“A型の蒼馬英一郎”と“A型の櫻井孝宏さん”の共通点とは? 8月発売の「『血液型男子。』キャラクタードラマCD A型」より櫻井孝宏さんのコメント到着!
アニメの総合情報サイト「アニメイトTV」発の女性向けオリジナル企画「男子。」シリーズの第2弾『血液型男子。』のドラマCD第1巻が、2009年8月26日に発売される。
『血液型男子。』は、血液型をモチーフとし、A型・B型・O型・AB型、各血液型の性格的特徴を持ったキャラクターが活躍するユーザー参加型のバラエティストーリー。
各血液型のキャラクターを主役としたキャラクタードラマCDが、8月から11月まで毎月発売される予定だが、各巻ともドラマに加えキャラクターが話しかけるメッセージを収録予定という、女性ユーザーにとっては必聴の内容だ。
先日、「キャラクタードラマCD A型」に出演のキャスト陣のコメントをお届けしたばかりだが、今回は「キャラクタードラマCD A型」メインキャラクターの蒼馬英一郎役・櫻井孝宏さんに単独インタビューを敢行! 演じるキャラクターや血液型とご自身の性格、そして学生時代についてのお話など、たっぷりと伺った!!
【STORY】
理事長の命により、ある日突然共同生活を送ることになってしまった四人の男子高校生。
血液型も性格もまったくバラバラの彼らは、果たしてうまくやっていけるのか!?
A型、B型、O型、AB型――すべての人々におくる血液型バラエティ!
●もし英一郎のような生活を送っていたら、僕は今ここにいないかもしれないです。
――演じたキャラクターについてお伺いしますが、「蒼馬英一郎」とはどのようなキャラクターでしたか?
櫻井孝宏さん(蒼馬英一郎役):几帳面さや生真面目さ、優柔不断な部分などA型の持つ要素が目一杯詰まったキャラクターです。
まぁ、日本人で一番多い血液型なので、もはや国民性レベルだと思いますが、善くも悪くも優等生タイプの人間に見えてしまいます。ただ、あくまで優等生なだけで天才とかではないです。生徒会副会長を務めていますが、これもいかにもって感じに思えませんか?
会長は自由な発想力や想像力が必要ですし、何よりカリスマ性がないといけません。いかにもA型な彼はそういう情緒に欠けているので、一歩後ろで補佐・フォローする立場が、最も能力を発揮出来るポジションなわけですよ。良く言えば“秀才肌”でしょうか。
――ご自身の演じたキャラクターについて、どのような感想を持ちましたか? また、似ている部分や全く違う部分などありますか?
櫻井さん:僕、勉強が大嫌いだったんですよ。だから、中学・高校と本当に嫌で、いかにしてサボるかばかり考えていましたね(笑)。
なので、もし英一郎のような生活をしていたら、僕は今ここにいないかもしれません。家業を継いでいるかはたまた会社勤めか…想像し難いですが。
似ている所ですが、独特なポイントで真面目な動きをするところがちょっと似ているかな…と。あ、奇麗好きなのはそっくりです。ゴミの分別の仕方とか。
まぁ、トータルで言うとあんまり似てませんね(笑)。
僕は、A型とO型の間に生まれたA型なので、当然O型の要素もあります。だからか、里央にシンクロすることがちらほらありました。A型は「こうであるから正しい」という論理なんですけど、O型は「でも、それじゃ面白くないなぁ」と遊び心が働くので、その自由さが羨ましく思えましたね。
――自分以外の血液型(B型、O型、AB型)について、どのように思われましたか?
櫻井さん:そうですね…もし、ドラマCDのままの性格だとしたらB型は厳しいです。AB型も不思議な人になっちゃってるし、O型もルーズ過ぎる気が…って、この発想は完全にA型的思考ですね(笑)。まんま血液型通りの反応で気恥ずかしい限りです。
個人的には、今までの人生経験上の理由でO型の人が好印象です。長く一緒にいられる。B型の人には逆らえないんですよ、何故だか。AB型は一筋縄ではいかない人が多いですね。天才肌と言いますか。柿原のこともよく分かりません。分からなくてもいいんですけどね~(笑)。
●僕、AB型の人は見分けられます!
――血液型と性格について、「この人は○型だからこうなんだ」というような血液型と性格に関係があると実感したエピソードはありますか?
櫻井さん:血液型と性格の因果関係はよく分からないんですよ。その大きな要因は、「O型でしょ?」「B型だよな」と別の血液型に間違われることが多々ありまして…。
残念ながら、これをエピソードってことにして下さい(笑)。でも、AB型の人は何となく分かるかも…本当に何となくですけど。
芸術家のようなヒリヒリした雰囲気があるというか、感覚が研ぎすまされ過ぎていて、同じものを見ても全然違う解釈をしているような印象です。見えている世界そのものが、僕とは違うのかなと思える経験が何度もあります。
――先ほど、「A型とO型の間に生まれたA型」とおっしゃっていましたが、ご両親など身近な方で血液型と性格について関連があるなと感じることはありましたか?
