見にきなよ、恥ずかしがらずに――刀剣乱舞と香川県丸亀市がコラボで「にっかり青江」の特別展示が開始！

　若い女性を中心に人気を集める刀剣男士育成ゲーム「刀剣乱舞 -ONLINE-」。その中で登場するキャラクター、妖艶な笑みを浮かべる刀剣男士「にっかり青江」が「丸亀市合併10周年記念　京極家の家宝展」で公開されることになりました。香川県丸亀市と「刀剣乱舞-ONLINE-」の公式コラボが実施される今回の展示会。普段は常設していない「ニッカリ青江」が特別に公開されます。10月10日の開会式には、ゲームのナビゲーター「こんのすけ」の着ぐるみが登場するほか、「にっかり青江」の等身大パネルを飾るなどゲームと絡んだ企画が展開されます。

▲展示会のチラシより。

■脇差、「ニッカリ青江」とは
　鎌倉時代の備中青江(現在の岡山県倉敷市)で作られた大脇差です。豊臣秀吉の子・秀頼より丸亀藩主である京極家に与えられた秘蔵品。1940年には重要美術品に認定。1997年以降は丸亀市が保有しています。名前の由来は、にっかりと笑う女の幽霊を切り捨て、翌朝確認したところ石塔を真っ二つにしていたという伝説から。

今回の展示会では、日本美術刀剣保存協会による「ニッカリ青江」の展示解説も行われます。また、限定コラボグッズの販売も決定！　ゲーム内イラストと実物の「ニッカリ青江」の写真を使用したクリアファイル2種、そしてイラストレーターのべっこさん描き下ろしのポストカードが販売されます。それぞれ購入制限があるのでご注意ください。

ほかにも、丸亀市立資料館に隣接する丸亀城の天守閣入場者に、刀剣コラボカード(2種)が無料配布されることも決定しました。こちらは入場1回につきいずれか1枚、なくなり次第配布終了となります。

今回の展示会の開催を記念して、べっこさん描き下ろしのにっかり青江のイラストが公式Twitterにて公開されています。

江戸時代には鑑定で値が付けられないほどの極上品とまで言われた美しい刀剣。実物を目にしたら思わずにっかりしてしまうこと間違いなし!?　展示会は、10月10日～11月29日まで開催されます。入場料は無料。是非とも足を運んでみてはいかがでしょうか？

◆開催概要
展示会：「京極家の家宝展」
日時：10月10日～11月29日　午前9時30分～午後4時30分
場所：丸亀市立資料館2階常設展示室
休館日：月曜日(11月23日は開館、翌24日は休館)
入場料：無料
>>展示会特集ページ


■まだまだあった、とうらぶコラボ！　審神者の愛が歴史を動かす！

鯰尾藤四郎――「馬糞は嫌いな、やつになげるー！」
　愛知県名古屋市の徳川美術館は、「鯰尾藤四郎（なまずおとうしろう）」を2月10日から4月12日にかけての2か月間、特別公開していました。徳川美術館のfacebookによると、最近「鯰尾藤四郎」に関する問い合わせが増加したことを受けて展示に踏み切ったそうです。


>>徳川美術館 公式サイト

御手杵――「俺は刺すことしかできないからな」
　茨城県結城市の「結城蔵美館」1周年記念イベントにて、天下三名槍の「御手杵」が特別に展示されていました。普段は常設展示されている「御手杵」が、見学・撮影できるほか、抽選で250組が槍に直接触れて(持ち上げるのはNG)記念撮影することが可能というなんともプレミアムなイベント。会場には、御手杵のキャラクターパネルも設置されました。
>>結城蔵美館 特集ページ

五虎退――「痛かったら、言ってください」
　山形県にある米沢市上杉博物館は、9月1日から10月27日まで、短刀「五虎退」を展示します。会場には等身大のキャラクターパネルが設置。さらに、会場限定グッズとして「五虎退」の紋を使用したブックカバーとミニバックが展示期間中に販売されます。さらに、「五虎祭2015～米沢遠征～」と称したコスプレ撮影会が米沢市・上杉神社にて開催！　神秘溢れる景観の中、コスプレが楽しめちゃいます♪



　まだまだ盛り上がりをみせる刀剣乱舞。刀剣の歴史に触れ、実物を見ることでキャラクターへの思い入れもより深みを持つことになりそうです。公式とのコラボレーションをきっかけに、刀剣たちが生きた証を感じとりにいってはどうでしょうか？

>>「刀剣乱舞」公式サイト