『まおゆう』キャスト大集合! 年末に開催された『駄肉祭』レポート

昨年12月に開催された、『まおゆう魔王勇者』放送直前キャスト大集合のイベント『駄肉祭』をレポート!

 1月よりテレビアニメの放送を開始した『まおゆう魔王勇者』。
 その放送直前の12月29日、山野ホールで キャスト陣が登壇し、第1話の先行上映や、作品・キャラクター紹介、さらにラジオの公開録音など盛りだくさんのイベント、『駄肉祭』が開催された。
 出演は、魔王役の小清水亜美さん、勇者役の福山潤さん、メイド長役の斎藤千和さん、メイド妹役の東山奈央さん、冬の王子役の平川大輔さん、女騎士役の沢城みゆきさん、軍人子弟役の鈴木達央さん、女魔法使い役の福圓美里さん。

 まずは、初めて『まおゆう』という作品に触れる方へ向けて、作品を紹介する「『まおゆう』ってなに?」のコーナーから。
 ここで『まおゆうを知らない方?』と、会場に問いかけてみると、手を挙げる人は少なく、ほとんどの人が作品を知っている様子。それを見た福山さんは、「これまで草の根を分け、地道に活動した成果ですね」と笑顔を見せた。
 続けて、作品の説明を求められた福山さんは、「魔王と勇者の関係性が、戦うだけでなくこんな先でこんなことがあればこうなるんじゃないかという、RPGの中の単なる魔王と勇者ではなく群像劇であり、何よりも人間があの丘のむこうに何があるのかを一緒に見るストーリーです」と台本もなく軽快に説明!
 すると会場から大きな拍手が送られ、小清水さんからは「詐欺師になれますよ(笑)」と賛辞?が贈られた。
 キャラクターの説明では、小清水さんは「魔王という言葉からごつい感じを連想しますが、可愛らしい見た目の魔王様です。ただ人間ではないので見た目以上に長く生きています」と紹介。
 そして福山さんは、「魔王を倒しに魔界に乗り込んだ最強の人間。我々の世界では30を超えて心も体もきれいなままだと魔法が使えるという現象がありますが……心も体も綺麗なままです。そういう勇者です」と会場を笑わせた。

 沢城さんは女剣士について、「勇者のことが好き。以前同じパーティーで旅をしていた片腕的、相棒的な存在です」と紹介すると、女剣士と魔王で勇者をとりあう場面も。
 福圓さんは「駄肉がないのが売り。3つの人格があります。勇者が好きだけど、勇者が幸せならばいいという、重たい人だと思います」という。
 平川さんは「冬の国の王子様です。貧困にあえいでいる国の中で、憤りを感じています。まだまだ青臭いところがあって、色々悩みを抱えていますが、一番の悩みは執事に翻弄されることです」という。
 そして鈴木さんは「ござるです。それ以上に説明のしようがなくて、それ以上でもそれ以下でもないというのが、軍人子弟です」と、それぞれ紹介してくれた。

 第1話上映後には、オープニング・テーマ『向かい風』を歌うYOHKOさんが、ギターを手に登場。パワフルで透明感のある歌声を披露した。
 この日がイベントに初出演のYOHKOさんは、アニメが好きでよく見ているそうだ。自分の歌にアニメが付いているのを見て、凄く嬉しく感動したと話していた。

 続いてはアニメが始まるにあたって、リニューアルした『まおゆうメイドラジオ"α"』の公開録音。
 斎藤さんを軸に、小清水さんと東山さんが交代でパーソナリティを務める本ラジオ。
 今回は斎藤さんと小清水さんがパーソナリティとなり、『千和と亜美の まおゆうメイドラジオ"α" 出張版』として、沢城さん、福圓さん、平川さんをゲストに迎え『駄肉祭スペシャル ままれッティをつくろう』と題し、公式の紅茶を決めることに。
 ままれッティとは、原作の橙乃ままれ先生のことで、「ままれッティ」と斎藤さんが呼んでいたものが定着したもの。
 この日は「ダージリンとカモミールとオレンジのブレンド」と、「バニラとすみれの紅茶」の2種類を試飲し、ゲストがままれ度を測り、公式紅茶を決めた。

 給仕してくれるメイドさんに、萌える出演者の姿もありつつ、試飲するゲスト陣。
 その判定は、沢城さん『ままれ1・理由:ダージリンの苦いのが苦手、カモミールの匂いも苦手、ままれドがジャムの中で一番苦手』。
 福圓さん『ままれ10・理由:オレンジとカモミールがもともと好きなので』。
 平川さん『ままれ9・理由:ダージリン特有の香りが広がる。ブランデーも入っていて体も温まり冬の国的には良いんじゃないでしょうか?』。
 続いてバニラとすみれの紅茶では、沢城さん『ままれ1・理由:匂いが苦手』。
 福圓さん『ままれ4:理由:バニラの香りが甘すぎる、飲むと美味しい、甘い紅茶が苦手』。
 平川さん『ままれ6・理由:バニラが強い、すみれの香りとバニラの香りが打ち消し合っている。 飲むと美味しい。』とそれぞれ感想を話してくれた。
 結果、ままれ度が高かった『ダージリンとカモミールとままれド』が、公式の紅茶に。
 また、『バニラすみれの紅茶』は、魔王の紅茶に決定した。

 そしてもうひとつのWEBラジオ、福山さんがパーソナリティを務める『らじゆう ラジオ勇者』の収録もあり、ゲストに鈴木さんを迎え、行った。
 オープニングでは、軍人子弟を魔物にして某ゲーム(どんな感じかは配信されているラジオをお聞きください)のように戦うことに。

