
わからないこともおもしろがれる人間でいたい|入野自由さんミニアルバム「HUMOR」発売記念インタビュー
声優・俳優として数々の作品で活躍する入野自由さんが、約4年ぶりとなるミニアルバム「HUMOR」を8月26日(水)にリリース!
今年春に開催したライブツアー「IRINO MIYU LIVE TOUR 2026“Humor is Human”」を経て完成した今作には、リード曲「わからない」をはじめ、かつてレギュラー出演していたABEMAオリジナル声優レギュラー番組『声優と夜あそび』をテーマに自身が作詞した「LOVE YA TUESDAY」を含む全6曲を収録。“ユーモア”という言葉に込めた現在の価値観や生き方が色濃く反映されています。
今回は、「HUMOR」の制作エピソードはもちろん、『声優と夜あそび』への思い、そしてSNSでも話題となった『角醒ハンター オメガホーン』主題歌への挑戦まで、お話をお聞きしました。
「HUMOR」に込めたのは“わからない”を楽しむ生き方
――まずは、タイトル「HUMOR」に込めた想いからお聞かせください。今作は、ライブで掲げたテーマがそのままアルバムにもつながっていますね。
入野自由さん(以下、入野):もともとライブに向けて楽曲を作っていたこともあって、ミニアルバムとしての全体像が見えてきたところで思ったのは、ライブからの地続き感。ライブタイトルにも入っている“Humor”というのは今自分が一番大事にしていることのひとつでもあるので、それを今作にも使いたいなと思いました。
ものごとの捉え方もそうですけど、人としてのコミュニケーションもそうだし。何か嫌なことがあったときでも、それをおもしろがれる人間でいたい。楽曲全体を通してのコンセプトというよりも、自分の生き方を表現したという感じです。
――リード曲「わからない」は、男女混声5人組バンド・ゴホウビのスージーさんが手掛けた明るいポップソング。第一印象はいかがでしたか。
入野:ずっと好きで聴いていたゴホウビさんに曲を書いていただけたのが、まず嬉しかったです。そして、想像以上に楽しい楽曲だなと。ただ歌ってみるとものすごく大変(笑)。乗りこなすまでは時間がかかりました。
実際にスージーさんに、今自分が思っていることをいろいろお話して作っていただいたんですけど、この“わからない”ということ自体、ここ数年、自分のなかでずっと考えていたことでもありました。
わからないものは怖いとか、自分には関係ないとか。わからないものは排除するという傾向を感じることが最近増えていて。でも、わからないなりにそこに飛び込んでいったら、ときめくこともあったりするじゃないですか。
――わからないからこそ、わくわくすることもありますよね。
入野:そうなんですよね。今は好きなものや予測したものが目の前にある、最適化された環境が当たり前になっているから、わからないからおもしろくないと感じてしまうのかなと。それが進むと本当はおもしろいと思っていたのに、あの人がこう言ってるからおもしろくないんだと大衆に飲まれる人も増えてくる。もっと自由になってもいいのにって思うんです。
わからないからこそ探求していったり、それにおもしろみを感じたりするんじゃないかな、未知のものと出会う気持ちを大切にしたいよねということをスージーさんとお話して作っていただきました。
――MVもドットキャラクターになった入野さんが「わからない、未知のこと」がたくさんある世界で冒険している映像になっていますね。
入野:MVを手掛けてくれた服部グラフィクスさんにも、こういった話をお伝えしました。ライブも観に来てくださって「受け取りました」と言ってくれました。楽曲の印象プラス僕の想いを形にしていただきました。

































