声優
『ドラマCD「ブサメン男子♂」番外編』出演キャストインタビュー!

『ドラマCD「ブサメン男子♂~イケメン彼氏の作り方~」番外編 なつらぶ』収録現場より、下野紘さん&羽多野渉さん&谷山紀章さんのインタビューをお届け!!

 昨年10月に初のドラマCDがリリース、今年6月には第2弾のドラマCDが発売され大好評を博している『ブサメン男子♂~イケメン彼氏の作り方~』(原作:野々宮ちよ子)。本作は地味でチビな“ブサメン”あゆむと、彼の幼なじみで超イケメンの龍二、隼人の三角関係を中心にしたストーリーが展開されながらも、ほのぼの&ギャグ要素満載の人気ラブコメBL漫画だ。

 夏コミで「夏コミ限定版(ドラマCD+缶バッジセット)」が先行発売される「なつらぶ」では、原作であるコミックスや野々宮先生が過去発表された作品に収録されているストーリーをもとに、3本の短編をドラマCD化。普段のドラマCDでは聴けないあゆむ、龍二、隼人の過去や意外な一面が明らかに…?
なお、一般発売は9月11日予定となっている。

 今回、収録現場で小山内あゆむ役の下野紘さん、岡野龍二役の羽多野渉さん、沢木隼人役の谷山紀章さんに収録を終えての感想やストーリーにまつわるお話を伺うことができたので、紹介しよう。

――さっそくですが、収録を終えての感想をお聴かせください。

下野紘さん(小山内あゆむ役/以下、下野):本当に、無事に終わってよかったなと思います。一時はどうなることやらと思っていましたが(苦笑)。詳しくはドラマCDを聴いていただければわかります。そこで思う存分、語っていますので(笑)。
今回は番外編のお話だったので、あゆむたちの日常やほのぼのとした雰囲気が伝わればいいなと思います。でも、何だかんだ言って、いつも以上につっこみっぱなしだったなぁ…。

羽多野渉さん(岡野龍二役/以下、羽多野):普段はつっこまれてますけどね(笑)。

下野:そうそう。つっこみつつ、つっこまれてるからね(笑)。ということで、以上が僕の収録を終えての感想です!

羽多野:僕としては、さわやかな夏のそよ風を思わせる収録でした。でも、窓の外は雨(笑)。収録の段階では、ちょうど梅雨入りするかなぁっていう時期なんです。

下野:少しじめっとしてきてるもんね。

羽多野:そうなんですよね。だから夏を思わせるさわやかなお話のなかでの、今日の天候のような、龍二のじめっとした感じがアンバランスでおもしろかったです。収録自体は本当に楽しかったです。メンバーがとても愉快な人たちなので、収録本番中はもちろん、休憩中も大変楽しい気持ちで過ごせました。

――2巻目の「新たなるイケメン」のインタビューでは、あゆむとのからみが少なく「僕はまだやれます!」とかなり意気込んでいらっしゃいました。今回の番外編ではその意気込み通り、やりきることはできましたか? まだ物足りない感じですか?

羽多野:前回のインタビューでいろいろな発言をしすぎたために、事務所から「ちょっと、羽多野…!」と言われてしまったので、あまり激しいことは申し上げられないのですが…。

下野:あのときのテンションはしょうがなかったよ。だって、特典CD(アニメイトオリジナル特典 トークCD「谷山紀章のMr.Tambourine Man ~ブサメン男子♂出張版~」)の収録直後だったから。羽多野君だけじゃなくて、僕たちみんな変なテンションだったよ(笑)。

羽多野:あのCDでもちょっとやりすぎたな…と今さらながらに反省しています。今回は龍二の妄想のシーンが結構あったんですけど、妄想ならばもっといけたんじゃないかなぁと思います。僕もですが、下野さんだって、もっとできます!

下野:え?

羽多野:いや、だって、龍二が妄想していることですから、どうせならもっと激しいことになってもよかったんじゃないかなぁと。

下野:いやいやいや!! だからって、なんで僕を巻き込んだ!? でも、本編と比べてこれくらいライトな方がいいと思うよ。だって番外編だし、常に全力で3人がからんでたら大変でしょ? メインディッシュばっかりだと飽きるでしょ?

