アニキのデビュー40周年を記念した特別番組「アニぱら音楽館Z~水木一郎40thスペシャル~」で兄ソン18連発!
キッズステーションのアニメ・特撮ソングライブ番組『アニぱら音楽館』のスペシャルプログラムとして、アニキこと水木一郎さんのデビュー40周年記念特別番組『アニぱら音楽館Z~水木一郎40thスペシャル~』が11月25日から放映される(スケジュール詳細は下記)。事前に公式サイトで募集した人気投票を元に、アニキの1970年代の楽曲を“雄叫びの章”、1980~2000年代の楽曲を“道の章”として、2回に分けて選りすぐりの全18曲を熱唱!これは番組史上最多の曲数で、影山ヒロノブさんたち『アニ音』メンバーとのコラボもスペシャルなものに。また黎明期から共にアニソン界を牽引し続けてきた堀江美都子さんも駆けつけた『破邪大星ダンガイオー』主題歌「CROSS FIGHT!」では歌の途中で感極まるなど、アニキにとってもメモリアルな番組になったようだ。
●収録現場は替え歌、悪ノリなんでもあり!
『アニぱら音楽館』は毎回ライブハウスを借り切って収録を行うのが特徴で、1曲につきリハーサル1回、本番2回と計3回ずつ歌っていく。今回は全18曲なので、計54回も歌うことになる。しかし気心が知れた顔ぶれなので、現場も終始和やか。一番はしゃいでいるのが遠藤正明さんで、サイキックラバーや近江知永さんをからかいながら笑いを振りまいている。サイキックラバーのYOFFYさんは、大先輩のバックコーラスを務めるということで若干緊張気味にひとり練習を重ねる。アニキはバンドメンバーや番組スタッフひとりひとりに気さくに話しかけ、いい仕事をすればどんどん誉めたりお礼を述べるなど、現場の雰囲気を盛り上げていく。また「コン・バトラーVのテーマ」の「見たか電磁の必殺の技」のところのコーラスを練習しているアニ音メンバーの横で唐突に「見たーか立川吉祥寺ー」と替え歌を歌って爆笑させたり、遠藤さんがわざと「山本一郎さん」と呼んだのに対し「おーい、ゴッドマーン、聞こえるかー」と、山本一郎名義で歌った「行け!ゴッドマン」の主題歌を歌って返したりと、悪ノリも率先して行う。
今回の番組企画では、アニキの楽曲を1970年代と1980~2000年代に分け、それぞれ“雄叫びの章”“道の章”として人気投票の結果発表と共に歌っていく。また“もしもアニキが亡くなったら歌わせてもらいたい曲”というテーマで、アニ音メンバーがアニキの曲を歌っていくが、「キャプテンハーロック」や『ジャングル大帝』主題歌「サバンナを越えて」などの名曲中の名曲は取り合いとなり、影山さんが遠藤さんに「『サバンナを越えて』は俺! お前はムテキング!」と決めつけるなど、笑える光景が広がっていた。
この日はアニキの最良のパートナーとも言える堀江美都子さんも駆けつけたが、これに関しては色々と仕掛けがあるので、ぜひ放送でお確かめあれ。「CROSS FIGHT!」の歌の途中、思わず感極まってしまったアニキと、サポートし続ける堀江さんの名コンビぶりも感動の見所だ。
最後の曲を『獣拳戦隊ゲキレンジャー』ED主題歌「道(タオ)」で締め、非常に内容の濃い収録となった。
●出演者のみなさんからのコメント
近江知永さん:うちの兄がアニメソングが大好きで、今回水木さんにお会いすると話したらすごく喜んでいました。今日は兄の分まで水木さんの歌を堪能できて嬉しかったです。
IMAJOさん:収録の時にこれだけの曲数をやるのは初めてのことで、バンドリハーサルも初めて事前に日時を取ってやれたので、メドレーとかも詰めてアレンジできました。水木さんだけに、昔の曲から最新の曲まであるので、サウンドのカラーがだいぶ違うんですよ。今は演奏に機械が入っていますけど、昔の曲はすべて人間のテンポでやっているので、そういう違いも新鮮な発見でしたね。
