
ようやく本当の意味でバディとして完成した物語——「東京カラーソニック!! Begin on -SESSION2-」宮苑 巴役・広瀬裕也さん&榊 旺士朗役・梅原裕一郎さんインタビュー
2021年に1stシーズンが始まり、2026年6月6日に5周年を迎えた『東京カラーソニック!!』。「歌手」と「作曲家」がバディを組み、楽曲制作を通じて葛藤や成長、互いの絆を丁寧に描く青春エンターテインメントとして多くのファンを魅了しています。
7月31日より、『東京カラーソニック!!』集大成となるFINALシーズンが始動! バディとして歩んできた時間の中で育んだ想いや経験を胸に、それぞれが自分の音で世界に立ち、“個”として歩き出す新たな物語が描かれます。
「東京カラーソニック!! Begin on」と題し、5組のバディによるドラマ&楽曲が5か月連続でリリース。ドラマ&楽曲のダウンロードシリアルコードに加え、歌詞カードやオリジナルグッズを同梱したセット商品を展開するほか、アニメイト特典では、2027年1月24日に開催されるイベントチケット優先抽選申し込みシリアルコードが付いてきます。
本稿では、8月28日にリリースとなる「東京カラーソニック!! Begin on -SESSION2-」ドラマの収録を終えた宮苑 巴役・広瀬裕也さん&榊 旺士朗役・梅原裕一郎さんにインタビューを実施! ここにきてようやく本当の意味でバディとして完成した二人の物語。ドラマの注目ポイントを教えていただきました。
思わず感情が溢れた巴と旺士朗の長回しシーン
——ファイナルシーズンの台本を読んだ時の印象は?
宮苑 巴役・広瀬裕也さん(以下、広瀬):1ページ目から不穏な空気が漂っていて、もう動き出していると感じました。
バディだけの問題ではなく、カラーソニック自体も危うい状況の中で、みんなが不安を抱えながら楽曲や歌に向き合っていく。どのバディも本当に辛くて悲しい展開で、読みながら「どうやって解決していくんだろう」とずっと思っていました。
個人的に印象に残ったのは海吏ですね。他のメンバーが不安を抱えている中で、海吏だけは全くブレていなくて。みんなのところへ話しかけに行って、さらっと核心を突く言葉をかけて、自分はゲリラライブをやってしまうぐらいの行動力がある。
どの辛い場面にも海吏が顔を出してくる感じで、本当に一人で際立っていましたね。世界規模で活躍しているとステージが違うのだな、と改めて感じました。
榊 旺士朗役・梅原裕一郎さん(以下、梅原):物語が壮大になったという印象を受けつつも、エンタメ業界が抱える現実的な問題と重なる部分もあるなと感じました。
その中でカラソニのメンバーたちは、歌や音楽への熱量を失っていなくて。その眩しさというか、青春のような雰囲気がすごく印象的でしたね。そういう強い熱量がなければ、あの業界では勝ち残っていけないのだなと改めて感じました。
——他のバディのシーンで心に残ったエピソードはありますか?
広瀬:宙のシーンは本当に苦しかったですね。「許しを乞う」というわけでもないけれど、罪悪感を抱えた相手がいて、宙は「今更なんだよ」と感じている。
綺麗な終わり方にならないのが、このシリーズのリアルさで。簡単に美談にならないからこそ、考えさせられるシーンでした。
梅原:かつてバディを組んだ嵐との絡みや、旺士朗との会話シーンが印象的でした。巴と対照的な部分もあり、嵐は嵐でもう天才なので、その対比が面白かったです。
それから広瀬くんと同じく、海吏の立ち振る舞いにも感銘を受けましたね。カッコよすぎて、あのメンタルの強さはどこから来るんだろうと(笑)。
SESSION3のエピソードは、切っても切れない家族の血というか、気が合うから話せてしまう。嫌い合えればそのまま出会わずに済んだのに、逆に通じ合ってしまうからこそ、最後に現実を突きつけられるというのが、妙に残酷でした。
——巴と旺士朗の長回しシーンについて教えてください。
広瀬:自分自身も演じながら感情が溢れてしまって、鼻水が出るくらいグッときてしまいました。本当にリアルなお芝居になったと思います。
巴の感情の表し方については、最初のテイクで方向性を確認できたことが大きかったですね。
強がるパターン、弱々しくなるパターン、真っ直ぐに向き合うパターンなど色々と考えていたのですが、テイクを重ねながら巴自身の状態を丁寧に確認できて。あとはその感情に従っていくだけ、という感じで臨めました。
強気でもなく弱々しくもなく、でも焦っていて、旺士朗の話は聞いているけれど言い返しもしている。その絶妙な状態を、やってみて初めて知れた気がします。
梅原:今回は旺士朗らしい大声や怒鳴り声がほぼなくて、キャラクター然とするよりもリアルな人間の感情として演じることを意識しました。
セリフ回しや語尾の処理も、普段よりリアル寄りにした方が映えると思いながら臨みました。
一緒に録れたことで相手のセリフに自然に反応できて、自分の想定外の表現が出てきた時にそれをどうキャッチするか、というやり取りがとても楽しかったですね。



























