江口拓也さんが、役作りで大切にしていることとは？――『オルタンシア・サーガ』インタビュー！

　現在好評配信中のスマホ向け正統派RPG『オルタンシア･サーガ -蒼の騎士団-』（以下、『オルサガ』）。スマホとは思えないクオリティで人気を誇る本作は、出演声優陣も超豪華！今回は敵国のライバル、ロイ・バッシュ役：江口拓也さんのインタビューを皆様にお届けします！　『オルサガ』の事だけでなく、江口さんのゲーマーっぷりも大注目ですよ～！

　
■演じる上で少しでも心が揺らいでしまうと彼になりません。

――本日はよろしくお願い致します。まずは、演じられた「ロイ・バッシュ」というキャラクターについてお教えください。

江口拓也さん（以下、江口さん）：ロイは、敵国のカメリア公国騎士団長という立場であり、カメリア国当主であるルギス公の右腕として主人公達に立ちはだかるライバルです。
演じて思ったのは、信じるものを貫いていく誠実さもありつつ、とてもガンコな人間だという事です。ロイがルギス公に忠誠を尽くしているのは、とある事件でルギス公に救われ右腕として生きていく事を決めたからです。敵役ながらも純粋に敵としては見られない設定を持つキャラクターで、鬼気迫るセリフで信念を貫き通していく所は、特に強い意志を持って演じましたね。

▲ロイ・バッシュ

――続いては味方ですね。「ロラン」についてお聞かせください。

江口さん：ロランは人懐っこいですね。両親がオルタンシア教徒で教会の騎士として育てられた彼は、常にまっすぐですべてを信じて疑わない性格です。でも、ストーリーの中で段々と、教会に対して不信感を抱くようになります。自分の中の正義感と教会を信じる信仰心の間に揺れながらも、感情でまっすぐ動く。演じていてもすごくストレートに表現できたと思います。明るく年齢も18歳と若いので、勢いを大切にしながら演じました。

――3人目、「エディ」についてもお教えください。

江口さん：エディは演じていてとても面白かったです。彼もオルタンシア教徒なんですけど、ザ・聖職者って感じで。言う事１つ１つクサいんです。オーバーといますか、演技がかってるといいますか。そういう所が楽しくて、一番キャラクターを作りこんで演じました。

――今回は3人のキャラクターを演じられたということで、様々な人物を演じる上で心がけていることはありますか？

江口さん：やっぱり見た目が大事かな、と思います。見た目というのは、その人の人生を表していると思うのでそこから色々と考えます。あとは、セリフに引っ張られますね。語尾1つにしても印象が変わるので、彼だったらこう言うんじゃないかな？と、すり合わせてキャラクターを作りこんでいます。

――江口さんは本当に色んなキャラクターを演じていらっしゃいますよね。すべて自分で考えて、キャラクターを作り上げていくのでしょうか？

江口さん：半分半分ですね。自分の中だけで作り上げても硬くなってしまうので、現場で一緒に作っていくって感じです。例えば自分が演じている『俺物語!!』の剛田猛男の場合、高校生なのに身長2メートル、体重120キロの男なので「どういう声なんだろう？」と想像して、でも高校生だからオジサンにはならないように……とか、自分の中での像をすごく膨らませてアプローチしました。でも実際、演じてみたら「背の高い人から発せられたセリフだった」という点を評価頂きました。

――様々なキャラを演じた江口さんだからこその、理想の男性像というのはありますか？

江口さん：自分に嘘をつかない、というのが一番の理想だと思います。日頃から自分を信じられる人間にならないといけないわけですから。、それって凄く難しいことですよね。

――騎士道を貫く「ロイ」を演じた江口さんにとっての>をお教えください。

江口さん：色んな声優さんがいらっしゃいますから一概に、「声優道とはこれである！」というのは、難しいです。ただ、いかにキャラクターに対して寄り添えるか人生を背負えるかという事を、アフレコの時に考えることかなと思います。キャラクターソング１つ取っても、どうすればキャラクターが歌っているように聴こえるか？という事を常に意識しながら収録に臨んでいます。そのキャラクターが生きていると思わせるというか、声優なんか居ないと思わせるくらいの気持ちが僕の中での声優道なのかな、と考えています。


