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- 万木サエ
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『ブルーロック』は週間少年マガジンで連載中の、史上最も熱く、最もイカれたサッカー漫画。金城宗幸先生原作、ノ村優介先生による漫画で、世界累計6000万部を突破している話題の作品です。
日本をW杯優勝に導く選手を育て上げるために日本フットボール連合が立ち上げた「“青い監獄”プロジェクト」に召集された300人の高校生ストライカーたちが、世界一のストライカーを目指し蹴落とし合いの選別に挑む本作。現在は、“青い監獄”メンバーがU-20日本代表を乗っ取り、U-20W杯に臨んでいます。
7月8日発売の週刊少年マガジンに掲載された『ブルーロック』第353話「超常異端児蹴団(スーパーダークホース)」では、乱入してきたテディの行動に、イングランドも次の試合を前に必死であることを感じた選手たち。そこで絵心の話を聞いてフランス戦を振り返ってみた潔が、バラバラになったBL JAPANの「大目標」のマインドセットを共有し——。本記事では、最新話のポイントやSNSでの反響をまとめました。
※本記事には『ブルーロック』最新話(第353話)のネタバレを含みます。コミックス派やアニメ派の方等、週刊少年マガジン未読の方はご注意ください。
集合時間が近づいてもやってこないメンバーを気にしてトレーニングフィールドに顔を出した潔と凛。二人でテディのボールを奪いに走り寄ります。一度はかわされた二人ですが、凛が反則行為であることも気にせず服を掴んで投げ飛ばそうとしたところ、凛の頭に手をついて体勢を整えるテディ。しかしその位置をよんでいた潔がボールを奪います。
潔に興味を持つテディ。エゴイストには絶対なりたくない、自分は母国を優勝させるための人形だと言って去っていきます。そんなテディに呆然とするBL JAPAN。テディのドリブルを目の当たりにし、1対1では止められないかも…と不安を口にしていると、愛空がそう思わせるための“カマシ”だと言ってみんなを落ち着かせます。
トレーニングフィールドに潔と凛がやってくるシーン。登場の仕方がカッコいい!とファンの注目が集まりました。二人で腹を割って話したあとだからか息もぴったり。やっぱりこの二人がBL JAPANの中心人物だなと思わせてくれました。
そして愛空のここぞという時に発する言葉がキャプテンらしくて本当に頼もしい。レギュラー唯一の元U-20日本代表メンバーではありますが、ネオ・エゴイストリーグを経てすっかりブルーロックスとも打ち解け、みんなをしっかりまとめる頼りになる存在です。
テディを送り込み日本にイングランドの強さを植え付けようとするほど、イングランドも必死。日本も勝たなきゃすべてが終わる。でもこの極限の中でこそ、自分たちはエゴを進化させ強くなれるという潔。自分たちの立ち位置を振り返り、“青い監獄”が世界の中心だと勘違いしていたと思うと話します。
ネオ・エゴイストリーグで全世界に注目され、初戦のナイジェリアに大差で勝ったことで自分たちは浮足立っていた。日本はそもそも優勝候補でもないし、ブルーロックスたちはチームの爪弾きや挫折をしてきた異端児たちばかり。だから自分たちはダークホースとして世界を喰う戦いをすればいい。これならそれぞれの世界一の形が違っても、同じ気持ちで戦える——潔はそう言うのです。
353話に限らずですが、潔が自分の思ったことや考えた理論を言語化するのが上手いことに感嘆の声が。バラバラになりかけていたみんなの気持ちや、それぞれがエゴを剥き出しにすることで上手くいくのかという不安な気持ちが、潔がマインドセットを共有したことによって進む方向がひとつに。
この潔の言葉が、実際に今行われているW杯の日本にリンクするところもあり刺さるというコメントも見られ、読んでいて熱い気持ちなった人も多かったようです。
イングランド戦まであと24時間に迫りました。どんな試合になるのか、スタメンは誰になるのか、注目の一戦のキックオフが待ち遠しいですね。