
【今週の『HUNTER×HUNTER』の話題は?】新大陸まで残り約一か月半! 第14王子が継承戦に参加していない理由とは「質問」<No.412>
冨樫義博先生が描く漫画『HUNTER×HUNTER』は、1998年より「週刊少年ジャンプ」で連載開始。父と同じハンターになるため故郷を旅に出た主人公・ゴン=フリークスが、レオリオ・クラピカ・キルアたち仲間と共に様々な困難に立ち向かい成長していく様子が描かれています。
ハンター試験編やグリードアイランド編、キメラ=アント編などを経て、現在は暗黒大陸へ向かうB・W(ブラックホエール)1号の船内が舞台となる王位継承戦が行われています。
休載期間を経て、2026年6月29日(月)発売の「週刊少年ジャンプ」より最新話が掲載! 同時に、シリーズ累計発行部数1億部突破した記念に様々な施策も開始されました。
7月6日(月)発売の「週刊少年ジャンプ32号」では、そんな『HUNTER×HUNTER』の最新話「No.412◆質問」が掲載。前回、多くの読者に衝撃を与えた「第14王子は継承戦の資格を有していない!!」というクラピカの発言の意図は? 明かされた真実やビヨンドの動向などが話題に。
本記事では、SNSでの反響とともに最新話の話題を振り返っていきます。
※本記事には『HUNTER×HUNTER』最新話(第412話)のネタバレを含みます。コミックス派の方など、「週刊少年ジャンプ」未読の方はご注意ください。
カキン語独特な「男音」と「女音」
読者が、ずっと違和感を抱いていたひとつ「シマヌ」と「シマノ」。
クラピカが護衛についているカキン王国の第14王子・ワブル王子の従事者の最後の一人であるシマヌ。彼女の的確な状況判断には、クラピカも一目置いているほど。
そんな彼女とクラピカのやり取りで明らかとなった事実に、SNSでは驚きの声があがっています。
「シマノ 今のうちに食事の準備を頼む」と声をかけたクラピカ。彼女は、一度承諾の返事をするものの、自身の名前は「シマノ」ではなく「シマヌ」だと訂正をします。これに対してクラピカは、そう呼んでいると返すも「ヌ」と「ノ」の応酬がスタート。
そんな二人を止めたのは、クラピカと護衛を共にするビル。彼曰く、カキン語独特の「男音」と「女音」が存在しており、クラピカには使い分けや聞き分けは恐らく難しいだろうとのこと。
これまで、幾度となく登場した彼女の名前。しかし「シマヌ」と「シマノ」が混ざっており、「シマヌなの?シマノなの?」「誤植??」と疑問を抱いていた方も少なくありません。
今回、この事実が明らかになるとSNSでは「モノローグでは“シマヌ”になってる!!」「“シマノ”って呼びかけてるのクラピカだけだ」「たまに言えてるのは、前後の音の問題??」など、過去のコミックスを確認する読者が続出しています。
さらに、必死に「ヌ」を発音しようとするクラピカの顔も話題に。久しぶりにコミカルな表情をするクラピカに対して「可愛い」「まだこの顔ができるのか!w」と、様々な思惑が複雑に絡み合う状況下の癒しの一コマとなっているようです。
継承戦の資格を有していない第14王子
肩の力が少し抜けたと思った直後、ビルはあることに気付きます。
真実を確かめるため、クラピカは王妃に了承をとって“導く薬指の鎖(ダウジングチェーン)”を使うことに。質問は「貴方は男である」といった簡単なものからはじまり、王妃に質問を重ねていくクラピカ。
そして、質問は核心へと近づいていきます。クラピカが問うたのは、今寝ているのは、2か月前に自身が面接先のホテルで抱っこした王子であるか否か。言葉を失い、取り乱す王妃。
そう、船内にいるのはオイト王妃の子ではなかったのです。
ビルが違和感を抱いたのは、はじめは気にしていなかったという王妃の発音。微細な違いでネイティブの人でも使い分けができない人もいるという“女音の「ブ」”と“男音「ブ」”を、王妃が使い分けていた……と。そして、クラピカが出航後に初めて能力を使った後からだったということも。
本当の第14王子である王妃の娘は王妃の妹に預けられており、船内にいるのは妹の息子。クラピカの能力に備えて、王妃は“女音”と“男音”を使い分けていたのでした。“王子”という呼び方に統一されていたため、性別すら判明していなかった第14王子を取り巻く真実が明らかに。
これには読者たちからも驚愕と感嘆の声があがっています。微細な違いに気付くビルを絶賛する声も多数! また、この流れで判明する展開に胸躍る読者の声も多くあがっています。
王位継承戦の資格を有するのは、ホイコーローの正室の子であること。そして、B・Wに乗船し出航セレモニーに参加したもの」に限られています。
本当の第14王子は乗船しておらず、乗船しているのは正室の子ではない。クラピカが言った「第14王子は継承戦の資格を有していない!!」という理由が明らかになった一方で、果たして船外にいる王子は無事なのか、今後の影響など新たな疑問も少なくありません。
ビヨンドの動向
一方で、船内で拘束されているビヨンドにも、新たな動きがありました。
ビヨンドの元に訪れたのは、最高裁判官のクレアパトロ。ビヨンドが抱える裁判の結果を伝えにきたクレアパトロは、ビヨンドが訴えている1047件全て、棄却されたと伝えます。どうやら、ビヨンドはカキン国の一般国民に対する人権に関して訴えを起こしていた様子。
ビヨンドに対して、淡々と返答をするクレアパトロが持ってきたのは、全裁判考査記録と関連する多数の書類たち。
あまりにも多い書類の内容を全てチェックしないといけないのか、と言ったカンザイに対して「書類の中に異物がねーかだけ調べろ」と言うサイユウ。書類を目にして、黙るビヨンドが一コマ描かれ、次の書類が要求されます。そして「テキトーに渡すからな」と伝えるサイユウ。
一見、特に不自然な様子はないようにも見えますが、サイユウはビヨンドの内通者であると過去に判明しています。この一連の流れを見た読者からは「何かしらのメッセージじゃない?」「この間が怪しい!暗号か何か!?」「こんなに裁判してるも何か意味あるの?」と疑いの声が止まりません。
[文・桜井結未]


























