照れる伊織さんは必見かも!? 『夢色キャスト』キャラインタビュー:藤村伊織さん&新堂カイトさん&城ヶ崎昴さん
今、最も力をつけてきているミュージカル劇団「夢色カンパニー」。本サイトでは、3回にわたって同劇団の主要キャストにインタビューを行っていますが、それも今回が最後。ラストに登場するのは、藤村伊織さん、新堂カイトさん、城ヶ崎 昴さんの3人です。
公演後にお話を伺ったにもかかわらず、3人はまだ力がありあまっている様子! 終始にぎやかにインタビューが進みました。以下の記事では、その雰囲気も味わってもらえると幸いです♪
■ インタビュー開始前からトークが止まらない!! でこぼこ(?)だけど息ぴったりな3人
新堂カイトさん(以下、カイト):きのこのあんかけとかありえねぇだろ。
藤村伊織さん(以下、伊織):きのこの何が悪い。
カイト:そっちじゃねぇよ! オムライスにあんかけなんて合わないだろうが!
伊織:お子様向けのものよりはマシだが?
城ヶ崎 昴さん(以下、昴):伊織のオムライス、不味くはなかったけど、肉が足りなかったなー。
カイト:お前のは、オムライスっていうか『肉のいり卵添え』だったけどな……。
伊織:同感だ。
――あ、みなさん! 公演お疲れ様でした! なんだかにぎやかですが……インタビュー、もうはじめても大丈夫ですか?
伊織:ああ……失礼。先ほど俺が作ったオムライスのことで、少し。気にしないでください。
――なるほど……? では改めて! 先ほどの公演の手応えを伺いたいです。今回は時代物ということで。伊織さんは、さすがの貫禄でしたね (編集部注:伊織さんは元歌舞伎役者)。
伊織:『春の夜の夢のごとし』は、歌舞伎の『義経千本桜』をアレンジした演目です。主演の義経役だったので、武将としての強さやしなやかさ、人としての切なさなどを表現できるようつとめました。
――そしてカイトさんと昴さんも、舞台上ですごく光っていました! ただそこにいるだけでもエネルギーを感じるというか……。そのせいか、歌やダンスのシーンでも自然と感情移入できた気がします。
カイト:俺は敵役でもある平氏の関白役だからな。主役を食うくらいの存在感が必要だろ。俺にしかできない役だと思ってる。
昴:衣装が着物なので、特にダンスシーンはどうなることかと思ってましたけど、衣装係の陽向が動きやすい工夫をたくさんしてくれたので大丈夫でした! 練習では他の人の着物の裾を踏むことも何度かあったんですけど、本番ではなかったのでほっとしてます。
カイト:お前、ぶっちゃけすぎだろ。
伊織:そうだ。そういった裏事情は公にすべきではない。
昴:え……どうしよう、もう言っちゃった……。これってカットとかできます?
――(笑)。確認しておきますね!(響也さんからゴーサインが出たのでそのまま使わせていただきました!) ところで、今回はなぜ3人でインタビューを受けてくださったんでしょう? 普段から仲良しなんですか?
伊織:仲良くしている覚えはない。
カイト:こっちのセリフだ。
昴:……えっと、2人はこう言ってますけど稽古場ではよくしゃべってるし、本当は仲良しなんですよ!
伊織:心外だ。
カイト:同感だな。
昴:ほら! 仲いいでしょ?
――そ、そうですね……! じゃあ、3人の中でとくにお兄さん的存在なのは誰になるんですかね?
カイト:それはもちろん、俺だな。
伊織:フン……兄などと思ったことはないが?
昴:カンパニーの中でお兄さんっていうと、やっぱり仁さんだと思うんですよね。
カイト:オッサンはこの場にいないだろ。
――(汗)。あ、あと昴さんに聞きたかったことが。入団前から藤村さんと新堂さんをよく知っていたんですよね。とくに藤村さんには憧れの念のようなものも感じられるのですが?
昴:はい! オレが夢色カンパニーに入ったのは、伊織が理由なんです。オレがケガでサッカーができなくなって、どうしようかと思ってるときに、歌舞伎からミュージカルに転向した伊織の存在を知って。初めて見た夢色カンパニーの舞台で、伊織がキラキラ輝いて見えたんですよね。それで、オレにも新しいことができるかもしれないと思って……。
伊織:……ペラペラとそういうことを喋るな。恥ずかしい。
昴:本当のことなんだからいいだろ?
カイト:俺には憧れてねーのかよ!
昴:そんなことないですよ! オレ、昔からバンド時代のカイトさんの曲めちゃめちゃ聞いてましたから! 今でもカラオケでよく歌いますし。あっ、そうだ、今度一緒にカラオケ行きませんか?
カイト:はぁ? カラオケ? ……まあ、俺様の歌を聞きたいっつーなら仕方ねえな……俺の歌は高くつくぜ?
昴:やったー! あ、伊織も来るよな?
