
「飯テロ満載の作品なので、ぜひご飯を食べながら楽しんでください」──アニメ『捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました』リン役・徳井青空さんインタビュー
2026年7月6日(月)より放送中のTVアニメ『捨てられ聖女の異世界ごはん旅 隠れスキルでキャンピングカーを召喚しました』。
異世界に聖女として召喚された料理好きの主人公・リン(小鳥遊 倫)が、スキルを駆使して仲間たちへ絶品料理を振る舞いながら新たな居場所を見つけていく異世界ごはんファンタジーです。
アニメイトタイムズでは、リン役を務める徳井青空さんにインタビューを実施。作品の魅力やリンとの共通点、個性豊かなパーティメンバーの魅力、アフレコ現場でのエピソードなどをたっぷりと伺いました。
普段から料理好きとして知られる徳井さん。ご自身の食へのこだわりとは? 得意料理や初心者でも作りやすいおすすめレシピなど、料理愛あふれるお話もお届けします。
「きっとうまく演じられるんじゃないかな」
──原作や脚本を読まれた際の第一印象を教えてください。
リン役・徳井青空さん(以下、徳井):文章を読んでいるだけでもよだれが出てきそうなくらい、食べ物の描写が印象的でした。アフレコ台本でも料理がすごく丁寧に描かれていて、リンちゃんがお料理の作り方を説明する場面もあるんです。アニメになったらさらに飯テロになるのではないかなと思いました。
──本作ならではの魅力とは?
徳井:異世界に召喚されたリンちゃんが「暴食の卓」の仲間たちと旅をする物語なので、もちろん戦いやかっこいいシーンもあります。ただ、この作品はみんなでおいしくご飯を食べることが物語の中心にあるんです。そこがすごく珍しいと思いましたし、この作品ならではの平和で温かい魅力だと思います。
アフレコ現場でも「今日もご飯を食べているシーンが平和だったね」とキャストのみんなで話すことが多くて、そんなところもこの作品らしさだと感じています。
──オーディションに臨まれた際は、どのようなことを意識されていましたか?
徳井:リンちゃんはアラサーの女性なので、最近の作品の主人公の女の子たちと比べると年齢感が自分に近いなと思ったんです。なのでオーディションの時はあまり作り込まずに、自分なりのナチュラルなテンションで演じてみました。
──実際に演じる中で、オーディション時から変わった部分はありましたか?
徳井:私自身も食べることや料理をすることが大好きなので、リンちゃんの食べ物に対する気持ちやテンション感にすごく共感しながら演じることができました。アフレコではその気持ちがさらに強くなって、オーディションの時よりもテンション高めで演じることが多かったですね。
アフレコになると、お腹を空かせた仲間たちのために料理を作る状況になるのでより気持ちが入るんです。さらにみんなが「おいしい!」と言って食べてくれるので、その姿を見ていると自然とテンションも上がりました。
──食レポにも熱が入っていて印象的でした。
徳井:そうですね。みなさんの食レポも、それぞれのキャラクターらしさが出ていて面白かったです。とても的確においしさを表現してくれますし、普段は大人しいキャラクターが思わず大きな声を出してしまうようなリアクションを見るとこちらまで嬉しくなりました(笑)。
──改めて、リン役に決まった時の気持ちを教えてください。
徳井:正直に言うと、まさか自分が選ばれるとは思っていなかったので事務所から連絡をいただいた時は本当に嬉しかったです。
決まってから作品を読み進めていくうちに、食べることの楽しさや作ることの楽しさを大切にしているところが自分とすごく似ているなと感じて。だから「きっとうまく演じられるんじゃないかな」とも思っていました。
──リンに共感する部分が多かったのですね。
徳井:多かったです。リンちゃんは基本的に誰に対しても敬語で話すのですが、そのあたりも私に近いなと感じました。セリフも自然で、自分の中からスッと出てくる感覚がありましたね。
一方でリンちゃんは本当に前向きでとにかくいつも明るいので、そんな彼女の長所を私も見習いたいなと思いました。
──今の徳井さんだからこそ表現できたと感じるリンの魅力や、お芝居へのアプローチを教えてください。
徳井:やはり実際の年齢感が近いことが大きかったですね。リンちゃんは現代日本の知識を持っていて、ときどきオタク的な感覚や発言も出てくるのですが、私自身も共感できる部分でした。
またリンちゃんは料理を通して、仲間を支えてフォローする役割です。戦いの最前線に立つタイプではないんですよね。私自身も年齢を重ねて周りを支える立場を経験するようになったので、そういった部分も自然に演じられたと思います。
もし、もっと若いころにこの作品と出会っていたら、リンちゃんのような落ち着きは出せなかったかもしれません。「異世界に召喚される」という大変な状況でもリンちゃんは冷静で「今できることをやろう」と前向きに行動する。そんな気持ちは、私自身も大人になったからこそ共感できる部分だと思いますし、演じやすさにもつながっていると思います。
──もし徳井さんご自身がリンのように異世界へ召喚されたら、やはり冷静に行動できそうですか?
徳井:どうでしょう……! でもリンちゃんのように仲間のために頑張るというより、キャンピングカーを使って大金持ちになろうとか考えちゃうかもしれません(笑)。だからこそ、自分のスキルを仲間のために使おうとするリンちゃんのことがすごいなと思います。
──ちなみに、徳井さんはキャンプのご経験は?
徳井:番組の企画などでキャンプの一部に触れることはこれまでにもあったのですが、実はまだ本格的にやったことはないんです。でも今回撮影でキャンピングカーを見たり乗せてもらったりする機会があって欲しくなっちゃいました(笑)。
キャンピングカーを近くで見る機会がこれまであまりなかったのですが、想像以上にハイテクで本当に住めそうな快適さがあると感じました。































