
『名探偵コナン』黒ずくめの組織No.2「ラム」の情報・現在わかっていることのまとめ|3人のラム候補(黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則)&ラムの正体を解説
『名探偵コナン』は、週刊少年サンデー(小学館)にて1994年より連載中の青山剛昌先生が描く人気推理漫画。長きにわたり親しまれてきたTVアニメシリーズは、2026年で30周年を迎えました。
作中で最大の敵かつ重要な位置づけにある「黒ずくめの組織」。あの方(ボス)の側近であるNo.2「ラム」については様々な噂が流れており、ラム候補として黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則の名前が挙がっていました。
本稿ではラムの情報をまとめてご紹介。正体や能力、登場回一覧、重要エピソードなどを一挙に解説します。
※本稿には、『名探偵コナン』のネタバレが含まれます。
目次
- 黒ずくめの組織とは
- 黒ずくめの組織のNo.2 ラム
- ラムの正体
- ラム候補の3人
- ラムの正体が明かされたエピソードは?
- 17年前の事件の真相
- ラムの左眼「フォトグラフィックメモリー」
- バーボンに工藤新一の情報を要求
- ラムの側近
- ラム/脇田兼則の登場回一覧
- 劇場版第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢(ナイトメア)』(2016年)
- 劇場版第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』(2023年)
- 【※原作のネタバレあり】コミック108巻で明かされたこと
- ラム/脇田兼則の声優は千葉 繁さん
- これまでの解説記事
- この記事をかいた人
黒ずくめの組織とは
黒ずくめの組織とは、「あの方」と呼ばれるボスを頂点に暗躍する国際的犯罪組織。構成員は黒い装束で身を包み、地位の高い者には酒名のコードネームが与えられています。
組織の目的は不明ですが、活動内容は億単位の大金の取引、プログラムソフトの取引、有能なプログラマーリストの入手、薬品開発、重要人物の暗殺など。暗殺ターゲットは幅広く、組織から離脱した裏切り者をはじめ、裏社会での取引相手、組織の秘密を知った者、組織内の疑わしき者も消され、現場に犯行の痕跡を一切残しません。
まだまだ謎が多く組織の名称も不明ですが、構成員が黒い服を着ていることから、江戸川コナンは「黒ずくめの組織」と呼んでいます。
黒ずくめの組織のNo.2 ラム
黒ずくめの組織のボス(=あの方)に次ぐNo.2として知られるラム。左目が義眼。コードネームを持つメンバーの中でも別格の地位にあり、強い発言力を持ちます。
組織に潜入中のCIA諜報員・キールこと水無怜奈からFBI捜査官・赤井秀一に送られてきた「RUM」の3文字により、その存在をFBIも警戒するように。赤井はラムを「ジン以上の大物」と評しています。推理力や洞察力が極めて高く、超人的推理力を持つ工藤優作が警戒するほどです。
ラムの人物像
あの方及びラムの正体に関する情報は厳重に守られており、組織の末端構成員はもちろん、コードネーム持ちのメンバーでも知る者はわずか。組織に潜入して「ライ」のコードネームを与えられた赤井でさえも、ラムという名前を2、3度耳にした程度だといいます。
研究者として組織内で重用されていた「シェリー」(=灰原 哀)も、ラムが組織のNo.2であることは知っていても会ったことはないとのこと。噂で耳にしたラムの人物像は「屈強な大男」「女のような男」「年老いた老人」「それらが全部影武者」など十人十色。ただし、何かの事故で負傷して片目が「義眼」という特徴だけは皆が口を揃えて言っていたといいます。
後にウォッカの発言により、「義眼」以外は護身のために“ラム本人が流した偽情報”であることが判明。さらにウォッカの話によると、ジンはラムと会ったことがあり、ラムが顔を変えて“ふざけた名前を名乗っている”ことも把握しているようです。
ラムの正体
脇田兼則=ラム(RUM)であることが判明
