吉浦康裕監督作品『サカサマのパテマ』 2012年全国劇場公開
2011年iTunes映画ダウンロードランキングにて、並みいる大作を抑え全体で3位、邦画ランキング1位に輝いた『イヴの時間』の吉浦康裕監督の新作が、2012年に全国劇場公開されることが決定した。
2011年12月24日未明に、ニコニコ生放送で行われた『イヴの時間 オリジナル版』鑑賞会に集まった約10万人の観客が見守る中で発表された作品タイトルは、『サカサマのパテマ』。原作・脚本・監督全てを吉浦康裕監督が手掛ける、完全オリジナルのアニメーション作品となる。
12月24日にオープンしたオフィシャルサイトには、巨大な空間と、その中に佇む一人の少女の姿が描かれている。“女の子が男の子と、男の子が女の子と出会う物語。凄く王道で、でも、凄く変な物語。”と吉浦康裕監督はコメントしているが、作品のストーリーはまだ、秘密に包まれている。
2012年は劇場公開予定のアニメーションが多い中、オリジナル作品として細田守監督作『おおかみこどもの雨と雪』とともに、注目される作品になりそうだ。現在、作品オフィシャルサイトで紹介されている、吉浦康裕監督からのメッセージを紹介しよう。
<吉浦康裕監督メッセージ>
大学時代から『イヴの時間』まで、ほぼ一貫して“ドアの中の物語”を創ってきました。
でも、そろそろドアの外に飛び出そうと思います。
今度の新作アニメーションは…女の子が男の子と、男の子が女の子と出会う物語です。
凄く王道で、でも、凄く変な物語です。
この物語を形にするため、前作以上に多くのスタッフが物語のより根幹部分から関わってくれています。
自分も監督として、ただ面白いアニメーションに仕上げるため制作に没頭する日々を送っています!
『サカサマのパテマ』 皆さんにお届けできる日を楽しみにしつつ… 吉浦康裕
映画『サカサマのパテマ』オフィシャルサイト