久保ユリカさん演じる新キャラクターの詳細を発表！　『グリモア～私立グリモワール魔法学園～』1周年記念イベントレポート！

　50名以上の豪華声優陣が演じる、魅力的な女の子たちと学園生活の中で絆を深めていくiOS/Android用ゲーム『グリモア～私立グリモワール魔法学園～』（以下、グリモア）がついに配信一周年！

　先日まで、あのKONAMIが送る音楽配信企画『ひなビタ♪』とコラボしていたことが記憶に新しい本作ですが、キャラクターデザインを『この中に1人、妹がいる!』などで知られる、CUTEGさんが務めている点が共通していたことも話題でしたね。

　そんな『グリモア』が1周年を迎えるにあたって、それを記念したイベントが2015年9月27日（日）に、品川にあるTHE GRAND HALLにて実施されました。
　本稿では、当日出演された4名のキャストの皆さんと様々なコーナーで大いに盛り上がった、このイベントの模様をお届けしていきます。

【出演者】
五十嵐裕美さん（仲月さら役）
金元寿子さん（守谷月詠役）
名塚佳織さん（氷川紗妃役）
久保ユリカさん（浦白七撫役）

【MC】
鷲崎健さん

■グリモア～私立グリモワール魔法学園～とは
『グリモア～私立グリモワール魔法学園～』は、リアルタイムにその様相を変化させる魔法学園で、個性的なクラスメイトたちと出会い、パーティを組んで切磋琢磨し、絆を深めていくフルボイスの学園ライフアドベンチャーゲームです。
　50名以上の豪華声優陣が出演し、初期リリースで約10時間にものぼるボイス量を収録しております。また、人気イラストレーターのCUTEG氏(代表作:『この中に1人、妹がいる!』『彼女がフラグをおられたら』)　がメインキャラクターデザインを担当しており、個性豊かな登場人物のイラストもお楽しみいただけるほか、無料で手に入るN（ノーマル）カードを含むすべてのカードにフルボイスのシナリオが搭載されており、進化させるごとに個別のシナリオを楽しむことができます。

■パーティにさらや月詠、紗妃たちを招待したのは誰!?　イベント限定シナリオ「1stアニバーサリー」を朗読！
　会場の照明が落とされると、この日のイベントは幕を開けました。まずは今日のキャストのみなさんが演じる3人のキャラクターが登場する書き下ろしシナリオ「1stアニバーサリー」を披露！　こちらはこのイベント限定の書き下ろしシナリオで、さら、月詠、紗妃の3人が『グリモア』の1周年をお祝いするパーティに招待されて集まる、といった内容でした。

　再び照明が点くとこの日のMC・鷲崎さんが登場し、本公演の概要を簡単に説明したところで、オープニングトークへと移りました。
　まずは、スクリーン上にキャストのみなさんが演じられているキャラクターのプロフィールが１人ずつ映され、彼女たちについてキャストのみなさんが語ってくことに。

　なかでも、鷲崎さんから飛び出した「キャラクターを演じる際にどんなことを考えているか？」という質問にみなさん苦戦しながらも、それぞれ「生徒たちをしっかり叱ることを考えています。」（名塚さん）「可愛く声が出るかどうか。食べ物を食べるときは幸せそうに。」（五十嵐さん）「これを演じたカードはいただけるのかな。」（金元さん）と回答。　　　
他のおふたりとは違い、キャラクターとは関係の無いことを答えた金元さんに鷲崎さんが「集中してください！」とツッコミを入れ会場は爆笑の渦に！
　最後は3人が演じるキャラクターから、イベントの意気込みが語られて次のコーナーに移りました。

■黒髪ストレートの清純派美少女は“キナオハウ”がお好き!?
　お次は、電撃オンラインにてアイディアが募集されていた新キャラクターの発表が行われました。その新キャラを演じる久保ユリカさんがスペシャルゲストして登場し、一緒に新キャラクターのプロフィールを見て行くことに。

　新キャラクターの名前は“浦白七撫”で、黒髪とアホ毛が可愛らしい女の子なのですが、ここでプロフィールの好きな食べ物に注目せずにはいられません。
　彼女の好物は“キナオハウ（野菜の煮込み）”となっていたのですが、演じる久保さんをはじめ、鷲崎さんや会場のみなさんもどのような料理なのか知っている人が一切いなかったのです。こちらはどうやらアイヌの民族料理だそうで、野菜を煮込んで作る塩味の汁物とのこと。

　そんな彼女に対する印象を、演じる久保さんは「絵だけを見れば、清純そうな正統派美少女」だと語りました。しかし、好きな食べ物をはじめプロフィールに書かれていた趣味や特技の欄を見てしまうと、現時点ではなんとも言えない様子。そんな浦白七撫は近日登場予定！　なぜキナオハウが好きなのか明らかになるかも!?　ぜひご期待ください。

