【Regulus（レグルス）編】小さな王には大きな夢が詰まっている！『ツキプロch.（ツキプロチャンネル）』収録レポート＆コメント到着

　2.5次芸能プロダクション『ツキノ芸能プロダクション（ツキプロ）』がお届けする声優バラエティ番組「ツキプロch.（ツキプロチャンネル）」が2016年10月7日より2クール目に突入。番組内にて新人育成プロジェクト“ツキクラ”のメンバーとして半年間研鑽を積んできたメンバーに、ついに担当キャラクターが与えられ正式にツキプロ所属の声優としてデビューが決定しました！

　そんなキャラクターとの初対面の様子をお届けする第2回、第3回の収録が行われました。キャラクターたちが所属するのはツキプロに設立された新グループ“劇団アルタイル”。今回は7月18日に開催された単独イベントにてユニットCD発売が決まった選抜7人から、糸川耀士郎さん、大海将一郎さん、松岡一平さんの3人がキャラクターと対面することになります。

　本稿では、放送に先駆け、収録の模様をレポートでお届けしていきます！

王道のカッコよさで攻める小さな王"Regulus（レグルス）"

　今回の収録にて、3人のユニット名が"Regulus（レグルス）"に決定。劇団アルタイルから派生するユニットには一番星の名が与えられることになっており、未来のスターとしての活躍することの期待が込められています。

　そんな3人がついに自分の分身となるキャラクターと対面します。それまではまだどこか実感が湧いていない様子でしたが、フリップをめくってビジュアルが現れると一気に「うお！」沸き立ちます。キャラクター全体の雰囲気や細かい仕草、身につけているアクセサリーなど、自分たちの特徴が反映されていることを発見しては興奮して語り合います。

　キャラクター名の由来や性格を決定した要素、それぞれがどんな理由で生まれたのかなど、設定しかない状態だった最初と違い、ビジュアルがハッキリとしてどんな経緯で生まれたかを聞いていくうちに、今後の演じていく未来のイメージがどんどん固まっていく様子でした。

　最後にはレグルスとしての意気込みを語っていただき収録は終了。王道のカッコよさという与えられた使命に、3人はどのような答えを見つけるのでしょうか？　今後の活躍に注目です。

RegulusでドラマCDに挑戦してみたい！

　今回は収録後に、糸川さん、大海さん、松岡さんの3人に、キャラクターと対面しての感想や今後への抱負などを伺うことが出来たのでお届けします。

──念願の担当キャラクターと対面した感想をお願いします。

糸川耀士郎さん（以下、糸川）：一目見た時からずっと愛していける気しか湧いてこないほど気に入ってしまいました！　設定だけは事前に聞いていたんですけど、その段階ではこのビジュアルとはまったく違うのを想像していたんです。イメージカラーが赤ということで、熱血な感じかなと思ってたんですが、それがここまでクールで大人っぽいキャラクターになるとは。僕自身こういうキャラクターを演じてみたいと思っていたので、精一杯挑戦していきたいと思います。

大海将一郎さん（以下、大海）：想像していたよりも全然カッコいいですよ。今回の収録も緊張したし、どんなキャラなのか期待と一緒に同じくらい不安もあったんです。それがいざ対面してみたら一瞬で"好き！"となりました。要タツヒコくんは僕にとって初めていただいたキャラクターですから、もう既に愛着が湧いてます。今後は要タツヒコくんとしての活動も増えていくでしょうし、そうやって設定も肉付けされていくということなので、一緒に成長していきたいと思います。

松岡一平さん（以下、松岡）：収録も含めて何度言ったかわからないですけど、とにかくカッコいい。性格だったりポーズだったりに僕たち本人の要素を反映していただいてるようなんですよ。今後声優としての活動が増えていっても、自分に寄せたキャラクターを作っていただく機会なんてそうそうないくらい貴重なことだと思うんです。切っても切れない関係の分身ができたんだという不思議な感覚です。ずっと二人三脚で頑張って行きたいですね。

▲神谷トウマ

──愛が伝わってきますね。事前にある程度の設定は聞いていたということですが、それぞれどのような設定を持っているのでしょう？

糸川：神谷トウマくんは、幼い頃から習い事をたくさんしていて、何でもそつなくこなせてしまう天才肌な男の子なんです。ただそれ故の孤独も抱えていて、本当に友達と呼べる存在に出会えなくて寂しいと思っている部分もあります。そんなどこか一匹狼な部分もあり、八方美人な部分もある彼が、劇団アルタイルでどんな関係に成長していくのかは、まだ決まっていない部分なので僕自身も楽しみにしています。

