いろいろと話題(!?)の大型新人声優アイドル「backdrops」がついにデビュー「日高のり子CV戦」の結果は?
説明不要のベテラン声優・日高のり子さん、山崎和佳奈さん、松井菜桜子さんの3人が、「backdrops」として本気でアイドル活動をスタートさせるというニュースは先日お伝えしたとおり。
>>ユニット結成の記事はコチラ!!
2015年12月29日、ついに「backdrops」のデビューイベントが行われました。当日はゲームメーカー「サクセス」が主催するイベント「第2回リングドリーム主催 DDTプロレス興行 Encore ~星空プロレス~」(以下、星空プロレス)が開催され、このなかで「backdrops」が登場。
星空プロレスはゲーム『リングドリーム』とプロレス団体『DDT』のファンのために行われたイベントで、会場はプロレスの聖地「後楽園ホール」。おそらくこの会場からデビューした声優ユニットは「backdrops」が初めてではないでしょうか。
■星空プロレスのオープニングアクトに「backdrops」
定刻通りイベントが始まると、場内に作られたステージに「backdrops」が登場。日高さん、山崎さん、松井さんの3人は、超満員の後楽園ホールでデビュー曲『Don't fly』(ドン・フライ)を熱唱しました。3人は猛特訓したという振り付けをしながら、堂々としたパフォーマンスを披露。後楽園ホールがまるでライブ会場のように大盛況! 本来"アウェー"であるはずのプロレスイベントで、新人アイドルらしからぬステージで観客を魅了しました。
「backdrops」のデビューイベントが終わると、ここからは星空プロレスの本編がスタート。『DDT』や『東京女子プロレス』に所属する人気レスラーたちによる試合が行われました。
■「日高のり子CVマッチ」に勝利したのは男色ディーノ選手
星空プロレスの第5試合は、女色ディーノ、高尾蒼馬、DJニラ、大石真翔、ヨシヒコによる「5WAYマッチ」が行われました。(都合により女色ディーノは欠席し男色ディーノが代打参戦) この試合は「日高のり子CVマッチ」と名付けられており、試合の勝者には「声優・日高のり子」に声をあててもらえる権利が贈られます。と説明してみましたが、ちょっとなにを言ってるのかわからないようなので解説を……。
「星空プロレス」を主催しているサクセスは、プロレスゲーム『リングドリーム』を開発・運営。その『リングドリーム』は実際のプロレス団体『DDT』とコラボレーションを行っており、実在する選手がゲーム内に"女体化"して登場。今回の「日高のり子CVマッチ」は、その女体化したキャラクターに、声優・日高さんが声をあててもらえる……というワケです。
当然、大人気声優・日高さんに声をあててもらえるなんて、めったにあるチャンスではありません。第5試合に出場した選手たちは、超プレミアムな権利を奪い合って戦いました。試合の結果は、(女色ディーノ選手の代打で登場した)男色ディーノ選手が勝利。ゲーム内のキャラクター「女色ディーノ」が「女色ディーノ(CV.日高のり子)」に生まれ変わった瞬間です!!
試合で最後まで男色ディーノ選手と激闘していた大石真翔選手は「backdrops」のアイドル性に疑問を抱いていましたが、試合終了後は男色ディーノ選手と日高さんに丸め込まれ、「backdropsはアイドルです!」と涙ぐみながら発言するしかなく……。そして勝者となった男色ディーノ選手はステージ上でセクシー(?)なパフォーマンスを行い、それに合わせて日高さんは即興でボイスをあてました。プロレスの試合だけではないユニークな演出に場内は大爆笑!
■プロレスなのに星空? 本格的なプラネタリウムに感動!
なお、「星空プロレス」はこの他にも様々な催し物が行われました。なかでも面白かったのは、プラネタリウムのコーナー。会場内にギネスワールドレコーズを獲得したプラネタリウムクリエイター・大平貴之氏によるスーパープラネタリウム『MEGASTAR-II』が運び込まれ、後楽園ホールの天井と壁に星空が。「ここは本当にプロレス会場?」と困惑するくらい、場内は幻想的な空気に包まれていました。
そしてもうひとつ、当サイト的なニュースとして、声優でありレスラーでもある「清水愛」さんが第2試合(東京女子プロレス提供試合)に出場。清水さんはレスラーとしても人気で、ダイナミックな技を披露するたびに場内は湧いていました。
■松田P「第3回もご期待ください」とファンの前で約束
「星空プロレス」は全6試合が行われ、『リングドリーム』主催の第二回プロレス興行は大成功で幕を閉じました。イベントの最後にプロデューサー松田秀夫氏はファンの前で、第3回のイベントを行うことを約束。回を重ねるごとに規模が大きくなっている興行なので、次回も目が離せません。
■「星空プロレス」フォトギャラリー
記事中に紹介できなかった会場と試合の写真を掲載するので、雰囲気をお楽しみください。