最終巻で明らかになるものとは…?そして演じる2人の意外な関係とは? 「『血液型男子。』キャラクタードラマCD セカンドシーズン AB型」で主役キャラクターを演じた柿原徹也さん&関智一さんに独占インタビュー!
アニメイトTV発の女性向けオリジナル企画として展開中の『血液型男子。』の最新CD「『血液型男子。』キャラクタードラマCD セカンドシーズン」が、2010年9月から4ヶ月連続で好評発売中!
セカンドシーズン最終巻として12月にリリースされるのは、「セカンドシーズン AB型」編。セカンドシーズンはゲストとして新キャラクターが各巻1名ずつ登場していますが、AB型のゲストキャラクターは関智一さん演じる"花菱冬流"です。
今回、アニメイトTVではAB型編で主役キャラクターを演じた黒崎雅役の柿原徹也さんと花菱冬流役の関智一さんに独占ロングインタビュー!お2人の赤裸々ぶっちゃけトークはここだけでしか読めないインタビューですので、是非楽しんで下さいね!!
●「僕、38歳なので、もうお呼びがかからない雰囲気の役柄でしたので、面白かったです。」(関さん)
――まず、関さんにお聞きしますが、花菱冬流を演じてみていかがでしたか?また、どのような印象を受けましたか?
関さん:実は花菱先生は双子だったのです! ということで二役演じたのですが、二役共、全く違うタイプのキャラクターでしたので、そんなに苦労はしませんでした。楽しかったです。もっといっぱい会話したかったです。二役同士での会話もそうですけど、もしサードシーズンがあったら、爆裂的に会話したいです(笑)。雅とも結構会話しましたけど、まだ足りないなとも思いますし。二役同士では、「あれ、今、どっち演じてたっけ?」って分からなくなるくらい会話してみたいです。てんてこまいになってみたいですね(笑)。冬流は年齢的に演じやすかったですけど、もう一役の冬夜はちょっと子供っぽいんです(苦笑)。僕、38歳なので、もうお呼びがかからない雰囲気の役柄でしたので、面白かったです。
――柿原さん演じる黒崎雅の印象はいかがでしたか?
関さん:柿原君がやっている役の方が大変そうでしたよ。一つの人格に2人いるので、表雅から裏雅に豹変していくというのが、大変そうだなと思いましたね。
柿原さん:そうですね(苦笑)今回は裏雅が多く出てきますが、裏雅が出てくるのはシリーズ8枚のうちでも3回目なので、まだ切り替えのときに戸惑うこともあります。
――関さん演じる花菱冬流の印象はいかがでしたか?
柿原さん:今回、冬流という幼馴染が出てきて、"雅"というキャラクターの本質を引き出してくれました。最後の最後に冬流が出てきてくれて本当によかったと思います。
関さん:幼馴染が出てきて、入口が見えたみたいな感じ?
柿原さん:そうですね。物語の広がりが垣間見えたと思います。
――ちなみに、雅と冬流、お2人はどちらかといえばどちらに似ているタイプですか?
関さん:どちらにも似てないよね?
柿原さん:AB型を変わり者だと思いすぎですよね(笑)。
関さん:AB型って意外と普通なんですよ(笑)。
柿原さん:僕、ずっと言ってるんですよ!
関さん:まぁ言ってみれば、人間みんな二重人格ですからね。だから、どちらというよりも全タイプあるみたいな感じです。でも、僕は基本的に冷めているタイプですし、1人で閉じこもっているのが好きなので、選ぶとしたら表雅タイプかもしれません。
柿原さん:僕は、冬流と冬夜でしょうか。仲間や友達と一緒にいる時には、冬夜みたいな甘えん坊になっていると思いますし、仕事中の真剣な時は冬流みたいな感じでしょうし。相手やシチュエーションによって対応って変わるものなので、どちらもありますし、関さんのおっしゃっていたように全タイプあるんじゃないのかなと思います。
●「血液型で性格を分類するのって、日本に来て初めて見たので、正直ビックリしました」(柿原さん)
――同じ血液型でも様々なタイプの人がいますが、関さんと柿原さんはご自身の性格で「ここはAB型っぽいな」と思う所はありますか?
関さん:AB型は二面性の人と一般的には言われますけど、皆さんもそうだと思いますけど、二面性って出そうと思って出しているものではないので、二面性がある性格と言われてもそういう所もあるかな?くらいにしか…。でも、僕、気分屋な所はあります。突然、機嫌が悪くなったりします。自分の中に理由はあるんですよ。それは…甘えたい時です(笑)。あ、機嫌が悪くなるのも恋愛においてですよ?相手に「何、急に機嫌悪くなってるの?」って言われて、「別に機嫌悪くなってないけど…」って僕が返事をして、「明らかにおかしいじゃん!」となる時は、大体が甘えている時です。ちょっと、すねているんです。相手にしてもらえなかった時や話と違うじゃん!となった時に、素直に言えない自分がいたりして…でも、それがAB型なのか僕自身の性格なのか分からないですけど(苦笑)。あと、変態的な所もあると思いますけど。
柿原さん:AB型の性格が変態だったら、僕も一緒になっちゃうじゃないですか!
