アニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』11月17日全国公開決定! “ゴジラ”の一部が描かれたティザービジュアル第3弾も解禁
アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』の公開日が、2017年11月17日(金)に決定! そして今作に登場する“ゴジラ”の一部がビジュアル解禁され、ティザービジュアル第3弾が公開となりました。
解禁されたゴジラのビジュアルは、ハイコントラスト調のシルエット。体長や体色などは未発表ですが、実写映画『シン・ゴジラ』とは異なる姿となっています。そしてティザービジュアル第3弾では、ゴジラのビジュアルに加え、「絶望は進化する」というキャッチコピーが添えられているのも注目です。
今回のビジュアル解禁にあたって、静野孔文監督、瀬下寛之監督、東宝の古澤佳寛エグゼクティブプロデューサーからのコメントも到着したので、そちらもご紹介しましょう。
ビジュアル解禁にあたり、スタッフの想いを公開!
●今回のビジュアル解禁にあたって静野孔文監督は「これまでのゴジラに縛られなくていいと当初より東宝さんからお許しをいただいたので、自由な発想でアニメならではのかっこいいゴジラが出来上がったと思います。」とコメント。
●共同監督を務める瀬下寛之監督は「膨大な質量を支える為の独特の体組織と筋繊維の集積により、とてつもなく逞しいフォルムの造形となりました。創造した我々自身が平伏すような、恐ろしくも神々しい、作品全体を震わせる圧倒的な存在。それが本作のゴジラです」とコメント。
●さらに、本作のエグゼクティブプロデューサーを務める東宝の古澤佳寛氏は「生命として2万年成長し続けた結果、『シン・ゴジラ』に登場する個体をも超える歴代最大サイズのゴジラが誕生しました。永きにわたり地球に君臨し、独自の生態系を築き上げたゴジラの姿にどうぞご期待ください。」とコメント。
★二万年後の地球を舞台に、“ゴジラ”と人間と2種族の異星人がどのような物語を展開するのか? 今後の続報に期待です。
関連情報
6月14日(水)には、フランスのアヌシー国際アニメーション映画祭に『GODZILLA 怪獣惑星』が参加! こちらは、1960年にカンヌ国際映画祭のアニメーション部門が独立して始まった、国際アニメーションフィルム協会(ASIFA)公認の映画祭で世界最大規模のアニメーション映画祭です。
『GODZILLA』は、今後公開の長編新作のメイキングを紹介する「Work in Progress」というプログラムに招待。現地時間午前9:30より、静野孔文監督と瀬下寛之監督が登壇し、解禁されたばかりの「ゴジラビジュアル」についても新たな情報が語られるかも知れません。
なお、この「Work in Progress」は、2016年に『この世界の片隅に』(片渕須直監督)が、2015年に『バケモノの子』(細田 守監督)が、日本からは招待されており、近年映画祭の中で注目が高まっています。
作品情報
アニメーション映画『GODZILLA 怪獣惑星』
11月17日(金)全国公開
●Introduction
1954年に誕生した、映画『ゴジラ』は、巨大な文化的アイコンとして世界中の人々に愛されてきた。2016年には『シン・ゴジラ』(庵野秀明総監督)が公開。徹底的なリアリティをもって描かれた様々な描写が観客の心をつかみ、興行収入82.5億円を記録する大ヒットとなった。そして2017年、『ゴジラ』は誰も予想しなかった新たな“進化”を果たす。それがアニメーション映画『GODZILLA』である。
本作が描くのは、これまでのどんな『ゴジラ』とも一線を画すシビアでハードな未来世界。二万年もの間、地球に君臨し続けてきた“ゴジラ”とそれに対峙する人類の因縁の物語だ。
監督には、昨年公開した劇場版『名探偵コナン 純黒の悪夢』を手掛け、歴代最高の興行収入63.3億円を記録した静野孔文が参加。コンビを組むもう一人の監督が瀬下寛之。CG領域の第一線で培われたその手腕は監督、総監督作である『シドニアの騎士 第九惑星戦役』、『亜人』で立証済みと言える。ストーリー原案・脚本は『魔法少女まどか☆マギカ』や『PSYCHO-PASS サイコパス』などで知られる虚淵玄。突破力抜群のアイデアと先を読ませない緻密な構成力は多くのファンの心を捉えている。そして制作は『シドニアの騎士』を始め、『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』等で米国テレビ業界のアカデミー賞として知られるエミー賞最優秀賞(デイタイム・エミー賞 アニメーション番組特別部門最優秀賞)を三年連続受賞するなど数々の実績を持つ国内最高峰の3DCGスタジオ、ポリゴン・ピクチュアズ。誰も見たことのない新しい“ゴジラ”の始まりを告げる咆哮が今、響き渡る――。
●Story
二十世紀最後の夏。その日人類は、地球という惑星の支配者が自分達だけではないと知った―――。
巨大生物「怪獣」の出現と、その怪獣をも駆逐する究極の存在「ゴジラ」。半世紀にわたる怪獣との戦争の末、人類は敗走を重ね、ついに地球脱出を計画。そして2048年、中央政府管理下の人工知能による選別を受けた人間だけが恒星間移民船・アラトラム号で11.9光年の彼方にある「くじら座タウ星e」を目指し旅立った。しかし、20年かけてたどり着いたタウ星eの地球との環境条件差は、予測値を遥かに上回り、人類が生存可能な環境と呼べるものではなかった。
移民船に乗る一人の青年・ハルオ。4歳の時、目の前でゴジラに両親を殺され、20年の間、地球に戻りゴジラを倒すことだけを考え続けていた。移民の可能性を閉ざされ、生存環境も劣悪となった船内でハルオを中心とした「地球帰還派」は主流となり、危険な長距離亜空間航行を決断し地球を目指す。
だが、帰還した地球は、既に二万年の歳月が経過し、地上はゴジラを頂点とした生態系による未知の世界となっていた。果たして人類は地球を取り戻せるのか。そして、ハルオの運命は――。
●スタッフ
監督:静野孔文・瀬下寛之
ストーリー原案・脚本:虚淵玄(ニトロプラス)
シリーズ構成:虚淵玄(ニトロプラス)・村井さだゆき
キャラクターデザイン原案:コザキユースケ
副監督:森田宏幸
演出:吉平“Tady”直弘
プロダクションデザイン:田中直哉・Ferdinando Patulli
CGキャラクターデザイン:森山佑樹
造形監督:片塰満則
美術監督:渋谷幸弘
色彩設計:野地弘納
音響監督:本山 哲
製作:東宝
制作:ポリゴン・ピクチュアズ
配給:東宝映像事業部
●キャスト
宮野真守・櫻井孝宏・花澤香菜・杉田智和・梶裕貴・諏訪部順一
>>アニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』公式サイト
>>アニメ映画『GODZILLA 怪獣惑星』公式ツイッター(@GODZILLA_ANIME)