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【今週の『キングダム』の話題は?】飛信隊の成長が感慨深い!「邯鄲攻城戦」〈876話〉

【今週の『キングダム』の話題は?】邯鄲の動揺。飛信隊の成長が感慨深い! 梯子作り!「邯鄲攻城戦」〈876話〉

『キングダム』は「週刊ヤングジャンプ」にて連載中の、紀元前中国 戦国時代の大河ロマンです。作者は原泰久先生。コミックスは累計2200万部を突破し、連載は20周年を迎えています。主人公は、のちに秦の始皇帝となる嬴政(えいせい)と、「天下の大将軍」を目指す李信(りしん)の2人。歴史の壮大な流れを背景に、彼らが成長していく姿は、熱く読者を惹きつけてやみません。

ここでは、5月21日(木)発売の「週刊ヤングジャンプ(2026.6.4 No.25特大号)」に掲載された『キングダム』最新876話「邯鄲攻城戦」のあらすじを、SNSでの反響も含めて振り返っていきたいと思います。
ちなみに、今週の『キングダム』は、巻頭カラーページからの掲載! 蒙恬(もうてん)が、扉を飾っています。

 
※本記事には『キングダム』最新話のネタバレが含まれます。コミックス派やアニメ派の方等、ヤングジャンプ未読の方はご注意ください。

 

趙の偉い人たち「く… 来る 本当に敵が…ここへ…来る!」

秦(しん)軍44万人vs.趙(ちょう)軍40万人以上がぶつかる、「秦趙大戦」の12日目。前話は、飛信隊が、李牧(りぼく)が築いた壁(第二戦線)を突破し、趙の王都 邯鄲(かんたん)を目の前にしたところで終わりました。

今話は、“秦軍(飛信隊)が迫ってくる” と慌てる邯鄲のようすから。玉座に王の姿はありませんが、玉座の前で趙のお偉方たちが大慌てです。李牧によって、兵を南北に移動させることで築かれていた趙 第二戦線が、趙の王都 邯鄲を守るはずだったのですが……。

戦場から駆けてきた伝令によると、秦軍の中の3軍が既にこの第二戦線を突破したとのこと。この3軍のうち、飛信隊と羌瘣(きょうかい)軍の2つが、邯鄲めがけて突進してきているとの報告です。

重臣たちが騒ぐ中、冷静な将軍 公孫龍(こうそんりゅう)が、伝令に“抜かれた兵たちに秦軍を追いかけさせよ” と指示を出します。しかし、これは既に実行済みとのこと。しかもこの趙兵たちは、「蒙恬率いる楽華隊にすべてとめられている」「飛信隊をとめられる趙兵はゼロ」だというのです。

「く… 来る 本当に敵が…ここへ…来る!」

もしここに自分が居たらと思うと、怖いですよね。当時の戦争ですから、皆殺しの可能性だってあるのです。

そのとき、趙 宰相(さいしょう) 郭開(かくかい)が立ち上がります。“長く中華の中心を務めた誇り高き王都 邯鄲をそう簡単に渡すものか!”。騒ぐ重臣たちを鎮めたのです。

SNSでは、「李牧が相当数の兵を動員しちゃったから、邯鄲って兵少ないのでは?」「史実ではまだ邯鄲は落ちないはず」「あの李牧もここまでか」など、城内の戦力の不足や、趙と邯鄲の未来を気にする声が挙がっていました。

 

飛信隊の成長が感慨深い

今度は、邯鄲の手前までやってきた飛信隊のようすです。

梯子(はしご)作り

飛信隊結成時から苦楽をともにしてきた古参の幹部でさえ、隊単体での城攻めは初めてです。自分たちだけできるのだろうか、という不安が隠しきれません。そこに河了貂(かりょうてん)の一言。

「飛信隊(オレ達)は今 城を落とせる軍だ!」

これで勇気と覚悟が決まった飛信隊幹部。城壁近くの森林地帯に入り、城攻めのための準備をするよう、兵達に指示を出します。幹部の崇原(すうげん)たちは、城壁を越えるための梯子作りを監督しながら、散っていった仲間を偲びつつ、飛信隊がここまで大きくなったことに感慨をおぼえます。

秦王の剣

一方、信と故郷から一緒の尾平(びへい)は、この攻城戦の意味を考え震えます。

「ほ 本当に 俺達がい… 一国を滅ぼしていいんだよな…」

信はこれに対して、「俺達は ただただ 秦王の剣だ」と淡々と事実を確認した上で、尾平の動揺する心を前に一点集中させるように、こう述べます。

「俺達の手で邯鄲を落として趙を滅ぼし (中略) 戦争をおわらせる」

この言葉は、尾平に言っているようでいて、実は信が自分の気持ちを整えるために、自分自身に宣言した言葉でもあるのかもしれませんね。

SNSでは、「韓のときは無血開城だったけど、今回はそうもいかないよな」「飛信隊の兵数は1万、これだけで城って落とせるものなのか? 民衆を気に掛ける余裕ないんじゃないか?」など、邯鄲に手を掛けることを単純に喜べない、戸惑いや不安を読み取る声が多数挙がっていました。

 

攻城戦、開戦!

ガン ガン ガン。邯鄲の内部に、城壁外からはしごを架ける音が響きます。公孫龍「“敵襲”だ」――。

邯鄲内部にも兵士がいないわけではありません。限られた数ではありますが、兵士たちは城壁に集まって秦軍の侵入に備えます。

攻城戦というと、かつて王賁(おうほん)がやったように、井闌車(せいらんしゃ)と呼ばれる “城壁越え専用の梯子車” を壁に着けてしまうのが、最速なのかもしれません。しかし、今回の飛信隊は、2つの戦線を抜けてきた突破組。攻城戦の準備などしてきていません。そこで、急な梯子作りとなったわけですが、隊の兵たちにとって梯子作りは訓練で鍛えられた技術だったので、スムーズに事が進んだようです。

飛信隊は、手際良く作った長いはしごを、何本も何本も壁に架けていきます。攻めの気持ちを揺るがす事なく、趙に滅亡をもたらしに。さあ、攻城戦の始まりです!

このまま、飛信隊が趙を滅ぼすのでしょうか? 王翦(おうせん)率いる秦の本隊も気になるところです。それに今回、趙がこんなにヤバイというのに、王さまが出てこなかったんですよね。趙王、何してるんでしょうか?

気になる事ばかりですが、今回はここまでです。

 

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