YOFFYさん:テレビサイズの曲を生でこんなに立て続けに聴いたのは初めてだったので、新鮮でした。いつの時代も変わらないアニキの歌声があるから、どんな時代の曲を聴いてもトータルの説得力がいまだに色褪せていない気がします。誰もが知っているメロディーを、その本物の方と一緒に歌えるというのは嬉しかったです」。
遠藤正明さん:もしもアニキが亡くなったら歌わせてもらいたい曲という企画で、僕は『アクマイザー3』を歌ったのですが、これは鋼鉄兄弟でも歌ったことがあるんですよ。でも今回アニキのキーで歌わせてもらったら、アニキの曲は歌っても気持ちいいけど、聴いて気持ちいい曲なんだなと改めて思いましたね。
影山ヒロノブさん:アニキの人生の中でも一番大きな節目のお祝いとしてスペシャル番組を作れたことが、『アニぱら音楽館』としても光栄なことでしたね。アニキもゲストというよりも、ほとんど自分がプロデュースするような感じで参加してくれたので、観ている人にも意気込みが伝わると思います。それと今日は改めて、40年というのは半端じゃない長さだと思いましたね。30年歌っている僕なんかでも、子供の頃に『バロム1』と『マジンガーZ』は観ていたわけで、その歌を歌っていた人と共演しているというのが凄いですよね。アニキと同じ頃にこの世界に入った仲間も、やめていく人のほうが多かったと思うんです。それをアニキはずーっとやってきたんだなというのを、横で感じながら今日は歌っていました。
水木一郎さん:40周年で番組を作ってくださったこと、年代別のリクエストで参加してくださった視聴者の方たち、今日一緒に歌った仲間たち、みんなが参加してくださったことが何よりの喜びです。今日も長い間収録しましたけど、全然疲れてないんですよ。1000曲ライブが終わった時も、僕ひとりではしゃいでましたから。それはみなさんからエナジーを貰っているということで、とても幸せだと思います。影山君が言ったように、同時期に歌い始めた人で、今残っている人は本当に限られている。その中で僕は昔の曲から、今現在の子供たちが観る番組の曲まで歌ってこれた。歌という好きな道一本で生きてこれた、珍しい歌手だなと思うし、40年を迎えた時に後ろを見れば、来年40周年を迎える堀江美都子がいて、30周年を終えた影山ヒロノブもいます。その下にもいます。そういう後輩たちに言いたいのは、僕は悔しいからといって逃げたり、卑屈になったりすることなく、歌が好きで歌い続けてきた。そしてそれを聴いてきた子供たちが成長して、今僕たちを助けてくれているということなんです。これが水木一郎が40周年を迎えることができた原動力だし、一番の宝です。今日の番組も一生の宝物です。永久保存版にして、何かあった時には観返して、励みにしたいと思います。許されるなら、次は50周年で番組を作り、今度は“道”に“夢”をつけて“道夢(どうむ)”というタイトルでやってみたいなと思います。
「アニぱら音楽館Z~水木一郎40thスペシャル~」
雄叫びの章(#1)
初回放送日時
2008年11月25日(火)24:30~
リピート放送
2008年11月26日(水)4:30~
2008年11月30日(日)27:30~
2008年12月2日(火)24:30~
2008年12月3日(水)4:30~
08年12月06日(土)29:00~
道の章(#2)
初回放送日時
2008年12月9日(火)24:30~
リピート放送
2008年12月10日(水)4:30~
08年12月13日(土)29:00~
2008年12月16日(火)24:30~
08年12月20日(土)29:00~
大晦日12月31日、#1&#2の連続放送決定!(明朝5:00~6:00)
アニぱらSP「アニキぱらだいす!」も12月30日明朝4:00~4:30再放送決定!