こちらでは、『フルーツバスケット』の各話あらすじとユーザーの皆さんからの感想コメントのまとめています。
あらすじは随時更新となり、こういうところが面白かったといった感想や考察をご紹介していきます。
作品ネタバレも含みますので閲覧の際はご注意ください。
『フルーツバスケット 1st season』サブタイトル一覧
第1話
「行ってきます」のあらすじ
第2話
「みなさんが動物なんです!」のあらすじ
第3話
「大貧民をやりましょう」のあらすじ
第4話
「なにどしの方なのですか?」のあらすじ
第5話
「勘違いをしていました」のあらすじ
第6話
「お邪魔させてもらおうかしら」のあらすじ
第7話
「春になりますね」のあらすじ
第8話
「行ってらっしゃい」のあらすじ
第9話
「由希は俺の初恋だから」のあらすじ
第10話
「だって、バレンタインだもん」のあらすじ
第11話
「とってもステキなお宿です」のあらすじ
第12話
「楽しそうだね」のあらすじ
第13話
「元気でいたかな? 我が弟よっ」のあらすじ
第14話
「ヒミツだよ」のあらすじ
第15話
「そうでもないさ」のあらすじ
第16話
「踏むなっつってんだろが!」のあらすじ
第17話
「うおちゃんの分ですっ!」のあらすじ
第18話
「大切なのは……」のあらすじ
第19話
「ごめんなさいーっ」のあらすじ
第20話
「何マジで拾ってんのさ」のあらすじ
第21話
「売られた電波は買わなくちゃ」のあらすじ
第22話
「だって嬉しかったのよ」のあらすじ
第23話
「元気そうだな……」のあらすじ
第24話
「帰りましょう」のあらすじ
第25話
「もうすぐ夏がやってきます」のあらすじ
『フルーツバスケット 2nd season』サブタイトル一覧
第1話
「お久しぶりです」のあらすじ
第2話
「みんなで素麺食べたりしてね」のあらすじ
第3話
「お着替えしましょうか・・・・・❤」のあらすじ
第4話
「ふられたんだぁ・・・・・」のあらすじ
第5話
「待ってろとろろソバー!」のあらすじ
第6話
「馬鹿かい?君は」のあらすじ
第7話
「スイカ割り大会を始めるのよーっ」のあらすじ
第8話
「だってホントのことだろ」のあらすじ
第9話
「大切な俺の・・・・・」のあらすじ
第10話
「あなたは・・・・・『誰』ですか?」のあらすじ
第11話
「私だけのものだよ」のあらすじ
第12話
「俺の代わりに君が泣いた」のあらすじ
第13話
「いいっスよー」のあらすじ
第14話
「俺もう死んだっていいや・・・・・」のあらすじ
第15話
「・・・・・行ってきます」のあらすじ
第16話
「だからつたえて」のあらすじ
第17話
「あります、きっと・・・・・」のあらすじ
第18話
「キスしよっか」のあらすじ
第19話
「無いんだ、どこにもっ!」のあらすじ
第20話
「大丈夫ですか」のあらすじ
第21話
「あったんだ。確かに」のあらすじ
第22話
「俺は、嫌なんだ!」のあらすじ
第23話
「シンデレラっぽいもの!」のあらすじ
第24話
「真知がいた」のあらすじ
第25話
「・・・・・俺はもう、違うんだ」のあらすじ
『フルーツバスケット The Final』サブタイトル一覧
第1話
「また宴を開こう」のあらすじ
第2話
「それこそが、揺るぎない事実」のあらすじ
第3話
「降ればいいのに」のあらすじ
第4話
「……ただい…ま」のあらすじ
第5話
「だって…わかるでしょう?」のあらすじ
第6話
「なんて、愚かなんだろう」のあらすじ
第7話
「そうだよ、空っぽだ」のあらすじ
第8話
「そんなん…幻滅だ…」のあらすじ
第9話
「貴方の…お名前は?」のあらすじ
第10話
「好きなんだ、ただ…」のあらすじ
第11話
「さようなら」のあらすじ
第12話
「がんばったね」のあらすじ
第13話
「いってきます」のあらすじ
『フルーツバスケット 1st season』各話あらすじ
『フルーツバスケット 1st season』第1話「行ってきます」
『フルーツバスケット 1st season』第2話「みなさんが動物なんです!」