伊織:は!? なんで……。
――では、そんな藤村さんと新堂さんには、まずお互いの第一印象を聞いていきましょうか。
伊織:カイトは……自信家。歌はまあ…迫力があってすごいと思う。昴の第一印象はとにかく元気で騒々しい。ただ、とにかく体力があってステージ終盤になっても動きのキレが鈍らないのはうらやましいと思っています。俺も見習わないと…。
カイト:カブキか。
――カブキ?
カイト:ああ、悪ぃ。伊織のことだ。最初は偉そうでいけすかない奴だと思ってたけど、からかうと結構面白いんだよな。
伊織:……心外だ。
カイト:だが、昔から舞台に立ってるだけあって、舞台映えっつーのかな……それはすげぇと思うな。あと、繊細な所作とかはさすがに綺麗だと思うぜ。俺には真似できねぇ。
伊織:……………そうか。
――(伊織さんはどうやら照れているようなので、そっとしておいて)ではカイトさん、昴さんの印象は?
カイト:体力バカ……昴は、暑苦しい。あと犬っぽい。
昴:どういうことですか!
カイト:あと声が無駄にデカい。
昴:いいところ1つもないじゃないですか!
カイト:声がデカいのは、舞台役者としては長所だろ?
昴:……あ、そうか。へへっ。
カイト:こういう、扱いやすいところがこいつの魅力だな。
昴:カイトさんにだけは言われたくないです!
カイト:なんだと?
(以下、延々と続きましたが文字数の都合上、割愛させていただきます)
――ちなみに、普段は誰とどんなふうに過ごすことが多いですか?
伊織:俺は、1人が好きですね。和のものが好きなので、そういったものに囲まれていると安心します。釣りも好きです。
カイト:ペットの世話……かな。
――カイトさんはペットを飼っていらっしゃる?
カイト:ああ。ハムスターを…。ふわっふわっで癒されんだよ。
伊織:名前を「ヒナタ」と言う。
カイト:偶然だけどな。あいつには癒されねえし。……あとは音楽を聞いたり、ピアノを弾いたり、音楽関係の機材を買ったりだな。
昴:オレは、身体を動かすことが好きです。あとはスポーツ観戦とか。アクション系のゲームもよくやります。
――みなさん、ひとりでリラックスできる時間もちゃんと作っているんですね! ……と、そろそろ時間がオーバーしちゃいそうなので、最後に劇団の話に戻しましょう。この先こうなっていきたい!といった夢はありますか?
伊織:ミュージカルの世界に飛び込んだからには、この道を究めたいです。歌舞伎や日本舞踊などで所作を磨いてきたので、それも生かしていきたいと思っています。
カイト:歌がしっかりしてねぇと、どんないい話を演じても客には伝わらない。こいつら(伊織さん、昴さんのこと)歌はまだまだだから、俺がしごいてやらねぇとな。
昴:オレは歌も演技も半人前だけど、身体を動かすことだけは自信があるので、ダンスとアクションで夢色カンパニーの力になりたいと思っています。いつかアクションの振り付けなどもしてみたいです!
――ではシメに、読者のみなさんにひと言お願いします!
伊織:……とにかく舞台を見に来てほしい。ミュージカルは誰でも気軽に楽しめるものだから。
カイト:そうだな。一度見に来たなら、俺のパフォーマンスに酔いしれること間違いなしだぜ?
昴:とにかく精一杯がんばります! 応援よろしくお願いします!
カイト:お前……もう少しまともなこと言えねぇのかよ?
伊織:小学生レベルだな。
カイト:それは小学生に失礼だろ。
昴:ひ、ひどいじゃないですか……!
なんとも3人らしいやりとりで、今回のインタビューをシメてくれました。結局のところ、とっても仲の良いトリオでしたね! 朝日奈響也さん&橘 蒼星さん、雨宮 仁さん&桜木陽向さん、そして今回の藤村伊織さん&新堂カイトさん&城ヶ崎 昴さんと、3組に分けてさまざまに伺ったインタビュー、みなさんいかがだったでしょうか? 彼らの魅力が少しでもわかったら、ぜひともチェックを! 夢色カンパニーは、この先もどんどん勢いを増していきそうですよ!
[文・松本まゆげ]
【夢色キャスト】
ジャンル:ミュージカルリズムゲーム
価格:基本無料(アイテム課金あり)
サービス開始:iOS/Android 配信中
メーカー:セガゲームス
[クリエイター]
Lyric Producer:畑 亜貴
メインキャラクターデザイン:ののかなこ[FiFS]
キャラクタースーパーバイザー:曽我部修司[FiFS]
原作・シナリオ:夢色カンパニー
[CAST]
逢坂良太、花江夏樹、豊永利行、上村祐翔、林勇、小野友樹、畠中祐
>>『夢色キャスト』公式サイト
>>『夢色キャスト』公式Twitter(@yumecast)
>>『夢色キャスト』公式Facebook