アプリ『朗読少女』のラジオ番組に日高里菜さんが初ゲストとして登場！　クロスメディア作品『伏』の話題で大盛り上がり!!　ささきさん、徳井さん、日高さんにお話を聞きました！

　100万ダウンロードを突破した大ヒットiPhoneアプリ『朗読少女』。そんな本アプリにおいて、現在公開中の映画『伏 鉄砲娘の捕物帳』と「ニトロプラス」とのコラボによって生まれたスピンアウトストーリー『伏 銀華（ケモノ）と氷刃（ハガネ）の猟奇録』(「アニメディア」(学研パブリッシング刊)で連載中) 前編の配信が2012年10月26日(金)よりスタートしている。

　そして、「響-HiBiKi Radio Station-」において好評配信中の『朗読少女』にまつわるWebラジオ『朗読少女RADIO～朗読倶楽部のお時間です～』(以下、『朗読少女RADIO』)に、ドラマCD版『伏 銀華と氷刃の猟奇録』でヒロインの「しの」を演じる日高里菜さんがゲスト出演！

　今回は収録の現場にお邪魔して、『朗読少女RADIO』のパーソナリティーである乙葉しおり役・ささきのぞみさん、丙絵ゆい役・徳井青空さん、ゲストの日高里菜さんにインタビューを実施！　本稿では、ラジオ番組の内容や、初のスタジオゲストを招いて行われた収録の感想、『伏 銀華と氷刃の猟奇録』の魅了などについて伺ってきたので、その内容をお伝えする。

左から、徳井青空さん、日高里菜さん、ささきのぞみさん

●『朗読少女』を交え、さらに広がる『伏』ワールド！

――ではまず『朗読少女RADIO』がどのようなラジオ番組か、ささきさん、徳井さん教えて頂けますか？

ささきのぞみさん(以下、ささき)：乙葉しおり役の私・ささきのぞみと、丙絵ゆい役を演じる徳井さんでパーソナリティーをしています。

徳井青空さん(以下、徳井)：丙絵ゆいちゃんは、今はマンガや小説にしか登場していないんですけど、しおりちゃんと同じ朗読倶楽部の部長です。

ささき：そのふたりが朗読倶楽部でお話しているという趣向のラジオ番組なんです！

――ラジオ番組というと、コーナーもあったり？

ささき：オススメの本の紹介や、私たちが、しおりちゃんやゆいちゃんとして実際に朗読をするコーナーがあります。

徳井：小説の序文を投稿してもらう「出だしの一文コンテスト」とかもあるんですよ！

ささき：あと、俳句を募集したり、リスナーさん参加型のコーナーもいろいろと。文化系の知的なラジオですね！ふふふ、ちょっと盛りました(笑)。

――では次に、ゲストの日高さんにお伺いします。映画『伏　鉄砲娘の捕物帳』のスピンアウトストーリーである『伏 銀華と氷刃の猟奇録』の魅力とはどのようなところでしょうか？

日高里菜さん(以下、日高)：主人公のしのちゃんは、人間と犬の血を引く「伏」だけど、それを狩る「伏狩者(ふせかりもの)」という複雑な立場の女の子です。

　彼女は、戌孝(もりたか)がすごく好きで、お兄ちゃんのために「伏」を狩るのですが、それぞれのキャラクターが持つ人間の美しい面だけではなく、そうではない面も描いていて、リアルな人間の部分がそれぞれの出ているなと思います。

　聞いていて、悲しい、切ない気持ちにもなりますが、聞き終わった後に考えさせられるというか。こういう考え方もあるんだなと思いました。あと、キャストさんがすごいです！　個人的には、凍鶴(いてづる)役・斎藤千和さんの演技が本当に素敵なんです！

ささき：凍鶴さんは色っぽい！私も触りを演じさせていただいたんですけど、いろいろと秘めているようなキャラクターで。美しい見た目と、それだけではないミステリアスな部分というか。

日高：セクシーなシーンもあるんですけど、バトルシーンでの負の部分、人間らしい部分が出た時は、私も収録現場にいて「うわぁ～」って感動して、いろいろと勉強になりました。「“続きもやってみたい！”と思える作品って、これだな！」と思いましたね。まだまだ、戌孝やしのも謎が多いので続きがとても気になります！

――そんな魅力満載の『伏 銀華と氷刃の猟奇録』ですが、『朗読少女』の乙葉しおりとして読んでみて、ささきさんいかがでしたか？

ささき：別の方々が演じられている役を、私が乙葉しおりちゃんとして演じるというのは、毎回やりがいがあるのですが、心のハードルはとても高いですね。でも、すべてをひとりで演じさせて頂けるのは、とても楽しかったです。