喫茶ポアロの隣にある「米花いろは寿司」の板前・脇田兼則。56歳。江戸弁で喋り、一人称は「アッシ」。左目に眼帯をつけており、その理由として、ひどいでき物があると説明しています。ひとつの所に腰を据えるのが合わないという「流れ板」と自称。大のミステリー好きとして毛利小五郎(コナン)の推理に感銘を受け、安室 透に続いて弟子入り。しかし、その正体は黒ずくめの組織のNo.2ラムであることが判明しました。
脇田兼則は「時は金なり」のアナグラム
黒ずくめの組織のバーボンこと安室 透に届いた、ラムからのメールに書かれた「Time is money」。日本語に訳すと「時は金なり」(TOKIWAKANENARI)。そのアナグラムは「ワキタカネノリ」(WAKITA KANENORI)という名前に。ウォッカがジンから聞いた“ふざけた名前を名乗っている”というラムの情報は、まさに「脇田兼則」を指していることになります。
安室 透と諸伏高明が呟いた意味深な言葉
第1003~1005話「36マスの完全犯罪(パーフェクトゲーム)」(コミック97巻)では、コナン、小五郎、脇田(ラム)、安室(バーボン)の4人で長野へ。
こちらのエピソードでは、安室(=組織に潜入中の警察庁警備局警備企画課の降谷 零)がラムについての情報を口にしています。さらに、長野県警捜査一課の諸伏高明が脇田と対面した際、意味深な言葉を呟いていました。これらは「脇田=ラム」の大きなヒントにもなっています。
小五郎のもとに依頼の手紙が届き、4人で長野の山奥にある廃教会を訪れたところ、駐車場のデッキが崩れて車がすべて谷底へ転落。長野県警に連絡すると、大雪で迎えが来るのは翌日の天気次第と告げられます。教会では続けて殺人事件が発生し、長野県警の3人と連絡を取り合いながら事件の謎を解いていくことに。
捜査中、安室はコナンにラムのことを聞かれて、「その人物はとてもせっかち」と答えていました。
一方で、高明は小五郎から送られてきた動画に映り込んでいた安室の姿に気づき、大学時代に弟・景光が親友として紹介してくれた「降谷 零」のことを思い出していました。そして「零(れい)=ゼロ」という名前から弟の遺品を届けた人物「0」に思い至ります。
また、黒田管理官が長野県警の大和敢助のスマホに電話をかけ、高明に代わるよう指示している描写も。果たしてこの電話の内容は……?
事件解決後、高明はコナン、小五郎、安室、脇田と対面するも、高明と安室はお互いに見知らぬふりをしていました。去り際に「一刻千金…一寸の光陰軽んずべからず…」と口にした高明は、何やら含みを持たせて「時は金なり…──と言いますしね…」と心の中で呟いています。
ラム候補の3人
ラムの正体に関しては様々な噂が流れており、コードネームと“片目が義眼”という情報以外、当初は性別や容姿などは不鮮明でした。そんななか、ラム候補として浮上したのが、黒田兵衛・若狭留美・脇田兼則の3人。奇しくもこの3人は、17年前に起きたプロ棋士・羽田浩司殺人事件の関係者です。(一時期、長野県警の大和敢助も、隻眼・大柄・長髪・杖といった理由でコナンからラム疑惑をかけられていました。)
警視庁捜査一課管理官・黒田兵衛
初登場時は長野県警の捜査一課長。大柄で真っ白な髪と髭、顔には火傷のあとが残り右目は義眼。その風貌から、コナンはラムではないかと疑念を抱いていました。
黒田は10年近く意識不明で入院しており、50歳にして警察庁から長野県警に出向していましたが、後に警視庁に異動。松本清長の後任として警視庁捜査一課の管理官を務めています。17年前の羽田浩司殺人事件の関係者。
若狭留美=レイチェル・浅香
37歳。帝丹小学校1年B組の副担任。ドジが多いですが、時折別人のような形相に。右目が見えていない模様。黒田、脇田と同じくラム候補だった彼女の正体は、かつて資産家のアマンダ・ヒューズのボディーガードをしていたレイチェル・浅香。17年前に羽田浩司からもらった角の駒を今も大事に持ち歩いています。
脇田兼則=ラム
56歳。「米花いろは寿司」の板前。片目が義眼。17年前に自分の声を聞かれてしまったとして、若狭の命を狙っています。
ラムの正体が明かされたエピソードは?
