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春アニメ『バルよめ』第6話放送後 豊崎愛生インタビュー

「ドキドキしながら一緒に見守ってくださると嬉しいです」──演じる上で大切にしているのは、マルシアスなりの正しさと強い信仰心『姫騎士は蛮族の嫁』マルシアス役・豊崎愛生さん第6話放送後インタビュー

講談社「別冊少年マガジン」連載のコトバノリアキ先生による漫画・『姫騎士は蛮族の嫁』。本作のTVアニメが 2026年4月より放送中!

“姫騎士”や“蛮族”、“嫁”といった気になるワードで構成された作品タイトルに加え、作品PVの第一声が「くっ、殺せ!」と強烈なものだったことから、注目していた方も多いかと思います。

そんな本作の放送に連動する形で、アニメイトタイムズでは出演声優陣へのインタビューを実施。第6話放送後のタイミングとなる今回は、マルシアス役・豊崎愛生さん!マルシアスの活躍や役作りについて伺いつつ、マルシアスが心酔するセラやセラを攫ったヴェーオルへの印象も語っていただきました。

 

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西方のイルドレン王国が東方の蛮族征伐に乗り出して数百年――。王国最強と名高い“姫騎士”セラフィーナ・ド・ラヴィラントは、熾烈を極める東方征伐にて蛮族に敗れ、捕虜となってしまう。「…くっ、殺せ!」敗北した女騎士に待ち受けるのは陵辱の日々。……ではなく、蛮族王ヴェーオルとの結婚だった!熱烈に求婚されながらも、セラフィーナは強靱な意志で拒絶。しかし、異文化との接触、新たな出会い、そしてヴェーオルの素顔が、セラフィーナの心に変化を与えていき……!?姫騎士vs.蛮族王、元敵同士が紡ぐ異世界婚姻譚、開幕!!作品名姫騎士は蛮族の嫁放送形態TVアニメスケジュール2026年4月9日(木)~AT-X・TOKYOMXほかキャストセラフィーナ・ド・ラヴィラント:鈴代紗弓ヴェーオル:猪股慧士ツェツィ:菱川花菜アリッサ・マルシアス:豊崎愛生キマキ:富田美憂シディウス:神谷浩史ユファ:金元寿子ヴュフメーク:朝井彩加カルカ・ロト:小林裕介ニムハラ:久保ユリカヴァス:相馬康一グアス:菊池康弘バルハス:辻親八ナィレア:大地葉スタッフ原作:コトバノリアキ(講談社「別冊少年マガジン」連載)監督:田中孝行シリーズ構成:浅川美也メインキャラクターデザイン:菊池政芳キャラクターデザイン...

 

マルシアスの不器用さを人間らしさとしてお芝居で表現

──本作の第一印象からお教えください。

マルシアス役・豊崎愛生さん(以下、豊崎):オーディションのお話をいただいた時に原作を読ませていただいたのですが、コトバノリアキ先生が描く絵の線の力強さに勢いを感じました。もちろんキャラクターの心情のような繊細な部分も丁寧に描かれているのですが、その緩急や絵作り、コメディとシリアスのバランスもギャップがあって、その振り幅が魅力だなって思ったんです。

全然知らない土地に来たセラ様がどんどん異文化に触れて感化されていくのですが、その中にも葛藤があるんです。そういった心情を丁寧に寄り添って描いているので、演じる時も感情移入がしやすかったなと。だから凄く繊細で、どのキャラクターも大切に描いている作品だと感じています。

──オーディション時のエピソードやマルシアスの役作りに関しても教えてください。

豊崎:マルシアスは物語が中盤に差し掛かる頃に登場しましたが、自分の中にある“正しさ”を大事にしている正義の人で、そのほかにはバトルシーンで呪文を唱えているシーンがあるなど、キャラクターとしての振り幅が凄かったんです。オーディション原稿もその振り幅を出していけるものになっていたので、ちょっとやりすぎなぐらい色々な台詞をオーバーにやったと思います。

最初はヴェーオルたちと敵対する側として登場して、ちょっと拗らせてしまった結果戦うことになってしまう。頑張る方向性を間違っている一面があるのですが、基本的にはマルシアスなりの正しさをもっていることと、信仰心が強いこと……この2点を大事にしていました。

それは決して悪いことではないですし、そういう彼女の不器用なところを人間らしさとして出せれば、セラ様を連れ戻しにきたキャラクターであっても愛してもらえるかなとも考えていましたね。

──マルシアスは第6話以降、蛮地で生活していくことになるようですが、そうなると最初の敵対していたポジションから在り方が大きく変わっていくかと思います。このギャップの部分で苦労された部分は?

