「夢は家電で実家の村おこし!?」――パワーアップして復活のPSP版『ヴィオラートのアトリエ』より金元寿子さんのインタビューをお届け
ガストは、PSP用ソフト『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』を、2011年2月3日に発売する。同作は、2004年7月に発売されたアトリエシリーズ第5弾『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2』がよりパワーアップした内容で、PSPでプレイできる。
アトリエシリーズは、錬金術師の少女が新たなアイテムを錬金術で作り上げたり、冒険を繰り広げたりする内容のガストの看板シリーズ。『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2』では、ニンジンが名物の過疎の村“カロッテ村”を舞台にお店を営み、村おこしをして村を発展させていくのが大きな特徴だ。新作として発売されるPSP版では、金元寿子さんが演じるラピス、彩乃羽由貴さんが演じるナナミ、花澤香菜さんが演じるスフィアが新キャラクターとして登場し、新たな物語が綴られるのも大きな魅力だ。
今回、ラピス役を演じ、WEBラジオ『ヴィオラートのアトリエ 金元寿子の村おこしラジオ』でパーソナリティを務める金元寿子さんにお話を伺ったので、紹介しよう。
●「今は三度の食事より生魚です。カツオのタタキとか!」
──金元さんが演じるラピスについて教えてください。
金元寿子さん(ラピス役)※以下金元:ラピスは登場したときは記憶がなくて、ストーリーが進むにつれて、自分が何者かわかるようになります。性格は見た目通り大人しくてかわいらしい、12、3歳くらいの女の子なんですが、ヴィオラートたちと接するうちに段々感情が豊かになって、ちょっとわがままな所を見せたりする一面もあります。
──ゲームの中ではどういった役割なんでしょうか。
金元:色々秘密があって、それは言えないんですが(笑)、スフィアと似たような立場になるんじゃないでしょうか。詳しいことはゲームをお楽しみにということで。
──ラピスと金元さんが似ている部分はありますか?
金元:私と似ているなと思ったのは、初めての人が苦手で、最初すごく人見知りをするところです。子どもっぽい一面も見えてきたりするんですが、スフィアとは似たもの同士のせいかケンカをして、ちょっとキツいことも遠慮無く言えるのはうらやましいなって思います。
──『ヴィオラートのアトリエ』の作品の印象を教えてください。
金元:『ヴィオラートのアトリエ』は実はプレイしたことはないんですが、周りの人からとっても面白いとか、和みゲーだよとか、すごく評判をよく聞くんです。自分が出演していることもあって、発売されるのがすごく楽しみな作品。村おこしをするってゲームの目的が、すごく新鮮なゲームだと思います。シナリオもほのぼのした部分があって、友情や家族愛の要素があるのがあたたかいなって思いました。
──舞台になるカロッテ村はニンジンが名物で、作品やラジオにもよく登場しますね。
金元:私はニンジン大好きです。ラジオは私とナナミ役の彩乃羽由貴さん、ガストの田中さんで和気あいあいとやってます。ゲームではヴィオラートがニンジン好きでラピスが嫌いなんですが、ラジオでは私が好きで2人がニンジンが駄目なんですね。だからニンジンのレシピを紹介するという“てい”で、2人がどうやってニンジンを克服するか、食べさせようって感じになってて、趣旨は変わってきてるんですけどそれが一番楽しいです(笑)。
──ラジオ番組中のエピソードが何かあれば教えてください。
金元:彩乃羽さんはナナミちゃんに似てて、(髪型が)“ふたつぐくり”のかわいい方なんですけど、いつも頑張って一生懸命にニンジンを食べようとしていて、私が無茶ぶりをしても献身的に応えてくれるのですごく助かってます。ガストの田中さんは制作者だけあってツッコミがとても鋭くて面白いので、そのあたりもぜひ聞いてみてください。
──彩乃羽さんと田中さんがニンジンに挑戦しているとのことですが、金元さんの苦手なものは?
金元:私好き嫌いはないんですけど、パクチーだけは駄目で、苦手な人も多いと思うんですが、駄目ですね……番組で挑戦ですか? ニンジンはあるはパクチーはあるは、スタジオ大変なことになっちゃいますね(笑)。
●「最近、お仕事の機会が増えて変わったことは……背筋が伸びるようになりました」
──様々なキャラクターが登場しますが、友だちになってみたいキャラとかはいますか?
金元:私はナナミちゃんが。すごく元気なお店の女の子で、友だちになりたいですね。こんな子が友だちだったら引っ張ってくれるというか、毎日が楽しいんじゃないかと思います。
──ヴィオラートは3度の食事よりニンジンが好きとのことですが、金元さんがそれぐらい好きなものとかはありますか?
金元:最近お刺身がすごく好きで、……三度の飯よりおさかなだ、みたいな(笑)。カツオのタタキとか……あ、ちょっと生じゃないですね?
──ヴィオラートは家事が得意ということで村に残りますが、金元さんは家事はする方ですか?
金元:一人暮らしなのでそれなりに。パンが好きなのでベーカリーでたまに作ったりします。自分で作ると失敗してもおいしく感じますね。一から作る楽しさみたいなのは、アトリエシリーズと似てるかもしれません。
──作品に登場するような錬金術の工房があったら、作ってみたいものはありますか?
金元:素材を融合させて作っていくんですよね。なんでもいいんだったらロボットとか作ってみたいかな、なんでも作ってくれる家事ロボットとか(笑)。ちょっと横着ですが。あとはおいしいものを発明したいですね。
──村おこしがテーマということで、金元さんならどんな村おこしをしますか?
金元:電気屋さんを開いてみたいです!地域密着型の街の電気屋さんで生活レベルを向上させたいですね。
──最近アニメなどで大活躍の金元さんですが、生活は変わりましたか?
金元:お仕事を色々させて頂くようになってからは、生活はだいぶ変わりました。いつも緊張感を持って生活するようになって、背筋が伸びるようになったように思います。ゲームとかにも注目するようになって、新作をチェックしたり。最近声優さん皆さんがやってるゲームがあって、同じ事務所の先輩の三瓶さんや小清水さんと一緒にプレイしようって話してたりします。『ヴィオラートのアトリエ』も発売されたらもちろんプレイします!
──年が開けて、今後の目標や抱負を教えてください。
金元:お仕事がもっと増えて、皆さんの耳にもっと声が届けられるようになればいいなと思ってます。年下のかわいい女の子を演じさせていただくことが多いんですが、来年は私も23歳なので、歳相応の大人の役も演じられればと思います。
──ラピスを中心にしたゲームの見所などを教えてください。
金元:ラピスは最初謎の存在として出てくるんですが、ヴィオラートが大好きで、だんだんみんなと打ち解けていく中で、感情が動いていろいろな面が出てくるのを見てほしいです。ラピスがいったいなんだったかというのを、最後までプレイして知っていただければと思います。
──ファンの皆さんにメッセージをお願いします。
金元:今回『ヴィオラートのアトリエ』に出演させていただいて、アトリエシリーズはすごく大きな作品として知っていて、興味があったんですが、今回ラピスという役を演じさせてもらったことで、自分でもすごくプレイが楽しみになってます。皆さんにもぜひ癒し系の村おこしを楽しんでいただいて、ラピスの物語も見届けてもらえれば!よろしくお願いします。
PSP『ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出』
発売日:2011年2月3日
価格:通常版5,040円(税込)、限定版7,140円(税込)
ジャンル:錬金術RPG
対応機種:PSP(R)
メディア:UMD1枚
プレイ人数:1人
メーカー:株式会社ガスト
>>「ヴィオラートのアトリエ~グラムナートの錬金術士2~群青の思い出」