アクシデントで草摩夾に抱きついてしまった透は、草摩家にまつわるとんでもない秘密を知る。それは何百年も前から続く十二支の呪い……忌まわしき宿命……透に秘密がバレたことは、紫呉から草摩の当主である慊人に報告されるという。由希の脳裏をよぎったのは、子供の頃の――隠蔽された――悲しい記憶だった。
『フルーツバスケット 1st season』第3話「大貧民をやりましょう」
文化祭まで一ヶ月。透のクラスは『オニギリ亭』を開店することに決定。同じ高校に通うはめになった夾は、クラスメイトに信頼されている由希を羨ましく思う。透はそんな夾を皆と打ち解けさせるため、花島と魚谷を交えて大貧民をしようと提案。一方、由希は夾が皆の輪の中になじんでいる様子を遠くから眺めるだけで……。
『フルーツバスケット 1st season』第4話「なにどしの方なのですか?」
夾を訪ねて女性がやって来た。名前は草摩楽羅。草摩ということは……思った通り十二支の一人だ。が、楽羅は夾を見つけた途端に「会いたかったぁ!!」とグーパンチ&怒涛のラッシュで攻め立てる。好きすぎるが故のエキセントリックな愛情表現に防戦一方の夾だったが、楽羅の“とある言葉”をきっかけに雰囲気が変わり……。
『フルーツバスケット 1st season』第5話「勘違いをしていました」
透のもとにおじいさんから電話が。娘夫婦と同居するための家の改築が終わったという。透は新しい家の住所を残して、草摩家を去って行った。そもそも改築が終わるまで居候していたにすぎない。他人がいる方が変なんだ――分かってはいたけれど、草摩家の空気はどこか重い。由希と夾も、透の存在が心に引っ掛かっていた。
『フルーツバスケット 1st season』第6話「お邪魔させてもらおうかしら」
文化祭、当日。先輩達に頼まれて、由希は女装するはめに。草摩一族の草摩紅葉、草摩はとりもそんな由希の姿を一目見ようと訪れて、透のクラスは大賑わい。そんな中、花島と魚谷だけは妙に親しい透と由希の関係を怪しんでいた。2人から隠し事でもあるのかと言われた透は、草摩家で厄介になっていると漏らしてしまい……。
『フルーツバスケット 1st season』第7話「春になりますね」
『フルーツバスケット 1st season』第8話「行ってらっしゃい」
年の暮れ。帰る場所のない透は正月もこの家にいさせてほしいと紫呉にお願いする。紫呉はもちろんと認めるが、草摩家は正月に一族が集まってお祝いをするしきたりがあるという。本家に帰りたくないとゴネる由希と夾に、留守は自分にまかせて帰りを待っている両親に会いに行くよう透は促す。由希達は仕方なく家を出るが……。
『フルーツバスケット 1st season』第9話「由希は俺の初恋だから」
三学期が始まるも、由希は少し風邪気味の様子。明日は持久走もあるし学校を休んだ方がいいのではと透が言ったその時、「持久走……つまりは勝負事か!」と夾が食いついてしまう。こうして始まった持久走は、トップを争う由希と夾の独壇場に。一方、透は土手で横になっていた白髪の男に草摩の家を知らないかと尋ねられ……。
『フルーツバスケット 1st season』第10話「だって、バレンタインだもん」
バレンタインデー前日。夾は校門前で待っていた楽羅を見た途端、一目散に逃げ出した。猛追する楽羅は、バレンタインデー当日にデートをしようと誘いに来たという。だが、夾は断固拒否。そこで楽羅は、透と由希も交えたWデートを提案。デート未経験の透が嬉しそうに目を輝かせるので、夾は渋々Wデートをすることに。
『フルーツバスケット 1st season』第11話「とってもステキなお宿です」
「明日は何日でしょー」と透に質問する紅葉。明日は3月14日……ホワイトデー! そんな訳で、透に温泉旅行をプレゼントすると言いだした。由希と夾も誘われるが、夾は気分が乗らないらしい。しかし、紅葉がクラス会で読んだという本の話を聞き、ホワイトデーのお返しの代わりとして自分も一緒に温泉へ行くと透に伝える。
『フルーツバスケット 1st season』第12話「楽しそうだね」
新学期が始まり、透達も2年生に。新入生として草摩潑春と草摩紅葉も入学してきた。が、紅葉は女子の制服を着用、潑春もアクセサリーをジャラジャラと付けている始末。そこに現れた生徒会長の竹井誠が2人を注意したことで、潑春がブラック化! 何とか事態は収まるも、今度は紅葉が由希と夾に話があると呼び止めて……。