豊崎:マルシアスにとってヴェーオルたちは言葉通り“の蛮族”です。最初は台詞からも軽蔑の対象であり、汚らわしいと思っていることがわかる態度で接しています。

そこから自分がこれまで信じていたアイデンティティや正義が崩れてゼロになり、セラ様の影響もあって何が正しくて何が間違っているのか、色々な事を通して見つめなおしていきます。その葛藤やジレンマは絵にも出ていると思いますし、私も感情表現の中で大切にしていた部分です。

マルシアスって想定外の事態が苦手でパニックになってしまうんです。セラ様は頭の回転が早いし、どんどん蛮地の食べ物や風習みたいなものに慣れていく。とりあえず飛び込んでみるという、女騎士らしい潔さがあるので戸惑いながらでも馴染んでいきます。

けれどマルシアスは、プライド……というよりも曲げられない頑固さがある。セラ様たちが楽しんでいる時に、「これでいいのだろうか」と思って場の雰囲気に乗らないことがあったり、修道服を着続けてるところからも、その葛藤がうかがえます。

物語の後半では、そんな戸惑いも抱えつつ、かなりコメディ寄りのキャラクターになっていきます。序盤はセラ様が視聴者目線で色々なことに新鮮な驚きを見せていたと思いますが、後半になるとマルシアスがいちいちビックリして「えぇー!?」と驚いて気絶したりするんです。

そこからマルシアスにも感情移入してもらえるようになるといいますか、彼女とより近い目線で物語を体感していただけると、アニメからこの作品に触れた方もきっと同じような気持ちで楽しんでもらえるんじゃないかと思っています。

──セラと一緒に視聴者のみなさんもヴェーオルたちの価値観を知る部分もあるので、後半になると驚いているマルシアスをセラと同じような蛮地の先輩目線で見られたり、マルシアスと同じように驚いたりと一粒で二度美味しいキャラクターにもなりそうです。

豊崎:そうなんです。ニヤニヤしながら最初は自分もこうだったな……みたいな感覚で見てもらえると嬉しいです。セラ様が最初の頃の自分を見ているようだと感じて赤面するようなシーンもあるのですが、実際ちょっと遅れて入ってきたマルシアスが最初の頃のセラと同じような反応をするところもあるんです。

ただ、セラは貴族としての華麗さや誇りを保ったままツッコミを入れたり驚いたりしていましたが、マルシアスはそれとはまた違ったリアクションを見せてくれます。その部分をコミカルに演じていけば、きっと原作にあるコメディとシリアスの緩急やスパイスになれると思い、本当にひたすら楽しんで演じていました。

──マルシアスはセラを蛮地から助けに来たという面があるので、ぜひセラの印象も伺えますでしょうか?

豊崎:気高くて見目麗しい……マルシアスが大好きになるのも理解できるカッコいいキャラクターだと思いました。第1話から心から民衆のことを考えていることや、東征の時も自分の名誉やお金のためでなく、飢餓に苦しむ自国の民をどうにか救えないだろうかというような考えで戦場に繰り出していました。お手本のような優等生かつ凛々しさも兼ね備えた女性なので、本当に魅力しかないんです。

ヴェーオルと出会ってからの、恋愛経験のまったくない、赤面して照れてしまう乙女になる瞬間とのギャップも可愛らしいなと思います。だけどマルシアスを演じていると、そうやってヴェーオルにキュンとしているセラ様は、ちょっとこう……許せない部分がある。

凛々しいセラ様をまず好きになったのだとは思うのですが、きっとこれからヴェーオルと出会ってからのセラ様のことも大好きになっていくのだと思います。行動を共にする機会はそこまで多くなかったはずですし、今も一緒にご飯を食べたりしてどんどん好きになっていってるんじゃないかなと。

──ヴェーオルについてはいかがでしょうか?

豊崎:(マルシアスは)まず嫌悪感からスタートしていて、それを隠そうともしませんし思いっきり態度や言動にも出しています。猫がシャーと威嚇するかのようなところが、視聴者のみなさんに面白く映っていたら嬉しいです。

そんなマルシアスに向き合いながらも全く動じることがないことでヴェーオルのおおらかさが、より際立つ関係性だなと思います。ヴェーオルが言っていることもあながち間違いではない……ような気がしないでもないくらいの感覚で、自分のプライドとのせめぎ合いをおこしたりしながら、少しずつ交流と理解を深めていきます。マルシアスの価値観にはいない人種や人柄の相手がヴェーオルなのだと思います。

ただ、マルシアスもセラ様が大好きで、ヴェーオルもセラ様のことが大好き。種類は違うのですが、セラ様を一番大切にしているという点では、ある意味このふたりには通ずるものがあるんです。認めたくはないけれども、どこかしらで「同じセラ様を愛する同志」……のような感覚をヴェーオルに持っているようにも思えることがあって。

ヴェーオルのことを何も知らずに、ただセラ様を攫った野蛮な男だと思って接している時の「蛮族めが!」という台詞と、後半で一緒に旅をするようになってからの「蛮族」と呼びかける台詞はちょっと変えています。後半はかなりコミカルに仕上げたつもりなので、「蛮族」と言いながらも「あー、はいはい」といなされるようなイメージですね。

じゃれあっているという程でもないのですが、認めている部分も少なからず出てきた。だけど、嫌なものは嫌みたいな関係性が反映されたセリフ回しになっていると良いなと思っています。

 

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