『北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王』松風雅也さん、中原麻衣さん、..

北斗の拳25周年記念作品『北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王』10月より放送開始!松風雅也さん、中原麻衣さん、谷山紀章さん、木村亜希子さん、東地宏樹さん、松原大典さん、斧アツシさんにアフレコ取材!

 北斗の拳25周年記念作品として、週刊コミックバンチで連載され、絶賛を受けた漫画「北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王」がついにアニメ化する。
 原作「北斗の拳」では描かれることのなかった拳王府設立、黒王号との出会い、トキのカサンドラ 幽閉の真相。そして何故ラオウは自らの覇道を目指していったのか、支配に駆られ鬼と化したのか、友情そしてライバルとの熱い闘いなど、壮大なスケールで描かれる本作。
 また今回、アニメオリジナルキャラクターとして「サクヤ」が登場。ラオウとどう関わっていくのか…。気になるラオウ役には2006年から始まった北斗真救世主伝説シリーズ5部作でもラオウを演じた宇梶剛士さんに決定。若かりし日のラオウをどのように演じるのかも注目です。
 アフレコ囲み取材が行われ、松風雅也さん、中原麻衣さん、谷山紀章さん、木村亜希子さん、東地宏樹さん、松原大典さん、斧アツシさんからコメントを頂いた。


――ここまでアフレコを終えての感想をお願いします

松風雅也さん(ソウガ役):もうすぐ、最終回のアフレコがあるということで、怒濤の展開で早かったなというのが印象です。やっていることがラオウと共に国を動かす、覇王の道という大きな事をやっているので、あっという間の1クールでした。最終回が楽しみです。

中原麻衣さん(レイナ役):あっという間に最終回が近づいていますね。自分が昔から知っていて、誰もが知っている作品なので第1話のアフレコはもの凄い緊張しました。『北斗の拳』の世界観にどれだけついて行けるのか不安になりながら毎週アフレコをしていました。

谷山紀章さん(ユダ役):最終回のアフレコが近いのですが、まだ終わって欲しくない感じですね。ユダで遊んでいたい気持ちが大きいです。一旦の区切りということで、ユダの悪役振りをしっかり演じていきたいです。

木村亜希子さん(サクヤ役):サクヤはアニメオリジナルのキャラクターなので、先の動きが見えないので最終回で死んでしまうのかドキドキしています。表情を表に出さないという制限はありますが、原作にいるキャラクターとは違い、遊べる部分は大きいです。レイナやソウガと絡んでいけるのは嬉しいなと感じながら演じています。

東地宏樹さん(トキ役):トキは牢屋に入っているのでそのままになりますが、最終回が非常に楽しみですね。ケンシロウが出ていなくても、ひとり一人のドラマ性があって、スタッフや友人と『北斗の拳』の話をし始めたら止まらなくなってしまう。そういう作品に参加できたことに、プレッシャーを感じていますがありがたいなと思っています。

松原大典さん(リュウガ役):リュウガは、ソウガと共にラオウの片腕として忠誠を誓い、闘っていきます。7話からの登場なので、あっという間でした。アニメで役名を頂いて、主要キャストに入るのがはじめてで、どこまでできるのかが不安でしたが、共演者の方に助けていただきながらやってきました。原作では、ガイヤというキャラクタ-にやられてしまいのですが、アニメではサクヤがいるので一緒に戦えているので、最終回も一緒に戦えそうなので嬉しいです。

斧アツシさん(ナレーション):ナレーションなので、最初と最後に語るのですが、千葉さんがオリジナルの方でやられたものと全く違うモノをという監督の意向を意識して語っています。


――役が決まった時の感想をお願いします

松風さん:役が決まった時は、ホントに!?って感じで驚きました。『北斗の拳』の世界観で同じ時間軸で動いている、シリーズに出させて頂いて光栄です。なんか、不思議な感じですね。観ていた作品の世界に同時にいる人をこの歳で演じるというのは。

中原さん:マネージャーさんからメールで決まりましたって送られてきて、それだけだったので、2度見してから、ヤッター!って感じで、単純に嬉しかったですね。その反面、プレッシャーは感じていました。アフレコの前日は寝られないだろうなと思いながらも、ワクワクしていました。

