声優
『超・再放送』に『幕末機関説いろはにほへと』が登場

サンライズの名作を出演者が振り返る『超・再放送』に『幕末機関説いろはにほへと』が登場!耀次郎役の浪川大輔さんと蒼鉄役の井上和彦さんが思いを熱く語る

 サンライズの名作の数々を、出演者が映像を見ながらオーディオコメンタリー風に振り返る人気番組『超・再放送』。今回取り上げる作品は『幕末機関説いろはにほへと』で、主人公の秋月耀次郎役の浪川大輔さんと茨木蒼鉄役を演じた井上和彦さんが登場。エピソードや作品への熱い想いを語りました。

●歴史・幕末ブームの魁! 『幕末機関説いろはにほへと』が登場

 『幕末機関説いろはにほへと』は、高橋良輔さんが総監督を務めた幕末歴史スペクタクル作品。2006年10月から2007年4月までWEB配信されました。
 全26話の中からピックアップされたのは7話「蒼鉄動く」と26話「海の向こうへ」の2本。

 作品終了後も普段から飲みに行くなど交流があるお二人はリラックスムード。まず7話の収録が始まると、高橋良輔監督の話題になり、監督の作品に初めて参加した浪川さんに対し、『サイボーグ009』、『太陽の牙ダグラム』、『蒼き流星SPTレイズナー』などの作品で主役を務めた井上さん。数多く高橋監督の作品に出演してきた井上さんは「困った時の井上頼み(笑)」と笑っていました。


●井上さんが明かす高橋良輔作品の共通点とは?

 「耀次郎は口数が少ない主人公」と言いながら、この7話でも「ここ、注目してください」とセリフの前のタイミングでお知らせする浪川さんに、「高橋監督の主人公ってしゃべらないキャラが多いからね」と同情する井上さん。

 この作品は歴史ものだが、浪川さんが「剣戟(けんげき)のシーンのために殺陣師の方を招いたんですよね」と話すと、井上さんも「旅一座が上演したような芝居小屋は四国にもあるんですよ。この番組が始まる直前に偶然行ってきまして、この作品への因縁を感じました。」と明かす。
 史事にある「ええじゃないか」のシーンは出演者全員で何度も録音して数百人分に聴こえさせるなど、監督、スタッフのこだわりぶりが伝わる。


●思い入れが伝わる『超・再放送』の模様は8月と10月に配信予定

 2本目の26話の見どころは、時代を動かす"覇者の首"の力を手にした蒼鉄と耀次郎の対決シーン。最初は蒼鉄の立ち振る舞いに「カッコイイ」を連発していた浪川さんも二人が対峙するシーンになると言葉少なに見つめた。
 エピローグに移ると「本当にいいアニメですね」としみじみ語る浪川さんに、井上さんもうなずく。二人の作品への思い入れの深さが感じられました。
 収録後の取材でも「この秋の新番組じゃない?」と二人で話すほど、新鮮さを失なっていない作品。歴史もの、幕末がブームの今、切り口の斬新さと熱が伝わる『幕末機関説いろはにほへと』は見ていただきたい作品です。
 この『超・再放送』は7話が8月10日から配信、26話が11月に配信予定です。詳しいスケジュールは公式サイトでチェックしよう!


●映像を見て「この秋の新番組と勘違いするほど」


――『超・再放送』の収録を終えた感想を聞かせてください。

井上さん(以下井上):楽しかったです。普段もスタジオでわいわいやっている浪川君と二人でしたが、ガッツリしゃべるのは意外に初めてで。やっぱり、やりやすかったですね。よく飲みに行ってるし。

浪川さん(以下浪川):本当にいつも通りの感じで楽しくお話できました。

――7話と26話の2本を見ながらのトークでしたが、過去の作品をお二人で一緒に見た感想は?

井上:懐かしさを感じると共に、「きれいだな」、「すごい作品だな」と改めて思いました。

浪川:約4年前の作品なのに色あせず、新鮮な感覚で見ることができて、普通に「おもしろいな」と思えたことが嬉しかったです。

井上:「今年の秋の新番組じゃないの?」と思ったもん(笑)。


●波乱の時代の人間ドラマと細部にこだわったエンターテイメント性が秀逸

――『いろはにほへと』の魅力や見どころを教えていただけますか?

井上:幕末という変化に富んだ波乱の時代の中で、人間の欲望や愛憎が絡み合っていくドラマ性でしょうか。見た人は必ず「物語はどんな方向に進んでいくのだろう?」と思わされ、どんどん引き込まれると思います。

浪川:殺陣師の方を招いて剣術シーンを描いたり、昔の芝居小屋を再現するなど、細部に渡ってこだわりが見えるところかな。あと時代劇を題材にすると地味になりがちですけど、カット割や見せ方、音楽などでエンターテイメント性を高めていて、高橋良輔監督のすごさを感じました。


●『超・再放送』で作品とお二人の魅力を堪能しよう!

――最後に皆さんへメッセージをお願いします。

井上:『超・再放送』は普段、聞けないお話がふんだんに入ってます。作品にとどまらず、プライベートにも及び、浪川君も「ピー音入れなきゃ」とか言ってたくらいです。聴いてほしいような、ほしくないような(笑)。『いろはにほへと』は本当に素晴らしい作品です。ぜひ1話からすべて見ていただきたいと思います。作品に関わった人達のこだわりのすごさを肌で感じてください。

浪川:『超・再放送』では作品のことをいっぱいお話ししましたが、それ以外のことも話し過ぎました(笑)。それを含めて珍しいトークが聴けるのが魅力だと思うので、笑って楽しんでください。この番組を聴いたらきっと本編を見たくなると思いますよ! そのくらいクォリティが高い作品です。歴史ものの作品が多い今ですが、その魁になったと思います。

井上:ちょっと早過ぎたかな。1番じゃなくて2番目がよかったかも(笑)。

浪川:そこは残念でしたが(笑)、参加できて良かったと思える作品だったのでたくさんの人に見ていただけたら本望です。


<TEXT:永井和幸>

>>サンライズステーション『超・再放送』公式サイト

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