声優・舞台役者がメッセに集結「バサラ祭2012~夏の陣~」レポ

『戦国BASARA』シリーズの豪華声優陣、及び舞台『戦国BASARA2』出演者によるトーク、朗読ドラマが華開く「バサラ祭2012~夏の陣~」レポートをお届け!

 2012年8月11日、12日に『戦国BASARA』シリーズの豪華声優陣、舞台『戦国BASARA2』のキャスト陣が出演するイベント「バサラ祭2012 ~夏の陣~」が幕張メッセにて開催された。

 『戦国BASARA』シリーズの出演声優、舞台キャスト陣によるトークショー、abingdon boys schoolによるライブ、舞台『戦国BASARA3 ~瀬戸内響嵐~』の公演決定のサプライズ発表が行われるなど、6000人のファンを熱くさせるファンイベントだった。ファンならずとも見逃せない、イベント模様を8月11日夜公演をもとにレポートをお届けしよう。

 なお、シリーズプロデューサー小林 裕幸氏より発表された舞台公演については、先日の速報にてお届けした記事をチェック!

 いまかいまかと開演を待つ会場にボイスが響き渡ると、スクリーンには竹中半兵衛と豊臣秀吉の姿が! 竹中半兵衛(CV:石田さん)と豊臣秀吉(CV:置鮎さん)が重厚な雰囲気のなか、息を飲む2人のドラマを展開すると思いきや、始まったのは諸注意事項を兼ねたカゲナレ。半兵衛が読み上げる注意事項に「水分補給はよいのだな! 熱中症には注意だ」と、真面目(?)にコメントをする秀吉という、コメディタッチなやりとりで会場からは拍手と笑いが起きていた。

 開演時間になると、スクリーンに映し出されたのは『戦国BASARA』シリーズの登場キャラクターをフィーチャーしたムービー。「Are you Ready?」とカウントダウンが始まり、歴代キャラクターがスクリーンに登場! 「準備はいいか?」の合図で観客も10カウントを開始。ゼロカウントに達すると「Let's Party!」の掛け声で祭の幕が開いた。


 祭のスタートを飾ったのは声優陣による朗読ドラマ「戦国ドラマ絵巻」。竹中半兵衛(CV:石田さん)、豊臣秀吉(CV:置鮎さん)、石田光成(CV:関 智一)さん、前田慶次(CV:森田さん)による舞台『戦国BASARA 2』のストーリー朗読や、武田信玄(CV:玄田さん)による「ゆきむらぁぁっ! おやかたさまぁっ!」のゲームでおなじみのやりとりが会場に木霊した「幸村 VS 火男仮面」。「毛利 VS 明智」では、毛利元就(CV:中原さん)と明智光秀(CV:速水さん)によるストーリー、「長曾我部 VS 伊達」では長曾我部元親(CV:石野さん)による、生の朗読劇を披露してくれた。緊迫感あふれるドラマの展開には、観客たちも息をのみながら聴き入っている様子だった。

 声優キャスト陣がステージ登場し、小林プロデューサー、森田成一さんが司会進行のもとトークショータイムへ。キャラクターのセリフをまじえた「秀吉様、6000人のファンを滅殺する許可を……」というユニークなコメントや、バサライベント初登場の石田さんは「秀吉、初めてだけど僕に全部任せてください」と挨拶し、会場からは歓声と笑いが巻き起こる。石野さんによるバサラ祭恒例の「野郎どもー!」「アーニキー!」のやりとりや、中原さんによる「捨て駒ー!」「バンザーイ!」という初の掛け声が飛び出す場面も。


バサラ祭に初参加となる石田 彰さん。

バサラ祭に初参加となる石田 彰さん。

中原さんの「捨て駒ー!」の掛け声に、万歳ポーズで観客もレスポンス!

中原さんの「捨て駒ー!」の掛け声に、万歳ポーズで観客もレスポンス!