ラムの正体が明かされたのは、第1077~1079話「黒ずくめの謀略」(狩り/上陸/正体)(コミック100巻)。ラムの脅威的な頭脳と推理力から、工藤優作は黒ずくめの組織への警戒を高めています。(ラムもまた優作を「組織の脅威になりそうな人物」だと警戒しており、ベルモットに探らせていたことがあります。)
日本に滞在中の複数のFBI捜査官が黒ずくめの組織に殺害される事件が発生。工藤邸に集まっていたFBI捜査官たちの前で、コナンは組織に暗号を解読されたと推理します。
FBIはそれを逆手にとって組織に罠を仕掛けようとしますが、ラムに読まれて捜査員が襲撃される事態に。ラムは、FBIの連絡用の暗号に使われていたローマ字表記が、ヘボン式から訓令式に切り替わっていることに気づき、別人が偽の暗号文を書いたと見抜いて逆に罠を仕掛けたのです。
組織に追われる身となったFBI捜査官のアンドレ・キャメルは車ごと海に転落し、どうにか泳いで海猿島に上陸。沖矢 昴に変装した赤井はコナンを連れてキャメル救出のために現地へ向かいます。
一方、組織のメンバーたちもキャメル捜索のために海猿島へ。キール奪還の際の爆発で組織に死んだと思われているキャメルをめぐり、FBIと組織の攻防は緊迫したものに。是が非でもキャメルの顔を確認したい組織は、容赦なく追い詰めていきます。
ラムはわずかな情報をヒントに、時期と時間帯から東京湾の海流も考慮し、キャメルが海猿島へ逃げたと特定していました。頭脳戦でジンやラムに追い詰められながら身を潜めるキャメルですが、赤井とコナンの策でなんとか切り抜けることに成功し、キャメルは死んだと組織側に思わせることもできたようです。
車の後部座席から電話で組織のメンバーに指示していたラムは目的地に到着。かつら、付け髭、付け歯、眼帯を装着して毛利探偵事務所に視線を送りながら米花いろは寿司の店内へ。こうして脇田兼則=ラムであることが確定したわけです。
17年前の事件の真相
17年前に起きた羽田浩司殺人事件について、第1164〜1167話「17年前の真相」(血染めの騎士/達眼の悪魔/遠見の角行/女王の謀)(原作104巻)で真相が明かされています。羽田が殺害された日、同じホテルの別部屋で資産家のアマンダ・ヒューズも死亡しており、いずれの事件にも黒田、若狭(レイチェル・浅香)、脇田(ラム)が関係していました。
◆羽田浩司
羽田秀𠮷(赤井一家の次男)の義理の兄であり、秀𠮷が最も尊敬する棋士。座右の銘は「初志貫徹」。生前は四冠王に輝き、七冠に一番近いと期待されていました。17年前、チェスの大会前夜にホテルで襲撃されて死亡。APTX4869の被験者リストには、工藤新一の2つ下に名前が載っています。享年28歳。
◆アマンダ・ヒューズ
アメリカの政府機関や捜査機関にも顔が利く資産家。17年前、羽田浩司が殺害された同日、同じホテルの別部屋で死亡。当時81歳。アマンダは当時将棋の四冠王だった羽田名人の大ファンで、交流がありました。アマンダが娘のように育てたボディーガードのレイチェル・浅香(当時20歳)は消息不明に。浅香はかつてアマンダの盾となって死亡したボディーガードの娘です。
17年前の真相
コナンたちは白鳥警部の応援のため、担任の小林先生と副担任の若狭先生と一緒にチェストーナメントの会場へ。白鳥警部の初戦の相手は、なんと黒田管理官でした。
一方、脇田=ラムは小五郎からコナンが友達や担任、副担任と共にチェスの大会の応援に行ったという情報を入手し、17年前に仕留め損ねたレイチェル・浅香(=若狭留美)を見つけて監視。ラムの指示により、キャンティとコルンはターゲットの若狭を狙撃しようと待ち構えていました。
このチェストーナメント大会で起きた殺人事件を解決したコナンは、黒田から17年前の未解決事件について話を聞くことに。アマンダの遺したダイイング・メッセージが何を意味しているのか、コナンならその謎が解けるのではないかと黒田は考えたようです。
17年前のアメリカ。当時33才、警察庁警備局警備企画課の黒田は、密命を受けてアマンダや羽田浩司と同じホテルに宿泊。アマンダは大ファンである羽田とホテルの部屋でチェスを楽しんだ後、自分の部屋へと帰っていました。