　続いてのコーナーは「会場参加者に聞きました、一発回答イメージ調査」！　このコーナーでは、会場にいる参加者の方々に出演者のみなさんについてのイメージ調査を事前に実施し、参加者の方々が、出演者のみなさんにどんなイメージを抱いているのかを当てていきます。
　一問目は「学生時代によく叱られていた人は誰？」。この結果、一番票数が集まったのは金元さんで、投票した方からの「落ち着きがなさそう」「ヤンチャしてそう」というコメントには、驚きを隠せない様子でした。また、二番目に票が集まった五十嵐さんに対する「この人の過去には触れてはいけない気がします」というコメントが忘れられません。

　ルールがわかってきたところで、続いての問題は「地味な学生時代を送っていたのは誰？」！　なぜか暗い学生生活を連想させるような質問が続いたことにツッコミを入れつつも、一問目の結果を踏まえつつ予想していきました。
　今回の質問で一番得票数が高かったのは久保さん！　投票者コメントでは、「地味というよりおしとやかそう」「ひとりでシカと遊んでそう」といったコメントが目立ちました。
　また、二位となった名塚さんに対するコメントに「図書委員とかやってそう」というものがあったのですが、これはなんと的中！　本当に学生時代には図書委員を務めてらしたようです。

　本コーナー最後の質問は「学生時代、中二病的な行動をしてそうな人は？」。いい感じに票がわれそうだと思われましたが、その結果は断トツで五十嵐さんが多くの票を獲得！　コメントのほうも「オタクっぽいから」「生粋のオタクだから」「ゲームの台詞を学生時代からいってそう」など、本当に様々な意見が集まっていました。
　そして、五十嵐さんが前回の『グリモア』のイベントで、事務所から「犯罪と死ぬこと以外は何をしても大丈夫」と発言していたという話が出ると、五十嵐さんは「普通のことじゃないですか？」とし、それに個人的に付け加えた脱ぐこと以外はなんでもやるとおっしゃられました。

　第二位となった金元さんには「将来の夢は世界征服とかいってそう」というコメントもあり、金元さんが過去に演じた別作品のキャラクターを思い出させ、やはり演じたキャラクターによってかかるバイアスの強さを感じさせられました。

　本イベントも佳境を迎えたところで、「一分間お絵かきしりとりリレー」のコーナー！　このでは、鷲崎さんより出題されたモノをトップバッターの人が絵に描き、その絵に描いたものの最後の文字からはじまるモノを次の人が描いていくといったコーナーになります。
　お絵かきでしりとりをするわけですが、なんと1人あたりに与えられた時間は15秒！　そんな短い時間の中で、次の人に伝わりやすい絵が描けるのかどうか注目が集まりました。

　五十嵐さんや金元さんが描いた、極限まで簡略化された“しまうま”や久保さんの個性的な“クマ”や“的”の絵が印象的だったお絵かきしりとりのコーナーが終わると、残念ながら久保さんはここでお別れとなってしまいました。最後はファンのみなさんへ、新キャラクターを演じるうえでの意気込みを語り退場。久保さんが演じる“キナオハウ”が好きな女の子、浦白七撫のゲームへの登場をお楽しみに！

■ユーザーのみなさんの妄想が爆発した「キズナを深めろ！妄想学園生活！
　久保さんが会場を後にしたところで、この日最後のコーナーとなった「キズナを深めろ！妄想学園生活！」へ。
　このコーナーでは、ユーザーから募集した、仲月さら、守谷月詠、氷川紗妃との妄想エピソードが、アリかナシかこの3名を演じるキャストのみなさんに判定してもらおうという趣向となっています。最初に紹介されたのは名塚さん演じる紗妃と付き合っていることを隠している学園生活のエピソード！　名塚さんが紗妃として、「あなたと腕を組んでもいい相手は、ひとりだけなんですからね！　わかってますか！」と台詞を読み上げると、これにはアリの判定が！

　続いては五十嵐さん演じるさらのエピソードで、所属する散歩部の活動中に疲れて寝てしまったさらを、おんぶして帰るというシチュエ―ション！　これには五十嵐さんも「アリ！」とコメント。もちろん会場のみなさんは大喜び！

　3つめは、金元さん演じる月詠の妄想エピソードで、以前買えなかった彼女の好物を後日サプライズでプレゼントしたらというもの。彼女の性格をよくとらえていて、鷲崎さんに「これぞツンデレ！」と評されたこの妄想に、金元さんももちろんアリの判定！
　ここからは各キャラクターともに二つ目のエピソードへと移るのですが、ここでこれまでの妄想がまだ軽いジャブに過ぎないことを思い知らされることに。

　4つめは再び紗妃のエピソードなのですが、この妄想を読み上げようとした鷲崎さんが思わず「なっげぇ」とつぶやき「わりと大作」と言ったその内容は「紗妃への大量のラブレターを鞄に仕込んでいたら、持ち物検査で本人にばれてしまい」といったもの。
　この「僕は紗妃ちゃんが好きだ」というひと言からはじまる大作エピソードに、読み上げる鷲崎さんも全力で応え、感情をこめて読み上げていました。
困惑しつつも最初は良く書けていたのでアリでと評価した名塚さんでしたが、鷲崎さんが紗妃への思いをつづった大量のラブレターを、常に鞄の中にいれて持ち歩いていることについて尋ねるとナシとバッサリ！　これには会場のみなさんも爆笑しているようでした。

