アニメ『ブラック★ロックシューター』ノイタミナ枠で2012年1月放送も発表された「グッドスマイル&カラオケの鉄人カフェ」発表会をレポート!
コンセプトカフェ「グッドスマイル&カラオケの鉄人カフェ」の発表会が、2011年10月27日、秋葉原・AKIBAカルチャーズZONE5階で開催され、同発表会の席上、新アニメーションスタジオ「ULTRA SUPER PICTURES」の設立と、同スタジオの第一弾作品『ブラック★ロックシューター』が、2012年1月よりフジテレビ・ノイタミナ枠で全8話で放送されることが発表された。
「ULTRA SUPER PICTURES」は、3DCG制作で知られる株式会社サンジゲンと、アニメーション制作会社のトリガー、Ordet、シナリオ制作のニトロプラスなどが参画する新アニメーションスタジオ。海外の個人投資家の支援も受け、世界を視野に入れたコンテンツ制作を行なうとのこと。
会場で上映された『ブラック★ロックシューター』の映像の戦闘シーンはCG制作とのことで、近日発表予定とされるスタッフや制作手法にも注目が高まるところ。
以前DVDの無料配布で話題となった『ブラック★ロックシューター』だが、今回に関してはグッドスマイルカンパニーの安藝貴範社長は「無料配布という形での実験は前回できたので、私の考えとしてはフジテレビさんには普通のモデルで作ってくださいとお願いしています」と、パッケージ販売を視野に入れたビジネスモデルを基本に考えているとのことだった。
そして今回の発表会の表題となったのは、グッドスマイルカンパニーと鉄人化計画(カラオケの鉄人を運営)が10月28日にオープンする「グッドスマイルカンパニー&カラオケの鉄人カフェ」についての発表だ。
同店はAKIBAカルチャーズZONE5階全体の広大な店舗スペースとなっており、今月28日のオープンからは『魔法少女まどか☆マギカ』と『Carnival Phantasm』を中心に構成し、作品関連のオリジナルグッズ販売やステージでのイベント、カラオケルームの利用もできるとのことで、『魔法少女まどか★マギカ』のキュゥべえなどをイメージしたフードメニューなども提供されるとのことだ。
「グッドスマイルカンパニー&カラオケの鉄人カフェ」はアジアを中心とした世界展開も視野に入れており、2011年冬には台湾・台北に出店が決まっているとのことだ。
また、同発表会ではコスパ、グッドスマイルカンパニー、ブシロードの3社が設立した新会社「ハイチューブ」についても発表が行われ、情報の収集と集約に特化してマーケティング・プロモーションを行っていくことを表明。
具体的なビジネスモデル等への言及はなかったが、ブシロードの木谷社長が「本社を富士見にしたのは、一番コンテンツを持っている会社の近くなら話が早いからです」と興味深いコメント。角川書店などの出版社や、秋葉原に近い立地で、コンテンツ関連の情報を扱う会社となるようだ。
発表会終了後には、ニコニコ生放送を利用したレセプションの公開中継を実施。グッドスマイルカンパニーの安藝貴範社長と鉄人化計画の日野洋一社長が、シャンパンタワーで新店舗のオープンを祝い、会場とニコ生ユーザーの大きな拍手を受けていた。(取材・文:中里キリ)
>>グッドスマイル&カラオケの鉄人カフェ公式サイト