谷山さんジャンプ世代で、子供の頃から読んでいて、作品の中でも個性的で際だっているユダを僕が!?って気持ちで、プレッシャーを感じました。

木村さん:『北斗の拳』は誰でも知っている作品で、そういう作品に携われたことに感謝しています。原作にないキャラクターなので、どのように溶け込んでいくのか、不安とプレッシャーの両方がありましたが、今は演じていて楽しいです。

東地さん:自分が読んでいた作品に声をあてるというのははじめてだったので、嬉しさとプレッシャーが半々でした。トキを演じられるのが、男友達に自慢できるのも嬉しいですね(笑)。

松原さん:決まってから、アフレコまで3ヶ月ほど間があったんですが、ずっとドキドキしてました。収録の前日は胃がキリキリいっていました。

斧さん:ナレーターとして選んで頂いたのは、本当に嬉しいです。千葉さんのハイトーン、ハイテンションとは対照的なロートーン、ローテンションで演じています。


――『北斗の拳』の魅力と好きなキャラクターを教えて下さい

松風さん:魅力は、出てくる男達が強力に筋が通っているところ。そういう思いがあるからこそ、スピンオフの作品が出てくるんだろうなと思います。好きなキャラクターは、ブッチギリでソウガです。

中原さん:ひとり一人がマジメで、マジメに自分の道を突き進んでいるからこそ、面白い所があって、自分の信念を曲げないで頑張っているから、端からみるとエって思うところあるのが私なりの魅力かなと思います。実家に帰った時にパチスロ好きな父と一緒に『北斗の拳』のパチスロをやって、サウザー熱いって教わったのが残っているので、好きなキャラクターは“サウザー”です。

谷山さん:世界観やキャラクターがぶっ飛んでる所が魅力だと思います。好きなキャラクターは、“雲のジュウザ”です。

木村さん:『天の覇王』を読んでみると、ラオウって意外とお茶目だなって思いました(笑)。昔に読んだ時とは印象が違うなと感じました。キャラクターも魅力的でスケールの大きい話で、改めて最初から読んでみたいなと思えるような作品ですね。好きなキャラクターは、穏やかな感じがいい“トキ”ですね。

東地さん:芝居を見に行く途中にパチンコの『北斗の拳』をやって、最終回まで見てしまい、芝居を観られず、換金して差し入れを持っていき、明日観に来ますって話をしたのを覚えてますね。力の影に弱さを持っている人が多い中で、ラオウが好きですね。可哀想だなって思ったりもします。今日の収録でユダが凄いなとおもって、興味を持ちました。

松原さん:いっぱい男ができて、やたら死んでしまうのが印象的で、死んでいくときには自分の信念、守りたいモノを守るために譲れないモノがあって、それをケンシロウに託したりして、自分の命よりも大切なモノを持っているのが男らしいなと思います。好きなキャラクターは、リュウガです。
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斧さん:超絶というか、ありえない力への憧れ。勧善懲悪的なところがあって、悪を倒す爽快感みたいのが気持ちいいのかなと思います。好きなキャラクターは、山のフドウです。


――作品の見所と好きなセリフを教えてください

松風さん:『北斗の拳』のオリジナル版と時間軸が同じなので、ユリアとケンシロウが何処に行ったのかを報告するシーンがあるので、原作を知っている方は何巻辺りの話だなとか時間軸を合わせて考えて、観てもらえると楽しいかなと思います。好きなセリフは、ラオウとソウガは幼馴染みなので、ラオウって呼び捨てにしてるところです。

中原さん:戦闘シーンが多い作品なので、男性陣のガヤが多くて、1回のアフレコで10カット跨いで叫んでいたり、頑張っているなとおもいます。そのガヤで面白いことを言っている人もいるので、耳を澄まして聞いてもらえると面白いかなとおもいます。好きなセリフは、ラオウの“捨ておけ”というセリフです。