『フルーツバスケット 1st season』第13話「元気でいたかな? 我が弟よっ」
透は由希の秘密基地から帰ってくる途中に、脱ぎ捨てられた服を見つける。すると、何かが足元から体を這い上がってきた。透の悲鳴を聞きつけた由希が目にしたのは、一匹の蛇。なんと、この蛇の正体は十二支のひとりで由希の実兄、草摩綾女だという。だが、由希は自分本位で王様気質の綾女とは反りが合わないようで……。
『フルーツバスケット 1st season』第14話「ヒミツだよ」
透は5月1日に外出してもいいか紫呉に尋ねる。その日は母親の一周忌にあたるのでお墓参りに行きたいというのだ。話を聞いていた由希は一緒に行きたいと申し出るが、夾は黙り込む。草摩の人からは両親の話をあまり聞かないと思った透は、紅葉に両親のどちらがドイツ人かと尋ねる。紅葉は笑顔で「Mutti!」と答えるが……。
『フルーツバスケット 1st season』第15話「そうでもないさ」
お泊りをしようと紫呉が急に言い出したので、はとりの運転する車で透達は別荘へやって来た。別荘から見える湖に感激する透だったが、お墓参りをした日から妙に塞ぎ込んでいる由希と夾のことが気になって仕方ない。湖まで散歩に出るも2人の空気は重いまま。耐え切れなくなった透は、自分に不手際があったと思い込み……。
『フルーツバスケット 1st season』第16話「踏むなっつってんだろが!」
プールの授業。校則では何を着用しても自由だが、高いし勿体ないので透はいまだにスクール水着を着続けていた。不憫に思った魚谷と花島は水着をプレゼントすることに。その仲睦まじい様子を見た由希は、いつからの付き合いかと尋ねる。三人の仲は中学校からだという。そして、その頃の魚谷は手に負えない問題児だった。
『フルーツバスケット 1st season』第17話「うおちゃんの分ですっ!」
中学生の時は現役の不良だった魚谷。高校生とケンカをして、追われている最中に透とぶつかってしまう。透は魚谷を守ろうと咄嗟に手を握って家まで走る。また本田家に戻ってきた魚谷は、自分の本当の気持ちに気づき……なーんて、こっぱずかしい青春を語っちまったと話をやめる魚谷だったが、その話にはまだ続きがあった。
『フルーツバスケット 1st season』第18話「大切なのは……」
透と由希が雨宿りをしていると、びしょ濡れの潑春が歩いてきた。どうやら探し物をしていたらしい。見てみると、腕の中に虎の子供が!透は思わず「かわいい猫さんです……!」と手を伸ばすがガブッと咬まれてしまう。この虎の名前は草摩杞紗。十二支のひとりだ。だが、杞紗は中学校に入ってから話すことが出来ないという。
『フルーツバスケット 1st season』第19話「ごめんなさいーっ」
満が原稿を受け取りに来た。が、家には誰もいない様子。電話をすると紫呉はたこ焼き屋にいると言うので、満は猛スピードで去っていった。そこへ透が帰宅。玄関の前で荷物を散乱させている和服の人が目に入る。咄嗟に拾うのを手伝うと、その人は「ごめんなさいーっ!」と頭をおさえて絶叫! その仕草から透はハッとして……。
『フルーツバスケット 1st season』第20話「何マジで拾ってんのさ」
透はバイトへ向かう途中にひとりの少年と出会う。草摩家のひとり、草摩燈路だ。しかし、燈路は可愛らしい外見とは裏腹に屁理屈をまくし立てて透を困らせる。更には、わざわざ会いに来たから食事でも奢ってくれと要求。透は所持金が少ないと言うも、財布を見せてと強引にカバンを取り上げられて手帳を奪われてしまう。
『フルーツバスケット 1st season』第21話「売られた電波は買わなくちゃ」
透と魚谷は珍しい光景に足を止める。花島が由希のファンクラブ『プリンス・ユキ』のメンバーに声をかけられていたのだ。聞いてみると、学校新聞で電波の特集を組みたいので家へ行ってもいいかと取材を申し込まれたという。花島は「売られた電波は買わなくちゃ」と了承するが、プリユキの真の目的は別にあって……。
『フルーツバスケット 1st season』第22話「だって嬉しかったのよ」
