声優
『ディズニー 声の王子様 第2章』トークイベント夜の部レポ

『ディズニー 声の王子様 第2章~Love Stories~』トークイベント開催! 神谷浩史さん、置鮎龍太郎さん、緑川光さんが出演した夜の部をレポート!!

 『ディズニー 声の王子様 第2章~Love Stories~』発売記念イベントが2012年11月17日(土)、東京・豊島公会堂で開催。出演は同アルバムで歌っている置鮎龍太郎さん、神谷浩史さん、緑川光さん、夜の部ではシークレットゲストとして、サウンドプロデューサーのシライシ紗トリさんも登場。夜の部の模様をレポート!

●ディズニーにまつわるかわいい衣装で思い出を語る

 『ディズニー 声の王子様』は、ディズニー作品を彩ってきた名曲達を男性声優がカバーするアルバム。9月19日(水)にリリースされた『ディズニー 声の王子様 第2章~Love Stories~』を購入した方の中から抽選で当たった方だけが参加できるプレミアムイベント。出演するのは同アルバムで、『ベラ・ノッテ』(『わんわん物語』)と、関智一さんとのデュエットで『美女と野獣』を歌う置鮎龍太郎さん、『ハイ・ホー』(『白雪姫』)を歌う神谷浩史さん、『愛のうたごえ』(『バンビ』)と、櫻井孝宏さんとのデュエットで『輝く未来』(『塔の上のラプンツェル』)を歌う緑川光さん。

 ステージに現れた置鮎さんは昼の部に神谷さんと緑川さんからの誕生日プレゼントというミッキーの帽子&手袋、神谷さんはミッキーのマフラー、緑川さんはポケットから2匹のぬいぐるみUniBEARsityのモンとブランがひょっこり顔を出す、かわいい衣装とアイテムがよく似合う。

 トークに入るとおのおののディズニーにまつわるエピソードを語り始めた。置鮎さんは「子供の頃、家にディズニーの紙芝居があって。『シンデレラ』、『眠れる森の美女』、『不思議の国のアリス』、『ピノキオ』、『ピーター・パン』など、かなりのラインナップがそろってました。さっき楽屋で『不思議の国のアリス』の絵があって、トランプの兵隊がいて、僕も高校の文化祭の仮装行列でトランプをやったのを思い出しました」。

 神谷さんは「『トイ・ストーリー』が大好きで、本屋さんでビデオテープを見つけて字幕版だと買ったら吹き替え版でした。でも見たら吹き替え版が大好きになってしまって」と話すと置鮎さんも「僕、Blu-ray BOX持ってるよ」。「良いですよね!」と表情がさらに明るくなった神谷さんだったが「でも、あれ見ると泣いちゃうから」。『2』も『3』も劇場で吹き替え版を見るほど好きな作品とのこと。

 緑川さんは「今は『塔の上のラプンツェル』ですね。昨日見たばかりですから。その前に『ティンカー・ベル』のCMが流れてるのを見たらかわいくて。人の心は移り変わるものです(笑)」。その発言に置鮎さんは「早いよ! 昔から流行りものを買って興奮してたのに、次の日には冷めてるし(笑)」。神谷さんも同調している。

●3人のお気に入りのディズニーキャラ

 お気に入りのキャラは「魔女系の人達ですね。『キングダムハーツ』に出演するとディズニーキャラと掛け合いするシーンがあって。自分が眠れる森の美女と掛け合うなんて。すごく嬉しかった」(置鮎さん)、「ティンカー・ベルです。最近、ディズニーランドに行った時、パレードで『ピーター・パン』のところにいなくて、おかしいなと思ったら最後にミッキー達と一緒に出てきて。さすが俺のティンカー・ベル。写真もばしばし撮って、ちょっと俺、怪しいかも(笑)」(緑川さん)、「僕は『トイ・ストーリー』のスリンキー・ドッグです。かわいくて、とぼけた感じが良いんです」(神谷さん)。

 東京ディズニーリゾートにはしばらく行ってないという置鮎さんと神谷さん、緑川さんも年に1回くらいだが、「CMを見ると魂がひかれます。グッズフリークでもあるので、イベントごとの特製グッズだけでも買いに行きたいんです」(緑川さん)。ディズニーストアでグッズを買っているという緑川さんと同じようにストアに入ることはある2人だが、「買い始めたらキリがないでしょ! だからお店で眺めるだけで我慢して」(置鮎さん)、「ジャケット撮影で、僕はキッチンで撮影したんですけど、周りがすべてディズニーグッズで欲しくなっちゃって。いつか集めるかも知れませんけど」(神谷さん)。


