
『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』今回から【ケイオスブレイカー編】に突入する第8話「空中城塞」を振り返ろう! ヒトガミについて尋ねられたルーデウス……その脳裏には龍神オルステッドと遭遇したあの日が蘇り!?【ネタバレ注意】
2026年7月4日より放送開始となったTVアニメ『無職転生Ⅲ ~異世界行ったら本気だす~』(以下、本作)。本作は小説家になろうに掲載され、後に書籍化を果たした理不尽な孫の手先生によるライトノベルが原作。
2027年7月27日(月)よりスマートフォン向けアプリゲーム『無職転生 〜異世界行ったら本気だす〜 クロニクル・オブ・エコーズ』が配信されるなど、アニメ以外にも様々な展開を見せて人気を博しています。
本稿では、そんな本作の第8話「空中城塞」を振り返りつつ、今後の見どころやキャラクターたちの動きを整理していきます。なおネタバレが含まれますので、視聴前の方はご注意いただければ幸いです。
第8話「空中城塞」あらすじ
母ゼニスが回復する方法を知るために、ルーデウスはナナホシの紹介で空中城塞ケイオスブレイカーに住まう魔神殺しの三英雄のひとり、“甲龍王”ペルギウスに謁見することになった。圧倒的な存在感を放ち、ゼニスの話を聞いたペルギウスは意外な人物の名前を挙げる。
ルーデウスとシルフィにある約束をするペルギウス
ナナホシに招かれ甲龍王ペルギウスの下へと向かうルーデウスたち。ペルギウスはラプラス戦役の英雄。12体の使い魔と共に古の空中城塞を復活させラプラスを封印した功績から、この世界での暦を甲龍歴と呼ぶようになったのだとか。
光輝のアルマンフィを呼んでいざ出発かと思いきや、ペルギウスは魔族が嫌いということでロキシーだけはお留守番に。「こういったことには慣れていますから」と諦めも早かったロキシーですが、心配そうなルーデウスに「帰ってきた時にギュッとしてくれたら、それでいいです」と健気なことを言ってきます。これは帰った時が楽しみです。
そしてやってきた空中城塞「ケイオスブレイカー」。到着したところで空虚のシルヴァリルという女性が待っていましたが、ナナホシとは知り合いな様子。そんなシルヴァリルに連れられ何らかの門を通ったタイミングで、何かに気づいたシルヴァリルから「ヒトガミという名前に聞き覚えがありますか?」と問われるルーデウスとシルフィ。
この門を通った段階でルーデウスとシルフィに何らかの反応があったのですが、ルーデウスの脳裏には第1期第21話「ターニングポイント2」で同じようにヒトガミについて問われ、迂闊に喋った結果龍神オルステッドに殺されかけた……あの日の光景が蘇っていました。
おそらく予見眼をシルヴァリルに使ってこの先の未来を見ようとしていたのですが、その間にシルフィが「いえ、ありません」と答えたことで事なきを得ました。
そして、いよいよペルギウスとの謁見の時。ナナホシは異世界からの召喚について何かが掴めたことを報告すると、約束通りこの世界の召喚魔術について教えてほしいと要求。また、大所帯できたことについても聞かれたナナホシは、自分の研究を手伝ってくれた報酬としてルーデウスたちを招いたことをペルギウスに説明。
まずはアリエルからお目通りが叶うのですが、おそらくアスラ王国の王位継承にまつわる事柄へ力添えしてもらいたい意図を見透かされ、かなり厳しい指摘がなされてしまいました。とはいえ、今回空中城塞を訪れたのは運命だとして滞在はなんとか許される形に。
続いてルーデウス。空中城塞へ転移させるのに手間取ったそうですが、確かに一番最後になっていました。また、ルーデウスの魔力はラプラスを彷彿とさせるとのことで、そのあたりが何か関係しているのでしょうか。
そのせいかペルギウスからかなり厳しい目線が向けられるルーデウスですが、ここでナナホシが「もう少し優しくしてやってくださいませんか」と口添え。ナナホシのおかげで質問が許されたルーデウスは、母であるゼニスの容体を伝えて助言を乞いました。
ペルギウスは古き迷宮には人を捕らえ己が心臓とするものがあり、そうなったものは例外なく記憶を失い、その身に呪い子もしくは巫女と呼ばれるものの神秘の力を宿すと聞かせてくれました。
また、似たような運命を辿った女性として、ルーデウスもよく知るエリナリーゼの名前を挙げました。エリナリーゼは言い淀む様子を見せましたが、クリフがそっと自分だけは味方だと伝えることで自分の過去をルーデウスに明かす決意をした様子。