櫻井さん:父がA型で母がO型なんですけど、「お父さんにそっくり」と母に言われ続けてます。子供の頃はピンとこなかったんですが、最近は合点がいくようになってきまして(笑)。
ウチの父は真面目ですよ。趣味は読書。しかも難解な本。何でも出来てしまうのですが、孤独を嗜む人なのでピンでの活動が多いです。母はバイタリティ溢れる女性で、行動力と実行力のある人です。着物とボッテガ・ヴェネタのバッグを合わせる粋な感性の持ち主ですね。
こうして照らし合わせてみると、対照的というかなんというか…。この二人のどの部分を受け継いでいるんでしょうかね、僕は。場面場面で上手いこと使い分けている気がしますけどね(笑)。
●勉強については、A型にあるまじきタイプでした(苦笑)
――さて、今回は「テスト勉強」がテーマのお話でしたが、学生時代のテストや勉強について、何か思い出話があれば教えてください。
櫻井さん:テスト勉強は一夜漬け派でした。憶える教科に関しては抜群の集中力を発揮しましたね。一晩で8~9割程度はこなしてました。自慢になりませんが(笑)。
国語全般と社会・歴史は大好きでした。単純に興味のある分野だったので。逆に数学はさっぱりダメでしたね~…気が合わなかったのかな(笑)。
「パズルみたいなもんだよ」と簡単に言う人もいますが、信じられない発言です。
とまぁ、典型的なA型文系人間でした。地味ですみません。
――他の教科、例えば、英語などはいかがでしたか?
櫻井さん:これまた残念なお知らせになってしまいます…。英語はもうちょっと興味を持って取り組めば良かったと後悔してますね。今からでも始められるものですけど、苦手意識を持ってしまいまして。
普段、洋楽しか聴かないにもかかわらず、英語での進歩は見られません。残念です(笑)。
――体育や音楽など実技系の教科はいかがでしたか?
櫻井さん:音楽も…ダメで…(笑)。人前で歌うのが異様な光景に見えて苦手でした。楽器もからっきしです。流行歌も全く聴いてませんでした。
体育は陸上競技が好きでした。6、3、3の12年間はこう見えて運動部的な動きをしてたんですよ。バレーボールに卓球、あと硬式テニス。途中、理科部って時代がありましたけど(笑)。
飲み込みは早い方だったんですが、途中からさっぱり伸びなくなるというパターンを繰り返してました。どうも論理的に考えてしまう癖が付いてしまったようで、感覚で動けなくなっていったんです。陸上競技のような、己の力のみが結果に出る明快な運動が性に合ってたようです。
――『血液型男子。』は、ユーザーの意見を取り入れて展開していく作品ですが、今後、「こんな話をやってみたい」「こんなことがあると面白いのでは?」など期待する展開について、また、意気込みをお聞かせ下さい。
櫻井さん:取り敢えず、リリースされる4枚のドラマCDをこなしていくことに集中でしょう。
例えば、学生の設定なので、そのディティールやシチュエーションが変わったとしたらどうなるんでしょうね。大人になるだけでも雰囲気は変わりそうじゃないですか。
ベタですが“ファンタジーの世界”に置き換えて、4人がパーティを組んだらどうなってしまうのか、とか。ド○クエ的な(笑)。
でも、やはりそこは作家さんや作品プロデューサーさんの采配に期待しないといけないでしょう。作家さんの血液型によっても書き分けられ方に個性が出る筈なので、そういった部分を楽しまないと。
理事長の誰にも止められないテンションにも期待してます! 後の3枚も絡み方が楽しみです。皆さんも注目していて下さいね。4つのタイプで全てを分けるのは乱暴かもしれませんけど、この作品を聴いて、「こういう認識のされ方をしているんだ」と理解した上で、それをどう自分に取り入れていくかを考えてみると有意義かもしれませんね。
「しょうがないじゃん」なのか、「ちょっと意識してみよう」なのか、「A型はこうでなきゃ」なのか(笑)。せっかく4種類あるんですから楽しんだ方が勝ちです。
■『血液型男子。』キャラクタードラマCD A型
2009年8月26日発売予定 2,100円(税込)
ジャケットイラスト:RURU先生描きおろし
初回特典:音声ボーナストラック
アニメイトオリジナル全巻連動購入特典:音声CD
<キャスト>
蒼馬英一郎(A型):櫻井孝宏
赤羽響生(B型):中村悠一
白河里央(O型):鈴木達央
黒崎雅(AB型):柿原徹也
玲音・ラントシュタイナー:遊佐浩二