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- まりも
- ゾロとONE PIECEを偏愛するフリーライター。アニメ、推し活、恋愛、結婚、睡眠など、幅広く執筆しています。

海賊王を目指し海へ出た主人公モンキー・D・ルフィとその仲間たちの活躍を描く、週刊少年ジャンプで連載中の漫画『ONE PIECE』(原作:尾田栄一郎氏)。
未知の島の心躍る冒険や強敵との痛快なバトルを通して仲間たちと絆を深め強く成長していく様は、まさにジャンプの三大原則「友情・努力・勝利」のど真ん中。その一方で、消された歴史や差別・奴隷制度などをめぐる世界の闇をも緻密な伏線と壮大な世界観で描き出す本作は、最終章へ突入した連載28年目の現在も怒涛の展開で読者の心を掴んで離しません。
5月11日(月)発売の週刊少年ジャンプに掲載された『ONE PIECE』第1182話“ザザ”では、イムとロキの対峙が続く一方、“雨の神”の登場に注目が集まっています。本記事では、SNSでの反響とともに、最新話のポイントを振り返っていきます。
※本記事には『ONE PIECE』最新話(第1182話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、ジャンプ未読の方はご注意ください。
自らエルバフに上陸しロキと対峙するなかで、雷竜(ニーズホッグ)とは古い知り合いであることが明らかになったイム。続いて今回は、鉄雷(ラグニル)とも面識があると判明しました。
雷竜(ニーズホッグ)には「またこの世で会う事になろうとは…(中略)裏切り者が…!!」、鉄雷(ラグニル)には「お前はあの頃のまま新しい主人を待ち続けていたというわけか…懐かしいな…!!」と、それぞれにイムから声をかけています。
まず雷竜(ニーズホッグ)と鉄雷(ラグニル)の過去といえば、やはり思い浮かぶのはエルバフに伝わる“戦さ神"。伝承によると“太陽の神”と対立したとされる神で、鉄雷(ラグニル)という武器を持ち、巨大な竜に姿を変えて戦ったそうです。
つまり、イムが現在の雷竜(ニーズホッグ)と鉄雷(ラグニル)を通して見ているのは、かつての戦さ神の姿なのかもしれません。
とはいえ、戦さ神は神典(ハーレイ)でいう“第一世界”に生きた者だと予想されています。空白の100年に居たジョイボーイはおろか、さらに遥か昔の戦さ神とも関わりがあるのであれば、イムは一体いつから生きているのでしょうか。
読者からは、「リリィにもニーズホッグにも裏切られたとはイム様は散々だな」なんて声も。かつての雷竜(ニーズホッグ)が戦さ神で、イムのいう裏切りが本当であれば、雷竜(ニーズホッグ)は元々イムの仲間だったにも関わらず敵対していたはずの“太陽の神”側についたということなのでしょうか。イムの謎多き半生がますます気になりますね。
そして、今回はイムの“天罰剣(ネメシス)”に続く新たな攻撃技“日食爆撃(ツィツィミトル)”が登場しました。“日食爆撃(ツィツィミトル)”は、“魔気(オーメン)”の黒い炎が無数のミサイルのように降り注ぐ技で、かなりの広範囲を攻撃できる模様。
ちなみに、“ツィツィミトル”とはアステカ神話に登場する女神の名前。日食は星の悪鬼が敵である太陽を攻撃することによって起きると考えられたのが起源のようです。“太陽の神”と敵対するイムらしい技名ですね。
さらに、今回ソマーズの言葉からわかったこととして、イムは「本来外にいられぬお体(後略)」なのだそう。この情報も、イムの能力や長く生きている理由に繋がって生きそうな予感がします。」
一方、西の村ではキリンガムが召喚したMMA(ムーマ)、雨の神“ザザ”が出現します。MMA(ムーマ)といえども土砂降りの雨を降らせ、浸水や洪水の実害を出すほどその存在は限りなくリアル。ビジュアルは和風の編笠とアラビアンなフェイスベールをまとう女性の姿で、素顔全体が出ているわけではないものの、本作における“美女”ど真ん中の美しい目元が印象的です。
キリンガムによると、雨雲より高い場所に位置するマリージョアにおいて雨は恐怖の対象であり、「下界には水を頭にぶちまける「雨の神」って怪物がいる(後略)」という言い伝えがあるそうです。“Dの一族”や“ニカ”に並ぶ有名な伝承なんだとか。
そして“雨の神”といえば、空島の過去編。ムースが生贄にされるシーンで、シャンディアの神々として“太陽の神”“雨の神”“森の神”“大地の神”の名が挙げられていたのを覚えているでしょうか? 今回、ついに“太陽の神”に続き“雨の神”がお披露目された形となります。SNSでは、「ここにきて空島の伏線回収!」「激アツ回じゃん」「てことは雨の神と森の神も絶対出てくるよね」との声が。“太陽の神””“森の神”“大地の神”(地の神)はそれぞれ神典(ハーレイ)にも登場する神です。イムと関係があったかどうかについても気になるところ。
ちなみに、この雨の神“ザザ”は、解放のドラムならぬ“雨乞いのリズム”に乗って現れるそう。確かに、MMAの“ザザ”の背景には「ドンチャン♪」「シャンシャン♪」というリズムが描かれています。
これを受け、アニメ『ONE PIECE』で多くの音楽を手がかける田中公平さんはXで「ザザ 『雨乞いのリズム』って、、、、、?」と戸惑いの気持ちをポスト。ファンからは「また尾田っちが無理難題を(笑)」「田中先生の手腕に期待しております!」「森の神と大地の神もリズムがありそうな予感」と期待のコメントが寄せられました。アニメでどう表現されるのか、今から待ち遠しいですね。
情報量満載だった第1182話。イムにやられたゾロとサンジも復活し、ここからさらに戦況が動いていく予感です。
また、オハラの文献をフクロウの図書館にある隠し部屋で守ったビブロの意味深な反応にも注目が集まっています。一部では「ビブロの正体は人間なのでは?」「ビブロも数百年前から生きてて、ジョイボーイの仲間だったとか」「フクロウが一人でこんな数の本運べる…?」「ラグニルみたいに、悪魔の実を食べた本なのかも」といった考察も囁かれているよう。今後の展開から目が離せません。
[文/まりも]