アニメ
曽利監督『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』製作会見開催

海外RPGの傑作が日本で3DCGアニメに――曽利文彦監督最新作は『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』!製作発表会見にメインキャスト集結でアフレコの感想を語った

 2011年12月7日、都内にて3DCGアニメ映画『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』の製作発表記者会見が行なわれた。この日、舞台に登壇したのはメインキャストを演じる栗山千明さん、谷原章介さん、GACKTさん、そして曽利文彦監督。映画の見どころや収録の感想、意気込みなどを語ってくれた。

 映画『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』は、全世界で600万本ものセールスを記録した海外RPGの傑作『Dragon Age:Origins』を3DCGアニメ化したもの。原作の真髄とも言える壮絶な描写や緻密な世界観を見事に再現した、圧倒的なダークファンタジー作品に仕上がっている。

 壮絶な戦いに身を投じる主人公・カサンドラを演じた栗山さんは「私自身アニメが大好きなので、こうして主役を演じることができ、本当に嬉しいです。」と嬉々とした表情で語った。また「カサンドラはクールに見えるけれど、内なる"熱"を持ったキャラクター。その"熱"が戦いの場面で爆発する、そんなイメージを持ってアフレコに励みました。アクションシーンの息遣いを再現するために、ブースの中では実際に体を動かしながら録ったりもしたんです」と、自身も"熱"を入れてカサンドラを演じたことを明かした。

 カサンドラの仲間となる魔法使い・レガリアンを演じる谷原さんは「曽利監督の作品に出演させていただくのが2回目ということもあり、信頼感を持って取り組むことができたので、とてもやりやすかったです」と収録を振り返ってコメント。さらに「原作ゲームのファンの方の期待も裏切らない作品になっています」と映画の魅力をアピールした。

 カサンドラ、レガリアンと敵対するナイトコマンダーを演じ、さらに今作の主題歌「Until The Last Day」も歌うGACKTさんは、楽曲について「映画のイメージをそのまま曲にしてしまうと、おどろおどろしくなりすぎてしまう。そのバランスをとるために、曲を何度も作り直しました」とコメント。「映画のテーマを踏襲し、いつか消えてしまう命なら、戦ってその命を全うしよう、というメッセージを込めました。今現代を生きる人たちにも、そのメッセージを届けられるのでは。」と力強く語った。

 曽利監督は今回のキャストに対し「すごく贅沢なキャスト陣。この3人でそのまま実写もやりたいくらいです。それぞれのキャラクターを、各々のクリエイティビティーで作っていただいて、とても感謝しています」と絶賛。また今作について「ドラマとアクションの両立が難しかったですが、キャストの皆さんのおかげで手ごたえも充分です!」と自信たっぷりにコメントした。

 映画『ドラゴンエイジ-ブラッドメイジの聖戦-』は、2012年2月11日より全国ロードショー。詳細はオフィシャル・サイトをチェックしよう。


映画『ドラゴンエイジ -ブラッドメイジの聖戦-』公式サイト

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