ステージではあの人が「かな? かな?」「はぅ~?」!コスプレイヤーさんもズラリのパチスロ機『ひぐらしのなく頃に祭』発表会をレポート!
『ひぐらしのなく頃に』を原作とする新パチスロ機『ひぐらしのなく頃に祭』のプレス向け発表会が、2010年1月28日、東京・ベルサール秋葉原にて開催された。同発表会は、パチスロ『ひぐらしのなく頃に祭』と、アルケミストから発売されるPS2版『パチスロひぐらしのなく頃に祭』を発表するもので、会場には多くの関係者・プレスが集まったほか、会場外からは数多くのファンが見守っており、同作への注目度の高さを伺わせた。
発表会冒頭では、パチスロをリリースするオーイズミ代表取締役副社長、大泉秀治氏が登壇。「このタイトルはネット、専門誌の注目も高く、これほどわくわくして発表会に臨んだのは初めてです。『ひぐらしのなく頃に祭』を開発するにあたり、私自身もアニメを全てチェックしてのめりこんでしまい、開発には2年かけて、かなり力を入れて作りこみました。原作では様々な惨劇が起こりますが、本機ではその惨劇を回避することでボーナス確定となります。原作の世界を壊さず、豊富な演出と常にキャラクターが話し続ける仕様で、厳しい『ひぐらし』ファンにも満足してもらえる出来になったと考えています。『ひぐらしのなく頃に祭』をよろしくお願いします」と語った。続いてはオーイズミ技術部の岩崎勉氏から映像とともにゲームの概要が紹介された。
パチスロ『ひぐらしのなく頃に祭』では、レナ、魅音、沙都子、梨花の4種類の通常モードがあり、それぞれに違う演出が用意されている。ボーナスを引くと「運命分岐モード」に突入。プレイヤーの技量によって順押し、逆押しなどが選択できる画期的なモードを備えており、プレイヤー自身が運命を選択することができるという。その結果によっては「疑心暗鬼モード」のレベルアップなど、様々な要素があるようだ。ムービーではレナの「お持ち帰りぃ♪」といった定番演出から、富竹がカメラから強烈なビームを放つといった笑えるものまで、様々な演出が垣間見えた。ボイスはオリジナル声優陣による完全新規収録とのこと。楽曲は「コンプレックスイマージュ」、「嘆きノ森」、「escape」、「Friend」といった定番の名曲に加え、さらにプレイ中に条件を満たすと、「あの名曲」も聞けるとのことだ。気になる稼働時期は、4月18日頃からホールで順次稼働、4月22日にはアルケミストが発売するパチスロシミュレーターソフト『パチスロひぐらしのなく頃に祭』が発売され、さらに。5月にはサミーのパチンコオンラインホールで順次配信という、怒涛の展開が予定されているとのことだ。
続いては、アルケミストの中川滋チーフプロデューサーが登壇。「ひぐらしは架空の寒村を舞台にした物語で、普通の少年が日常から非日常に叩き落とされる物語が描かれます。ノベルゲームである『ひぐらしのなく頃に』がパチスロでどうなるかは不安で、最初に聞いたときは“嘘だッ!!”と思ったのですが、パチスロを知らない私にも本当に楽しめるものになりました。快諾してくださった竜騎士07先生に本当に感謝したいと思います。パチスロ『ひぐらしのなく頃に』をよろしくお願いします」と挨拶した。中川氏によると、ゲーム版には「にぱ☆にぱモード」が搭載され、パチスロを知らないファンにも難易度を大幅に調整した形で楽しめるとのことだ。
ここで「誰もが知っている豪華ゲストが登場!」という煽りから、お笑いコンビの「響」が登場。ややアウェイな空気ながら、2人がコント“こんな『ひぐらしのなく頃に』があったらやだな 昼休み編”を披露すると、非常に太いレナのコスプレ姿で登場した長友光弘さんが「かな? かな?」「はぅ~?」といった台詞を言う気持ち悪さに、会場はそこそこ笑いに包まれたのだった。一時期かなりパチスロをやりこんだという響の小林優介さんは、「『ひぐらしのなく頃に』ファンもスロットファンも楽しめる最高の台になっているので、僕もホールデビューが楽しみです」、長友さんは「怖い演出、楽しい演出色々ありますが、パチスロファンも『ひぐらし』ファンも2つの意味で萌(燃)える台です!」とコメントしていた。
また、プレス発表会終了後は、ファンフェスタとして、一般ファンによる試遊タイムも。進行の女性からは「最初のおやしろビッグボーナスを引くのは誰でしょうか!」とのアナウンスがあったが、ムービーでは「おやしろチャンス」として梨花が登場し、画面の%表示が2%(にぱー)になった瞬間に何かが起こる演出も流れていた。フェスタの試遊中は、秋葉原のメイド喫茶「ぴなふぉあ」、そしてアイドルプロデュースカフェ「喫茶全力」から、『ひぐらしのなく頃に』コスプレ姿のメイドさんたちが登場し、じゃんけん大会などでイベントを盛り上げていた。
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