
『片田舎のおっさん、剣聖になるII』第3話「片田舎のおっさん、老輩に己を重ねる」を振り返ろう! フィッセルのド派手な剣魔法……その威力が凄まじい!【ネタバレ注意】
2026年7月8日(水)より放送開始となったTVアニメ『片田舎のおっさん、剣聖になるII』(以下、本作)。
原作は著:佐賀崎しげる先生&イラスト:鍋島テツヒロ先生によってSQEXノベル/スクウェア・エニックスで刊行されているライトノベルで、秋田書店ヤングチャンピオンコミックスから発売されているコミカライズ版なども大きな人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第3話「片田舎のおっさん、老輩に己を重ねる」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。
第3話「片田舎のおっさん、老輩に己を重ねる」あらすじ
狼の姿をした影が教師たちに襲いかかり、学舎の付近では魔術が使えない。
この異常事態の原因を究明すべく、魔術なしでも戦えるベリルとフィッセルは学舎内への突入を敢行。
時を同じくして剣魔法科の生徒たちが待機していた食堂にも影の狼が現れ、ミュイたちは己が未熟を認識した上で立ち向かう決断をする。
それぞれの戦い、その結末は──?
この事態を引き起こしたのは誰なのか
魔術師学院に現れた影の狼たち。そして、その発生と同じタイミングで発生した魔術が使えないという事態。
魔術自体はは学舎から離れれば不完全ながら使えるものの、学舎の中ではまったく使えなくなることから、剣術だけで戦うことができるベリルとフィッセルが内部に突入して原因を探ることになりました。そして、狼たちを倒しつつ進むベリル&フィッセルは、全ての狼が同じ方向から発生していることに気づき発生源へと足を進めていきます。
一方その頃、ミュイたち剣魔法科の5人の生徒たちのところにも、影の狼が一匹紛れ込んできました。息をひそめてテーブルの下に隠れてやり過ごそうとするのですが、ミュイはこのまま寮生たちの方へ向かうと危険だとして自分たちで倒すことを提案します。
その頃、ベリルとフィッセルは狼たちの発生源になっていた地下室に到着。ルーシー団長の実験室か何かとのことですが、そこで待っていたのは負傷して出血しているブラウン教頭で、この場所にルーシー団長の不老の秘密があるのではないかとあたりをつけて封印された扉をみつけたものの、解除する方法がなかったと語りました。
そこで使用したのが、全ての魔術を無差別に相殺する魔装具。おそらく、学舎で魔法が使えなくなったのはこの魔装具が原因でしょう。ただ、そこまでしてこれほどの大騒ぎを興しても、ルーシー団長の不老の秘密に迫ることはできなかった様子。
自分がもっと若く強力な魔術師だったら……と悔しそうなブラウン教頭を気遣うベリルですが、それを払いのけられ「老いに対する恐怖」を語られてしまいます。「君らにはわかるまい」と言われたものの、ベリルには何やら刺さるものがあったようで……!?
ここで、ブラウン教頭の救助と魔術を使えなくしている魔装具の対処をフィッセル、封印の扉の先の調査をベリルが担当する形で手分けすることに。そして地下に降りたベリルは、ここまで多数切り捨ててきた影の狼たちの親玉を目撃しました。
フィッセルの秘剣が狼たちの親玉に炸裂
再びミュイたちに視点が戻ると、隙を窺ってテーブルから拝借していた人数分のナイフに魔力を通して影の狼と戦うことに。
ベリルの方は親玉が鎖に繋がれていることを確認しますが、それを取り巻きが外そうとする様子に気づきました。自由に動けるようになって学舎の外に解き放たれてしまうと、上で待っているミュイたちも巻き込まれる可能性がある騒ぎになってしまいます。
また、狼らしい攻撃方法以外にも巨大な岩石の槍を飛ばす飛び道具も持っており、流石のベリルも苦戦は必至といった状況。そこに、ブラウン教頭の救助と魔装具の対処を済ませたフィッセルが駆け付けてくれました。
フィッセルの剣魔法はこの親玉に有効で、一撃で頭部を吹き飛ばすほどの威力を見せました。しかし、影が集まってきてすぐ再生してしまうので、一撃で倒せるだけの魔力を練った技を繰り出すべく、それまでの時間稼ぎをベリルがするという作戦に出ます。
ミュイたちのほうは再びテーブル下に隠れて素早く作戦会議。ルーマイトの電気を帯びたナイフを狼の顔面に投げて感電させ、フレドーラの氷結したナイフで足元を凍らせて動きを封じる。そこからシンディとネイジアとでテーブルクロスを被せて視界を奪い、最後にミュイがトドメという綺麗な連携で無事に影の狼を撃破。
その頃、フィッセルのために時間を稼ぐベリルは、ずっと親玉の攻撃を躱したりいなしたりを続けなければならないため、流石に疲労の色が見えてきていました。そんな中、一撃もらってしまい心の中で「俺ももう歳か」と呟くような場面も。
そんな窮地にフィッセルの大技、秘剣・カーテナが間に合って一気に親玉は消滅。しかし核の部分が残っており、そこにすぐさま影が集まってきてしまいます。復活するかと思われたその時、ベリルの一太刀が綺麗に入るとコアは真っ二つに。
ひと段落して後日、素振りをする剣魔法科の生徒たち。事件での評判を聞きつけ生徒たちが増えており講義は大盛況。フィッセルの教え方も以前より柔らかくなった印象を受けます。
そんな光景を眺めつつ、ルーシー団長はベリルに影の狼の親玉について話してくれました。あれはロノ・アンブロシアという特別討伐指定個体(ネームド)で、ルーシー団長ではその核を破壊することはできなかったのだとか。
ルーシー団長に自分が真っ二つにしたロノ・アンブロシアの核を見せると、「お主が割ったのか」と驚きました。ベリルはゼノ・グレイブルの剣のおかげだと謙遜しますが、きっとそれだけではないでしょう。
また、不老であればと暴走してしまったブラウン教頭については、回復に向かっているものの無罪放免とはいかないことが判明。若い頃は切磋琢磨して真摯に向き合う姿勢があったものの、彼も年齢を重ねて変わってしまったことが明かされていきました。
その話を聞いてベリルは、ブラウン教頭が話した「老いに対する恐怖」のことを思い出し、自分もいつか来る剣を置くときのことへ想いを馳せ……といったところで第3話は終了。
やはり、若者たちと比べて残された時間が少ないだけに、いつか剣を置く時のことを考えざるを得ないベリル。そんなベリルがここで立ち止まることを選ぶのか、それでも前に進むのかが気になるところではないでしょうか。
また、第一期で特別討伐指定個体であるゼノ・グレイブルを倒した時のように、割ってしまったものの同じ特別討伐指定個体のロノ・アンブロシアの核を手に入れています。
これはルーシー団長でも割ることができなかったほどの物質とのことですが、ゼノ・グレイブルの時のように、これを使った武具か何かを作る展開になる可能性も……!? 色々と考察が尽きない第二期となっていますので、ぜひ最終回までチェックしましょう。
























