水樹奈々さん、神谷浩史さん、中村悠一さん登壇! 映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』舞台挨拶速報レポート
2015年6月5日(金)より、全国ロードショーとなったばかりの映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』。同作の舞台挨拶が、6月6日(土)、TOHOシネマズ六本木ヒルズにて行われた。本稿では、水樹奈々さん、神谷浩史さん、中村悠一さんが登壇した舞台挨拶の模様を速報レポートとしてお届けしよう。
『ハンガー・ゲーム』シリーズとは全世界で空前のメガヒットを記録し、映画史にその名を刻む今世紀最強のSFアクション超大作。今回公開された『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』は、シリーズ最終章の前編になる注目作品だ。
●キャラクターをイメージしたコーディネートで、現代社会に反乱を起こす!?
舞台挨拶には日本語吹き替え版の声優を務めた、主人公のカットニス役・水樹奈々さん、ピータ役・神谷浩史さん、ゲイル役・中村悠一さんが登壇。水樹さんは花柄のレースが特徴的なブルーのワンピース、神谷さんは真っ白なスーツに身を包み、まるで本編のピータを彷彿とさせる装いだった。中村さんはゲイルを意識した、漆黒のスーツ姿で登場し、水樹さんに「マフィアみたい!」と指摘され、劇場内に大きな笑いが起きた。
数年ぶりに3人は本作のキャラクターに声をあてたわけだが、演じてみた感想を聞いたところ、水樹さんはカットニスについて、ヒーローみたいなヒロインで男気が更に増していると力説した。そして恋愛においても、より人間らしいカットニスが演じられたとコメント。神谷さんはピータについて、拷問をされる度に役者自身が相当減量しており、自分も役に合わせるため覚悟して臨んだ、と演じた上での工夫を述べた。そして中村さんは、周りのことよりもカットニスと自分のことを考えてしまう、非常に人間味にあふれた役だと、苦笑いながらもゲイルについて語った。
最終章の前編となる本作だが、ここで11月に公開予定の完結編についての話が浮上。果たして完結編では、どのような結末になるのか3人が予想することに。水樹さんは、敵地に乗り込みスノー大統領を倒すのではないのかと予想。神谷さんは、本作はストーリー上どうしても暗い話になってしまったので、もう少し明るい場面も見たいと口にした。中村さんは、恐怖からの重圧から解放された後、世界はどのように統制されていくのか、といった点が気になると語った。
また本作にちなんで、世の中に反乱したいこと、抗いたい事はないかと質問されたところ、水樹さんは細部まで綺麗に写るカメラのクオリティが上がってほしくない、女子として抗っていきたいと話した。神谷さんも、道交法が整備されたので、最近買ったロードバイクを家の中で乗り、決して警察に逮捕されない日々を送りたいと熱弁。そして中村さんは、電車の扉が開いた瞬間、電車に乗ろうとするマナーの悪い人へ反乱したいと語り、会場内を笑いの渦に巻き込んだ。
話が徐々にヒートアップしてきたものの、残念ながらここで終了の時間が近づいてしまう。最後に本作のファンへ向けて、ひと言ずつメッセージを送った。
□水樹さん
次回ではシリーズの本当のラストが見られます。もしかしたら小説とは異なった、映画なりの解釈も見られるかもしれませんので、引き続き『ハンガー・ゲーム』をよろしくお願いします。
□神谷さん
ここまでお付き合いいただいた皆さんなら、次回も見ていただけると思います。アフレコはまだですが、今後も皆さんにお付き合いしていただけたらなと思います。ありがとうございました。
□中村さん
何があるか分かりませんから、前作と同様に舞台挨拶から出演者が消えるかもしれませんし、逆に増えているかもしれません(笑)。もし次回作で舞台挨拶などありましたら、またよろしくお願いします。
ストーリーもいよいよクライマックスを迎える『ハンガー・ゲーム』シリーズ。完結編『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』は、2015年11月20日に世界同時公開も決定しており、更なる躍進が期待できるだろう。果たしてカットニス、ピータ、ゲイルは生き残ることができるのだろうか。その結末はぜひ11月の公開で確かめてほしい。なお、後ほど、本舞台挨拶の詳細レポートも掲載予定なので、お楽しみに!
<公開情報>
【作品情報】
□ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス
公開情報:大ヒット公開中
配給:KADOKAWA
【スタッフ】
監督:フランシス・ローレンス『アイ・アム・レジェンド』『コンスタンティン』
原作:スーザン・コリンズ著 『ハンガー・ゲーム3 マネシカケスの少女』(KADOKAWA 刊)
【キャスト】
ジェニファー・ローレンス
ジョシュ・ハッチャーソン
リアム・ヘムズワース
ジュリアン・ムーア
サム・クラフリン
フィリップ・シーモア・ホフマン
ドナルド・サザーランド
【日本語吹き替え版キャスト】
カットニス・エバディーン:水樹奈々
ピータ・メラーク:神谷浩史
ゲイル・ホーソーン:中村悠一
ヘイミッチ・アバナシー:山寺宏一
フィニック・オディル:前野智昭
スノー大統領:稲垣隆史
アルマ・コイン:日野由利加
プルターク・ヘブンズビー:石住昭彦
ジョアンナ・メイソン:生天目仁美
プリムローズ・エバディーン:釘宮理恵
【ストーリー】
ハンガー・ゲーム記念大会の闘技場から救出されたカットニスが収容されたのは、昔起こった激しい反乱戦争の末、滅亡されたとされてきた第13地区の地下にある秘密軍事基地。そこではコイン首相率いる反乱軍が、自由で平等な新国家を建設するために打倒パネムの戦闘準備を進めていた。
そこで、政府軍による空爆で壊滅状態となった故郷の惨状を知って胸を痛めたカットニスは、民衆の心をひとつにするための革命のシンボル=“マネシカケス”として、反乱軍を率い独裁国家に立ち向かう事を決意。しかし、政府の人質となってプロパガンダ番組に出演させられ、哀れにやつれはてたピータの姿を目の当たりにしたカットニスはショックを隠せない。やがて両陣営の緊張が高まるなか、反乱軍はピータ救出作戦を実行するが、その先にはカットニスを襲う更なる過酷な運命が待っていた……。
■『ハンガー・ゲーム FINAL: レボリューション』
2015年11月20日 全国ロードショー
>>映画『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』公式サイト