谷山さん:見所は、斧さんのナレーションですね。これが、作品の雰囲気と世界観を提示していると思います。好きなセリフは、ユダの高笑いと、奥義を叫べたとことです。ユダに注目して観て欲しいです。

木村さん:『北斗の拳』の世界でありながら、ちょっとカラーが違い、ラオウの人となりを垣間見えると思います。今までと違ったラオウが観られると思います。レイナとサクヤが愛について語るところがあり、「愛ゆえに」というセリフが印象に残っています。

東地さん:トキが登場した時の表情や雰囲気があるんだけど、戦闘になるとその迫力に“化け物”だと言われる。そういうトキの表現や雰囲気は印象に残っています。後は、人と並んだ時のラオウの大きさですね。

松原さん:ラオウがどういう気持ちで戦っていたのかというのを深層心理的なところまでみられるのかなと思います。リュウガが言った「誰かが鬼になる時がきた」というセリフですね。リュウガの覚悟を感じました」t
t
ナレーション:斧アツシさん
「1話のラオウと最終回間近のラオウは絵が違っていて、20代の青年のラオウが回を重ねるごとにカリスマ性を帯びて、言葉まで変わっていく変化が見所だと思います。セリフは、メタボです。どこで出るのかはお楽しみということで(笑)。


――25周年を迎える『北斗の拳』と、結魂式についても一言お願いします

松風さん:25年も愛されている作品なので、口数が減ってしまう。現場にも熱いファンの方がいて、簡単なことが言えないなと。そういうプレッシャーも感じています。9月13日の日本青年館で行われる結魂式で会いましょう!

中原さん:25周年というと、気が遠くなりますね。物心が付くくらいからなので、そんな時からあるのかと思うと、不思議な感じがします。

谷山さん:男の本能をくすぐるというか、根元に訴えかけているからこそ、世代を越えて愛されているんだろうなと思います個人的にも『北斗の拳』ファンとして応援させていただけれなばと思います。

木村さん:25年続くというのは、ファンの方に愛されている証拠だし、原作者の方の思い入れも強いと思いますし、それを観て育ってきた人が今、頑張っているのは素晴らしいことだと思います。

東地さん:この作品は、25年で止まらず、ずっと続いていくなと感じています。昨今、悲しい犯罪が多い中、若い人たちには是非『北斗の拳』を読んで欲しいです。

松原さん:25周年というとで、僕はまだ生まれてないです。生まれる前の作品に携われたのはすごく嬉しいことです。これからも30年、50年と続いていってほしいです。

斧さん:25年続くことは凄いことで、如何に思い入れが強いかという現れですよね。これは、日本の財産の一つだと思います。


『北斗の拳ラオウ外伝 天の覇王』
TOKYO MX:10月3日(金)22:30~/テレビ愛知:10月2日(木)25:28~/テレビ大阪:10月7日(火)26:05~より放送開始予定

<キャスト>
ラオウ・・・宇梶剛士
レイナ・・・中原麻衣
ソウガ・・・松風雅也
サクヤ・・・木村亜希子
ユダ・・・谷山紀章
トキ・・・東地宏樹
リュウロウ・・・諏訪部順一
リュウガ・・・松原大典
コズム・・・金井良信
イザベラ・・・別府あゆみ
ナレーション・・・斧アツシ


<スタッフ>
原案:武論尊・原哲夫 
作画:長田悠幸(「北斗の拳 ラオウ外伝 天の覇王」新潮社刊)
製作総指揮:堀江信彦
監督:阿部雅司
脚本:大野木寛
キャラクターデザイン:丸藤広貴
総作画監督:輿石暁
音響監督:明田川仁
音楽:KAZSIN
エグゼクティブプロデューサー:飛田野和彦
アニメーション制作会社:株式会社サテライト
製作:天の覇王製作委員会

オープニング曲:jealkb「嘆きのエンドレス」
エンディング曲:mima☆muse「ナミダノカワ」

(C)長田悠幸・原哲夫・武論尊 2006  (C)天の覇王製作委員会 2008

(C)長田悠幸・原哲夫・武論尊 2006 (C)天の覇王製作委員会 2008

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