映画
『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』声優コメント&キャラまとめ

小山力也さん、上坂すみれさんら豪華声優出演の『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』キャラクター&声優コメント&場面カットを一挙ご紹介!

SF映画傑作『スターシップ・トゥルーパーズ』シリーズ第5作目となる劇場版長編フルCG映画『スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット』が2018年2月10日(土)に公開されます。

本作は、昆虫型生命体“バグ”と人類との戦争をポール・バーホーベン監督が描いた90年代を代表するSF映画シリーズの最新作。日本語吹き替えを、小山力也さん、上坂すみれさん、小野賢章さん、喜多村英梨さん、内田彩さん、寺島惇太さんの豪華声優陣が担当されます。

本稿では、そんなストーリーの要となるキャラクター情報と声優陣のコメント、場面カットをまとめてお届けします!


 

豪華声優陣からのコメントをご紹介!

━━収録を終えられた感想を教えてください

ジョニー・リコ役/小山力也さん(以下、小山):このような歴史のある作品に出演させて頂き大変光栄です。まず収録前に頂いた映像を見て、緻密なCG映像に驚きました。そして台本を読み終え、スタッフの皆さんが時間と情熱をかけて作られた大作に出演できることを嬉しく思い、収録を終えた今はやりがいを感じています。

▲ジョニー・リコ/CV:小山力也:<左遷された元将軍>歴戦の戦士にして連邦軍の元将軍。地球防衛圏内にバグの侵攻を許したことから、火星に左遷させられた。

▲ジョニー・リコ/CV:小山力也:<左遷された元将軍>歴戦の戦士にして連邦軍の元将軍。地球防衛圏内にバグの侵攻を許したことから、火星に左遷させられた。

ディジー役/上坂すみれさん(以下、上坂):吹き替えの経験はあまり多くないので緊張しました。ディジーは幻のようなキャラクターということで、どんな風に演じようか悩んだのですが、昔の素敵な恋人のままで現れたイメージで収録しました。

▲ディジー/CV:上坂すみれ:<死んだはずの恋人>リコの元恋人。勝ち気な女戦士だったが戦闘中に命を落とした。死後、20年を経てなぜかリコの前に姿を現わす。

▲ディジー/CV:上坂すみれ:<死んだはずの恋人>リコの元恋人。勝ち気な女戦士だったが戦闘中に命を落とした。死後、20年を経てなぜかリコの前に姿を現わす。

カール・ジェンキンス役/小野賢章さん(以下、小野):カールは何を考えているかわからないというキャラクターですし、表情も豊かな方ではないので、なかなか難しいなと思いながらの収録でした。あっという間に終わってしまったのですが、完成が楽しみです。

カルメン・イバネス役/喜多村英梨さん(以下、喜多村):私の声優人生の中でもこのようなフルCGアニメの吹き替えというのは初挑戦だったので、普段やっている二次元のアニメではなく、三次元の実写とも違う質感の映像に自分の声を乗せるという作業が新感覚でした。適宜の緊張をしつつ無事に終わってほっとしています。

エイミー・スナップ役/内田彩さん(以下、内田):1作目の実写版を知っていたので、てっきり実写の吹き替えをするのかと思っていたら3DCGで驚きました。こういう形で続編が作られるのはあまりないと思いますので、私自身も収録を楽しみにしていました。

トシ・ババ役/寺島惇太さん(以下、寺島):子どもの頃に観ていた作品だったのでとても嬉しい反面、セリフも大変多いキャラクターだったので「大丈夫かな?」と。不安で昨日の夜も眠れなかったのですが、収録が終わって今はホッとしています(笑)。

━━ご自分の演じられたキャラクターはどんな人物だと感じましたか

小山:リコは様々な経験をした歴戦の勇者ですが、完全無欠のヒーローではなく、ちょっとおバカな部分もある愛嬌のあるキャラクターです。そんなリコを演じていてもとても楽しかったです。

上坂:リコは本作の中では上官として部下を引っ張っていくという存在ですが、そんなリコに対等といいますか命令をしてみたり甘えて言うことを聞かせてみたりと小悪魔だなと思いました(笑)
それと火星にタンクトップ一枚でいるのがすごいなと(笑)。ごついスーツのリコとの対比が私は好きです。

小野:自分の素の部分を見せないというか、思っていることはあまり表現しないけど実はリコたちと同じように地球や火星を守りたいという気持ちは強く持っている人物だと思います。

▲カール・ジェンキンス/CV:小野賢章:<何かを企む超能力者>地球連邦の超能力戦略担当大臣。他人の心と交信する超能力の持ち主。スナップに反抗したため拘束される。

▲カール・ジェンキンス/CV:小野賢章:<何かを企む超能力者>地球連邦の超能力戦略担当大臣。他人の心と交信する超能力の持ち主。スナップに反抗したため拘束される。


喜多村:『スターシップトゥルーパーズ』が海外を含めて大変有名な作品なのは知っていました。かつ、カルメンというキャラクターはその中でもレギュラーというか毎回重要な役割をするキャラクターですが、本作では皆さんがこれまで観てきたシリーズから少し時が経って、彼女のポジションも変わっていて芯の強さや真面目さが実って艦長までになっている“ザ・キャリアウーマン”という役どころでした。

