
ヒーロー側のエゴを引き出す「イバル連合」の役割とは――『角醒ハンター オメガホーン』砕厄のゲンノウ役・桜庭大翔さん×飛導のバーサー役・光宗薫さん×鉄壁のレイジ役・長田光平さんインタビュー
“赤いヒーロー”が活躍し、作品ごとのキャラクターがクロスオーバーする特撮映像シリーズ【PROJECT R.E.D.】。その第2弾となる『角醒ハンター オメガホーン』が、2026年7月26日(日)にいよいよ放送開始となります!
古代の地上を支配していた巨大生命体「角獣」。彼らは「エゴルギア」に封じられ、地上から姿を消した――。時は流れ、現代。角醒器(かくせいき)で角獣の力を引き出して戦う「ハンター」と呼ばれる人間たちが現れます。そんな時代を気ままに生きるトレジャーハンター・炎のシャウトは、ある日、人間の姿(=亜人態)になれる “角獣王”炎角(えんかく)と出会い……。
本作には、エゴルギアに封じられた個性豊かな角獣たちが続々登場! 行く先々で繰り広げられる、ハンターたちとの「ハンターバトル」も大きな見どころです。
そして、シャウトたちの前に立ちはだかるのが、圧倒的な力で多くのハンターを束ねる「イバル連合」。アニメイトタイムズでは、イバル連合のハンターを演じるキャスト陣へのインタビューをお届けします! 砕厄のゲンノウ役・桜庭大翔さん、飛導のバーサー役・光宗薫さん、鉄壁のレイジ役・長田光平さんに、役作りや本作ならではの魅力について、たっぷり語っていただきました。
鉄壁のレイジに「これはどっち」!?【PROJECT R.E.D.】ならではのキャスティング
ーー【PROJECT R.E.D.】の第2弾となる『角醒ハンター オメガホーン』への出演が決まった際の心境をお聞かせください。
飛導のバーサー役・光宗薫さん(以下、光宗):私はオーディションから「絶対にやりたい!」という強い気持ちで受けていて、なんなら「もう決まった」と思い込むくらいの勢いでした。そっちの方が受かるんじゃないかなと思って(笑)。役が決まった時は……ちょうど別の現場でマネージャーさんと一緒にいた時に電話がかかってきたんです。マネージャーさんから「決まりました」と言われた瞬間、一緒にジャンプしながらハイタッチしました! 10年来お世話になっているヘアメイクさんがいるんですけど、「こんな喜んでる光宗さんは見たことない」と言われるくらい嬉しかったです。
ーーそれだけ出演への想いが強かったのですね。
光宗:もともと学生の頃に特撮を観ていたので、「出れるんだ」という喜びが大きかったですね。加えて、今年で33歳になったんですけど、この年齢で特撮のお話がくるとは思っていなくて。特撮にレギュラー出演できる人生だと思っていなかったからこそ、嬉しい驚きでした。
砕厄のゲンノウ役・桜庭大翔さん(以下、桜庭): やっぱり男の子なので、特撮は大好きなんです。オーディションのお話が来た段階でもワクワクしました。「特撮のオーディションで演じられる」というだけで嬉しいし、「絶対に自分のものにしたい」という思いもありました。
今回いただいた役についても、僕は悪役のプロレスラーをやらせていただいているので、「これはちょっと負けられない」と。気合を入れて、いつも入場時に羽織っているガウンでオーディションに行ったんです。
ーーそれはインパクトがありそうです。
桜庭:出演が決まった後に衣装合わせがあるじゃないですか。そこで「桜庭くんの役衣装はこれです」と言われて、僕のガウンとほぼ同じものが出てきた時は「えーっ!」て(笑)。本当に嬉しかったです。役に僕自身のパーソナルな一面が融合されたというか。本当にゼロから作り上げていただいていると実感して、役に対する愛着も湧きましたし、大事に演じていこうと強く思いました。
ーー見た目からして、絶対に強敵だろうなと。
光宗:現場で見ていて、「絵力と説得力がすごいね」という話をしていたくらい(笑)。
桜庭:僕自身も特撮は好きでずっと観てきたんですけど、ここまで思いきり筋肉を前面に出すキャラクターって意外と少ないんですよね。別の作品でなかやまきんに君さんがゲスト出演されましたけど、レギュラーでこれだけ主張する役はあまりないと思います。
鉄壁のレイジ役・長田光平さん(以下、長田):仮に俳優が「ガタイのいい役をやってください」と言われて、そこから筋トレをしても、この体格にはなれないですから。これは大翔くんが積み上げてきたものが役として反映されていると思います。
桜庭:嬉しいね……一緒に筋トレ行こう(笑)。
一同:(笑)
光宗:でも、グリーンバック用のスーツが入るか入らないかって、衣装さんがすごく心配していました。
桜庭:ビッチビチでしたけど、着てきましたよ。
光宗:着れたんだ!? 特撮の歴史でもなかなか類を見ないからこそ、「今までのフォーマットが合わないんじゃないか」というザワザワもあったみたいですね。
長田:スーツアクターさんでも、ここまでガタイのいい方は中々いらっしゃらないと思います。
桜庭:それも要因のひとつだと思うんですよ。特撮って変身するじゃないですか。変身した後に、他の方がスーツを着て演じてくださるのが面白さだと思うんですけど、「もし僕がやったらどうなるの!?」って(笑)。
長田:たしかに。そういう意味では、『オメガホーン』だからこその役かも。
ーー長田さんは『超宇宙刑事ギャバン インフィニティ』の弩城怜慈に続いて、本作では鉄壁のレイジとして出演されます。
長田:元々「1年間スケジュールは〜」というお話は聞いていて、『ギャバン』が半年になるということも知っていたのですが、その先がどうなるのかは分からなかったんです。
別の作品になると聞いた時に、「弩城怜慈として出ていいのか、また違った役で出るのか」という部分で不思議だなと思っていて。役名を見たら「レイジ」と書いてあるけど、「同じレイジなのか、それとも……」って。 それは僕自身も、これから探っていくことになると思います。個人的には前作から携わっているからこそのワクワクというか、「これはどっち?」みたいな(笑)。
ーー(笑)。視聴者も同じ気持ちで作品を観るだろうなと。
長田:そうですね。徐々に「どんな人が主役になるのか」という情報も入ってきて、「若い方なんだ」と。お芝居の経験もあまりないということだったので、僕がサポートできる部分はサポートしたいと思っていました。すでに聖(炎のシャウト役・楢原聖さん)や将大(炎角役・国上将大さん)と3人でご飯に行ったり、将大とは一緒にサウナに入ったり、仕事の話というよりはリラックスして関係値も作れているので、今後がすごく楽しみです。































