『S.S.D.S. 第19回 診察会 春のシュウマイ祭り』で速水奨さん、堀内賢雄さん、関俊彦さん、森川智之さん、柿原徹也さん、佐藤拓也さんらが笑いと癒しをお届け!
2016年4月2日(土)、東京・中野サンプラザホールにて『S.S.D.S. 第19回 診察会 春のシュウマイ祭り』が開催されました。『S.S.D.S.(Super Stylish Doctor Story)』は、速水奨さん原作の作品で、聖ラ・フォーレ病院に所属する個性的な医師達が繰り広げる物語。2003年以後、現在までゲーム、ラジオ、イベント開催など、多岐に渡ったメディア展開がされています。こちらでは昼夜2公演のうち、昼の部「ちゅうか、青春って甘酸っぱいのだ!」の模様をレポートします。
■ シューマイヤーをフィーチャーした中華三昧なステージ!
今回の診察会(イベント)は、2年ぶりの出演となる森川智之さん(ミヒャエル・シューマイヤー役)をフィーチャー。ステージ中央には「焼賣帝國」と書かれた中国の伝統的建築様式の門が。そして、中華風のBGMに乗って医師たち(キャスト)が1人ずつステージへ。最初に登場したのは、森川さん。甘い低音ボイスに定評のある森川さんですが、この日のステージでは高音ボイスが炸裂! めったに聞くことのできないハイトーンボイスで「なのだぁ~!」を連発し、患者(観客)たちの心をグッとつかんでいきます。
ドクターたちがステージに揃ったところで、全員で病院歌「白亜の迷宮」を斉唱。診察会を楽しもうとする医師と患者の力強い歌声が会場中に響き渡りました。続いて、大人の礼儀・名刺交換のコーナーへ。出演者たちが客席に降りて、会場の患者と直接名刺交換するという、『S.S.D.S.』ならではの名物ファンサービス。
この日は、今回の診察会が初参加となる佐藤さんのために、置鮎さんと柿原さんがステージ上で名刺交換のお手本も披露。礼儀正しく名刺を交換するふたりの様子をしっかりと目に焼きつけた佐藤さんも、にこやかな笑顔で患者ひとりひとりに対して丁寧に対応していきます。10人の医師たちは名刺を交換しながら、患者の言葉に耳を傾け、驚いたり、笑ったりと様々な表情を見せて、交流を楽しんでいました。
会場のムードが和やかになったところで、ラジオ体操(この日だけの中華スペシャルバージョン)の時間。ドクターの中でも、とりわけイタズラ好きな堀内さん。名刺交換後はお疲れのご様子でしたが、サービス精神旺盛な堀内さんらしいお遊びモードでラジオ体操を遂行。隣でマジメに体操していた平川さんも巻き込んで、ステージを楽しそうに動きまわります。そんな様子を観た客席から、大きな笑いが起こっていました。
■ 10人のスーパードクターたちがアピールポイントを披露!
続いて、患者からの問診票(キャストへの質問や患者の相談)をもとに進行する診察コーナーへ。速水さんがランダムに問診票を引き、その場で選んだ医師に渡して、医師たちが内容を読み上げます。
今回も「胃カメラを飲むのに鼻からと口から、どちらがおすすめですか?」や「好きなおにぎりの具は何でしょうか?」など、バラエティーに富んだものが寄せられました。中でも、患者たちの関心を集めたのが今回初めて診察会に参加する患者からの「主治医の先生をどのように決めればいいですか?」という質問。
キャストたちがそれぞれのキャラクターを交えつつ、アピールポイントをひとりずつ言っていく流れに。平川さんがジェントルなスマイル&ボイスで「みなさまの癒しでありますように!」とささやくと、柿原さんは「キャラクター(村雨純平)の絵と声のギャップを感じてもらいたい!」と熱く語ります。そして、森川さんが「(ミヒャエル・シューマイヤーが)オタクなので、声優さんの話とかで盛り上がります。内情まで詳しい!」と笑いながら話すと、おちゃめなキャラクターの堀内さんは「(ブラディ・トランシルヴァニア伯爵が)血液内科担当なので、みなさんの血をたぎらせようと思います。30秒に1回笑わせます!」と宣言。客席は拍手喝采で迎えます。
どのドクターも個性的で楽しくアピールしていき、そんな姿を見た患者たちも自然と笑顔に。スーパードクターたちに癒されていくのでした。
■ 甘酸っぱ~い青春を語る飲茶トーク!
その後は、聖ラ・フォーレ病院 休憩室(シュウマイの時間)のコーナーへ。堀内さん、松本さん、関さん、増田さん、佐藤さんの5人がステージに残り、トークテーマ「青春って甘酸っぱいのだ!」を展開。ステージには中華風の円卓が置かれ、飲茶もセッティング。増田さんが「本物ですね~」と言いながら、実際にシュウマイを食べてみたり、お水を入れてみたりとティータイムを満喫。早くも会場には笑いが広がっていきます。
トークでは、出演者の5人が匿名で書いたアンケート(甘酸っぱい青春にまつわるエピソード)をランダムに発表。「中学時代に好きだった人に告白できずに終わったものの、後に相手も自分に好意をもっていたことが発覚した」というエピソードや、「好きな女の子に話しかけられたのに、恥ずかしくて無視してしまった」というお話など、どれも甘酸っぱいものばかり。
そんな中、「成人式で、中学時代に好きだった女の子と再会し、勇気を出して告白。その後、女の子が告白されて困っていると友人に話しているのを聞いてしまった」という、ちょっぴり悲しい恋物語も。この話を聞いた堀内さんが関さんに向かって「(このエピソードは)あなたでしょ?」と追及。関さんが「何でわかったんですかっ!」と驚くと、ニヤニヤする堀内さん。関さん自らが事の顛末を語り終わると、松本さんが「辛い経験をお持ちなんですね~」といたわり、堀内さんも「それは悲しい青春ですね~」と気遣っていました。
診察会はこのほか、ステージドラマやミニライブなども行われ、最後は恒例の「それではみなさま、お大事に!」というご挨拶で、診察会は終了となりました。
[取材・文:宋莉淑]
>>S.S.D.S official web site
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