人の心の声、所謂“電波”を受け取ることができる花島。しかし、幼い頃はコントロールすることが難しく、頭に響く声に苦しめられていた。家族に迷惑をかけたくないと小学生の時から他人と距離を置くも、周りからは「魔女」と呼ばれてイジメられる日々。それがエスカレートしたことで、とある事件が起こってしまい……。
『フルーツバスケット 1st season』第23話「元気そうだな……」
『フルーツバスケット 1st season』第24話「帰りましょう」
『フルーツバスケット 1st season』第25話「もうすぐ夏がやってきます」
『フルーツバスケット 2nd season』各話あらすじ
『フルーツバスケット 2nd season』第1話「お久しぶりです」
『フルーツバスケット 2nd season』第3話「お着替えしましょうか・・・・・❤」
『フルーツバスケット 2nd season』第4話「ふられたんだぁ・・・・・」
透たちの教室に「大変なのー!」と紅葉が駆け込んできた。潑春がブラック化して暴れているという。かなり重症なブラックのようで、様子を見に来た透も巻き込まれそうに。それに怒った夾と潑春の大喧嘩が始まりかけるも、繭子が現れて事態は収束。だが潑春がどうしてキレたのか……心配になった由希は潑春の後を追いかける。
『フルーツバスケット 2nd season』第6話「馬鹿かい?君は」
突然、草摩の別荘へ避暑の旅に行こうと紅葉が言い出した。ほかの十二支の皆も誘っているようだが、透は夏休みの宿題が終わっていなかった。由希は透の部屋で宿題の手助けをするも、棚の上に置かれた子供用の帽子が気になってしまう。その帽子は、迷子になった幼い透を助けた男の子が残していったものだというが……。
『フルーツバスケット 2nd season』第7話「スイカ割り大会を始めるのよーっ」
燈路の母親が妊娠したと連絡が入り、透たちは紅葉の提案でお祝いとしてスイカ割り大会を始めることに。一方、遅れて別荘へやってきた紫呉の元に、はとりが現れる。はとりがいるならば慊人も来ていると予想する紫呉。しかし、慊人が連れてきたのは、はとりだけではなかった。海沿いを歩く由希の前に姿を見せたのは……。
『フルーツバスケット 2nd season』第8話「だってホントのことだろ」
由希を始め、十二支の面々が慊人のところへ出かける中、今回も留守番の透と夾。透は前日の由希の様子が気になり考えこんでいたが、そんな透を気にする夾に心配かけまいと砂遊びをしに海に行こうと誘う。そしてその夜、おぼつかない足取りで、また新たな草摩の者が別荘地へとやってくる……。
『フルーツバスケット 2nd season』第9話「大切な俺の・・・・・」
依鈴が馬の物の怪憑きなら、酉(トリ)の物の怪憑きは慊人なのでは……透がそう考えていると紫呉に声をかけられる。なんと、夾を慊人の元へ連れていくという。慊人の命令らしいが、夾もお呼ばれされたと心から喜ぶ透。一方、正月と同じく透を一人にしてしまうと気にかけながらも、夾は慊人の部屋へと向かう……。
『フルーツバスケット 2nd season』第10話「あなたは・・・・・『誰』ですか?」
透に寂しい思いをさせたのではと考えた由希たちは、別荘で過ごす最後の夜に花火をしようと言いだす。皆の優しさに触れた透は、嬉し涙をこらえて微笑む。そして、自身も皆の為に何かをしたいと強く願うのだった。ところがその夜、慊人が別荘に姿を現し、不気味に微笑みこう言い放った。「本田透さんに……会いに来たよ」と。
『フルーツバスケット 2nd season』第11話「私だけのものだよ」
別荘から帰ってきた透は藉真を訪ね、呪いのことを教えてほしいと頭を下げる。夾がいずれ幽閉されること、慊人が十二支の主であることを知り、呪いを解きたいと思ったのだ。その頃、楽羅は夾に対していつものようにエキセントリックな愛情表現をしていた……が、夾は真面目な様子で言っておきたいことがあると切り出す。
『フルーツバスケット 2nd season』第12話「俺の代わりに君が泣いた」
繭子は夏風邪で入院した父親の代わりに実家の白木書店で店番をしていた。そこへ紫呉がお客としてやってくる。本を物色する紫呉を横目に、繭子は2年前を思い出す。それは、親友の佳菜からはとりを紹介された過去。そして、2人が恋人同士だと分かっていながら、一目見た時からはとりを好きになってしまった記憶……。