 公式ファンコーナー「特製瓦版」にて募集されたキャスト陣へのやってほしいリクエストに応え、「大阪城内にて繰り広げられる秀吉、半兵衛、光成の日常トーク」をアドリブ混じりに披露。フランクなやりとりを披露。“日常”のテーマともあり、「日に日に身長が伸びてるんだけど、どうしたらいい?」という秀吉のお茶目な相談に、劇中では見せないであろうフランクな口調で対応する半兵衛。「ツッコむ許可を……」と謙虚な姿勢ながらもツッコミみたくてウズウズしている三成の面白おかしい会話が繰り広げられた。このイベントでしかみられない3人がみせたひと場面は、非常に貴重なエピソードである。

 お次は「自分の演じているキャラは現代ではどんな職業に就くと思いますか?」という質問にキャスト陣が解答。「半兵衛しか守らないボディガード」と答える置鮎さん。「えーとね、バッタ! 殿様バッタ!」と驚きの発言をする中原さんは、「バッタが職業ですか?」のツッコミに「バッタはバッタでも、バッタものをつくる王様ね!」とコメントもしていた。大人な職業や、思わずなるほどと感じるキャラの特性を活かした解答に、観客も納得の様子。森田さんのツッコミがひと際輝いていたコーナーだった。

 続いては「西川貴教スペシャルトークショー」。abingdon boys schoolとしては3年ぶりとなる新曲『WE aRE』についてトークに花を咲かせる。全ての武将が主役であり、理想の国を俺たちがつくるという意思を込めて歌ったメッセージ性の強い曲だと語る。「これからBASARAでどんなことをしてみたいですか?」という森田さんの問いに「いよいよ僕がゲームにでないものかと」と答え、小林氏に「それは死んでしまう役でいいの?」と切り返され「2話3話でそういう展開になったことあったなー」と西川さんは苦笑する。「僕の歌をBGMで流しつつ、僕のキャラで天下統一していただきたいですね」とコメントしコーナーを締めくくった。

 かわってステージに登壇したのは舞台『戦国BASARA 2』に出演したキャスト陣。「バサラに関わって起こったエピソード」では、舞台初日に幸村のカツラが落ちてしまった際、そのまま冷静に演技を続けたことを細貝さんが告白。そのほかのキャスト陣も「どうする? どうする?」と焦ったという心境を明かした。「小十郎ゲームをやってみたい」コーナーでは、舞台内で披露される片倉小十郎ゲームをキャスト陣で敢行。「片倉」と指された人の両隣の人が「政宗さま」と言い、指された人が次の人に「片倉」とバトンを渡すゲームなのだが、奇しくも片倉役の吉田さんがミスをしてしまい罰ゲームを受けることに! 石田光成でハンマー投げなど、五輪競技に因んだパフォームを見せてくれた。

 その後、声優、舞台キャストによるバラエティーコーナー「ジェンガで一夜城」では3チームに分かれ、キャスト陣による白熱のジェンガ積み争いが展開。罰ゲームで披露されたBASARA名台詞はまさに紫色の異様な雰囲気を醸し出していた。その後、声優陣による「ドラマ絵巻」を、前半に増してアドリブを盛り込んだイベントならではの朗読劇で観客をひきつけた。

 最後はabingdon boys schoolによるライブタイムでフィナーレへ。『WE aRE』『BLADE CHORD』『JAP』を続けて歌い上げ、『戦国BASARA』シリーズの世界へ誘うような熱とメッセージのこもった歌声を届ける。ステージの最後には、長曾我部元親役の石野さんからの「ヤローどもー!」コールに、観客が「アーニキー」の大歓声で応え、祭の幕を閉じた。


>>「バサラ祭2012 ~夏の陣~」特設サイト

左から、小林氏、石田さん、関さん、置鮎さん、森田さん、速水さん、石野さん、中原さん、玄田さん。

左から、小林氏、石田さん、関さん、置鮎さん、森田さん、速水さん、石野さん、中原さん、玄田さん。

 

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