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オタクをオープンにしている? 推し活疲れはある?【アニメ世論調査2026結果発表その2】

【アニメ世論調査2026結果発表その2】オタクをオープンにしている? 推し活疲れはある? それでもアニメを見る理由は? アニメファンのリアルを聞いた!

推し活は楽しい。でも、ときどき疲れる

Q.情報過多や出費、SNSの人間関係などで「推し活疲れ」を感じたことはありますか?

「全くない」「たまに疲れる」「結構疲れている」「過去に疲れてお休みしたことがある」の4択で回答を募集しました。

最も多かった回答は「たまに疲れる」の209人。次いで「全くない」が100人、「結構疲れている」が83人となりました。「過去に疲れてお休みしたことがある」は25人で最も少ない結果となっています(図5)。

 
▼図5

今回の結果では、「たまに疲れる」「結構疲れている」「過去に疲れてお休みしたことがある」を合わせると全体の7割以上を占めており、多くの人が一度は推し活による疲れを感じた経験があることがわかりました。一方で、「過去に疲れてお休みしたことがある」と回答した人は少数派であり、疲れを感じながらも自分なりの距離感を模索しながら推し活を続けている人が多いこともうかがえます。

自由回答では、疲れの原因として「情報量の多さ」「金銭的な負担」「SNSでの人間関係」が数多く挙げられました。特にランダムグッズや限定商品の購入は出費がかさみやすく、学生から社会人まで幅広い層が悩みを抱えているようです。

また、SNSについても、ファン同士の人間関係だけでなく、作品や推しに対する否定的な意見やアンチコメントを目にすることで精神的な負担を感じるという声が寄せられました。近年は情報収集や交流の手段が充実した一方で、常に情報が流れ続ける環境そのものが疲れの一因になっているのかもしれません。

一方、「推し活疲れは全くない」と回答した人からは、「グッズやイベントは本当に欲しいものだけを選ぶ」「SNSを見すぎないようにしている」といった意見が多く見られました。すべてを追いかけるのではなく、自分の時間や予算に合わせて取捨選択することが、楽しく推し活を続けるコツといえそうです。

推し活が一般的な文化として定着した今、「どれだけ頑張るか」ではなく、「どのような距離感で楽しむか」がこれまで以上に重要になっているのかもしれません。

回答とあわせて募集した、「推し活疲れを感じる瞬間」や「推し活疲れしない秘訣」もご紹介します。

 

「疲れる」「お休みした」と答えた方に質問です。どのような瞬間に疲れを感じましたか?

・SNSで自分が知らないグッズを他の方がゲットしている投稿などを見たりすると、それはどこから買えるのか、そもそも情報がどここら出ていたのかなど、様々なところをのぞかないといけないので、途中で疲れて諦めることがある。(20代・女性)

・SNSで自分本位なルールを振りかざしてきたりされて人間関係に疲れることがたまにある。公式の供給が多すぎて、すべてを受容しきれないので、取捨選択するようになった。(40代・女性)

・グッズが次から次へと出てくること。全く出ないのも悲しいが、出過ぎると情報追うのも疲れるし、なにか情報を逃してるんじゃないかという気にもなって疲れる。今買い逃してもまた新しいグッズ出るしいいか、と思ってだんだん買わなくなることもある。(20代・女性)

・グッズのランダム商品が多く、推しキャラをなかなかお迎えできないとき。SNSでたくさん買っている人、推しキャラをお迎えした人を見ると正直精神的に参る。(30代・女性)

・遠征にいけるわけではないので、みんなで楽しんでるのみると、フォロワたち仲良くてニコニコ見守る自分と、いいなーってうらやましい自分がいるとき(40代・女性)

・供給が少ない界隈と多すぎる界隈、どちらも経験していてどちらも疲れます……。少なすぎると寂しいですし、界隈から人がいなくなっていくのも辛い。一方で多すぎても出費がかさんで網羅はできませんし、人気グッズの売り切れは当たり前。ファンも多い分いろいろな声をSNSで見かけて疲れることや、ランダムグッズに踊らされることもあります……。(30代・女性)

・作品が好きなのでそこまで困らないが、SNSは些細な言い争いが目に入る事が多く、明るい妄想や考察を聴きたいだけなのに疲れる。(10代後半・男性)