関さん:(笑)。いやぁ、あると思いますよ。柿原君にも変態な面がね。あくまで僕の見解ですから(笑)。
柿原さん:血液型で性格を分類するのって、日本に来て初めて見たので、正直ビックリしました。そんな面白い分け方があるんだって新しい見解を得られたのが、その当時は新鮮でした。「AB型って、どういうタイプなんだろう?」って調べたこともありますけど、人の血液型における性格はこういうものなんだというのを、勝手に当てはめるだけの自己満足の世界だったので…。
AB型は、日本人に少ないから特殊と言われるだけで、もしAB型が多かったら普通に思われていたと思います。でも、僕、AB型なんだって感じることが一つあって、AB型の人間が周りに集まりやすいんですよ。AB型のオーラというか、空気感があるのかなって思います。
関さん:僕、血液型に興味がなくて、性格分類も全く信じていないんですけど、でも、AB型って同族意識が強いし、柿原君の言うように周りに集まりやすいかなとは思います。あと、「AB型でしょ?」って言われると、嬉しい気持ちが芽生えます。
柿原さん:絶対、悪い奴はいないって思いますよね?
関さん:そうそう。「こいつ、誤解されているけどきっといい奴なんだろうな」って分かるしね。
●柿原さんと関さんが、カチンとした瞬間とは…?
――さて、今回のドラマCDでは、雅が絵を馬鹿にされたことで物語は展開していきますが、関さんと柿原さんはご自身が苦手としていることを指摘され、カチンとした経験はありますか?若しくは、これを言われるとちょっと…というようなことはありますか?
関さん:自分が気にしていることを言われれば、何でもカチンとしますね。
柿原さん:でも、相手が「これ、気にしているだろうな?」って分かることはなかなか言わないですよね?
関さん:いや、言ってくる人は意外といるよ~言われやすいかどうかにもよるけどね。僕はよく言われますよ、気にしていることを。
柿原さん:カチンときますか?
関さん:まぁ、人間だから瞬間はカチンとくるんだけど、免疫が出来ているからすぐに鎮静化します。最近はあんまり怒らないですし。昔は結構短気だったので、すぐ怒ってましたけど。だって怒る労力を使うのがもったいない!基本、家で寝てたいですから(笑)。
――ちなみに、具体的に何を言われてカチンとしたんですか?
関さん:芝居のことですね。
柿原さん:芝居のことを言われてカチンと来ない人なんて、いないですって!
関さん:(苦笑)。僕、同級生が一緒の事務所で活躍しているので、気安く文句を言われるんですよ。「あんたの今日の芝居、全然よくなかったんだけど」って。言われるとカチンと来ますけど、後々考えると言ってくれてよかったなって思うことが多いですから。それに僕も相手のことを言いますし。あとは、「最近、太ったね」ってよく言われるので、カチンとは来ないけど、ドキッとします。「やっぱりな!」って思って(笑)。分かっているけど「そんなに!?」って思います。
柿原さん:全く怒らないか、100%怒るかのどちらかしかないですね。結構すぐカチンとくる方なんです(笑)
僕、テンションが高い時とそうでない時と、バラバラな時があるんです。静かにしている時は、今日はお芝居に専念したいって思ってるんですけど、「柿原、今日機嫌悪いね」って言われたり、テンションの高い時には「柿原、うるさいよね」って言われたり。僕は僕の考えで、そういう態度になっているのに「えぇ、何でそんな風に言われるの!?」って困ることはあります。自分は怒ってもいないし、真剣に台本読んでいてそういうことを言われると、いい気持ちはしないですね。
関さん:でもさ、「機嫌悪いね」って言われて「機嫌悪いです」って言う人、いないよね。大体、「そんなことないよ」って言うだろうし。言われた方は、言われたことでむしろ機嫌悪くなっていきますよね。ただ、そっとしておいてほしいだけなんですよ。
柿原さん:本当にそうですね。
関さん:そう。ただ家で寝ていたいだけなんです。
柿原さん:(笑)
●話題の「告白メッセージ集」は最終巻もやはりエロい!
――お話は変わりますが、今回、アニメイト限定版の特典として「告白メッセージ集」CDも収録されたと思います。収録の感想や印象に残っているストーリーや台詞などはありましたか?