大海：要タツヒコくんは、僕らのキャラクターが所属する劇団アルタイルのリーダを務める真面目で、みんなの中心的存在です。もともとは別の劇団に所属して俳優を目指していたということで、本来自分がやりたかったこととは違うことをすることになって悩んでいるという一面も持っているんですよ。彼の経験や変化は、今後自分にも反映してけるんじゃないかと考えています。

松岡：僕が担当する永田イツキくんは、イメージカラーが緑ということもあり、根っからの善人で誰に対しても優しい心の持ち主です。周りを常に見ていて、誰かの失敗も直ぐにフォローしたりして、他人の面倒を見るのが好きなんでしょうね。裏表もなくて、内面的にはメンバーで一番大人びているらしいです。もしかしたら優しいが故に自分の思いを出せないでいるのかもしれないし、そういった細かい部分は今後僕らが膨らませていける部分になるので楽しみです。

▲要タツヒコ

──もしこの3人でやってみたいことや、やらせたら面白そうなことってありますか？

大海：ドラマCDとかで3人の日常を切り取ったりしてみたいですね。全員大人びた印象のクールなキャラクターだし、そういった素の部分を広げていったら面白そうじゃない？

松岡：確かにこの3人が日常生活で何してるのか全然想像できないよね。どんなことしてるのか凄い気になる。要くんとかどうしてるかな……、ずっと本読んでるとか？

大海：わかる。物静かな雰囲気はあるよね。間違いなくアウトドアではなさそうだし、休日は家でゆっくり過ごしてるイメージがあるかも。

糸川：トウマくんを見て思うのは、多分だけど制服とかは着崩してるよね（笑）

大海：要とは対照的にアウトドア向きな気がするよね。動いて発散してる姿が凄く似合いそう。

松岡：自分で言うのもなんだけど、イツキくんが一番何してるか想像できない。

糸川：料理とか？

大海：料理とか洗濯とか掃除とか、女子力は高いかもしれない。面倒見が良い性格だし。

糸川：まだどうなるのか全然わからないけど、こうして話してくとどんどん広がっていくね。

大海：それぞれの私生活も面白いけど、3人が絡んでる姿も気になる。

松岡：まだバラバラだから、仲良くなっていく過程を見てみたいね。だってこの3人凄くバランスが良いもん。

▲永田イツキ

──どんどんドラマが膨らんでいって話題は尽きないですが、ここでツキクラとしてのお話も聞きたいと思います。12月に発売となるCD「未来のPiece」への意気込みをお願いします。

糸川：レグルスをはじめ、今後は劇団アルタイルとしての活動も増えていくと思いますが、12月に発売する「未来のPiece」は僕たちがツキクラとして積み重ねてきたものが詰まった楽曲になっています。ぜひとも多くの人達に聞いていただきたいです。

大海：今後はキャラクターもついての活動も増えていくと思いますが、「未来のPiece」は僕たちの集大成になっています。今までよりももっと力強く、メッセージ性の強いものになっているので、じっくり聞いてもらいたいです。

松岡：「未来のPiece」はキャラクターとしてではない僕らツキクラとして出させていただく最初のCDです。これからユニットの活動が増えていくとキャラクターとして歌うことになると思いますが、僕たちの積み重ねを一生懸命歌に込めているのでぜひ聞いていただきたいと思います。

──では最後に、キャラクターもつき「ツキプロch.」が2クール目に突入するといことで、今後やっていきたいと思うことや抱負をお願いします。

糸川：「ツキプロch.」では先輩方がたくさんの面白いコーナーを持っていらっしゃって、僕たちもそんな風に自分たちのコーナーを持ってみたいです。もしレグルスとして何か出来るなら、SolidSのような大人の雰囲気を出せる企画とか。いつかそんな希望が実現できるように、これからも頑張っていきます！

大海：これまでは生身の僕たちの活動をお届けしてきましたが、2クール目からはキャラクターと共に番組をやっていくことになると思います。もし出来るのであれば、キャラクターを活かしたお芝居やトーク、みんなでやれるミニコーナーなどで、僕たちの交流をお届けしていくので、応援よろしくお願いします！

松岡：これまでは僕たちだけで良かったですが、2クール目からはいただいたキャラクターとしても演技や歌を届けていかなければならないんだと、責任が多くなったと思っています。僕たち3人のレグルスだけでなく、劇団アルタイルとしての交流を通して、さらに絆が深くなった姿を皆様にお届けしたいと思います！

レグルスの3人にとって新しい一歩となるキャラクターとの対面は10月14日にオンエアー。緊張した3人の様子と、対面した瞬間の素直な喜びの反応など、ぜひその目で見届けてください！


[取材・文/原直輝]

【番組情報】

「ツキプロch.（ツキプロチャンネル）」
毎週水曜23～TOKYO MXにて放送中。

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