ハロウィン特別企画！　アプリ『黒騎士と白の魔王』の可愛いミニキャラを「アイシングクッキー」で再現してみました！

好評配信中のiOS、Android用アプリ『黒騎士と白の魔王』は、愛を捧げる白い正義と世界を守る黒い正義がぶつかり合う、“正義vs正義”をコンセプトとしたRPGです。

対立する黒騎士［グラムス］（CV:細谷佳正さん）、白の魔王［ゼロス］（CV:速水奨さん）をはじめ、それぞれの陣営に属するセオ（CV:江口拓也さん）、アリア（CV:悠木碧さん）、ルーガル（CV:子安武人さん）、シュッド（CV:石田彰さん）などの魅力的なキャラクターが圧巻のストーリーを展開。

このたび、10月31日のハロウィン企画として、本作に登場するキャラクターをアイシングクッキーで再現してみました！　今回、ご協力いただいたのは、Y&Csweetsの高橋洋子さん。千葉のレッスンルームを中心に、お菓子のワークショップをはじめ、キャラクターを扱う企業からの依頼も数多く手掛けています。

本稿では、ミニキャラのアイシングクッキーが出来上がるまでの過程をお届け！　可愛すぎるミニキャラたちは、いったいどのようにして作られたのでしょうか？

▲今回は、こちらの4つのイラストをアイシングクッキーで再現します！

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アイシングクッキーを作る前に
アイシングクッキー制作に必要なものは、下記の通り。どうしても近くのスーパーなどで見つけられない場合は、ネットショップなどで取り寄せられるそうです。

●主な道具
・パレットナイフ
・筆(食用に使えるもの)
・ハサミ(刃先が細いとベスト)
・コルネ
・スプーン
・爪楊枝
・カップ

●主な材料
・水
・食紅、食用竹炭パウダー
・キルシュリキュール(アルコール度数の高いウォッカやジンでも代用可)
・アイシングクリーム(卵白と粉砂糖)
・クッキー
・トレース用の台紙
・新品の綺麗なクリアファイル


なお、下準備としてキャラクターの型をとったクッキーを用意します。こちらは、イラストを紙に印刷してクリアファイルなどに挟み、身体のシルエットに沿ってペンでトレースしてカット。クッキーの型を作ります。

☆型はクッキー上で描きたいイラストのサイズよりも、数センチ大きめにトレースしましょう。アイシング作業の前日に作って当日までに出来上がっていればベスト！

1.アイシングの準備
まずはキャラクターを描くためのアイシングを作ります。アイシングは、粉砂糖に卵白を加えてよく練ったものです。そのアイシングクリームを適量パレットナイフに取り、まな板などの上で混ぜながら色をつけていきます。（専用のフードカラー、食用の竹炭パウダーなどを使用）

　
その後、水を加えてアイシングを少し柔らかめに調節。この時は水っぽくなりすぎないように注意が必要です。とろっとしたクリーム状がベストです。

　
制作にあたって、用意しておきたいアイシングは3種類。2や4で、キャラクターの縁取りやラインを描くために使用する、少し固めのアイシング。5でアイシングを乗せるため、クッキー上に塗る少し柔らかめのアイシング。キャラクターに色を塗るため、上記2種の中間くらいの固さのアイシングです。

　
2.キャラクターの縁取り
以上の手順で使いたい色をすべて作り、コルネに詰めたところで、クリアファイルの中にカラーコピーした台紙を置き、黒いアイシングで輪郭をなぞります。

☆コルネの先端を数センチ浮かせながら、テンポよく進めることが重要！

　
なお、今回のスプリやマンモン伯爵のように、丸い部位が多いキャラクターは難易度が上がるのだとか……！

　

3.キャラクターの色塗り
キャラクターの輪郭を描き終わったら、次はその輪郭の中にアイシングを流し込みます。もし、はみ出してしまっても、爪楊枝で修正できるので焦らず慎重に。顔のパーツや髪の分け目、模様などは後ほど描き足します。

☆描きたいキャラクターの色の使用量を鑑みて、事前にアイシングを作っておきましょう

　
すぐに隣のパーツを塗ると色が滲んでしまうことがあるので、離れたパーツを飛び飛びに塗っていけるとベスト。

　
4.顔など各部位の縁取り・色塗り
全体的に乾いてきたら、仕上げに顔のパーツや模様などをフリーハンドで描きます。ここで間違えた場合、大きく修正はできないので、お気を付けください……！

☆アイシングを乗せてから作業すると、失敗したときにクッキーが剥がせないので、アイシング単体で作業します

　
キャラクターにもよりますが、細かなグラデーションや装飾、模様などにこだわると、よりハイクオリティに！　こだわり続ければどこまでも追求できますが、その分ハードルも上がっていきます。