ラムは黒ずくめの組織の構成員たちを引き連れて、アマンダの滞在するホテルに潜入。アマンダを襲うために左眼に備わる驚異的な記憶力を駆使し、ホテルで警護していたアマンダのボディガードを浅香以外すべて無力化します。
自身が狙われていることに気づいていたアマンダは、娘のように育ててきた浅香を逃そうと嘘をついて羽田の部屋へと向かわせていました。
その後、ラムと黒ずくめの組織の構成員はアマンダの部屋へ。ラムはアマンダの弱みである浅香が手中にあればアマンダを組織の思いのままにできると考えて脅しをかけます。しかし、予想に反してアマンダはラムが手にしていた毒薬APTX4869を自ら口に含んで瀕死状態に。彼女はもう助からないとして、ラムは組織の情報を聞かされている可能性のある浅香を探し出すよう部下に命令します。
黒田も組織の構成員に襲われますが撃退。アマンダの部屋に行くと彼女はすでに絶命しており、そこにはダイイング・メッセージらしき謎の暗号が残されていました。
さらに、ラムたちは浅香を隠した羽田の部屋へ押し入りますが、浅香を匿う羽田は彼女の居場所を吐かず、ラムは見切りをつけて羽田にAPTX4869を飲ませます。黒田が羽田の部屋へ入ると、倒れている羽田のまわりは妙に荒れた状態に。そこには彼のダイイング・メッセージが隠れていました。
黒田が早々にアマンダを発見したことで地元警察が来てしまったため、ラムは一度立て直してから浅香を改めて探すことに。その後、本棚のスペースに浅香が隠されていたことに思い至り、ラムは急いで羽田の部屋に戻りますが、既に黒田が浅香をトランクケースに入れて運び出した後でした。
ラムは部下に命じて黒田と若狭の乗った車を追跡しますが、信号無視をした飲酒運転のトラックと車が激突して炎上する騒ぎになったため、黒田と浅香を始末できずに撤退することに。そんなわけで、ラムは17年経った現在も、あの時浅香を始末していればという後悔の念に駆られているのです。
浅香は行方をくらまし、黒田はその後10年近く意識不明で入院しており、目が覚めたら現在のような風体になっていたといいます。
羽田浩司のダイイング・メッセージ「U M A S C A R A」
羽田浩司とアマンダ・ヒューズが殺害された17年前の事件。羽田は「U M A S C A R A」というダイイング・メッセージを遺していました。
当時アマンダのボディーガードで事件後に行方不明となった最重要容疑者「浅香」の存在から、コナンと赤井は「ASACA」と「RUM」に分けて、犯人は「浅香」で正体は「ラム」であると推察していました。
後に工藤優作が、「ASACA」と「RUM」に分けるのではなく8文字でひとつの名称になるとして「CARASUMA」というワードを導き出し、この世にいないはずの大富豪「烏丸蓮耶=あの方」であると推理します。
アマンダ・ヒューズのダイイング・メッセージ「腕時計とナイトの駒」
腕時計とナイトの駒でダイイング・メッセージを遺したアマンダ。腕時計の文字盤にはキスマーク、ナイトの駒の両目には口紅が塗りつけてありました。
このダイイング・メッセージが何を意味するのか黒田は頭を悩ませていましたが、コナンは腕時計から「Watch out(警戒しろ)」と推理。しかし何に警戒するのかコナンは検討がつかず。ナイトの駒の目に口紅が付いていることをヒントに、当時を知る黒田は異様な瞳の男(=ラム)とすれ違ったことを思い出し、ヘビの眼のようだったと表現します。
これらを踏まえると、アマンダのダイイング・メッセージは「警戒すべき眼を持つ人物=ラム」を示しているということになりそうです。
17年前に羽田浩司とアマンダか明かしたラムの情報
17年前、アマンダはホテルの部屋に押し入って来たラムの姿を見て、「50年くらい前に日本の大富豪の誕生パーティーで会ったことがある」「まだ子供だったが妙なアダ名で呼ばれていた」「“ラム”……だったかしら?」と発言。その大富豪というのは烏丸蓮耶のことです。
ラムは毒薬を飲んで息絶えようとしているアマンダに、「RUM(ラム)」というのはアダ名ではなく、長年あの方に仕えた父親から受けついだ“コードネーム”であると訂正しています。
また、当時羽田は偶然ネット記事で見たとして、「30年くらい前、体調不良で欠席していた烏丸会長の代理として、ラムが国際経済フォーラム年次総会に出ていた」ことを明かしました。