羽多野:確かに…(笑)。

下野:毎食お肉ばかりだと飽きちゃうし、すぐにお腹いっぱいになっちゃうでしょ? たまにはお漬物とかほっとするものが食べたくなるでしょ? だから、これくらいでちょうどいいの。

羽多野:ということですので、本編にぜひご期待ください。

――今回は3つの短編が収録されていますので、それらのストーリーにちなんでお聴きします。まず、あゆむがあるショックな出来事をきっかけに食欲がなくなる、という話がありましたが、お2人は最近、食欲がなくなるようなショックな出来事はありましたか?

下野:最近というか、今日です(苦笑)。ものすっごくショックでした…今でもへこんでいます。ここでは言えませんが、本当にショックで…ドラマCDで、僕のへこんでいる理由をぜひ知ってほしいです。あと、食欲がなくなると言えばイベントやライブではりきっちゃうと、はりきりすぎた反動で食欲がわかなくなりますね。ハイテンションになっているからなのか、緊張感からなのかわからないんですけど…。

羽多野:僕は半年間くらい、弟が飼っているうさぎを預かっていたんですけど、つい最近、弟の元に返すことになりまして。うさぎのケージが、僕が食事をとるすぐ側に置いてあったのでうさぎにえさをあげつつ僕も食事をする、みたいな生活をしていたんですよ。でも、弟のところに戻る=えさをあげることもないわけで、そうなると僕も食事をしなくなるというか、ちょっと食欲が失せた状態になりましたね。心にぽっかりと穴があいた気分です。

――いなくなってさみしいですか?

羽多野:ものすごくさみしいです。うさぎは夜に動きだすので、夜中にケージのなかでばたばたしたり、ジャンプをしたり、そういう物音が僕にとっての、1つの環境音だったんです。その音を聴きながら眠りについていたのに、もう今では何の音もしなくて…こんなにさみしいことはないです。無音がさみしいので、テレビをオフタイムにして、わざとつけたまま寝ています。

――続いては、隼人とあゆむの匂いに関する話から、ですが、お2人はどんな匂いが好きですか? 例えば、すれ違った女性がどんなタイプの香水をつけていたらキュンとしますか?

下野:せっけんとかシャンプーとか、あまり作っていない匂いが好きです。僕、香水の匂いがあまり得意ではないので…ほのかに香るくらいなら好きですけど…。あと、焼き鳥の匂いが好きです。

羽多野:焼き鳥?

下野:道を歩いていて、通りの焼き鳥屋さんから匂ってくるとお腹すくよね!

羽多野:あぁ! そういう意味ですか。

下野:「女の人が焼き鳥の匂いさせてるのが好き」って言ったら、「あれ?」ってなるから(笑)。あとはね、ちょっと特殊なところだと昔の銀行の匂いが好きでした。何か、独特な匂いしませんでした?

――どうでしょうか…。羽多野さん、わかりますか?

羽多野:全然わからないですね(苦笑)。それはお金の匂いが好きってことですか?

下野:そうじゃなくて! 何ていうか…説明しづらいんだけど、スポンジみたいな匂いがしたんだよ。でもいいの! 別に誰かに理解してもらおうだなんて、これっぽっちも思ってないから。

羽多野:(笑)。そんな投げやりにならないで下さいよ。

下野:(笑)。好きな匂いの話に戻るけど、せっけんの匂いっていいなって思わない?

羽多野:いいなって思います。僕、シャンプーの、さわやかな匂いのする女性が好きですね。あと下野さんと一緒で、強すぎる香水の匂いとか、化粧品の匂いとかは少し苦手です。

下野:香水が強すぎて、その匂いにびっくりするときあるよね?

羽多野:思わず周囲を見回しちゃいますね(苦笑)。

――せっけんやシャンプーの匂いが好きということですが、こういうシチュエーションだったらより好ましいなと思う設定はありますか?

羽多野:そうですね…夏場、営業の途中なのか、スーツを着たOLさんが電車に飛び乗ってきて、「はぁ~暑いなぁ」って言いながら、ぱたぱた手で仰いでいるときの風で香ってくるシャンプーの匂いとかいいなって思います。

下野:なるほどね。言いたいことはわかるんだけど、羽多野君、今、大変気持ち悪いことになってるけど大丈夫?

羽多野:大丈夫です。

下野:設定細かすぎる! 龍二並みの妄想じゃない?

羽多野:だいぶ似てきたってことですかね(笑)。

――そういえば、夏をテーマにした話もありましたが、お2人は夏や夏休みに関する思い出で、忘れられないことはありますか?