　次のさらのエピソードは、ペットのシローがいなくなってしまい元気のないさらを元気づけるため、“自分自身が犬となる”という衝撃のエピソード。これには鷲崎さんが読みあげている途中から既に客席から笑いが起き、さらを演じる五十嵐さんからは「そういう人がグリモアのスタッフさんにいますよ」という爆弾発言も飛び出しました。
　判定へと移ると、鷲崎さんはアリかナシかではなくいきなり「ナシですか!?」と尋ね、もちろん五十嵐さんもナシとのことで、さすがにこの妄想は発想が斜め上に飛び過ぎだったのではないでしょうか。

　最後となった月詠のエピソードは、他のふたりとは空気の違うまさかの王道青春エピソード！　その内容は部活動で競い合う良いライバルのような関係の月詠に、他校にコテンパンに負けて自信がなくなり部活をやめようとしている所を励まされるというもの。
　金元さんが台詞を読み上げると、会場からは大きな拍手が巻き起こり、このゲーム本編にあってもおかしく無いほどのエピソードに金元さんも「これはいい青春！」と評価、もちろん判定はアリとなり本コーナーは幕を閉じました。

　ここで、このイベントで初出しとなった盛りだくさんの情報を告知！
　まずは、『グリモア』のキャラクターたちがLINEスタンプに登場することが発表されました！　こちらの登場キャラクターは、まだ誰が登場するかは秘密とのこと。今冬にクリエイターズスタンプにて配信予定なので、お見逃しなく！

　さらに9月末から徳島で開催予定のマチ☆アソビに、『グリモア』が出店します！　10月10日には、ステージイベントも開催されるそうで、五十嵐裕美さん（仲月さら役）と原紗友里さん（冬樹ノエル役）が出演されますので、お楽しみに。

　そして、文化放送　超！A&Gにて、石原夏織さん（南智花役）と瀬戸麻沙美（遊佐鳴子役）さんがパーソナリティを務める本作のラジオ番組「かおりとあさみのグリラジ」の放送が決定！　放送開始は10月6日で、毎週火曜日の16時放送となります。
　番組では、お二人がリスナーのみなさんと様々なことにチャレンジするそうなので、ぜひチェックしてみてください。

　最後の告知では、スクリーン上でとあるPVが流されました。その内容はなんと！『グリモア』のキャラソンプロジェクトが始動するといったもの！　第1弾は石原夏織さんが演じる南智花！　こちらは10月中旬より公開されますので、要チェックです！

　最後は、キャストサイン入りのキャラクターブロマイドやポスターなどが当たるプレゼント抽選会を挟んでエンディング朗読劇の時間になりました。
　エンディング朗読劇はオープニングで描かれた物語の続きとなっていて、誰が3人をパーティに招待したのかが明らかに！　そして、紗妃が会場のみなさんへ今日のイベントがどうだったたずねると、温かい拍手が送られ本イベントの締めの挨拶へ。

　キャストのみなさんの締めの挨拶では、一周年を迎えた本作への思いをそれぞれ語りました。以下、キャストの皆さんのコメントを抜粋してお届けします。

金元さん：みなさん今日は来てくれてありがとうございました。『グリモア』1周年ということですが、もっと時間が経っている気がしていて、この1年の間に色々なことがあったように感じています。こうしてイベントという形で、直接みなさんの顔を見ることができて
とても楽しかったです。今日は1周年でしたが、また2周年、3周年と続いていってほしいと思います。

五十嵐さん：私は『グリモア』のイベントなどにはたくさん関わらせてもらっているのですが、プレイヤーとしては、最近は読み応えのあるシナリオを一生懸命進めています。金元さんも言っていましたが、もう2年くらいやっているつもりだったのですが、まだ1年なのかと驚いています。ゲーム内のイベントの順位で今回のイベントに参加できたのですが、上位の人は変わらないものかと思っていたのですが、前回来られていなかった方が結構いらっしゃって、ゲーム内戦争のシビアさを痛感しました。ぜひ、マチ☆アソビのほうにもお越しください！　今日はありがとうございました。

名塚さん：私もちょくちょく追加ボイスの収録などで関わらせてもらっていたのですが、こうしてイベントでみなさんとお会いできてすごくうれしかったです。私自身もこうしてみなさんの前で演じることで、紗妃の可愛さに気づくことができました。また、追加ボイスなどがありましたらこれからも頑張って収録していきますので、応援よろしくお願いします。
ありがとうございました。

　キャラソンプロジェクトに加え、南智花役の石原夏織さんと、遊佐鳴子役の瀬戸麻沙美さんがパーソナリティを務めるラジオの放送など、まだまだ新展開を続けている『グリモア』は、2周年へ向けて走り出しました。そんな本作の今後を、どうかお見逃しなく！

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