続いてザノバも王権争いの後ろ盾が目的かと叱責されそうになりますが、「そんなものはどうでもよろしい」とバッサリ。シャリーアで見つけた自動人形の側にあった書物のようなアイテムに書かれた紋章と、ペルギウスの謁見の間に掲げられた紋章とが酷似している点を指摘して関連性を聞いたのです。
ペルギウスはもちろん知っており狂龍王カオスのものだと指摘。カオスが既に亡くなっていることを知るとザノバはショックを受けますが、見つけた場所と自動人形の素晴らしさを伝えたところペルギウスは何やら嬉しそうな様子。なんと、ザノバを芸術が理解できる相手だと認めた上で、自らの宝物殿にあるカオスの作品をいくつか見せてくれると約束しました。
シルフィの質問の前に、アルマンフィが何かを耳打ちすると「夫婦揃ってか……」と何かを把握したペルギウス。そしてルーデウスとシルフィに「息子はいるのか?」と問い、「もし息子が生まれることがあれば、我が下に連れてくるがよい」と一言。なんと、名前を授けてくれるのだとか。果たしてルーデウスとシルフィの間に息子は生まれるのでしょうか。
そんなシルフィの質問は、転移事件を誰が引き起こしたのか。ラプラスかそれに連なるものが犯人かと思いきや、ナナホシを召喚するなどペルギウスでも不可能なので、この世界であれを行えるものは誰もいないのだとか。判明しない以上は偶然ということで、ここでペルギウスとの謁見の時間は終了に。
ナナホシの体調が深刻なものに……。
ペルギウスとの謁見が終わり、落ち着いたタイミングでエリナリーゼから過去を聞くルーデウス。エリナリーゼは200年ほど前に迷宮から救出されたそうですが、最初は記憶も感情も失った状態でエルフの集落に預けられていたのだとか。そこで数年過ごした結果として回復し、集落の男性と結ばれることになったエリナリーゼ。
しかし、記憶は戻らなかったばかりか、呪いが表面化して毎晩のように相手を求めるようになってしまったのだとか。また、その際に小さな魔力結晶を月に一度産み落とすようになってしまったそう。
その魔力結晶が家計の足しになっており、売りに出ていた夫が盗賊に襲われ亡くなるといった出来事も。その後は夫との思い出を胸に生きようとしたものの、呪いの影響で衝動から集落の男性と次々致すようになり、暴走を続けた結果追放されてしまったのだとか。
そこから色々あって今は冒険者になり、呪いと上手く付き合いつつクリフ一筋になったと語ってくれたエリナリーゼ。ルーデウスも言いづらい過去があることは理解できるため、話してくれた彼女に感謝を示して握手を交わしました。
続いて「ケイオスブレイカー」内でナナホシと同席して召喚魔術の基礎を学んだり、休憩時間に食事をとるルーデウスたち。ルーデウスとナナホシはなんちゃって和風定食を用意してもらっており、「このお味噌汁、出汁もとってないじゃないの(※ナナホシ)」「実際美味しくはなかった(※ルーデウス)」とは言いつつしっかり完食。
城を散策する場面では、ナナホシも一緒にクリフとザノバが見つけた地下通路を通って何らかの広間を訪れました。そこには何らかの過去の出来事を記した壁画が飾られており、ルーデウスやクリフはどこかで見たことがあると発言します。いったいどこで見たものなのでしょうか。
ペルギウスによると空中城塞を手に入れた時からこの壁画はほぼ完全な状態で残っていたそうで、他のものが塵芥になろうとも残っていたことから、「この出来事だけは後世に伝えんとする」という想いを感じ取ったそうです。しかし、息苦しさとやるせなさ、胸糞悪さを感じることから好きではないとのこと。
終盤ではルーデウスとシルフィが互いの経過報告。シルフィによるとアリエルはペルギウスと上手くコミュニケーションがとれていないようで、そのアドバイスをルーデウスに求めていました。また、ナナホシと召喚魔術を習ったことやなんちゃって和風定食を食べたことを報告すると、シルフィが可愛らしく嫉妬をしてきて……!?
そんな所にいよいよ具合が悪そうなナナホシが来訪。解毒魔術をかけてほしいというのでシルフィがかけるのですが、どんどん悪化していきまさかの吐血。動揺するシルフィにそのまま気を失って倒れてしまうナナホシ……といったところで第8話は終了。
深刻な体調となってしまったナナホシの容体が気になるところ。同郷ではあるものの、異世界転生したルーデウスと違い異世界に召喚されてきたナナホシ。自分が元居た世界の日本への帰還を目指していましたが、その夢は潰えてしまうのでしょうか。今後の展開にも目が離せません。


