下野:夏休みの思い出というと学生時代にさかのぼりますが、高校時代は文化祭が9月にあったので、それにあわせて夏休みはずっと部活動していました。大人になってからは、番組で共演した人たちとバーベキューに行ったことですね。ほぼ丸1日休める日を選んで、朝はバーベキュー、昼過ぎにボーリング、その後は飲み会という思い出は忘れられないです。

羽多野:充実した夏の1日ですね。

下野:羽多野くんは?

羽多野:僕は学生時代の夏休みが本当に嫌で、嫌で、嫌で、仕方なかったんですよ。

下野:何で?

羽多野:僕、バスケットボール部に所属していたんですけど、そこは部活動が厳しいことで有名だったんですよ。夏休みは普段の何倍もかけて練習するので、1年生のときなんて初日で倒れちゃって。トイレで吐くほどつらくて、何度も何度もやめようって思ったんですけど、途中でやめる方が僕としては嫌だったので、何とか3年間続けたんです。

とはいえ、レギュラーになれるほどの選手ではなくて。それでも卒業式の日に顧問の先生が元部員1人1人に直筆メッセージを贈ってくれたんですよ! 僕には「シュートフォームはお前が1番美しかった」って…。それがものすごくうれしくて。夏休みのつらい思い出はありましたけど、それでもいい思い出だと今言えるのは、先生のそのメッセージがあったからだと思います。

――ありがとうございました。では、最後にCDの発売を待つファンヘメッセージをお願いします。

下野:今回は番外編ですので、本編と比べてだいぶライトな内容になっていると思います。ですので、ぜひ気軽に何度も何度も聴いていただけたらうれしいです。

羽多野:「なつらぶ」は夏コミで先行販売されるということですので、まずCDを入手するのが大変かもしれませんが、CDを聴いている間はさわやかな気持ちになっていただいて、「熱がほしいな…」と思ったら本編を聴いてください。みなさんの希望があれば『ブサメン男子』はシリーズが続いていくと思いますので、今後の展開にもぜひ期待していただければと思います。

――ありがとうございました!

――まずは、収録を終えての感想をお聴かせください。

谷山紀章さん(沢木隼人役/以下、谷山):ぶっちゃけるとじつは今回、1人での収録だったんですよ(苦笑)。でも先に下野くんと羽多野くんが収録していたので、それを聴きながらやらせていただきました。ですので、彼らとのかけあいもうまくできたんじゃないかなと思います。すでに本編のドラマを2回も収録していますし、1人でも隼人のテンションを保ちながらかけあいに参加することができたような気がします。慣れてきたのかな…。

――ちなみに、谷山さんにとって隼人は演じやすいタイプのキャラクターですか?

谷山:演じやすいです。イケメンとはいえ普通のお兄ちゃんだし、しゃべり方もあまり作らず演じられるので。自分とかけ離れ過ぎていないので、やりやすさはあります。

――今回は3つの短編が収録されていますので、それらのストーリーにちなんでお聴きします。あゆむがある出来事をきっかけに食欲がなくなる、というお話がありましたが、谷山さんは最近、食欲がなくなるようなショックな出来事はありましたか?

谷山:ショックな出来事も、食欲がなくなるということもありません! ひたすら食って飲んで、健康に過ごしています。最近、僕よりちょっと上の世代の声優さんたちが40歳を前に「肉が食えない」「こんな量を食べられない」っておっしゃってて。僕もそろそろ40歳に手が届くんですけど、食べられないなんてことが全然ないんですよ。ここ1週間で焼肉に2回行って、ステーキ屋にも1回行ってますからね。しかも、お酒も飲んでたらふく食べた挙句、近所にあるステーキ屋さんで200gのヒレステーキと大盛りのライスを食べたくらいですから(笑)。

――それは相当な量、食べていますね!

谷山:普通の人からすると結構な量ですよね(笑)。でも、僕は平気なんですよ。ですので、食欲がなくなるなんてことはまったくありません。仮にショックな出来事があったとしても、食欲に変化はないと思いますよ。まぁ飲み過ぎて翌日、胃が重い…ということはありますので、そういうときはさすがに普段ほど食べられなくなりますけど(苦笑)。

