12年ぶりの同志との再会! 玄田哲章さんが『ターミネーター』シリーズ最新作にかける想いとは?
シリーズ全世界累計興行収入約1680億円以上、日本でも累計興行収入220億円を超える驚異的な記録を打ち立てたSFアクション映画の金字塔『ターミネーター』シリーズ。その全世界待望の最新作『ターミネーター:新起動/ジェニシス』が日本で7月10日(金)に公開されることが決定した。日本公開から30周年を迎えるこの夏、遂にあのアーノルド・シュワルツェネッガーが帰ってくる!
そしてこの度、シュワルツェネッガーの『ターミネーター』シリーズ復帰に呼応して、あの人気声優・玄田哲章さんも吹き替え版声優として12年ぶりのアイルビーバック! 玄田さんは数々のハリウッド俳優の吹き替えや、アニメ作品の声優を担当するだけでなく、最近では映画『トランスフォーマー』シリーズにも出演し、人気を博す声優界のレジェンドだ。
『コナン・ザ・グレート』(82年)でシュワルツェネッガーの吹き替え版を初めて務め、1985年に『ターミネーター』でT-800ターミネーターを担当。以来、数々のシュワ作品の吹き替えを担当し、シュワと共に世界的人気キャラクター“ターミネーター”を演じ続けてきた。今では玄田哲章=ターミネーターはすっかり定着し、シュワ本人公認とされている。
また、その他のキャラクターも豪華声優陣が揃い踏み! 人類抵抗軍のリーダー、ジョン・コナー役は小山力也さんが務める。小山さんは、『24 -TWENTY FOUR-』のジャック・バウワー役、『名探偵コナン』の毛利小五郎役でお馴染みの超人気声優。かつてテレビ東京版の『ターミネーター』では、マイケル・ビーン演じるカイル・リースの吹き替えを担当。
そして今回はカイルの息子であるジョン・コナー役に選ばれ、“新たな起動”を果たす。ジョン・コナーの母であり人類最後の希望であるサラ・コナー役を藤村歩さん、そして未来の鍵を握る人類抵抗軍の戦士カイル・リース役を細谷佳正さんがそれぞれ務めることも決定!
今回のシリーズ復帰について玄田さんは、「本当に興奮しました。一緒に作品を作り、一緒に成長してきた同志だと思っています。30年も演じ続けてきた今では、すーっとT-800ターミネーターの中に入っていけるようになったほど。」と今回の起用決定に喜びもひとしお。最新作については「皆さんを必ず満足させることが出来る仕上がりになっています。とにかく終始驚きの連続! そして想像もつかない結末が待っている。絶対に裏切らないので、是非、劇場へ足を運んで頂きたい」とシリーズのファンとしても熱烈にPRした。
■未来を取り戻せ――。《絶対に守る》とプログラムされたターミネーターは、人類の救世主になれるのか――?
未来の運命を握る一人の女性サラ・コナーとT-800ターミネーターは、人工知能“ジェニシス”の反乱による人類滅亡の「審判の日」を止めることができるのか。そして、人類の未来に立ちはだかる、人間でも機械でもない史上最強の新型ターミネーターの正体とは――。
■玄田哲章さんがシリーズ復帰への意気込みを語ってくれた
シュワルツェネッガーの12年ぶりのアイルビーバック!について
玄田哲章さん(以下、玄田さん):やっと帰って来たか! という感じ。皆さんも心待ちにしていたと思いますが、本当に興奮しました。実は、不思議ですが、(シュワルツェネッガーは)大スターなのにスターと思ったことがないんです。なんせ、一行のセリフを話すのも大変だった若い頃から、彼と付き合っていますから。年齢は1つ違い(※シュワが1つ上)なので、同世代として勇気を与えてくれる存在。一緒に作品を作り、一緒に成長してきた同志だと思っています。
シュワルツェネッガーの来日について
玄田さん:「シュワルツェネッガーといえば玄田哲章」になるよう頑張ってきました。30年も演じ続けてきた今では、すーっとT-800ターミネーターの中に入っていけるようになったほど。もし本人に会えたら、たくさん聞きたいことがありますね。でも、興奮し過ぎて全部忘れてしまうかもしれない(笑)。
『ターミネーター』シリーズの魅力について
玄田さん:T-800ターミネーターは、ロボットだから人の心が理解出来ないはず。けれど、それでも理解しようと頑張る姿が何とも言えない。ストーリーが進むごとに、いつの間にかT-800に対して感情移入してしまうんです。『ターミネーター2』で、それを思わせるセリフがあるんです。「人間がなぜ涙を流すのか理由がわかった。俺には泣くことはできないが」と。グッときますね。
「人工知能に《心》はあるのか?」というテーマについて
玄田さん:T-800自身は気づいていないかもしれませんが、予期しない展開で彼に<心>が出てくるように感じます。新作では、「俺は古いが、ポンコツじゃない。」というセリフがあるんです。T-800だって、シュワルツェネッガーや私と一緒で老いるんですよ(笑)。でも、馬鹿にされたくないからそんなセリフを言って、命を懸けてサラ・コナーを守るんです。強敵が次々と出てくる中で、それを超えていかなければならない。ターミネーターは、どんどん学習していると思います。ぜひ皆さんの目で確かめて欲しい。
『ターミネーター』を待ちわびているファンへのメッセージ
玄田さん:皆さんが待っていたターミネーターが帰ってきました!! 僕もいつか帰ってくるのでは?と思っていましたが、やっとその日が来ました。皆さんを必ず満足させることが出来る仕上がりになっています。とにかく終始驚きの連続! そして想像もつかない結末が待っている。絶対に裏切らないので、是非、劇場へ足を運んで頂きたいと思います。
『ターミネーター:新起動/ジェニシス』7月11日全国ロードショー
配給:パラマウント ピクチャーズ ジャパン
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