シチュエーションドラマCD『オトナレンアイ』シリーズ最新作が発売決定！　第2弾「上司との恋愛」より出演キャストインタビュー!!

　ダミーヘッドマイクを使用した「18歳以上の女性向け」のドラマCDシリーズとして好評展開中の『オトナレンアイ』シリーズ。そんな人気シリーズから最新作「上司との恋愛」が2014年12月24日にリリースされる。

　主人公である貴女（聞き手）と、貴女の上司である“彼”は交際中であるものの、周囲には秘密にしている。交際していることを公表したい貴女となかなか公表したがらない彼。そんな彼の本心とは……？

　今回、本作に出演のワッショイ太郎さんにインタビュー。作品やキャラクターの印象、サラリーマン時代のご自身の体験談や社内恋愛をしている人へのアドバイスなどたっぷりとうかがった。

──最初に『オトナレンアイ』シリーズの企画を聞いたときの第一印象はいかがでしたか？

ワッショイ太郎さん：役者としてお声がけいただいたのがうれしかった、というのが最初にありました。その後、資料をいただいて作品の内容やテーマとしているものを拝見して、実際には目の前にいないけれど1対1で相手と向きあうお話でしたので、自分を主張しつつも相手を置き去りにしないようしっかり演じないと、という気持ちになりました。


──作品の内容はいかがでしたか？

ワッショイ太郎さん：若い頃、僕自身もサラリーマン時代がありまして、そこで社内恋愛をした経験があるんです。そんな昔のことをふと思い出すような内容でしたね(苦笑)。


──今回の作品のように部下の方、もしくは上司の方と、ですか？

ワッショイ太郎さん：いえ、お互いに平社員同士で、こそこそ恋愛していました（笑）。それこそ周囲には公表しないで、お客さんとしゃべっているふりをしながら内線電話で彼女と話したり、当時は社内ツールとしてメールをあまり利用していなくて、部署からの連絡事項が社内郵便で回ってくるんですけど、そこにラブレターを乗せたりしました。あとはエレベーターで2人きりになったときにはキスをしたり……。さすがにこのドラマCDのような、極端に刺激的なことは会社内ではなかったですよ(苦笑)。


──近い経験があったということは、キャラクターへの感情移入はしやすいなどありましたか？

ワッショイ太郎さん：そうですね。ただ先ほども言いましたが、作品は上司と部下、僕は平社員同士だったので。作中では、仕事のうえでは上司だからこそ、彼女であっても他の部下と同じように厳しく接しつつ、でも彼女に厳しすぎると……みたいに、公私をわけるのに苦労している姿が見てとれたので、上司と部下での恋愛は大変なんだろうなと想像はしてみました。仕事としてもつきあわないといけない相手との間に恋愛感情がまざってくると大変なんだろうな……。公私をわけようとしすぎて、極端にいじわるになったり、強く言っちゃったりするのかなと思いました。


──ご自身のように、同じ立場の相手同士だとまた違うんでしょうね。

ワッショイ太郎さん：語弊があるかもしれませんけど、同じ立場だと共犯者として一緒にいられると思うんですよ。でも、相手は上司。しかも彼はそれなりの地位で、部下も大勢いるような有能な人ですからね。いろいろ考えちゃいますよ、きっと(苦笑)。


──上司と部下の恋愛ながらも、きちんとした恋人関係であることが魅力ですよね。

ワッショイ太郎さん：確かに。ともすれば職場の上司と部下って不倫関係みたいな物語のほうが目につきますし、耳につくと思うんです。このドラマCDでは純粋に2人だけの恋愛が描かれているので、演じるときにも気持ちが入りやすかったかもしれませんね。


──ちなみに、演じられたキャラクターの第一印象はいかがでしたか？

ワッショイ太郎さん：僕は、仕事に厳しくあることと人に対して厳しくあることはイコールではなくてもいいと思うんですけど、彼は仕事にも人にも厳しい人なので、一緒に働きたくないなと思いました(苦笑)。だって本当に厳しいんですもん。


──実際に演じてみて変化はしていきましたか？

ワッショイ太郎さん：変化していきますよ。2人きりになると甘えるようなところもありますから。そこは楽しみにしていてほしいですね。


──ダミーヘッドマイクでの収録でしたが、収録されてみていかがでしたか？　またダミーヘッドマイクでの収録で心がけていることはありますか？

ワッショイ太郎さん：ダミーヘッドマイクでの収録は何回かやらせていただいていますが、何度やっても慣れないです。難しいですね。普通のマイク前に立つときよりもいろいろなことを考えなくてはいけないので。舞台でいうと立ち稽古みたいな感じなのかなと思います。また、マイクに近づいてささやくというのがシチュエーションCDでは多いんですが、近づけば近づくほどほんのちょっとした音でもノイズになってしまうので非常にデリケートな収録になります。だから立ち位置もノイズも会話の流れも、じつは結構がんじがらめなんです。でも、物語に入りこんでいって彼女と愛し合うようなシーンでは、ただのマイクよりもダミーヘッドマイクという人の形をした対象物があるので、気持ちがのってくるというのはありますね。