――ちなみに下野さんは、イベントやライブの前後に緊張で食欲がなくなるとおっしゃっていました。

谷山:僕も緊張はしますけど、食欲はなくならないですね。そういえば、話は変わってしまうんですけど、イベントやライブの楽屋でお弁当を出していただくことがあるんですけど、そこで出される崎陽軒のシウマイ弁当が好きなことについ最近、気付いたんですよ。先日、横浜でイベントがあったんですけど、そのときはスタッフさんがいつも同じ弁当だと失礼だと思ったらしく、別のお弁当を用意してくださっていて。もちろん、そのお弁当もおいしかったんですけど、せっかく横浜に来たのでシウマイ弁当が食べたかったな…と思いました。

――お話は戻りますが、そこまで食べて飲んで、スタイルを維持できることがうらやましいです。

谷山:いやいや…10代の頃と比べたら脂肪もついていますし、腕も一回り太くなっていますよ(笑)。でも、自分が食べたり飲んだりしている量に対してこの20年間くらいは、全体的には太っていません。多分、代謝がいいんだと思いますよ。それに、高校2年生までは陸上部で体を鍛えていたので、その時の貯金があるのかなと思います。この体に産んでくれた両親に感謝しています! あと2年して40代になったときには、食事や運動について考えようかなと思います。

――続いては、隼人とあゆむの“匂い”に関する話にちなんでお聴きしますが、谷山さんはどのような匂いが好きですか?

谷山:「匂いフェチなのかな?」と思うくらい、いろいろな匂いが好きです。といっても女性の香りですが(笑)、匂いでその人のことを好きになっちゃいます。でも、改めてどんな匂いが好きかというと、女性の髪の毛の匂い…シャンプーやコンディショナーの匂いですけど、そういう自然な、あまり手が加えられていない匂いが好きです。

最近、香りに凝ったシャンプーとかコンディショナーが増えているので、いろいろな香りがしていいなぁと思います。なかでもヴィダル○スーンの匂いが好きです(笑)。香水も嫌いではないですけど、匂い過ぎるのはあまり好きではないので…。あと、柔軟剤の匂いもいいですよね。いい匂いがするとついていきたくなってしまいます(笑)。せっけんの匂いも…って、やっぱり匂いフェチなんですかね(苦笑)。

――シャンプーや柔軟剤、せっけんの匂いが好きということですが、こういうシチュエーションだったらさらに好ましいなと思う設定はありますか?

谷山:相手に密着していてふわりと香ってくるようなシチュエーションがいいなとは思います。僕は経験がないですけど、例えばゴルフやテニスで女性に指導するときって密着するでしょ? そういう状況で髪の毛からふわりと香ってきたら、たまらないだろうなって思います(笑)。

――また、今回は夏をテーマにした話もありましたが、夏休みに関する思い出で忘れられないことはありますか? もしくは今年の夏にやりたいことなどがあれば教えてください。

谷山:小さい頃の夏休みはひたすら楽しかったですね。子どもの頃なんて、田舎の親戚のところに行って川で泳いでいましたし。そんな夏休みを思い出してみて「あの頃に戻りたいな…」と思ったので、「ぼくのなつやすみ」というゲームを買おうかなと思いました(笑)。今年の夏については7月にGRANRODEOのライブがあるので(「GRANRODEO LIVE 2013」は7月20日、21日に開催)、それが楽しみです。今までにないくらいすごくワクワクしています。だから、絶対に楽しい2日間にしてやろうと思っています。水着の女性も来てくれるだろうなと思いますし(笑)。

――ありがとうございました。では、最後にCDの発売を待つファンヘメッセージをお願いします。

谷山:今年の夏は「なつらぶ」を聴いていただきつつ、2度と戻らない2013年の夏を堪能してください。せっかくですから、この番外編とあわせて1・2巻も聴いていただけたら何よりです。ぐちょぐちょに濡れてください(笑)。僕たちは声で勝負、商売していますから、声でキュンキュンしてくだされば声優冥利につきます。ぜひ、身体の芯まで感じてください(笑)。

――ありがとうございました!


◆ドラマCD「ブサメン男子♂~イケメン彼氏の作り方~」番外編 なつらぶ
2013年8月10日~12日に開催される「コミックマーケット84」にて「夏コミ限定版(ドラマCD+缶バッジセット)」を先行発売!
2013年9月11日、一般発売を予定

詳細は公式サイトにて!

【キャスト】
小山内あゆむ:下野紘
岡野龍二:羽多野渉
沢木隼人:谷山紀章


>>ドラマCD「ブサメン男子♂~イケメン彼氏の作り方~」公式HP
>>ドラマCD「ブサメン男子♂~イケメン彼氏の作り方~」公式Twitter

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