
一緒にいるときだけでも楽しいと思ってほしい──TVアニメ『きみが死ぬまで恋をしたい』第4話を振り返り!
絶賛放送中のTVアニメ『きみが死ぬまで恋をしたい』。少女たちの“生と死”、そしてかけがえのない絆を描く本作。
第4話「共犯」では、ミミから打ち明けられた秘密をきっかけに、シーナが彼女の背負う運命と向き合うことに。真実を知ったシーナが、ミミとの日常をより大切にしていこうと心に決めた第4話を振り返ります。
ミミの秘密と最高禁止魔法である「蘇生魔法」
「友だちだから」と打ち明けられたミミの秘密。それは、「もう死んでいるから、死なない」という衝撃的なものでした。突然の告白に戸惑うシーナでしたが、当のミミは「大人がそう言ってた」と無邪気な笑顔を見せるばかり。深刻な話をした直後とは思えない様子で、校舎裏に咲くデイジーの花へ「きれい!」と駆け寄っていきます。
その言葉が頭から離れないまま迎えた翌日の授業では、くしくも「蘇生魔法」がテーマに。使用者の命と魔力のすべてを引き換えに死者を蘇らせ、蘇った者には永遠の命が与えられる禁忌の魔法。ミミの秘密と重なる最大禁止魔法に、シーナの胸には拭いきれない疑問が募っていきます。
明かされたミミの真実
授業後も、図書館で蘇生魔法について調べていたシーナのもとに、ミミと自分を呼ぶ放送が。一瞬、戦地への招集かと血の気が引くものの、呼び出された先は保健室。そこで、フラン先生が語ったのは、ミミの出生にまつわる真実でした。それは、シーナが予想したとおり。ミミは母親が禁忌を犯し、蘇生魔法によって蘇った存在だったのです。
蘇生者は、蘇生したときのまま時間が止まり、成長しないこと。そして、ミミの桁違いの魔力は、今の国にとっては欠かせないものだと話すフラン先生。戦争が続く限り、ミミは戦地に行かざるを得ない。その事実に、思わず反発するシーナでしたが「ミミという最強兵器がいるから、最小限の犠牲で済んでいる」というフラン先生の言葉には反論することができず……。さらに、フラン先生からはミミの秘密は国家機密であり、口外禁止と告げられるのでした。
保健室をあとにしたシーナは、ミミとともにクッキーを作ることに。「ミミがいるから、私たちはここで生きていける」という現実を受け止めきれず、思わず「これからも戦い続けるの?」とミミに問いかけてしまうシーナ。ですが、ミミは「だって、ミミが戦うのはいいことなんでしょ?」と、屈託のない笑み。その言葉に、シーナは何も返すことができません。
その夜、学校では戦地への人員配置についての話し合いが行われていました。教師たちにも何やら複雑な想いがある様子です。
一緒にいるときだけでも楽しいと思ってほしい
ミミが戦地に行くことは変えられない。そんな想いから、学校にいるときくらいは穏やかに過ごせるようにしてあげようと心に決めるシーナ。一方、学校中を整理整頓してまわる「返礼の日」が近づくなか、セイランとアリもまた、ミミが蘇生者ではないかと語り合っていました。愛する人のために自分を捧げる蘇生魔法を「ロマンチック」だと微笑むアリ。穏やかな時間を過ごす2人でしたが、窓の外からは敵の攻撃の音が。そして「もしも自分だったら蘇生魔法を使うか」と問いかけあうものの、答えは出ず。どちらともなく手を重ね合わせるのでした。
そのころ、シーナはミミをデイジーが咲き誇る裏庭へ。長い年月を生きているはずなのに、「こんなの見るの初めて!」とはしゃぐミミに、シーナは花冠を作ってプレゼントします。戦場では"最強兵器"として戦い続ける少女が、学校では年相応の笑顔を見せる。その姿を前に、シーナは「自分といるときだけでも、楽しいと思ってほしい」と想いを込めて、ミミに「次は、なにしよっか?」と優しく問いかけるのでした。
ミミとともに小さな日常を積み重ねていこうとするシーナの決意が印象的だった第4話。秘密と過去を知ったからこそ、一緒に過ごす時間の尊さを改めて感じさせるエピソードとなりました。
『きみが死ぬまで恋をしたい』作品情報
あらすじ
人を殺すための授業、誰が死んでも悲しむことさえままならない日常。
ここは不条理で、常に死と隣り合わせの日々が、「当たり前」な世界。
「どうしてみんな平気なの?」
自分の境遇を受け入れられずにいる14才のシーナはある夜、血まみれの小さな女の子・ミミと出会う――
どんな現実が訪れようとも、生きていく。
これはそんな少女たちが見つける、あどけない願いの物語。
キャスト
(C)あおのなち・一迅社/「きみ死ぬ」製作委員会




