●アルバムで歌った曲を自ら紹介

 アルバムの中で歌った曲について、置鮎さんは「『ベラ・ノッテ』は原曲が素敵な歌声だったので、僕も頑張って、出来るだけいい音を響かせたいなと思ってチャレンジしました」。また関さんとのデュエットの『美女と野獣』は「まず美女はどっちで、野獣はどっちなんだと(笑)。関君の素晴らしい歌唱力でやれるところはやってもらって」と話すと、神谷さんは「女性で歌っているキーを男性に置き換えるだけでも難しいのに」、緑川さんも「2人共、高いわ、低いわ。出るのがすごい!」と感心。「あれ以上、低いラインは出ないギリギリまで頑張りました。男女のデュエット曲を男性2人でやるとこうなるんだ、と完成形を聴いて、僕も感動しました」と置鮎さん。

 神谷さんは「『ハイ・ホー』はものすごく有名な曲で、誰でも一度は耳にしたことがあるフレーズ。そんな曲をプロデューサーのシライシ紗トリさんがロックテイストな新しいアレンジにしてくれました。僕は楽しい雰囲気で表現出来ればいいかなと。レコーディングもシライシさんがのせてくれて、あっという間に終わって。何とか完成出来て胸をなで下ろしています」。

 緑川さんは「『愛のうたごえ』の原曲は合唱曲のような歌い方で、小学生の時、合唱部だった頃を思い出して歌いました。櫻井君と歌った『輝く未来』はすごく好きな曲で、僕のほうから歌わせて下さいとお願いしたくらい」。

●置鮎龍太郎さんにサプライズプレゼント&ゲスト!

 今回からサウンドプロデュースを手掛けるシライシさんの印象は「めっちゃ、優しい人でした。音楽に関する不安要素もすべて取り除いてくれて」(神谷さん)、「『美女と野獣』を男性2人でやることにまず不安を感じましたが、作業をやっていく中で安心感が増して、完成形も素晴らしくて、良かったです」、「ここまで音楽のお仕事も長くやらせて頂いていますが、楽曲との相性だけでなく、ディレクターとの相性もあるなと思うくらい、最高のフィーリングでレコーディングに臨めました。今後も一緒にお仕事したいと思いました」(緑川さん)。

 ここでイベント当日が置鮎さんの誕生日ということで、チャイムの音が鳴ると、『HAPPY BARTHDAY』が流れ、お客さんの合唱が。さらにシライシさんがミッキーマウスの形の特製ケーキを持ってステージにやって来た。置鮎さんはビックリしながらも嬉しそうに「ありがとうございます」とペコリ。

 シライシさんが初めて声優とお仕事した感想は「声が生きてる! という感じでした。セクシーだったり、元気だったり。マイクを通して聴こえてきた声も衝撃的でした」と新鮮だった様子。「タイトなスケジュールで、全曲手掛けて。一人でできる作業量じゃないですよ!」と感心する神谷さんに、「そうですね(笑)。もっと時間が欲しいなとは思ったけど、皆さんおもしろかったので楽しかったです」とシライシさんは笑顔で応えた。

●第3弾リリース&参加声優を発表!

 またレコーディングがスムーズ過ぎて「本当に?」と疑うくらいだったと神谷さん。制作スタンスは「ディズニーが好きな方と声優の皆さんを好きな方、両方が楽しめるようなアルバムにしたいなと思いました」。置鮎さんからの「印象に残った曲や人は?」の質問に「デュエット曲はおもしろかったですね。関さんは想像以上で、録ってみたら『これは良い!』って。あと『ハイ・ホー』も」とシライシさん。

 そこに神谷さんが「『ハイ・ホー』と同じ日に全員曲『小さな世界(ニューヨーク・ワールドフェア)』もレコーディングしたんですけど、『じゃあ、まず『小さな世界』から録りましょうか? 声慣らしみたいな感じで』と言われて、『え~! いいの?』って。あんなに早く終わったレコーディングはなかったんじゃないかというくらい」と突っ込むと、シライシさんは「声を出した後に『じゃあ、本番行きます』と言われるのは嫌じゃないですか? 気付いたら終わってたというほうが楽しいかなと」。その発言に3人も大きくうなづいた。

 プレゼント抽選会では、ディズニーカレンダーに3人のサインが入り、さらに当選者の名前も入れてもらえるとあって、乙女達は色めきたっていた。そしてエンディング前には緊急発表が。来年3月20日に『ディズニー 声の王子様』第3弾の発売が決定! 参加声優はこの日登場の3人に加え、小野大輔さん、梶裕貴さん、諏訪部順一さん、寺島拓篤さん、鳥海浩輔さん、中井和哉さん、山寺宏一さん(五十音順)の10人。名前が1名ずつ発表されるたびに、大きな歓声と拍手が起こった。また神谷さんは今回デュエット曲も担当するとのこと。サウンドプロデュースは2弾に引き続き、シライシさんが手掛ける。歌う曲は? “スペシャル・アニバーサリー・エディション”と名付けられた意味は? 続報は公式サイトにて随時発表されるので、お楽しみに!