──印象的だったシーン、ここは聞きどころという場面についてお聞かせください。

ワッショイ太郎さん：ステラワース限定版の特典CDに収録したお話の方なんですが、露天風呂のシーンです。混浴とか露天風呂とかってエッチなメッセージが強いと思うんですけど、このお話のなかでは露天風呂から見えるお月様について話したり、彼女とお月様を重ねてみたりして、情緒的で美しいなと思うんです。ですので、もし聞く機会があったらぜひその情景を想像してもらいたいです。


──序盤から主人公と愛しあうシーンが多いですが、ご自身としてお気に入りなシーンをあげるとしたら？

ワッショイ太郎さん：後半でお互いに気持ちのうえでもつながったときに、彼の気持ちが先行して「まずい……キスだけでイきそうだ……」というセリフがでてくるんですけど、すごくいいなと思いました。愛情が深いセリフだなと。彼は愛しあっているときに結構しゃべっていて、ドラマCDだから状況説明に必要だとは思うんですが、実際はそんなにしゃべらないよ！と何度もつっこみたくなったんですよ(笑)。でも、その「イキそうになる」というセリフは数多くのセリフのなかでも、外せないなと思ったので。


──さてお話は変わりますが、本作では、彼＝上司は交際を隠したいと思っており、彼女＝部下は周囲に公表したいと思っているというのがひとつのポイントでもあります。ご自身がもし彼と同じ立場なら、交際を公表しますか？

ワッショイ太郎さん：男が何かと隠したがるというのは恋愛に限らず、いろいろな場面で往々にしてあるんですよ。こと恋愛にかんして言えば、ずっとは続かないだろうから、別れたときのことを考えて、安全策として早まって公表しない方がお互いのためにいいのかなと思っているのかなと思います。また、本人たちだけで育んでいきたいのに公表してしまったことで周りの人に冷やかされたり、気を遣われたりして息苦しくなるということもあるんだと思います。2人きりの交際が社会性を持っちゃうというか。


──結婚と恋愛が違うというのはそこにあるのかもしれませんね。

ワッショイ太郎さん：みなさん、きっとそうだと思いますよ。両親にも挨拶が済んでから、「じつは僕たち、結婚を前提にお付き合いをしてました！」の方が絶対にいいですよ。そもそも会社でプライベートを丸裸にするなんておかしな話ですからね。


──ということは、もし上司の立場なら交際を公表しない派だと？

ワッショイ太郎さん：公表しない派です。だから、交際していることを隠すならしっかり隠すというのが正解だと思います。会社内でエッチするとか、宴会を抜け出してエッチするとかそういうことは一切しないで、お休みの日に仕事を離れたところでじっくりと愛しあえばいいんじゃないかなと思います。


──ありがとうございました。最後にCDの発売を待つファンへメッセージをお願いします。

ワッショイ太郎さん：僕自身、恋愛経験は未熟なので作中でめいっぱい恋愛させていただきました。大人向けのちょっと刺激的なシーンの多い作品ですが、実際のみなさんの生活や環境に当てはめて考えていただいても結構ですし、この2人の物語を純粋に楽しんでいただいてもいいのかなと思います。重複してしまいますが、露天風呂に仲良く入るシーンは必聴ですので、もしお気に召しましたら、ご自身でもトライなさっていただけたらと思います。

＜ドラマCD『オトナレンアイ』シリーズ＞

第1弾：トモダチとの恋愛／出演：犬神帝／好評発売中
第2弾：上司との恋愛／出演：ワッショイ太郎／2014年12月24日発売予定

■通常版
・定価：2,000円＋税（各巻）
・品番：FXXX-0004／FXXX-0005

■ステラワース限定版
通常版CDに加え、想いが通じ合った後のラブラブエピソードを収録したダミーヘッドマイク仕様の特典スペシャルミニドラマCD
「honey moon～蜜月の２人～」付き！

・定価：2,500円＋税（各巻）
・品番：FXXX-0004SW／FXXX-0005SW

発売元：Velvet Voice
販売元：フロンティアワークス

>>オトナレンアイ公式サイト
>>Velvet Voice公式サイト