☆もし目のハイライトや髪のツヤを出したいようなキャラクターの場合は、筆で塗っても良し！

　
現状ではアイシングが固まり、色分けされた境界線上が埋もれているので、再び線を付け加えておきましょう。線が浮き上がることによって、キャラクターの立体感がアップ！

　
5.完成したアイシングのパーツを剥がす
１日以上完全に乾かしたパーツをそっと下絵から剥がします。スプリの足など小さな部分はパーツで作ると壊れやすいため、クッキー上で直接作業した方が良いでしょう。

　
6.仕上げ
最後は、キャラクターのシルエットの形になっている土台のクッキーにベースのアイシングを塗っていきます。数ミリの余白を残して内側に固めのアイシングでアウトラインを引き、柔らかいアイシングを筆を使って塗っていきます。

乾いて剥がしたキャラクターのアイシングのパーツを、先ほど塗った白いアイシングベースの上に、乾かないうちにのせます。

そのまま半日以上完全に乾かして、完成です。

　
完成！
クッキーの加筆・修正が終わったら、いよいよ完成です！　先生の手腕もあって、寸分違わずイラストをアイシングクッキーで再現することができました！

どれも食べるのがもったいないくらいハイクオリティです……！

先生に感想を聞いてみました！　
最後に、アイシングクッキーを作り終えた高橋さんにインタビューを実施！　初心者がアイシングクッキーを作るにあたってのポイントや、今回の感想をお伺いしました！

──本日はありがとうございました。まずは作り終えた感想をお聞かせください。

高橋洋子さん(以下、高橋)：今回はみなさんがやりやすいと思う方法で作りました。塗り絵やイラストを描く感覚で作れるところは面白いですし、みなさんにも挑戦していただけたら嬉しいです。

あと、作っているとキャラクターに愛着が湧きますね(笑)。特にマンモンやスプリなど、ゆるいキャラクターは可愛いですし、個人的に好きなので。

　
――初心者の方に注意してほしいポイントはありますか？

高橋：水の加減が重要になるので、調節するところがポイントになります。クッキー上に塗ったアイシングは少し水分が多めなので、それをイラスト用に使うと色が滲んでしまうんです。

なので、縁をとっていたものと、流し込んでいたものの間くらいがちょうどいいですね。固さと色合いを注意しながら作っていただきたいです。


――線を引くコツを教えてください。

高橋：「迷いなく」です！(笑)　迷っていると速度が落ちて線がブレてしまいますし、早すぎてもアイシングが途切れてしまいます。アイシングも、形が残るくらいの固さだと伸びがいいんですよ。

基本通りのレシピで作れば上から吊るしても途切れないので、本番にいきなり書くのが難しい場合は、クリアファイルや何もないクッキーで練習してみても良いかもしれません。

　
いきなり描くとなっても難しいですし、アイシングを出す練習をやっておくと、慣れてから本番に臨めると思います。

「絶対にこうしなきゃいけない！」と気を張りすぎず、きっと出来上がったら可愛いと思いますし、ラインがズレていてもフォルムで可愛いと思うので、最初はそこまでこだわらなくてもいいと思います。

　
――ちなみに一番難しかったキャラクターは？

高橋：黒騎士［グラムス］ですね。微妙なグレーの違いも難しかったですし、えんじ色のようなグラデーションも普段はあまり作らない色合いでした。

どちらかというと、普段はスプリのような色を使うので、変わった色合いが少し難しく思いました。

　
──最後に読者の方へ向けてメッセージをお願いします。

高橋：アイシングのクリームのレシピは私が出版している本にも載っていますし、他の先生方の間でも、ほぼ共通なんですよね。クッキー自体はそれぞれレシピがありますけど、アイシングはだいたい一緒なので、身近なレシピを参考にスタートしても良いと思います。

作っている時間も絵を描いている感覚で楽しいですし、何より作ったクッキーはとても愛着が湧きます。もちろん、自分で食べてもいいと思いますし、人にプレゼントしても良いと思います。相手の好きなキャラクターを作ってあげると、きっと喜んでくれると思うので、ぜひ作ってみてくださいね。

――ありがとうございました。

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応募期間：10月24日（火）～11月7日（火）

『黒騎士と白の魔王』ゲーム概要
タイトル 『黒騎士と白の魔王』
対応 OS iOS／Android
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■制作スタッフ
制作総指揮：谷 直史（『神獄のヴァルハラゲート』）
コンポーザー：景山 将太/下村 陽子
美術制作／アニメーション制作：STUDIO4℃（『ベルセルク 黄金時代篇』）
コンセプトアート：INEI,Inc.
ゲームモーション協力：トーセ

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