・アニメに限らず、自分の興味の赴くまま色々にのめり込んでいるため、「今期のアニメ網羅」勢や「このジャンルのアニメは全て履修」勢などのアニメに特化したヲタクとの付き合いがアニメ一辺倒で面倒に感じてしまい、距離を置いたことがある。自分自身も気に入ったアニメを何十回も繰り返し観る偏りのあるタイプなので、その熱量を同じ時に同じだけ共有しようとしてしまった。疲れたというより自分に合った(向いている)推し方を模索していて何度も失敗した、という感じ。今は程よい距離で人付き合いできているので自分の「好き」に集中できていて楽しい。あとインドア派なのでアウトドアな推し活が生活を圧迫するとものすごく疲れる。(30代・女性)

・重いスキャンダルや周りが引いちゃうようなファンサを実際やSNSのレポートで見る、推しが自己中心的等で、疲れを感じることがあった(20代・女性)

・SNSの声に惑わされそうになることが増えた。いくら弱小アカウントが好き!と叫んでも、万バスアカウントが少し苦言を呈するだけで炎上するので無力感を覚える。また、監督や脚本家、作画監督といったコアスタッフの個性が感じられる作品が以前よりも減っている。(30代・男性)

・コンテンツが盛り上がる前は応援する意味でグッズを全部買い漁っていましたが、盛り上がるにつれて全部のグッズを買うのが金銭的にも、物を置く場所にも辛くなりました。子育て中なのもあり、旦那のスペースや子どもたちのプライベートスペースもたくさんあり、私個人で動かしていい金額やスペースも限られます。リアルイベントの参加、ライブ配信などは経験としてマスト!と思いつつ、それも子どもたちを旦那に任せて一人で遠征…となると家族で過ごしていたいな、と思う気持ちも出てきたりして、私生活との狭間で揺れている形です。(30代・女性)

・欲しいグッズはいっぱいあるけど、お金に限りがあるし取捨選択しないといけないけど、全部欲しい…でもどれを買うか選べなくて悩むことに疲れた(20代・女性)

 

「全くない」と答えた方は、楽しさを保つ秘訣を教えてください。

・ひとつの界隈にずっと熱中するのではなく、最推し作品をひとつ決めてそれを中心に他の界隈にも触れることで飽きを防いでいるのとあくまでも優先順位を決めておくことで出費を調節しております。(10代後半・女性)

・小さい頃からアニメや漫画を見て育ち人生そのものなので特に疲れることはないです。田舎の為現地へはなかなか行けないので、全てを追おうとはせずに自分の追いたい範囲で追えているからだとも思います。ネットの人達も見るのは好きですが、影響される事は特にないので自分の好きなように深く考えずに生きるのが良いのかなと思っています。(20代・女性)

・疲れたと感じたことは全くありません!推し活は本来楽しい娯楽であるべきだと思うので、そこに「グッズ買わなきゃ」とか「アニメ見なきゃ」みたいな義務感が芽生えるとつまらなくなります。打ち込めるものがあるのは素敵だと思いますが、私は「推し活が全て」なんていうのは健全ではと思っています。つまり、踏み込み過ぎないのが楽しさを保つ秘訣だと思います。ラインを超えてしまうと、ただの依存になってしまいますから。(10代後半・女性)

・SNSなんて”自己満足者のスパイラル魔境”だから、やらない方がいい。疲れるなら、逃げればいい。「脱SNS」は健全な逃避だ。(30代・男性)

・人間関係が面倒くさくなりそうな時は、すぐ相手をミュートして、できるだけ目に入らないようにする。見えなくなると気にならない!(40代・女性)

・個人的なお話になり、恐縮ですが、あまりSNSでは他者とのやりとりが得意ではなく、アニメなどの感想を呟いて満足してしまうタイプなので人間関係には悩まずに楽しく推し活をできるのかなと思っています。近年、推し活がメジャーになり、推し活を主軸とするインフルエンサーさんもいらっしゃって、そのような方のランダムグッズ開封動画などを見るとどうしても自分と比較してしまうのですが、一つのエンタメとして楽しむようにしています。自分は従来のような引きこもってアニメを見る系のオタクなので、推し活ブームに乗り切れず、疎外感や劣等感を感じることもあったのですが、人は人、自分は自分と境界線を保つことを大切にしています。グッズについても、自分が欲しいと思った作品を買う、など購入基準を決めているので推し活疲れせずに楽しめているのだと思います。推し活やオタクであることをオープンにできるようになったことは本当に素晴らしいことだと思っています。これからも推し活の輪が広がって欲しいと願います。人間関係も、推し活も、他者と比較せず、適度な距離感を大切にすることが、私にとっての楽しめている秘訣なのかもしれません。長文失礼いたしました。一オタクの意見として少しでも参考になれば幸いです。(20代・女性)

 

<次ページ:SNS時代でも最強の布教は身近な人?>
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