▲カルメン・イバネス/CV:喜多村英梨:<男勝りの敏腕女艦長>ジョン・A・ウォーデン号艦長。ハイスクールの同期であるリコやカールに、今も強い連帯意識を抱いている。

▲カルメン・イバネス/CV:喜多村英梨:<男勝りの敏腕女艦長>ジョン・A・ウォーデン号艦長。ハイスクールの同期であるリコやカールに、今も強い連帯意識を抱いている。


内田:頭が良すぎて常人離れしていて、若くして総司令官になったというとても重要なキャラクターです。でも裏で自分の映像を見ながら悦に入っているなんかを見ると、26歳らしい可愛いあるんだなと思いました。根っから悪い人ではないのかなと。あと泣きぼくろが可愛いですね(笑)。

寺島:立場的にはみんなをまとめる役ですが、あまり仕事ができないタイプというかオドオドしていて、バグと戦うときも一番ビビってるという部分がある意味親近感がわきました。もし自分がこの世界に行ったらこんな感じなんだろうなと思います。ただ、最終的にはトゥルーパーとして勇敢に立ち向かっていくところが、憎めないキャラクターでした。

━━本作の見どころ、オススメのシーンを教えてください

小山:もちろん、全部見どころです! 最先端のCG映像なので大量のバグが襲ってくるシーンなんかは、大画面で観たら面白いに違いありません。皆さんには是非、劇場の大きなスクリーンで体験して頂きたいです。でも僕はディジーと再会するシーンが一番好きです(笑)

上坂:20年も前から続いている作品の新作ができるということは凄いことですし、その作品に参加できるのはとても嬉しいです。ディジーは旧作で死んでしまっているキャラなので、1作目で好きだった方はぜひ観ていただきたいです。

小野:バグが結構なスピードで襲ってくるシーンは「あんなのにやられたら最悪だな……」と思って観ていました(笑)。

喜多村:実は今回、本番以前にテストで仮収録をしたのですが、その時はカールとのシーンを一部を抜粋して演じました。そして今日、全体を通して演じたことで「あのシーンはこういうことだったのか!」と内容を理解しながらもう一度演じられたので、よりカルメンらしさが出せたのではないかと思います。

内田:バグとの戦闘シーンがすごくカッコいいですし、恐ろしいです。どうやって戦っていくんだろうと思っていたのですが、スーツに装備されたいろんな武器で戦ったり、集団戦だったり1対1だったり……いろんなバリエーションがあって楽しかったです。

▲エイミー・スナップ/CV:内田彩さん:<支持率命の総司令官>連邦軍最年少の総司令官。「人類史上最も聡明な女性」と言われているが、権力に憑かれた野心家でもある。

▲エイミー・スナップ/CV:内田彩さん:<支持率命の総司令官>連邦軍最年少の総司令官。「人類史上最も聡明な女性」と言われているが、権力に憑かれた野心家でもある。


寺島:リコがたった一人でバグと戦うシーンが凄かったです。さすがリコ大佐、人間離れしてて超強いな!と思いました(笑)。ババのシーンだと最初の戦闘でビビりまくってるところが、彼の性格を表していて可愛いなと思いました(笑)。
▲トシ・ババ/CV:寺島惇太:<火星育ちの補佐官>火星で生まれた、はぐれ小隊の一員。リコの補佐官を務めているが、ミスも多い。動画のアップロードが趣味。

▲トシ・ババ/CV:寺島惇太:<火星育ちの補佐官>火星で生まれた、はぐれ小隊の一員。リコの補佐官を務めているが、ミスも多い。動画のアップロードが趣味。


 

━━最後にファンの皆様へメッセージをお願いいたします

小山:一生懸命演じさせて頂きましたので、日本語吹き替えならではの楽しさを感じて頂ければ嬉しいです。是非ご家族やお友達を誘って、みんなで観に来て頂ければと思います。

上坂:元からこのシリーズが大好きという方はもちろん、初めて観るという方の中にはシリーズが始まった頃にはまだ生まれていないという人もいるかもしれませんが、初見でも圧倒的な映像の力と素敵な吹き替えで楽しめるエンターテイメントな作品になっております。SFやアクションがお好きな方はぜひご覧になってください!

小野:登場人物の表情もすごいリアルで一瞬「実写かな?」と思ってしまうようなシーンもあって、ぼく自身も完成した作品を観るのがとても楽しみです。皆さんもバグの恐怖との戦いにパニックになりながら楽しんでいただけたらと思います!

喜多村:カルメンという個性的ではなく優等生というか真面目なキャリアウーマンという正統派なヒロインを演じることができて光栄です。他のキャストさんも豪華ですし、この作品はカルト的な人気を誇るシリーズなのでエキサイティングな作品に参加できたことをうれしく思っています。大画面の劇場で一緒に楽しみましょう!