 『踊る』のコマンドを選んだ福山さんは、腰を振りステージ上を踊りながら一周すると、それに合わせ手拍子が。
 続けて鈴木さんが攻撃側に移り、「おいくつ(年齢)でしたっけ?」と問いかけると、その一言が会心の一撃となり、ゲームオーバー。
 収録を最初からからやり直すことになり、会場は大爆笑。
 さらに何もなかったかのように、番組タイトルを読み上げる福山さんに、大きな拍手が送られていた。

 ちなみに2回目の戦闘では、無事軍人子弟を仲間にすることに成功した。リスナーからのメールを紹介する『冬越し村へようこそ!』では鈴木さんへ『RPGのどんなところが魅力?』という質問が。一番長くプレイしていたRPGで、ラスボスの攻撃を一撃も食らわずに、赤子のごとく倒すのが楽しみになっていたのだとか。

 そしてリスナーからのアイディアを元に、経済を学ぶコーナー『勇者の経済学』では、欲しいグッズなどのアイデアが寄せられた。
 『魔王の等身大フィギュアが欲しいです。彼女も欲しいです』というリクエストに、「彼女は自分で何とかしてください」と軽くあしらいつつ、等身大フィギュアを作るにあたって魔王のバストサイズについて話し合う福山さんと鈴木さん。
 「見た目的にIカップだと思う」と、おっぱいへの愛について語り出す鈴木さんに、会場は笑いに包まれ、あっという間に終了の時間となった本コーナー。
 最後になって、今回収録されたものが配信されるか全く決まっていないという、衝撃の事実を知った鈴木さん。ステージに崩れ落ちるシーンもあり、会場は大爆笑となった。

 そして今回のイベントでは、鈴木さんと沢城さん二人の仕切りの元、お客さんの声でアニメで使われるガヤを3シーン収録することに。
 しかも今回の収録に参加して、尚且つ名前を登録すると、アニメのエンドクレジットに載るという特典付き。
 1つ目は『戦場での鬨の声』。鈴木さん・沢城さんの「突撃ー!」の合図でお客さんが「うおおおおおおおおおお!!!! うわああああああああ!!!」と大きな声を張り上げた。
 そして2つ目のシーンは可憐な女の子が格好いい演説をして盛り上がるシーンで「帰れ! 帰れ!!」のコールを収録。まるで鈴木さん沢城さんに向けてのコールのようで若干落ち込む二人の姿も。
 最後のシーンは、『大勢の雄叫び』。こちらは「我が同胞よ!」のきっかけでお客さんが「おおおおおおおおおおー!」と迫力の雄叫びを上げた。

 2時間に渡って行われた『駄肉祭』。最後に出演者からメッセージが送られた。

鈴木さん
 凄いガヤが録れたとおもいますので、オンエアでどういうシーンになっているのか確認していただければと思います。ありがとうございました。

平川さん
 離れた楽屋で聞こえてきたぐらいすごいガヤだったので、僕もいち視聴者としてオンエアを観て感激したいと思います。皆で楽しめる『まおゆう』になっていったらいいなと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

福圓さん
 年末の独特の空気の中、一緒に年の瀬を味わえて楽しかったです。ここにいるキャストの何倍ものたくさんの人たちが作品に関わっています。感想を聞かせてくれたら嬉しいです。ありがとうございました。

沢城さん
 テレビのチャンネルを合わせてくださる方も、BD/DVDを手にとってくださる方も仲間だと思ってアニメに携わらせていただいてきたのですが、今回物理的にもガヤ録りもしたということで、本当に一員ですので「皆さん一緒に丘の上に登りましょう」という気持ちになれました。ありがとうございました。

東山さん
 人生初司会だったのでドキドキでした。駄肉祭ということですが『祭』の文字の中にThanks givingと書いてあったので、今まで応援して下さった皆さん、そしてこれから応援してくださる皆さんに改めて感謝の言葉を贈りたいです。ありがとうございました。

斎藤さん
 『まおゆう』って何回も始まっている作品なんです。橙乃ままれ先生が始めた原作があって、コミカライズされたり色々なものが始まって、私達もドラマCDを始めて、そして遂にアニメが始まります。作品の中に象徴的に「丘の向こう」という言葉がありますが、私たちもそれが何なのか皆さんと一緒に見られたらと思っています。ありがとうございました。

福山さん
 何回も色々な媒体で始まって、我々もドラマCDから始まってこうやって2年が経ち、来年満を持してアニメーションを放送できるということで胸ワクワクでございます。今年1年の僕は今日この場で死にました!来年からは皆さんの知っている勇者として復活します!ありがとうございました。

小清水さん
 放送前にもかかわらず、これだけたくさんの皆様に応援していただけて、本当に幸せだなと思います。アフレコもまだまだ、引き続き頑張っていこうと思っています。今までも応援して下さった皆様も、これから応援してくださる皆様も、どうぞよろしくお願いいたします。

 キャストの挨拶の後には、小清水さんがラジオで「客席へ牛脂を投げ入れたい」と希望していたパフォーマンスをすることに。さすがに牛脂とはいかなかったが、牛脂の代わりにマシュマロを「だにくー!」の掛け声とともに、キャスト陣が客席へ投げ入れ『駄肉祭』は終演となった。

 尚、1月29日から2月9日まで駄肉フェアを店頭で開催。公式HPでも駄肉フェア期間中は駄肉モードになるなど、放送同様盛り上げていくそうだ。

「魔王」衣装協力:株式会リアラ
「魔王」モデル:秋乃けい
「メイド」衣装協力:株式会社コスパ

>>公式HP

(C)2013 Touno Mamare/PUBLISHED BY ENTERBRAIN,INC./Projectまおゆう
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