『フルーツバスケット 2nd season』第13話「いいっスよー」
新学期が始まり、由希の率いる新生徒会が本格始動。しかし魔性の女と呼ばれている藤堂公と、いつもピリピリしている桜木直人が加わり圧倒される由希。伏し目がちで口数の少ない倉伎真知と、自由すぎる問題児の真鍋翔だけでも大変なのに、この上に立つことが出来るのかと愕然とする。だが、あの日の誓いが頭をよぎり……。
『フルーツバスケット 2nd season』第14話「俺もう死んだっていいや・・・・・」
透のおじいさんがギックリ腰で倒れたと連絡が入る。三者面談の日が差し迫っていたので、おじいさんの代理として紫呉が透の三者面談に出席することに。由希も三者面談のことを両親に話そうと草摩家へ戻るが母親は不在だった。その帰り道に依鈴と遭遇。逃げる依鈴の手を掴み、「本気で春を振ったのか?」と尋ねるが……。
『フルーツバスケット 2nd season』第15話「・・・・・行ってきます」
三者面談がスタート。紫呉と繭子が嫌味を言いあう中、透は母親との約束である就職を希望する。続く夾は藉真と共に面談を開始。将来の展望を聞かれるも、限られた時間しかない夾の胸の内には透の姿が浮かぶ。由希も面談の日を迎えるが、受ける大学は選定済みだと母親が勝手に決めつけて話し出すので狼狽えてしまい……。
『フルーツバスケット 2nd season』第16話「だからつたえて」
魚谷の想い人の名前が「クレノ」だと知った透は草摩紅野と同一人物か確かめるために草摩本家へ出向くが、中から聞こえるヴァイオリンの音色に気をとられて女の子とぶつかってしまう。その子は紅葉の妹、モモだった。モモは透と紅葉が友達だと知ると、秘密の入り口を教えて中へと案内。そして、お願いを聞いてほしいと言う。
『フルーツバスケット 2nd season』第17話「あります、きっと・・・・・」
透達は修学旅行で京都へやってきた。周りは少し浮足立っている様子で、夾も女子生徒から告白される。だが、覗き見しにきた魚谷達が加わり、ちょっとしたカオス状態に! 透は夾に騒動の原因を訪ねるも、「おまえに関係ない」と冷たく突き放されてしまう。初めて言われた訳ではないのに、なぜだか透の胸は千切れそうで……。
『フルーツバスケット 2nd season』第18話「キスしよっか」
依鈴は具合が悪いにも拘わらず、ひとりで呪いの解き方を探し続けていた。しかし、手がかりはみつからない。仕方なく、また紫呉を訪ねるも吐き気に襲われる。そこへ透が帰宅。透の姿が母親と被り、依鈴は錯乱状態に……嫌な夢でも見ているのか……昔は私もパパもママも――まるでお芝居のように――倖せだったのに……。
『フルーツバスケット 2nd season』第19話「無いんだ、どこにもっ!」
依鈴が目を覚ます。錯乱して気を失ったので意識が戻るまで紫呉の家で休ませてもらっていたようだ。依鈴は何かと気にかけてくる透に、「呪いを解こうとするのは止めろ」、「お優しい世界で生きていけ」と警告する。だが、譲れない透も「出しゃばります!」と反論。感情が抑えきれなくなった依鈴は衝動的に家を飛び出す。
『フルーツバスケット 2nd season』第20話「大丈夫ですか」
透達のクラスは文化祭でシンデレラを上演することに決定。配役に悩む一同だったが、由希は生徒会の会議に出るため教室を後にする。すると、目の前で生徒会室のガラス窓が砕け散る。中にはぽつんと、真知がいた。この場は俺に預けてくれと申し出る真鍋。言う通りにする由希だったが、真鍋と真知の関係が気になって……。
『フルーツバスケット 2nd season』第21話「あったんだ。確かに」
由希がまだ誰にも伝えていない、情けなくてカッコ悪いこと……それは初めて慊人と会った時まで遡る。物心ついた頃には、神様に一番近い存在として慊人の側にいた。しかし、ある日を境に否定的な言葉を浴びせられるようになる。友達も去った。母親からも見放された。そんな日々の中で、由希の心のどこかが弾けて……。
『フルーツバスケット 2nd season』第22話「俺は、嫌なんだ!」
