「オマエは運命に翻弄され 道化となって死んでくれよ」と言い残しました。
髙羽VS黄櫨
一方、優雅に紅茶を飲もうとしている髙羽。そこに黄櫨(はぜのき)の爆撃を受けます。様子を伺う黄櫨の所へ学ラン姿で頭にははちまきを巻いた姿で登場する髙羽。黄櫨が殴ろうとするとなぜか「あんかけ」だらけの身体になっていて、にゅるんと攻撃をかわします。
そんな中、コガネからレジィの死を知らされた黄櫨は、あっけなく「やってられるか」と帰ってしまいます。「そうか!!風呂入れよ!!歯磨けよ!!」と応援(?)する髙羽。そんな彼の術式「超人(コメディアン)」は、髙羽が“ウケる”と確信した想像(イメージ)を実現させるもの。その能力は五条悟にも対抗できうるほど。
しかし髙羽は自身の術式のことを、何も知らないのでした。自分を“芸人”と言い放ち、はちゃめちゃな行動をする髙羽ですが、死滅回游という重くシリアスなお話に、ふと笑いと安心感を与えてくれる重要なキャラクターです。
姉・津美紀からの諭し、天使の登場
レジィ達から抜けた麗美は、結界内を彷徨っていました。自分はカワいいから“狼さん”と呼ぶ男たちに何でもしてもらっていた、と言う麗美は「大人になると“分かんないことがいーっぱい”」と混乱しています。伏黒を騙し、レジィ達のアジトへ連れて行った時も、伏黒に「オマエみたいに行動じゃなく口先が全てのクズ人間」と呆れられていましたが、麗美はよく理解できなかったようです。
そんな麗美を見つけ出し、殺そうとする伏黒に「駄目だよ 恵」という姉の声が聞こえます。「……うるせぇ クソ姉貴」と言いながらも従う伏黒は、麗美から離れた後、力尽きてしまいます。
そこに現れたのが伏黒・虎杖たちが探していたプレイヤーの来栖華(くるすはな)でした。彼女は獄門疆に封印されている五条悟を唯一解放できる、千年前の術師。「天使」と呼ばれる彼女の術式は、あらゆる術式を消滅させます。天元は東側の結界(コロニー)にいる事だけ分かっていましたが、まさか伏黒・虎杖達のいる東京結界にいたとは嬉しい驚きです!
SNS上では、「天使のビジュ、すごく綺麗!」「来栖めちゃくちゃ可愛い」などのコメントが多く上がっていました。また、担当声優さんが誰になるのか、期待を込めた予想コメントも多々見受けられました。
苛烈を極める仙台結界
一方、乙骨憂太の参加している仙台結界の展開は早く、東京結界のそれを遙かに凌駕し苛烈を極めていました。
倭国大乱にて単独での列島制圧を成し遂げた宿老“ドルゥヴ・ラクダワラ”。泳者一の呪力出力を誇る大砲“石流龍(いしごおりりゅう)”。「空」を操る術式を持つ、元藤氏直属暗殺部隊の日月星進隊隊長“烏鷺亨子(うろたかこ)”。そして羂索が呪霊操術の支配から外した特級であり休眠中の蜚蠊呪霊(ゴキブリじゅれい)“黒沐死(くろうるし)”。彼らは同盟はなく、拮抗した実力と錯雑した相性による“三竦みの四つ巴(さんすくみのよつどもえ)”にあります。
しかしそんな強豪の1人“ドルゥヴ・ラクダワラ”を早々に堕とした乙骨。遂に「仙台結界」にて、特級術師であり五条悟に次ぐ現代の「異能」、乙骨憂太の戦いが始まります!
第60話「仙台結界」の見どころは?
次回第60話「仙台結界」では遂に乙骨憂太が登場します!今期、虎杖の死刑執行役として演技で虎杖を攻撃するシーンはありましたが、乙骨の敵との戦いを見られるのは『劇場版 呪術廻戦0』以来ですね!「先生に二度も親友を殺させない」という強い意志を予告で聞けましたが、乙骨の勇姿、そして折本里香とのかけあいも楽しみですね!
『呪術廻戦』第3期「死滅回游 前編」最終回となる次回第60話「仙台結界」。本編拡大スペシャルで公開される第60話を、最後までしかと見届けましょう!
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— 『呪術廻戦』アニメ公式 (@animejujutsu) March 19, 2026
「#死滅回游 前編」
最終回 「仙台結界」
本編拡大スペシャル決定!!
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最終回は本編尺を拡大し、
特別尺(27分)での放送となります!!
3月26日(木)深夜0:26(24:26)~
お楽しみに!!#呪術廻戦 #jujutsukaisen pic.twitter.com/VbZxAHlqps
[文/西澤あさこ]
作品情報
あらすじ
ハロウィンで賑わう渋谷駅周辺に突如“帳”が降ろされ大勢の一般人が閉じ込められる。
そこに単独で乗り込む現代最強の呪術師・五条悟。だが、そこには五条の封印を目論む呪詛師・呪霊達が待ち構えていた。
渋谷に集結する虎杖悠仁ら、数多くの呪術師たち。
かつてない大規模な呪い合い「渋谷事変」が始まる―。
そして戦いは、史上最悪の術師・加茂憲倫が仕組んだ殺し合い「死滅回游」へ。
「渋谷事変」を経て、魔窟と化す全国10の結界(コロニー)。
そんな大混乱の最中、虎杖の死刑執行役として特級術師・乙骨憂太が立ちはだかる。
絶望の中で、なおも戦い続ける虎杖。
無情にも、刃を向ける乙骨。
加速していく呪いの混沌。
同じ師を持つ虎杖と乙骨、二人の死闘が始まる——
キャスト
(C)芥見下々/集英社・呪術廻戦製作委員会
