関さん:思ったより内容がエロいです。久々にエロい台詞を言ったな…と思いました。大体、恋愛シミュレーションものって、エロいかどうか分からないように、曖昧にすることが多いんですけど、「ここから先は、夜の時間だから…」みたいな、明らかにその後、何かするぞ!みたいな台詞があって、意外とよかったなと思います(笑)。あと、女の子って、男の人が室内に来て、後ろ手にドアを閉めつつ鍵をかけられると、別に何をされるでもないのにドキッとするって聞いたことがあるんですけど、今回、そういうシーンがあったので、「おぉ、これか!」と思って演じました。最後に…アニメイトって何でも特典がつくんだな!って、アニメ店長として思いました。アニメイト特典のために、僕は意外と大変だったんだぞ!ってことを言いたいです(笑)。
柿原さん:僕は演じている時に、よく分からなくなるんですよね。
関さん:可愛い感じのキャラだよね?
柿原さん:そうなんですよ。でも裏雅って結構、声が低めじゃないですか?だから、エロい台詞を言っている時に、ついつい普通の男性の感覚になってしまって「あれ?身長、女の子の方が高いよね」とか「きっとこの身長差だから…女の子との距離感、全然違う!」とか、一つ一つ考えながら演じました。
身長の低い雅は上目遣いだったりするかもしれないわけですから、特典CDはそういった女の子との距離感をリアルに演じられたと思います。
――ご自身だったらどういう告白をされますか?
関さん:台詞の中に「大人になるとあまりはっきりとは告白しない」というのがあったんですけど、僕もそうですね。一応、好きだよというのを匂わせながら仲良くなりますけど、相手の雰囲気を見定めて、「絶対、いけるな」って思った時にしか告白しません。あとは、割り切って「キスをしたいです」とか、挙手して言います。仮に断られても、ごまかせるので(笑)。真面目モードで告白して拒否されると、立ち直りにくいので…。僕は勝てない戦はしません!
柿原さん:実は僕、告白は日本語でしたことがないんですよ。
関さん:え、日本人に対しても?
柿原さん:好きとか、愛してるとか、日本語で言うのって恥ずかしくて…。
関さん:じゃあ、日本の女の子には告白をしないで付き合うの?
柿原さん:例えば、デートに誘って、手を繋いで、「僕が手を繋いでいるんだから、君のことを嫌いなわけないじゃん!」という雰囲気を出すんです。日本の女の子って、どうしても言葉が欲しいとかあるんですけど、「僕は遊ばないよ?本気じゃないと誘わないから!でも、『好きだ』とは言えないんだ」って相手に言って、それで了承してくれたら付き合いますね。
関さん:ちなみに、日本の女の子とドイツの女の子って決定的に違う所ってあるの?
柿原さん:身長や体型じゃないですかね?
関さん:身体つきだけ?中身は同じ感じ?
柿原さん:いや…ドイツの女の子というかヨーロッパの女の子は肉食系が多いような気がします。
関さん:じゃあ、日本の女の子は大人しく見えちゃう?
柿原さん:そうですね。昔はそう感じましたが、今は断然、日本人の女の子の方がいいです。
●『血液型男子。』番外編&サードシーズンのイメージとは?
――ありがとうございます。では、最後に今後、番外編やサードシーズンがるとしてこういうストーリーが聞けたら面白い!と思うものがあれば、お聞かせ下さい。
関さん:今まで、どういう流れでやってきたのか分からない部分があるので申し訳ないんですけど、宇宙の強敵と戦うとか、定番ですけど温泉に行くとか、そういうのがあったらいいと思います。折角なので、サードシーズンがあれば、僕はまた出てみたいですね。
柿原さん:雅出演の回には、出てもらわないと困ります!
関さん:じゃあ、AB型の時は是非!
柿原さん:僕は、そろそろ雅を普通に喋らせてあげたいので、最初からずっと裏雅で登場させて頂いて、もっとみんなと絡んでいきたいですね。勿論、冬流たちにも出てもらって。むしろ一緒に住んじゃえばいいのに!(笑)
関さん:それなら住みますよ、僕(笑)。
柿原さん:是非、一緒に住んで下さい(笑)。
<取材・文:奥村寿代>
『血液型男子。』キャラクタードラマCD セカンドシーズン AB型
2010年12月22日発売予定
通常版 定価 2,100円(税込)/アニメイト限定版 定価 2,625円(税込)
アニメイト限定版特典:主役キャラクターによる告白メッセージ集CD
キャスト:櫻井孝宏、中村悠一、鈴木達央、柿原徹也、遊佐浩二 他
A型ゲスト出演:鈴村健一
B型ゲスト出演:岸尾だいすけ
O型ゲスト出演:鳥海浩輔
AB型ゲスト出演:関智一
発売元・販売元/フロンティアワークス
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