由希が透に求めたもの。それは恥ずかしくて、認めたくなくて、今までずっと蓋をしていた気持ち。でも、今は違う。透がくれた優しさや温もりを糧に、もう一度歩き出したい。暗闇に負けないように。由希は真鍋に気持ちを打ち明け、溢れる涙をぬぐった。一方、透はシンデレラで演じる意地悪な姉役に苦戦していて……。
『フルーツバスケット 2nd season』第23話「シンデレラっぽいもの!」
文化祭当日。燈路と杞紗は透のクラスが上演する『シンデレラっぽいもの』を観にやってきた。ところが配役のせいで劇は大荒れ。芝居か本心か、シンデレラ役の花島が王子様役の夾に自分を誤魔化しながら城の中で生きていくつもりかと問う。夾はどうなろうが俺の勝手と答えるも、「私はそんなの……」と透が声を上げてしまう。
『フルーツバスケット 2nd season』第24話「真知がいた」
年内の大きな仕事を片付けた生徒会の皆は、忘年会も兼ねた打上げを行うことに。真知は参加を断るが、由希から集合場所のメモを渡される。虚ろで何もない私……つまらない存在……そう思い込んで自分の殻に閉じこもる真知だったが、由希と接することで何かが変わっていく。一方、由希も年末は草摩の本家へ帰る決意をする。
『フルーツバスケット 2nd season』第25話「・・・・・俺はもう、違うんだ」
三学期が始まった。紅葉から文化祭のDVDを渡すことができたと聞いた透は、魚谷の気持ちが届くように強く願う。草摩の本家では、由希に反抗されたショックで慊人が寝込んでいた。その側を離れ、紅野はDVDを再生する。画面には劇中で思いの丈を叫ぶ魚谷が。それがきっかけとなり、紅野は透に衝撃的な事実を告げる。
『フルーツバスケット The Final』各話あらすじ
『フルーツバスケット The Final』第1話「また宴を開こう」
慊人は男性ではなく、女性だった。生まれた日から母親の草摩 楝によって男性として育てられてきたのだ。その本意は不明だが、はっきりとしているのは慊人と楝が憎しみあっていること。そして、紅野が慊人から離れられないという事実。哀しさが螺旋のようにつながり、へたりこむ透。そんな透の前に現れたのは……。
『フルーツバスケット The Final』第2話「それこそが、揺るぎない事実」
慊人が女性だということ、母親の楝と確執があること、紅野が呪いから解放されていること……卒業式の準備で騒々しいなか、透はその話を口にしていいものか悩んでしまう。一方、紫呉は満と食事に出かけるも偶然、両親と鉢合わせる。どうやら同じ店で草摩本家の会食が行われるらしい。当然、そこには慊人の姿もあって……。
『フルーツバスケット The Final』第3話「降ればいいのに」
卒業式が近づくなか、由希は真知に関する不穏な噂を耳にする。なんでも、実の弟を死なせようとして家を追い出されたのだという。真鍋が言うには、その噂はかなり真相に近いようだ。しかし、それでも由希は信じられずにいた。こうなったら直接本人から聞いてみようと真鍋が提案し、2人は真知の家へ向かう。
『フルーツバスケット The Final』第4話「……ただい…ま」
由希から依鈴の入院先と容態を聞かれる潑春。だが、詳しくは知らないと答えて何やら上の空な様子。「どうにもなんなくなったら……慰めて」と言い残して楽羅の家に向かうも、潑春は燈路から依鈴はまだ戻っていないと聞かされる。その頃、紅野は草摩本家の座敷牢で驚愕の光景を目撃してしまい……。
『フルーツバスケット The Final』第5話「だって…わかるでしょう?」
女子生徒が廊下ですれ違った生徒に黄色い声を上げる。その生徒とは、急に成長して大人っぽくなった紅葉だった。まだ子供らしい一面も残っているが、背が伸びて嬉しいと話す表情からは今までのあどけなさは感じられない。一方、潑春の一件以来、部屋に閉じこもっていた慊人はとある夢を見て慌てて紅葉の元へと向かう。
『フルーツバスケット The Final』第6話「なんて、愚かなんだろう」
藉真の家で療養する依鈴に、呪いはいずれ解けると紫呉は語る。その会話に、「いずれとは……いつですか」と割り込む透。次の春までに解けなければ夾は幽閉されてしまうのだ。しかし、そうなるのが猫憑きの役目だと紫呉は冷たく言い放つ。そして、「君は、夾のことを……」と問うが、透は思わず逃げ出してしまう。
