
「飯テロ満載の作品なので、ぜひご飯を食べながら楽しんでください」──アニメ『捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました』リン役・徳井青空さんインタビュー
「本当にぴったりのキャスティングだった」
──第3話までの放送ではリンが「暴食の卓」のメンバーと出会い、仲間になるまでが描かれました。特に印象に残っているシーンはありますか?
徳井:やっぱり正式に「暴食の卓」の仲間として迎え入れてもらえたところですね。リンちゃん自身も新しい居場所を見つけられて、私も少しホッとした気持ちになりました。最初は一人だったリンちゃんの周りに仲間が増えていって、どんどん賑やかになっていくのが嬉しかったです。
それからアリア(CV:諸星すみれ)さんの可愛さがたくさん描かれていたことも印象に残っています。野菜が苦手なアリアさんにおいしく食べてもらえるよう工夫する場面もあって、実際に「おいしい」と言てもらえた時はお母さんのような気持ちで嬉しくなりました(笑)。彼女の可愛さには現場でも癒やされていましたね。
第3話では海のモンスターも登場するんです。キャストもとても豪華ですし「異世界にはこんな世界が広がっているんだ!」というワクワク感を感じられるエピソードになっていると思います。
──演じていて楽しかったシーンも教えてください。
徳井:私自身料理が好きなので、料理の工程を説明するシーンは演じていてとても楽しかったです。お料理番組を見るのも大好きなので「見ている人が自分でも作れそうと思える説明」をイメージしながら演じていました。
──今後の物語の展開で、特に注目してほしいキャラクターはいますか?
徳井:やっぱりごまみそですね! 本当に可愛いので、ぜひ注目してほしいです。収録中も「ごまみそに触りたい!」って思うくらい可愛かったです(笑)。
──そんなごまみその推しポイントというと?
徳井:まず一人称が「朕(ちん)」なところがすごく可愛いです。表情もコロコロ変わって、怒ったり拗ねたりする姿も愛らしくて。本渡楓さんのお芝居も相まって、本当に可愛かったです。
お喋りする猫の魔物ではあるのですが、どこか子どものような感じがあって、つい愛でたくなってしまうんですよね。それに言葉を話すだけじゃなくて「ニャー」と鳴くシーンもあるんです。その鳴き声もとても可愛いので、ぜひ注目してほしいですね。
リンちゃんもごまみそに対しては他のメンバーとは少し違う接し方をしていて、比較的くだけた話し方をします。ごまみそによって、普段とは違うリンちゃんの一面も見られるんじゃないかなと思います。
──続いて「暴食の卓」のメンバーについてもお聞かせください。まずはヴィルの印象からお願いします。
徳井:ヴィルさんは、とにかく食べた時のリアクションが印象的でした。演じられている小野友樹さんも食べることが大好きな方なので、その魅力がキャラクターにも表れているなと。何を食べても本当においしそうに感動してくれるので「作った甲斐があったな」という気持ちになりました(笑)。
──お二人とも食べることがお好きなのですね。
徳井:そうなんです。それがオーディションには関係しているわけではないと聞きましたが、私も小野さんも食べ物への執着がかなり強くて(笑)。「本当にぴったりのキャスティングだったね」という話をよくしていました。
──続いて、魔導錬金術師のエドの印象についてはいかがでしょうか。
徳井:エド(CV:千葉翔也)さんは、アリアさんを大切に思っているところが素敵ですよね。時々照れたりするところも可愛らしいですし、一方で戦闘シーンではすごくかっこよくて。
あと、食べた時のリアクションが一番無邪気な印象があります。「おかわり!」という言葉がすごく似合いそうな雰囲気ですよね(笑)。リンちゃんのことも仲間として大切に思ってくれているのが伝わってくるので、演じていてとても嬉しかったです。
──では、アリアについてもお願いします。
徳井:本当に美しくて、癒やしの存在ですね。「おいしい!」って喜ぶ姿もすごく可愛くて、思わず抱きしめたくなってしまうような魅力があります。作中では抱きしめられる側なんですけど(笑)、私自身もリンちゃんと同じ気持ちで「嬉しい!」って舞い上がっていました。
アリアさんって“愛され力”があると思うんです。エドさんから愛されていることもそうですし、リンちゃんもアリアさんを大切にしたいと思っていて。自然と大事にされるような雰囲気を持っている人だと思います。
でもその一方で食べ物への情熱はすごくて「お米を確保!」「肉を奪取する!」みたいに食材を手に入れる時はキリッとした表情を見せてくれる。そのギャップがかっこよくて素敵だなと思います。
──セノンはいかがでしょうか?
徳井:セノン(CV:立花慎之介)さんも本当に美しいですし、一見すると一番大人っぽくて冷静な人物に見えるんですよね。でも食べ物を前にした時のリアクションとのギャップがすごいんです。食事の時は別人なんじゃないかと思うくらいテンションが上がるので、その二面性がとても面白いなと思いました。
それに知識も豊富で、パーティの中では本当に頼れる存在です。とってもかっこいいなという印象があります。
──皆さん、それぞれ個性的な魅力がありますね。
徳井:そうですね。でも全員に共通しているのは、あれだけ食べることが好きなのに料理が壊滅的なところ(笑)。「それまでどんな食事をしていたんだろう」とリンちゃんが心配になる気持ちもよく分かります。
でもその反動なのか、みんな食レポが本当に上手なんですよ。だからこそ料理を作る側としてもやりがいがありますし、演じていても楽しかったです。
料理が完成するまでの間も、みんなが楽しみに待っている様子が描かれているので、視聴者のみなさんも一緒に「早く食べたい!」という気持ちになれるんじゃないかなと思います。
──収録中もお腹が空いてしまいそうですね……!
徳井:私もそう思っていたのですが、実はこの作品、収録がすごくスムーズだったんです(笑)。なので、お腹が鳴る前に収録が終わってしまって。意外とお腹が空く暇はありませんでした。
──アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?
徳井:この現場では毎回、原作者の米織先生や編集さんが差し入れを持ってきてくださっていたんです。しかも、その回のお話にちなんだものを用意してくださることも多くて。食べ物が充実した現場でした。毎回用意してくださるのは大変だったと思うんですが、みんなでありがたくいただいていました。
──特に印象に残っている差し入れはありますか?
徳井:第4話のアフレコだったと思いますが、タルタルソースを差し入れしていただいたことがあって(笑)。持ち帰って家で使うタイプだったので、帰りに揚げ物を買って帰って、早速かけて食べました。アフレコ現場でタルタルソースをいただくことなんてなかなかないので、すごく嬉しかったですね。
毎回の差し入れをみんなで写真に撮ったり「今日はこんなのがあるよ」と話したりすることも多かったですね。すごくアットホームで温かい現場でした。
この作品は戦うシーンもありますが、基本的には「作る」「食べる」が中心なんです。なので、収録が終わるたびに「今日も平和だったね」という話になることが多くて。キャストみんな穏やかな気持ちでアフレコに参加していました。
──とても和やかな現場だったのですね。
徳井:例えばリンちゃんは料理の説明をする場面がとても多いので、レシピや食材の名前など、難しい言葉が続くこともあるんです。そういう時は私が頑張らなきゃいけない場面でもあるんですが、みなさんが温かく見守ってくださっている空気をすごく感じていて。「徳井さん頑張れ!」という気持ちが伝わってくるようで、本当に優しい方ばかりだなと思いました。