内田:シリーズ5作目、映画化20周年ということでファンのみなさんはずっと待ちにしていたのではないかと思います。豪華なキャスト陣で吹き替えをしていますが、今回その一員になって作品に携われたことを光栄に思います。シリアスなシーンもありますが、“クスリ”と笑えるシーンもあったりと盛りだくさんの内容でどなたでも楽しめる作品になっています。虫が苦手な方も楽しんでいただけると思いますので(笑)、ぜひ大スクリーンでフルCGの映像を楽しんでいただければと思います!

寺島:前作から繋がっている部分も多少ありますが、本作だけでも十分に楽しめる作品になっています。今回観ていただいて気になった方は前作シリーズもチェックしていただいて、よりスターシップトゥルーパーズの世界観を楽しんでいただければと思います。劇中に伏線もありましたし、一個人としても続きが気になりますので、ぜひ続編を作っていただきたいです。虫に襲われる恐怖を共に味わいましょう(笑)。

公開前にストーリーと併せて場面カットをチェック!

地球連邦の植民惑星として多くの人類が移住し、20数年を経た火星。連邦軍がメディアを統制する地球とは異なり、そこではリベラルな思想が一般化しており、市民の多くは対バグ戦争に反感を抱いていた。連邦軍の歴戦の猛者ジョニー・リコは左遷させられるようなかたちで、この星の軍基地に赴任し、新兵の訓練に当たっていた。

だが、火星生まれの新兵たちは緩い環境で育ったせいか、やる気はあってもミスが多く、いつしか“はぐれ小隊”と名づけられ、戦闘シミュレーション訓練で失態を演じてはリコを呆れさせている。一方で、生粋の機動歩兵であるリコはこの平和な星での任務の中で、自身を見失いかけていた。

そんなある日、火星にバグの大群が出現。交戦地帯から離れ、バグが存在しないはずの火星に、いったいなぜ?――そんなことを考える間もなく、リコとはぐれ小隊は否応なしに対バグの最前線へと放たれる。

その裏では、地球連邦軍総司令官エイミー・スナップの陰謀がうごめいていた。

リコの同期生で、他人の心に入りこめる超能力を持つ情報部司令官カールは、いち早くこの陰謀を嗅ぎ取り、同じく同期のジョン・A・ウォーデン号艦長カルメンを通してリコに伝えようとする。



その頃、火星は壊滅状態に陥り、リコとはぐれ小隊は連邦からの救援が望めない絶望的な状況下、ハードなサバイバルを強いられていた。はぐれ小隊を守るためにバグの大群に立ち向かい、脱出が遅れたリコは砂漠に、たったひとりで取り残され、気を失ってしまう――

目が覚めたとき、目の前にいたのは戦闘で死んだはずの恋人ディジーだった。
果たしてその先に待つのは救済か、地獄か――!?



スナップが火星に設置された核爆破以上の破壊をもたらすクオンタム爆弾(Q爆弾)で、バグこと火星を吹き飛ばそうとしていること。そしてその爆弾は砂漠にそびえ立つ、テラフォーミング・タワーに設置されていること。

ディジーに叱咤激励され、死力を振り絞って、リコはバグと戦いながら、タワーへと向かうが、バグの群れは増える一方で、倒しても倒しても終わりが見えない。疲れ果てて、もはやこれまでと思われた時、リコを助けたのは、はぐれ小隊の面々だった。

隊長リコの統率の下、再びひとつになるはぐれ小隊。ミッションは、Q爆弾の起爆を止め、バグの大群を命ある限りせん滅すること。タワーのゲートに陣取った彼らは、その死守を誓いバグの群れに立ち向かう。果たして、火星の運命は? リコとはぐれ小隊に勝機はあるのか?







 

作品情報

スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット
2018年2月10日(土)全国公開
配給:KADOKAWA  

はぐれ小隊VSバグVS連邦軍、火星を制するのは誰だ!
舞台は地球の植民惑星となった火星。戦争とは無縁のこの星で、歴戦の猛者リコは“はぐれ小隊”と呼ばれる落ちこぼれ新兵の訓練に当たっていた。だが、平和であるはずの火星に、突如バグの群れが出現する。背後には、地球の総司令官の陰謀が潜んでいた。戦士の自我を取り戻すため、そして火星を守るため、リコははぐれ小隊を率いて立ち上がる。先に待つのは救済か、地獄か――!?

小山力也/上坂すみれ/小野賢章/喜多村英梨/内田彩/寺島惇太/=LOVE
原題:STARSHIP TROOPERS: TRAITOR OF MARS
邦題:スターシップ・トゥルーパーズ レッドプラネット
監督:荒牧伸志 松本勝
脚本:エド・ニューマイヤー/プロデュース:ジョセフ・チョウ
エグゼクティブ・プロデューサー:キャスパー・ヴァン・ディーン エド・ニューマイヤー 鎌形英一
プロデューサー:西 雅太郎 橋本トミサブロウ
音楽:高橋哲也
制作:SOLA DIGITAL ARTS
企画・製作:Lucent Pictures Entertainment  Sony Pictures Worldwide Acquisitions
配給:KADOKAWA

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