『フルーツバスケット The Final』第7話「そうだよ、空っぽだ」
蓋をしていた記憶に苛まれる夾。一方、紫呉は楝の話し相手になっていた。慊人の父親である晶と楝は出会うべくして出会ったという。だが、楝は生まれたばかりの慊人に嫉妬し、晶が亡くなってからこれまで彼の亡霊に取り憑かれている有様。紫呉との会話で取り乱した楝は、挙句の果てに刃物を手にして慊人と対峙する。
『フルーツバスケット The Final』第8話「そんなん…幻滅だ…」
透は話があると夾を呼び止める。ところが夾も聞きたいことがあると言い、とある質問をする。が、その反応に嫌な予感が的中したと感じてその場を去る。追いかける透に、今日子のことを知っていたと語る夾。藉真に引き取られて間もない頃、2人は出会った。度々会う内に今日子から自身のこと、そして透のことを聞いて……。
『フルーツバスケット The Final』第9話「貴方の…お名前は?」
透は小刀を持った慊人を前に語る。永遠や不変を繰り返し口にするのは寂しくて怖くて仕方がないからだと。放たれる言葉ひとつひとつが胸に染み入り、慊人は森へと逃げ出してしまう。追いかけ、友達になってほしいと手を差し伸べる透。そっと心に寄り添うような眼差しに慊人の心が傾きかけたその時、透の足場が崩れて……。
『フルーツバスケット The Final』第10話「好きなんだ、ただ…」
透が病院に運ばれた日以来、夾は行方をくらましていた。入院している透の元にも顔を出さず、透も何も話そうとはしない。透の退院当日、夾は家を出るため荷物をまとめていた。由希は「逃げるのか」と問う。そして、透を守れないと答えた夾に強烈な蹴りを見舞った。2人は取っ組み合い、今まで秘めていた感情をぶつけ合う。
『フルーツバスケット The Final』第11話「さようなら」
退院した透は、夾を前にしてつい逃げ出してしまう。会ったら笑おうと決めていたのに。うじうじ引き摺らないように、皆を、夾を困らせないようにと笑う特訓までしていたのに、涙があふれて止まらない。しかし、夾の口から発せられた「一緒にいたい」という言葉が、透を、夾を無敵にする。それは約束の終わりを意味していた。
『フルーツバスケット The Final』第12話「がんばったね」
真知に会いたいと、由希は家から飛び出した。大勢の人がいる中で自分一人を見つけ、想ってくれるのは幸福なことで、由希と真知はお互いを奇跡みたいな存在だと自覚する。その時、「遠い遠い約束を……守ってくれてありがとう」という声が聞こえた。とうとう由希の呪いも……自然と流れる涙を拭い、由希は真知を抱きしめる。
『フルーツバスケット The Final』第13話「いってきます」
卒業式が終わり、透と夾の新しい門出が近づいていた。部屋を片付けた透は初めてこの家にやってきた時を、宝石のような愛しい日々を懐かしむ。愛した分だけ、別れは寂しい……そう言って涙する透を抱きしめる夾。これから2人の、新しい宴が始まろうとしているのだ。そして由希も、透に本当の気持ちを、感謝の想いを伝える。
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●第1話の感想・レビュー
原作も読んでいます。
『フルバ』が今風の作品になって多く方に届きそうな内容になっている感じがします。
まだ始まったばかりですが、とっても楽しみ。
原作の先生や声優さんもツィッターで熱心にアピールされているのを拝見すると、たくさんの人に届いて欲しいと思ってます。
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●第1話の感想・レビュー
どうしてもアニメは前作と比べてしまうので、メリハリの無さやギャグの少なさ、由希の男っぽ過ぎる声などが気になりますが、話の筋は原作にとても忠実で漫画が破けるまで読んだ原作の大ファンとしては嬉しく思います。
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