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木村拓哉さん主演で人気コミック『無限の住人』が実写映画化

木村拓哉さん主演で人気コミック『無限の住人』が実写映画化! 監督は『テラフォーマーズ』も手掛けるあの方に

 1993年~2012年に「月刊アフタヌーン」(講談社刊)で連載され、その圧倒的な画力と斬新な殺陣描写により「時代劇」というジャンルを超え、一躍剣客アクションコミックとして話題を呼んだ『無限の住人(むげんのじゅうにん)』(原作・沙村広明)。単行本(全30巻)の累計発行部数が約500万部、2008年にはTVアニメも放送(※この時、主人公・万次の声は関智一さんが担当)された大人気作品が、ついに実写映画化決定となりました!

 そして今回、主人公・万次役を務めるのは、木村拓哉さん(42)に決定! 木村さんにとっては、時代劇映画としては2006年に公開され興行収入41億円を記録した『武士の一分』(山田洋次監督)以来約10年ぶりの主演。さらに、監督は、国内外で高く評価される、鬼才・三池崇史監督(55)に決定! 長年勢力的に活動を続け、現在、来年GW公開のアクション大作『テラフォーマーズ』を手掛ける一方で、本プロジェクトも進行していきます。なお、今作は初タッグになるとのこと。どんな作品に仕上がるのか、超期待です♪

▲三池崇史監督(右)

▲三池崇史監督(右)

◆『無限の住人』とは
 1997年に第1回文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞を受賞。英語版が2000年にアイズナー賞最優秀国際作品部門を受賞し、現在までに世界22の国と地域で刊行され人気を博している人気コミック。舞台は江戸時代の日本だが、奇抜な衣装を身にまとう登場人物や独創的な武器が多数登場する独特の世界観、また、一番の特徴である主人公・万次が不老不死の肉体を持つという点から、実写映画化の企画は何度となく持ち上がるが、全30巻の原作を映像化することは至難を極め、なかなか実現には至らなかったが、今回ようやく実現に至りました。

◆キャスト&スタッフコメント紹介!
●万次役・木村拓哉さんコメント
 今回参加するにあたって三池崇史さんという存在が大きかったですし、映画監督が映画を撮りたいという前提で自分を欲してくれたということが一番大きかったです。映画監督に求められるというのは役者にとって最もありがたいことなので、「三池崇史監督が僕のことを要してくださった」という事実に、自分の中でなんかざわめいた、という気持ちがありました。

 原作は、僕自身、好きな世界観ですし、万次を「死ねない」と考えるか、「不死身」ととるかは一線上にあるものだと思います。原作にある「死なない」ことと「死ねない」ということの向き合いについては、今回の脚本にも描かれているので、
そこをどう体現するのか、監督が求めるものがどこなのか、頭でっかちにならずに現場を体感しながら演じたいと思います。

 監督もプロデューサーも目線の先に海外を意識しているなと感じましたし、僕自身もヨーロッパはじめ海外の方々にも観ていただけたらと思っていますが、まずはしっかり演じることだと思っています。あとは、三池監督がアクションにしてもドラマにしても、三池監督のエンターテイメントにしてくれるので、もちろん自分の“個”はありますけど、現場では監督の求める“素材のひとつ”だと思うので、共演者、スタッフと集中して現場に臨みたいと思います。

●監督・三池崇史氏コメント
 昭和と平成を串刺しにするスーパースター・木村拓哉を用心棒(主人公の万次)につけた我ら映画界の逸刀流・三池組は世界最強である。これはそういう映画です。

●原作者・沙村広明氏コメント
 原作は22年前に始まった自分の処女連載作品なので、いま読み返せば至らぬ点が山のようにありますが、映画がそれらをフォローし、かつ映画ならではの醍醐味を様々に付加していただければ幸いです。大好きな監督さんと日本最高峰の主演、才能ある様々なキャストとスタッフの力を借り、『無限の住人』に再び命が吹き込まれるのを心から楽しみにしています。

●プロデューサー・小岩井宏悦氏コメント
 世界22カ国を熱狂させた、このカリスマコミックを映像化するという無謀なチャレンジを現実にできる監督は三池監督しかおらず三池監督が面白がってくれたところから、すべてが始まりました。死なない侍のアクション、壮絶なまでのドラマ、多彩なキャラクター、映像化の困難さは最高レベルです。監督から、木村拓哉くんの名前が出た時に、確かに「死なない侍」という存在が数十年もトップの俳優として色あせない彼の存在感と重なり、アクションを具現化する身体能力、色気、この作品が持つ哲学を支えることができる人間力など、確かに彼しかいない、と目からうろこでした。

 昔、テレビドラマ『ラブ・ジェネレーション』を一緒にやってますから話してみます、と監督には言ってみたものの、この徹底的に傷つく壮絶なキャラクターを引き受けてもらえるか、恐る恐る提案したところ現実になりました。このリリースが世の中に出るまで、信じないようにしています(笑)。

 これまで、WBの邦画は国内マーケットを中心にして来ましたが、このコミックを原作として三池監督が撮れば海外映画祭で華々しいきっかけを作り、世界マーケットを目指すという次のステップに行くことができると信じています。脳内映像では、すでに監督タカシ・ミイケが、俳優タクヤ・キムラを連れてレッドカーペットを歩いています。

◆公開情報
映画「無限の住人」
2017年 超拡大全国ロードショー

<STAFF>
原作: 沙村広明「無限の住人」(講談社『アフタヌーン』所載)
監督:三池崇史
脚本:大石哲也
製作:映画「無限の住人」製作委員会
制作プロダクション:OLM
配給:ワーナー・ブラザース映画

<CAST>
木村拓哉

>>原作「無限の住人」(アフタヌーン)紹介ページ
>>アニメ「無限の住人」紹介ページ

(C)沙村広明/講談社 (C)2017映画「無限の住人」製作委員会
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