ラムが若狭を始末しようと暗躍
17年前の事件でラムは浅香に姿を見られたわけではないものの、声を聞かれたであろうことを懸念して始末しようと暗躍。若狭を射撃するようキャンティとコルンを待機させていましたが、なんと若狭は小林先生を身代わりにして逆にキャンティとコルンを狙っていました。キャンティは若狭に撃たれて負傷してしまい、作戦は失敗してラムはやむを得ず撤退を指示します。
ワザと仲間を撃たせて、狙撃ポイントを特定して撃ち返す──チェスの「ギャンビット」のような戦術で反撃した若狭。彼女にとってラムは、母親同然のアマンダと、命懸けで自分を守ってくれた羽田を死なせた仇なのです。
羽田は浅香を匿う際、彼女に「角」の駒を渡していました。「遠見の角に好手あり」「これを持っていれば敵に見つかりにくいし、ずっと睨みを利かせていればいつか反撃もできる」のだと言い聞かせながら。若狭はこの駒を今も大切に持っています。
羽田浩司殺人事件を調べるために赤井務武が渡米
赤井秀一は羽田浩司殺人事件について、「俺をFBIに駆り立てた事件」とコナンに告げています。
17年前、赤井の父親であるMI6(英国秘密情報部)諜報員・赤井務武は、羽田浩司が殺害された事件を調べるために渡米。しかし、「いいか、この先、私はいないものと思え…どうやら私はとんでもない奴らを敵に回してしまったようだ…」というメッセージを残して務武は生死不明で行方知れずに。赤井一家はイギリスを離れて安全な日本へ避難します。
後に赤井は消息の途絶えた父の事件の真相を探るため、アメリカへ留学。大学卒業後にFBIに入局しました。
ラムの左眼「フォトグラフィックメモリー」
17年前の事件当時、ラムはまだ義眼ではなく、左眼にはモノクルを付けていました。その左眼は一度瞳に焼きつけた物は忘れない「フォトグラフィックメモリー」の類いで、若い頃は両目ともそうだったのだとか。相手の癖や仕草も記憶してしまうため、たとえ変装していても不義密通を見破ることができるのだといいます。そうやって集めたネタで脅し、政財界の大物を操り勢力を拡大しようと画策。そのバックにいるのが烏丸蓮耶というわけです。
現在ラムの左眼は義眼であるため、右目の能力を回復できないかと思案。「やはりこの右目の…時を戻すしかなさそうですねぇ…」「あの薬の効力が…私の想像通りならの話ですがねぇ…」と、APTX4869の効能について何か心当たりがある素振りを見せています。
バーボンに工藤新一の情報を要求
帝丹高校の修学旅行後、APTX4869を投与された工藤新一が京都にいたという情報を得たラムは、組織の探り屋であるバーボンにメッセージを送り、工藤新一に関する情報を要求。
メッセージの内容は「工藤新一の情報を要求する Time is money! 急げよ バーボン -RUM-」。その後、「工藤新一の情報 急げ! Time is money! -RUM-」と、さらに急かすようなメールも送っています。
ラムの側近
複数の構成員を従えているラムですが、劇場版では側近の存在が明らかに。『純黒の悪夢』ではキュラソー、『黒鉄の魚影』ではピンガがラムの側近として登場しています。
キュラソー/劇場版第20作『名探偵コナン 純黒の悪夢』
オッドアイで、情報収集のスペシャリスト。極めて高い身体能力を持ちます。優れた特殊能力で組織にとって都合の悪い事実を記憶してしまい、ベルモットに始末されそうになりますが、ラムから「君の特殊能力を私のためだけに使え」と指令を受けて腹心に。
警察庁へ侵入してNOCリストを記憶しますが、降谷と赤井とのカーチェイスの末に車ごと転落して記憶喪失に。少年探偵団と出会って親しくなり、その後記憶を取り戻したキュラソーは、命をかけて彼らを守り絶命します。生前、彼女は灰原 哀=シェリーであることを認識していました。
ピンガ/劇場版第26作『名探偵コナン 黒鉄の魚影』
キュラソー亡き後、ラムの側近に。金髪のコーンロウが特徴的。ジンに対抗心を燃やして対立しています。エンジニアとしてパシフィックブイに潜入し、江戸川コナン=工藤新一であることを突き止めるも、ラムに報告する前にジンに嵌められ爆発に巻き込まれて死亡します。