■最終的にロイは仲間になってほしい！

――実際にゲームをプレイしてみて、いかがでしたか？

江口さん：縦の突攻撃や、横の斬攻撃、広範囲の打攻撃などをうまく順番に組み合わせて、敵をどうやれば一掃できるのかな？　って考えながらやるのは、戦略性があって面白いです。一網打尽に出来た時は爽快感がありました！　あと、必殺技のゲージが溜まると分かり易く光ってくれるので、簡単操作でド派手な必殺技が出るのは気持ちいいですね。

――江口さんは、どんなゲームが好きなんでしょうか？

江口さん：ジャンルを問わずゲームというものは何でも好きです。中学までは、日々ゲームしてました（笑）　幼稚園の時、おばあちゃんがファミコンの『テトリス』を大好きだったこともあって、僕もよく遊んでいたんです。そしたら、おばあちゃんがファミコンと『テトリス』を一緒にプレゼントしてくれて。そこから、『ドラクエIII』や『ドラクエIV』が出て、RPGにもすごいハマりました。あと、上手くはないんですが格闘ゲームも大好きです。スーパーファミコンの『ストII』を買ってもらった時のうれしさといったらなかったです。

――おお！　かなりのゲーマーなんですね！

江口さん：あの頃のゲームの難しさってすごく好きなんですよ。すぐゲームオーバーになっちゃったりして、クソー！　って思うじゃないですか。そういうのってすごく大事だと思うんですよ。悔しさを体験できるっていうのは、すごく良いことですよね。最近、負けても冷静にまたコンティニューしたりしていて、慣れちゃいけないなと思います（笑）

――好きなゲームのキャラクターのタイプってありますか？

江口さん：大剣系ですかね。剣から何か必殺技とか出てくれば最高ですね！（笑）　剣士っていうのが昔から好きです。小さい頃主人公には自分の名前をつけていましたし、自分が感情移入するのはそこ！　という風にして遊んでいました。

――ロイに関しては、まったく真逆ですよね（笑）

江口さん：最終的にロイは仲間になってほしいです！　RPGではこういうキャラクターが最後に仲間になるか倒すかみたいな葛藤があるわけですよ！　どれだけ敵側が味方になるか、っていうのはすごく感情移入しちゃいますね。仲間になったらずっと使います！　いつか是非、お願いしますね（笑）

――それでは最後に、ファンの方たちへメッセージをどうぞ！

江口さん：まずは無料なので、今すぐにでもゲームを始められます！　そして、無料できるのにオープニングアニメまで入ってて、正直感動しました。さらに各キャラクターに声が付いていることによって世界観も広がっています。ただキャラクターが戦っているのではなく、それぞれのお話が面白いんです。チュートリアルが丁寧でしっかりしていますから、RPGが苦手な人でもすんなり遊べるので是非、遊んでみてください！

――本日は、ありがとうございました！

　
■始めるならいま！　限定キャライベント実施中！
　
『オルタンシア・サーガ –蒼の騎士団-』では、現在新イベント“誓いの反逆者”を開催中。これを機会に、限定キャラクター「ローズ」（CV：平野綾）を手に入れよう。

■“誓い反逆者～笑顔の薔薇と、笑わない少女～”概要
開催期間：7月13日(月)～7月18日(土)14:59
内容：各クエスト(強化クーの館／チャレンジクエストを除く)に現れる「ローズ」を撃退すると手に入る「赤いバラ」を集めて、SSR「ローズ」をはじめとした豪華報酬をゲットしましょう！

＜オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-とは＞

　『オルタンシア・サーガ -蒼の騎士団-』は、「オルタンシア王国」と「カメリア公国」との戦乱の中で、様々な運命に翻弄される騎士達のストーリーが描かれた、歴史を紐解く戦記RPGです。プレイヤーはオルタンシア王国の若き領主となり、戦乱の中の様々な出会いを通して、オルタンシアの隠された真実を明らかにしていきます。
多様な視点で描かれる壮大なストーリーはもちろん、画面上のレーンのパネルを奪い合う新感覚のバトルや、騎士達の戦乱を再現した大規模戦闘も楽しめます。



■関連リンク
>>『オルタンシア･サーガ -蒼の騎士団-』公式サイト