<終演後インタビュー>

――イベントを終えての感想をお聞かせください。

置鮎龍太郎さん(以下、置鮎さん):アルバムを購入して頂いた方が抽選でご来場されたということで、たくさんの方が聴いてくれたんだなと嬉しく思いました。

また今日が僕の誕生日だったので、何かあるかも知れないなと、ちょっと予感はしてましたが、かわいくデコレーションされたミッキーのケーキを頂いたり、皆さんに『HAPPY BIRTHDAY』を歌ってもらえたり、たくさんの方に祝って頂けたことが嬉しかったです。

神谷浩史さん(以下、神谷さん):ディズニーのことを皆さんの前でお話しするというのはなかなか無い経験なので、非常に楽しくやらせて頂きました。

緑川光さん(以下、緑川さん):前回よりも大きな会場で、ゲストも増えて、第3弾の発表も出来て、とても良かったです。

――アルバムの中の、他のお2人の曲を聴いての感想は?

置鮎さん:2人共、かわいらしい感じで、楽しそうだなと思いました。2人だけでなく、普段歌う機会がない曲にチャレンジされていた方も多かったと思うので、そこも新鮮でした。

神谷さん:元々、僕は2人の歌声がものすごく好きなので今回、聴けて幸せです。

緑川さん:「美女と野獣」で置鮎君の歌い出しを聴いた時、予想よりも相当低くて驚いて、その後の関(智一)君は「高いっ!」って(笑)。置鮎君が男性パート、関君が女性パートをガチでやっていて、ビックリして。その上、クオリティも高くて、感心しました。神谷君の「ハイ・ホー」はかわいらしいし、楽しそうだなと。序盤の2曲目にふさわしいなと思いました。


●ディズニー音楽の魅力とは?

――今回、サウンドプロデュースをされたシライシさんは3人にどんなディレクションをされたのでしょうか?

シライシ紗トリさん(以下、シライシさん):声優の方とお仕事をするのは初めてだったので、まずは自由にやっていただいて、聴いた中でいいな、おいしいなと思うところをチョイスさせていただく形でやりました。僕は「歌いにくいところはありますか?」とお聞きしたくらいで(笑)。なるべく最初のインプレッションを大切にする方向でレコーディングしていきました。

――ディズニー音楽が長く愛される魅力はどこにあると思われますか?

置鮎さん:耳に残る懐かしさもあるし、新鮮さもあるし、なぜか胸に染みてきたり、色々な要素が含まれている楽曲が多いと思うんです。どこかで聴いたことがあって、ふと思い出したり、つい口ずさみたくなる、そんな身近さがあるところかなと思います。

神谷さん:まず楽曲そのものが優れていて、その楽曲を物語の中で一番効果的に使っているからこそ、耳に残ったり、物語を語る上で欠かせない要素として存在していることが大きいかなと思います。あと歴史が長いので、他の作品の楽曲に比べて段違いに多くて、幼少期の頃から聴いているので、DNAレベルで体内に刻まれているといってもいいかも知れません(笑)。

緑川さん:楽曲の素晴らしさと、物語の中で「ここで曲が入るといいな」というシーンで流れてくると高まるし、逆に「ここで歌うの?」という意外なシーンで流れても印象に残るし。作品の物語と一体化しているのがディズニー音楽の魅力かなと思います。

シライシさん:複合芸術というか、クリエーターの結晶、モノ作りの究極の形がディズニー音楽で、だからこそ、たくさんの方に今もなお愛されているのかなと思います。

◆『ディズニー 声の王子様 第2章~Love Stories~』
発売日:2012年9月19日(水)
価格:
[デラックス・エディション] 3,780円(税込)
[スタンダード・エディション] 2,940円(税込)
発売・販売元:エイベックス・マーケティング株式会社


>>『ディズニー 声の王子様 第2章~Love Stories~』特設サイト

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