
『ダンダダン』最大の謎“ダンダダン”の正体とは? サンジェルマン伯爵が作ろうとしている“最強の妖怪”を考察&オカルンたちの今をおさらいします!
龍幸伸先生による漫画『ダンダダン』が、2021年より「ジャンプ+」にて連載中です。UMAや宇宙人など様々なオカルト要素を取り入れた世界観と、予測不能な展開が繰り広げられるバトルアクションが人気を集め、2024年にはTVアニメ化。2027年には第3期の放送も予定されている注目作です。
そんな『ダンダダン』には、作品タイトルそのものにまつわる大きな謎が残されています。それが、“ダンダダンとは何なのか?”という疑問です。
本稿では、これまでに描かれてきた物語を振り返りながら、『ダンダダン』最大の謎ともいえる“ダンダダン”の正体を考察。さらに、物語の裏で暗躍する謎の人物・サンジェルマン伯爵についても、その正体や目的を探っていきます。
※本稿には漫画『ダンダダン』最新話までのネタバレが含まれます。未読の方はご注意ください。
“ダンダダン”とは何なのか?
本作のタイトルにもなっている“ダンダダン”というワードが作中で初めて登場したのは、呪行李に封じられていた怪異「悪夢のメルヘンカルタ」との戦いが終わったときのことです。
呪行李の封印から解き放たれた「悪夢のメルヘンカルタ」から力を奪ったのは、オカルトコレクターを自称する謎の人物・サンジェルマン伯爵でした。彼は「悪夢のメルヘンカルタ」に対して、「あなた、“ダンダダン”をご存じで?」と問いかけます。
それまで“ダンダダン”という言葉は作品タイトルとしてしか登場していなかったため、この場面は読者に大きな衝撃を与えました。「ダンダダンってただのタイトルじゃなかったの!?」と話題になったのも、この発言がきっかけです。
しかし、その後もしばらく“ダンダダン”が何を意味するのかは明かされないままでした。
ところが、物語が進むにつれてサンジェルマン伯爵の目的や、彼が関わるドラクロワ家の計画が徐々に判明。そこから“ダンダダン”の正体についても、ひとつの仮説が浮かび上がってきました。
ここからはサンジェルマン伯爵の動向を整理しながら、“ダンダダン”とは何なのかを考察していきます。
サンジェルマン伯爵とドラクロワ家の目的
ターボババアからは「ハイパージジイ」と呼ばれ、モモたちの通う高校では「三丈目先生」として振る舞っていたサンジェルマン伯爵。その正体はいまだ謎に包まれていますが、現在では、世界の巨大名家のひとつである「ドラクロワ家」の王子・ブラドに雇われたコンサルタントであることが判明しています。
ブラドが率いるドラクロワ家は、没落寸前の状況から復興し、13ある貴族のトップに躍り出ようと画策。そのためにブラドが雇ったのが、オカルトに精通するサンジェルマン伯爵だったと考えられます。
そして、ブラドが目をつけたのが「妖怪の力」です。ドラクロワ家は妖怪の力を集めて戦力とするため、日本へ進出。ブラドは現在、サンジェルマン伯爵が獲得した「メルヘンカルタ」の力を取り込み、本来の力を引き出すため、さらに6つの呪いを集めようとしています。
ここで気になるのが、なぜサンジェルマン伯爵が妖怪の力を集めているのかという点です。


