　イラストもすごく美麗で、その美しさとは裏腹にそれぞれにとても複雑なものを抱えていたりするんです。しのちゃんは人間ではないんですよね。人でもいられないし、動物でもいられない。お兄ちゃんの戌孝さんも人間だけど「伏」と一緒にいて……。

　しのちゃんたちは、はぐれ者というか世の中になじめていないというか、そんな存在で。そこにも、この作品の美しさだけではない面が出ている気がして、私は魅力的に感じました。それから、朗読少女では、まだ全部を朗読させて頂いたわけではなくて、「これからどうなっちゃうの!?」っていうところまでなんです。この先があるなら是非読ませていただきたいですし、そう思わせてくれるような力のある作品ですね。

――その展開が気になって映画やドラマCDも含めて、全部観たり聴いたりしたくなる作品ということですね！

ささき：そうですね～！　これだけ同時多発で展開していますからね！本当に皆さんが惹きつけられるような作品なんだなって。楽しみですよね。

――ささきさんは、おひとりで全てのキャラクターを演じられましたが、特に印象的なシーンやセリフはありますか？

ささき：さっき(ラジオでも)、里菜ちゃんに毛野ちゃんを褒めていただいて……。

日高：すごい似てるんですよ！

ささき：私はわざとドラマCDを聞かずに朗読したんです。しのちゃんの声が里菜ちゃんというのは知ったんですが、それ以外のキャラクターについては自分のイメージと、簡単な情報でディレクションしていただいただけだったので…。褒めて頂いたときは「よし！」という気持ちになりましたね(笑)

　あと、やはり難しかったのは男性のキャラクターです。ほかの作品でも、おじさんを朗読することもあるんですが、里菜ちゃんにびっくりされて……(笑)。

日高：戌孝だけじゃなくて、警察官とか別のおじさんも演じてらっしゃるから「そこまでやるの!?」って思っちゃいました。

ささき：そうなんだよ～！(笑)　男の子とお兄さんとかだったらまだしも、おじさんが3人くらい出てきたりすると、それを乙葉しおりとして読まなくてはいけないのでさらに大変で(笑)声帯にも限界がありますしね(笑)ちなみに自分が一番入り演じやすかったのは凍鶴さんでした。

日高：セクシーでした～!!!

ささき：今の日高さんの発言は強調しておいて下さい!!(笑)。演じていて、一番女性としての魅力を感じて、舞台とかでこんな素敵な女性を演じられたらどんなに気持ちいいだろうなと想像しました。今回の朗読ではしおりちゃんというフィルターを経てはいますが。

――今回、スタジオにゲストを迎えての収録は初めてと伺いましたが、みなさんいかがでしたか？

徳井：楽しかったです～!!　収録時間もあっという間に過ぎて。また来て欲しいです～。

ささき：いつもふたりでも楽しくてあっという間なんですけど、今日は作品の話でも盛り上がって、いつも以上に時間が過ぎるのが早かった気がします。もっともっといろんな話をしたいですね。

日高：短い時間でしたけど、ドラマCDに関しては熱く語り合えて非常に濃かったなと思います。アニメ関係のラジオ番組であればゲストに呼んでいただくこともよくあることですが、ドラマCDの演者としてラジオのゲストに呼んでもらえることは珍しくて。なので本当に嬉しかったです！

――以後もiPhoneアプリ『朗読少女』にて『伏 銀華と氷刃の猟奇録』の後編も配信されると思いますので、その際にまたゲストで呼んでもらえると楽しそうですね！　色々なお話お聞かせいただき、ありがとうございました!!

◆『朗読少女RADIO～朗読倶楽部のお時間です～』
インターネットラジオ「響‐HiBiKi Radio Station-」で配信中！
パーソナリティー：ささきのぞみ（乙葉しおり）、徳井青空（丙絵ゆい）


◆ドラマCD『伏 銀華と氷刃の猟奇録』発売中！
価格：3,150円（税込）
発売元・販売元：フロンティアワークス

【ストーリー】
　明治の遊郭街で連続殺人事件が起こる。それは、犬と人の血を引くもの「伏」たちの仕業だった。その「伏」達を討つため政府から遣わされた青年・戌孝とその妹・しの。『伏』×ニトロプラスがおくる、もうひとつの『伏』の物語。

【スタッフ】
シナリオ：七篠トリコ（ニトロプラス）
キャラクターデザイン：三杜シノヴ（ニトロプラス）
音楽：ZIZZ STUDIO
音響監督：高寺たけし
音響制作：HALF H･P STUDIO

【キャスト】
しの：日高里菜
戍孝：杉田智和
凍鶴：斎藤千和
毛野：大久保瑠美
ほか


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